キャリア浅めの作家さんを積極的に読んでいく『発掘王への道#2』です
今回からは作家さん紹介的なこともやって行こうという意向です
ダジャレです
塚田浩司さんは、今年40歳で、本作『コイのレシピ』で本格的に小説家デビューしたとのこと、なんと長野県千曲市「柏屋料理店」の7代目当主という経歴の持ち主で、
...続きを読む三姉妹のお父さんとのことです(わいと一緒や!)
「柏屋」さんはなんと江戸時代から続く老舗の料亭で、信州の食材を用いた料理が売りなんだそう
そんな、異色の経歴の持ち主が書いた物語はもちろん料理がテーマ
調理の過程や料理の描写はさすがと思わせるものがありました
物語は「和食の甲子園」とも呼ばれる舞台を目指すこととなった、アイドル志望だった女子高生と料理上手なイケメン男子高校生の悪戦苦闘を描いています
『コイのレシピ』のコイは鯉と恋をかけてるんだろうなぁ…と思わせておいて…その通りというダサさw
でもこのダサいタイトルがいいのよ
このダサかわいいタイトルは狙ってやってるんだろうなっていう
そして、中身も信じられないくらいベタ、ベタベタな頑張る高校生二人
そして周りの人もみんないい人!
ごめんがっつりネタバレになっとゃうけど、悪い人一人も出てきません!
そして、ワタクシこういうベタで、いい人ばっかり出て来て、ハッピーエンドの物語は高評価なのです
単純なオトコなのです
単純さが売りの三姉妹のお父さんとすれてない高校生にオススメの物語でしたよ!
じゃあいつもの掛け声で締めたいと思います!(いつ決まったのか?)
せ〜の
「はっくつ!はっくつ!(小川直也の言い方で)」