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2011年3月11日、東日本大震災が発生! かつて阪神・淡路大震災で被災して、再建を果たした神戸の中華料理店。そのアルバイト店員・清美は気仙沼近くの出身で、実家とまったく連絡がとれない。店主の長男・勇太は、トランペットのオーディションを諦め、彼女を実家に送るため、支援物資を載せたバンを走らせる。なんとか彼女の故郷にたどり着くが…。復興の思いを込めて綴る長編ロードノベル。
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Posted by ブクログ
東日本大震災の後、人探しと物資を運ぶ為に被災地に行く話。 こんな形での震災を小説に表す方法があるんだなぁと思った。 震災直後の被災地の様子が伝わってきます。 小説というよりドキュメンタリーに近い感じです。
東日本大地震の被災地に、神戸からバンで向かった主人公たち。支援物資を届け、行方不明の家族を探し、避難所をまわる。高嶋哲夫氏と言えば、シリアスな長編というイメージだったが、本作は主人公達がちゃらく描かれているためか軽く感じられた。
東日本大震災の直後に、神戸から支援物資を載せたバンが走り出す。 神戸での震災の経験から、父親が持たせた魔法の箱が良い。 軽いタッチで描いているため、被災した側の気持ちがあまり伝わってこず、少し物足りなさも感じるが、若い方に読んでもらうのには良いと思う。
阪神淡路大震災を幼い時に経験した神戸在住の若者が、震災直後の東北に、宮城県出身の知人女性と支援物資をのせてバンを走らせる。 題材が題材だけに、もっとじっくり書き込んでほしかった気がします。 全体的に雑な印象で、ちょっともったいなかったです。
震災直後にメディアから「ボランティアはまだ入れる状況ではない」と繰り返し報道されていました。しかし、この本の主人公は無理やり入っていって活動され、それが感謝されるという事もあるのでしょうね。 もちろん、阪神大震災の経験を通して、それなりの準備をして、技術を持ったメンバー、そして心構え が必要なのはい...続きを読むうまでもありません。 ボランティアといっても、私がおこなっているものとは内容が大きく異なります。こういう世界もあったんだ と、知らされました。
あの震災が生々しくよみがえってくる。 ずーっとテレビにかじりついてた週末。 陸前高田に実家があるという同僚が泣き崩れていた月曜。
発生から1年半以上経っている、東日本大震災。 時間こそ経過しているものの、未だに多くの方が行方不明。 進まぬ、瓦礫処理。 この小説は、震災発生前からスタートします。 主人公は阪神淡路大震災を経験した青年。 この青年の実家は中華料理屋。 中華料理店でアルバイトとして働いている女子大学生は、 気...続きを読む仙沼出身。 発生直後から家族との連絡は絶ったまま。 阪神淡路大震災の時被災した、主人公の住む商店街は 即座に支援物資を東北に輸送することを決め、 女子大生を乗せて気仙沼へ向かおうとしていた。 ドライバーをする筈の主人公の父親は出発直前にぎっくり腰に なってしまう。 仕方無しに、主人公は気仙沼へ向かう事を決意する。 女子大生との2人旅だと思いきや、一人の男性も加わる事になり 3人で出発していく・・・。 実際に、被害が大きかった東北方面には、震災以降行っては いませんが、被災した方達の苦労、心労を丹念に取材して、 小説にしたという感じが色濃く出ている作品です。 ヒロイン役にあたる女子大生はもっとも幸運なパターンとして、 描かれていて小説であることを認識させられますが、 不幸の中にも希望はあるという作者のメッセージが感じられます。 地震大国、日本。 次に震災が起こるのことは予測されています。 しかし、それがいつで、どこで起きるのか、 それがどの程度の規模になるのかまでは予測されていません。 また、予測できない状況だそうです。 回避できないのであれば、被災を減らすには、 被災した場合はどう対処すべきなのか・・・。 震災直後には減災への取り組み、防災への取り組みが 意識され強化されました。 しかし、時間の経過と共に、減災意識、防災意識が薄れてきていると感じているのも事実。 もう一度、見直さねばと考えさせられた小説です。
自分もバンに一緒に乗っているような、疑似体験した気分になれる。3月11日、色んな事が変わってしまった。街や風景だけでなく、考え方なども違ってきたのではないだろうか。あの日にわかったこともいくつかある。阪神大震災は、私たちにとって身近な出来事だったが、他の地域の人たちには「遠い場所」でのことだった。あ...続きを読むの経験があるからこそ、勇太の父親の気持ちがよくわかる。中華料理店のアルバイト店員、清美の実家である気仙沼を目指す勇太と清美、そして同乗した高橋と自称カメラマンの加藤。紆余曲折を経て辿り着いた場所は、全く変わり果てていた。清美の家族は無事なのか?!小説でありながら、ドキュメンタリーを見ているよう。あの日そえぞれの3月11日があった。
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高嶋哲夫
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