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-親のいいなりに医師を目指していた高校生の秀星は、長く続く人生に嫌気がさしていた。そんな彼のもとに、一通のメールが届く。 「この夏を最後に、病気で死んでしまう女です。私と暮らしてくれませんか?」 メールの送り主・笹音が患う“白砂病”は、徐々に身体が石化し、命を落とす不治の病。そしてそれは、傍にいる大切な人の命をも蝕んでいく。 好きになって距離が狭まるほどに死が近付く二人の恋。その恋の果てに、思いがけない未来が待っていた――。
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3.6どうして、こんなにがんばってるんだろう。 大学卒業後、地元の携帯ショップで働いていた紗耶加は、息苦しい毎日に嫌気がさし、上京することを決心する。派遣社員ながらも新しい職場で充実した生活をスタートさせた。しかし、半同棲することになった彼氏の自分勝手な言動に違和感を抱きはじめる。幸せってなんだろう。仕事と恋愛の狭間で揺れる紗耶加を救ってくれたのはカメラだった。やがて紗耶加の撮った写真が雑誌編集者の目に留まり、彼女の運命は大きく変わっていく――。 ※本書は、二○一四年九月に小社より刊行された単行本『砂に泳ぐ』を改題し加筆・修正の上、文庫化したものが底本です。
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-夏を通過した16歳の彼女は、 もう以前の彼女ではない。 16歳の高校生。母親の反対を知りながら 彼女は海辺の店でアルバイトを始める。 学校や家庭という枠の外に出て、もう少し広い世界に触る機会だ。 そして、その時は突然にやってくる。 21歳。何よりも波乗りを愛する男。 彼女もまた、波に乗る。体も、気持ちも。深い歓びとともに。 波は、いつまでも続くわけではない。 波が去った後の悲しさを知った彼女は もう、あたらしい彼女だ。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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-二転三転する日米合弁事業の攻防の行方は! ファミリーレストラン業のサマリン社員山崎和也は、砂漠のまん中にあるアルバカーキ-に到着した。アメリカ大手のレストランチェーン、ジョーンズとの合弁事業を進めるために、現地法人の社長井上恵子と交渉に臨んだ。社長の吉村の意を受けた和也に、この件は吉村と対立する副社長の境が進めていることがわかってきた。 副社長グリンスタインは、最初の交渉でジョーンズの日本でのフランチャイズ権の買い取りやジョーンズ買収などをほのめかせ、和也を慌てさせた。 その後の合弁交渉は、総論ではまとまるものの進展しない。 そして、サマリンの同僚が寝返ったのではという疑惑が起こり、次いで吉村が権利を持つ米国現地法人が、名前を他人の物にすり替えられていた。 本当のところは何が起こっているのか? さらに、和也にはアメリカにいる別れた妻と娘に会うためにも、この合弁交渉を成功させたかった。 しかし、事態はさらに大きく動き……。 いよいよ、ジョーンズ会長との直接交渉が行われることになった。 会社は誰のものか?男が守るべきものとは? 今年度の日経小説大賞の受賞者による、国際色豊かな経済小説。
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-真実の愛を求めて、男から男へとわたって歩いた女優・彰子が、払わねばならなかった代償は、あまりにも大きかった。彼女を捨ててアメリカへ去った第1の男・大滝のあとに現われた第2の男・石垣は、戦争で受けた心の翳をいつまでも暗くひいている男であった。彰子から捨てられたと思った石垣は、自殺。傷心の身を岐阜の実家へと戻った彰子の前に現われた第3の男・朝吹は、アル中の病身であったが、彰子との愛に男としての再起なるかとみえた。が、二人の間に横たわる壁は厚かった。そして、女優として舞台復帰を夢みる彰子……。現代女性の一面を、多彩な筆で描く、石原慎太郎の傑作長篇。
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4.6放送局のディレクターを辞した葛原順は、三五歳にして初めて臨時採用の中学の先生になった。受け持ったクラスは、一筋縄ではいかない生徒たちが談論風発。陳腐な価値観の押しつけ、型通りの授業などは即刻一刀両断に。周囲の教師は、「札付きですから厳しく締め付けないと…」と繰り返すばかり。あらかじめ生徒を偏見でみることだけはしないという信条を頼りに、葛原は素顔の生徒に向き合う。だが、丸刈りに反対して学校に通わない少年、一切口をきかない少女、そして神経症の闇に沈む妻透子の存在が、葛原に大きな問いを投げかけていく。子供から学ぶことの大きな可能性を伝える感動の小説。
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4.1沙に覆われてしまった世界。人々は何よりも安定を目指すようになっていた。 安定した仕事で稼いで、機械で娯楽を享受して、どこに遠出することもなく、安全で、快適な、この街で、ささやかな幸せが至上。 それでも音楽が好きな少女・ロピは第9オアシスでパパと二人で暮らしている。親友のエーナや周りの大人に反対されながら、自分の音楽を追い求める。 特にやりたいこともない少年・ルウシュは、母と同じ気象予報士になるため日々勉強していた。いっぽうで好きなことに一生懸命な友人に劣等感は強まり、夢中になれることを探しはじめ…… 青春小説の旗手が将来に悩むZ世代に捧ぐ、傑作のディストピア長編。
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かわいいだけじゃないスヌーピー。実は哲学的で面白い! スヌーピーコミックが連載開始した記念すべき1作目も掲載している、50年代のベストコミック集。初めてスヌーピーコミックを読む人にぴったり。
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ピーナッツコミックは、90年代になると、不器用なチャーリー・ブラウンがなぜかモテ期に突入!? 3人の女の子の間で気持ちが揺れ動き、悩みは増える一方…。そして、ついに感動の最終回を迎えます。
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初めて読む人にぴったりのスヌーピーのコミック集。哲学的だったり、生意気だったり・・・かわいいだけじゃないスヌーピーを堪能できる! クスッと笑えるスヌーピーコミック。谷川俊太郎の新規訳しおろしも必見! スヌーピーコミックを初めて読む人に! 70年代よりぬきベスト集! かわいいだけじゃないスヌーピー。70年代は、ピーナッツの歴史の中でも、一番変化に富んだ面白い時期です。ウッドストックやリラン、マーシーの登場など、個性的なキャラクターが増えたり、「ジョー・クール」や「フライング・エース」など、スヌーピーの定番変装シーンもたくさん! 相変わらず気の弱いチャーリー・ブラウンを尻目に、スヌーピーの態度が横柄になっていくところに笑いが止まりません! 50~90年代の各年代ごとにセレクトしたコミックが毎月1冊ずつ発売されているので、ぜひコンプリートしてください!
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3000本を超える60年代のコミックから、面白いものを厳選して172本を紹介。かわいいだけじゃない哲学的なスヌーピーのコミックは、ファンならずとも、クスッと笑ってしまう。スヌーピーコミックの決定版。60年代は、小説家やフライング・エースなど、定番変装シーンがたくさん登場して、変化に富んだ面白い時期。見逃せない1冊です。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 80年代で注目すべきポイントは、スヌーピーに無償の愛を捧げるチャーリー・ブラウンと、全く意に介さないマイペースなスヌーピーという2人の微妙な関係。なんとも切なくて面白い!
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4.3吹雪のテントで発見された若い夫婦の遭難死体。夫の体の上には小さな雪ダルマがいくつも載せられており、妻は夫の切り取られた小指を握っていた。この異様な状況が語る事件の真相とは?(「スノウマンの葬列」) 密室で発見された大学生の死体。四人の容疑者は部屋の鍵を持ちえた者のアリバイは成立し、唯一アリバイの無い一人は絶対に鍵を持ちえなかった。密室はいかに完成されたのか?(「三分の一の密室」) 行き倒れた身元不明の男性。それと時を同じくして各地で発見される遺伝子情報めいた謎の文字列が伝えるメッセージとは?(「セントラルドグマ」)。 冷蔵庫に閉じ込められて死んだシェフ。何者も出入りした痕跡の無い現場で発生した殺人事件の真犯人とは?(「冷たい棺」) 相談に訪れた依頼人がスタッフ全員の前で毒殺死! それぞれが疑心暗鬼にかられながらたどりついた驚愕の結末とは?(「初めては毒殺」)。 安曇野市の謎解きコンサルタント「オフィスレイヴン」に持ち込まれる数々の不可能犯罪に女性所長・真々部律香が挑む――新たな名探偵、ここに誕生! 島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作家が放つ、本格推理の醍醐味満載、豪華な連作短篇集。
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-前向きに生きていく女性の姿を、 精緻な筆致で描いた珠玉の短編小説集。 【スノードロップの花束】 地方の建設会社で総務課長として働く穂波は、 カナダから来た10代の姉弟を自宅に2週間ホームステイさせることになった。 彼らと関わるうちに学生時代の記憶がよみがえり、今までの人生の折々を振り返る。 2週間が過ぎて仕事の新しい局面を迎えたとき、穂波は次の選択を迫られていた——。 【マドンナの娘】 若い頃「マドンナ」と呼ばれた美人の母を持つ美琴は、父親似と言われることが悲しかった。 やがて自分のアイデンティティを見つけて社会人になった美琴は、 絵画教室に通い始め、成り行きで誕生祝いをしてもらうことになった。 自分の弱みを告白するというゲームを通してお互いの家庭や経歴を知り、美琴には思いがけない展開となる。 【真夏の落果】 5歳年下の弟の諭が急性骨髄性白血病で入院し、 布由子は自分の生活に追われながらも東京へ度々見舞いに行く。 頼みの骨髄移植はかなわず、別れた妻子との関係性にも苦しむ諭は沙織に支えられて闘病を続ける。 最先端医療の一端に関わる仕事に就いていた諭の運命は希望と失望に揺れ、布由子は奇跡を願うが……。 <著者紹介> 河辺 理埜(かわべ りの) 1959年長野県生まれ。 短大卒業後40年の地方公務員生活を経て、60歳から通信講座で小説の初歩を学んだ。 初めて完成した作品が「スノードロップの花束」。 3作品は少しずつ色合いが違うが、いずれも地方で働く女性が、 出逢いや別れ、迷いや悲しみを経験しながら自分らしく前を向いていく姿を、日常の風景の中に描いた。
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3.810年後に思い出す。そんな日は突然やってくる。 『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『湯気を食べる』がロングヒット&話題沸騰!! ままならない人生に巻き起こる、心ざわつく悲喜こもごも――。 エッセイで日常のシーンを鮮やかに切り取り掬い上げてきたくどうれいんが描く、風味絶佳な初の小説作品集。 「そうだ。この間、酔って穴掘ったんだよ」「穴?」「どこに」 高校時代からの三人の友情は、公園の穴に吸い寄せられてゆく。(「スノードームの捨てかた」) 「いいんだよ、バイキングって『ご自由に』って意味なんだから」 同じヨガ教室に通う美女・ようこさん。彼女の“秘密”を知った私は――。(「鰐のポーズ」) 「どういうことですか」「こういうことです」 別れた恋人との指輪の処分に迷うまみ子が出会った、しゃがみ込む男。(「川はおぼえている」) 「すみません相席いいですか」 美術館の監視係をするわたしに舞い込んだ恋の予感、のはずが……。(「背」)」 「なにか直してほしいところ聞きたい、時間つくるから、つくって」 ――結婚目前の彼女からの不穏な質問。(「湯気」) 「あら、じゃあもう決定だ、正解だ、運命だ」 仕事を辞め、虚ろな毎日で見つけたのは、一枚の祖父の絵だった。(「いくつもの窓」) 思ってもみなかった。こんなに心ざわつく日がくるなんて。 くどうれいんが描く傑作6篇。
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3.0戦いは何も生まず、悲しさだけが残り、国はただ荒れ果てていく――。誰もが穏やかで豊かに暮らせるように、戦国時代を文字通り終わらせた者たちがいた。かつて美濃の国と尾張の国の境目、木曽川の支流である二似見川のほとりにあった<いよの国>。その豊かで閉ざされた地には、争いがなく穏やかで豊かな<素晴らしき国>を造るための礎となる人材が育てられていた。そこで育った智慧と力と様々な能力に長けた者たちは、<素晴らしき国>を実現できそうな、国を治める強い力を持った者の元に送り込まれ、その手助けをする。たとえば、織田信長に嫁いだ女や明智光秀のように――。
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-1919年。在りし日の広島。物産陳列館にまつわる失われし物語。 作家米田淳一の舞台はSFと鉄道だけではない。凝縮された膨大な薀蓄、魅力的なキャラクターによる軽妙な掛け合いは、歴史浪漫にもその才を発揮するのだ(ノベルジャム・チームH担当編集波野發作談)。 1919年。大正8年の頃はあまり後世で注目をされている年代ではない。しかし、変わらず人は営み、世は移り変わっていく。広島がまだHIROSHIMAではなかった頃の、あったかもしれない、いや、あったはずの物語がそこにはあったのだ。 改造社社主・山本実彦、小説家谷崎潤一郎、同じく芥川龍之介は、取材と称して訪れた広島で、林芙美子と珠子の二人の女学生と出会う。そして、若干の下心もあったその会合で、三人は思わぬ展開に肝を冷やす。触らぬ神に祟りなし。触ってしまえば災い転じて福となす。アインシュタインもユーハイムもヤン・レツルもヴィトゲンシュタインも伊藤博文も知らないワンデイエピソード。それは切り取られた広島のユリシーズ。 NovelJam 2017 米光一成賞作品
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3.9選ぶべきは愛か、大儀か――。 第二次大戦時、混沌する運命に翻弄される男女の愛憎を描く、 究極の歴史サスペンス! 1940年、太平洋戦争前夜の神戸。満州事変以降、国内外で不穏な空気が漂う最中、福原聡子は仕事で満州へ赴いた貿易商の夫・優作の帰国を待ちわびていた。しかし、帰国後の優作は人が変わったようで、憲兵隊からも目をつけられ始める。満州で何があったのか、夫は何を隠しているのか。優作と家庭の幸福を守るため、夫の秘密を探る聡子が目にした驚愕の真実とは――? 演出・黒沢清、作・濱口竜介、野原位、黒沢清による、蒼井優、高橋一生出演のNHK BS8Kドラマ「スパイの妻」(2020年6月放送予定)、渾身の小説版。
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-総移動距離1000キロ!費用総額10万円!平成最後にして最低の恋物語! 2018年5月、webサイト「日刊SPA!」にある体験記事が掲載されると、瞬く間に拡散され話題となった。その記事名とは、「坂口杏里をデリヘルで呼んだ男、涙の全記録…会話から驚愕サービスまで」。ナント、彼女に会う(プレイする)ためだけに、千葉から勤務先のデリヘルがある神戸まで(費用は友人から借りて)駆け付けた男がいるという・・・ webでは語られなかった「その後」も完全収録 ※本書はwebサイト「日刊SPA!」に2018年5月29日に公開された記事を電子書籍化したものです。
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-『一人でだって、輝ける』 人と関わることが苦手な高一の少女・舞。一人でステージに立つことを夢見て、中学時代のトラウマから、競技ポールダンス部設立を目指す舞だったが、周囲は猛反対。部設立を認可する条件として、“大会入賞”を言い渡されてしまう。しかも、過去に暴力沙汰を起こし停学していた問題児の先輩・郁斗とダブルスを組むことになり――!? 自分を好きになれない少女と少年たちの熱い青春成長ストーリー、開幕!
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3.01レース1分50秒、賞金最高額1億円――水上の格闘技、ボートレース。ある事情からレーサーの道を選んだ若手選手・渡来陸は、デビュー戦でフライング事故を犯して以来、スランプに陥っていた。しかし、彼のファンを名乗る女性・壱橋六花とのある一日の出会いを境に、かつての情熱を取り戻し、勝利を重ね始める。だが時を経て、彼の目の前に再び壱橋が現れた。新人女性レーサー……つまり、陸のライバルとして――!! 果たして彼女の思惑は? その超・攻撃的な走りの裏に隠された秘密とは……!? 水上に人生を賭けた二人の戦いの物語が今、幕を開ける。
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3.9♛2025年 本屋大賞ノミネート! 構想・執筆10年―― 稀代のストーリーテラーが辿り着いた 最高到達点=長編バレエ小説 「俺は世界を戦慄せしめているか?」 自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。 少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。 同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者―― それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。 彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。 一人の天才をめぐる傑作長編小説。 ♛読書メーター「読みたい本ランキング」月間1位(2024年2月2日〜3月3日/単行本部門) ♛今月の絶対はずさない!プラチナ本選出(「ダ・ヴィンチ」2024年5月号) ♛キノベス!2025 第10位 ♛第1回「あの本、読みました?」大賞第5位 ♛埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本第3位 史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した『蜜蜂と遠雷』や演劇主題の『チョコレートコスモス』など、 表現者を描いた作品で多くの読者の心を掴みつづける恩田陸の新たな代表作、誕生! ※電子書籍版には紙書籍版に収録されている「パラパラ漫画」と書き下ろし番外編二次元コードは付きません。 【目次】 I 跳ねる II 芽吹く III 湧き出す IV 春になる
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-父を「あなた」と呼ぶ娘が差し出す、スプーン一杯の光 不思議な短編である。不安定の中に 一時的にできたエアポケット、あるいは台風の眼、のようにも見えるし、 案外、これはこれでゆるぎない安定のようにも見える。 高原のコテージに複数の夫婦が集まり、その中で最も落ち着いているのは 14歳の少女であるように見える。彼女が「あなた」と呼ぶ男との関係は このあと果たしてどうなるのか、それはわからない。 お気に入りの紅茶を淹れ、スプーンに「ほら」とばかり 月を映してみせる14歳の心の中は誰にも予測できない。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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3.8中学受験があぶりだす、母のエゴと娘の闇。 良子は夫と小学4年生の娘・菜摘と暮らす、ごく平凡な主婦。何事にも消極的な我が子の性格に少々不満はあるものの穏やかな日々を送っていた。 優秀な娘を持つセレブなママ友・麗香は娘が赤ちゃんの頃から仲良しで、憧れの存在でもある。彼女の勧めで菜摘は中学受験に挑戦することに。麗香の娘・涼香と同じ塾に通えることに喜び勉強に励むと、菜摘は意外な才能を開花させ、39しかなかった偏差値をみるみる上げていったのだ。 我が子の可能性に舞い上がった良子は麗香に菜摘の成績をさりげなく自慢する。すると麗香の態度は一変、良子を無視し、ママ友とのランチ会で良子を貶める発言をするほどまでに。 私と仲良くしていたのは、愚かな母娘を見て優越感に浸りたかっただけ……。これまでの憧れと信頼の深さゆえに、そう悟った良子の反動は大きかった。麗香を見返す。成績を伸ばし涼香に勝つことこそ、菜摘の将来のため。決意した良子は娘に勉強を強い、その教育熱は次第にエスカレートしていく。やがてそれは思いもよらぬ悲劇を招くのだった。 「どこかの家庭で今まさに起きているのでは」と思わせる、リアルな恐怖が読者の心に爪痕を残す衝撃作!
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-「私――普通の人類に戻ります」。その日、伝説のアイドルユニット・リリーズの國府田恵(こうだめぐみ)は、永遠にステージを去っていった――。一人残された愛星理咲(あいほしりざ)は、恵の行方を案じつつソロ活動を続けていたが、そんな彼女の前に、恵の居場所を知るという少女が現れる。少女の狙いは何なのか。そして彼女たち「アイドル」の正体とは……? 『なめらかな世界と、その敵』の著者が贈る、新時代のSFアイドル小説! カバーイラスト:掃除朋具 ※本作品は「小説すばる」2020年6・7月合併号掲載の中編小説を電子書籍化しました。
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3.9榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も“幸せ”を感じたことがないらしい。なぜなら“幸せ”を感じた瞬間、死神は……「幸せな死神」。池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら<小吉人生>と称して楽観視していた。一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ……「貧乏神の災難」。人は時に、感謝したり、絶望したり、大事なものを見失いかけたりするもの。そんな人々の前に現れる神様の「意外な目的」が胸を打つ。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者が紡いだちょっぴりひねりを利かせた短篇集。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たとえ叶わなくても、一生に一度の恋だった。――140字で綴られる、一生忘れられない、たったひとつの恋。(以下、本文『ただ好きなだけなのに』引用)「別れよう」必死に繋ぎ止めていたものは呆気なく終わった。何が悪かったのかな。忙しい貴方の負担にならないようデートを我慢した。電話も減らして、気づけばLINEは一日一通に。全部貴方に合わせたんだよ。……わかってる、これが全部重いってことくらい。でも、それだけ貴方のことが好きだったんだよ。
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3.9※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さよなら。でも、この人を好きになってよかった。――140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。(以下、本文『別れの挨拶』引用)「またね」それが彼とお決まりの挨拶だった。また次の機会にね、そんな意味を込めて。互いに進路が変わっても、恋人ができても、いつだって次があると思ってた。でも。「ずっと好きでした」「ごめん、俺結婚するんだ」一歩踏み出そうとした日、彼との距離を誤って。その日最後の挨拶は「さようなら」
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3.8“愛のわからないかわいそうな子”そう言われたのは、ある雑誌の相談コーナーに援助交際をしていた事実を投稿したときのことである。夏樹は17歳のときからたくさんの男と寝ていた。好きでもない人、ただの友達、友達の彼氏、よく知らない人。そこに何を求めていたのか。当時の彼女には分からなかった。 27歳となった今、都内の書店で働いている。“愛”を探しに本へ迷い、書店で働くことを選んだ。しかし、今でも人間関係がうまく築けないでいた。寂しさを紛らわすため、既婚者や出版社の営業の男性と付き合い関係を持つ。だが、心の隙間は埋まらない。 ある日、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃する。大学教授の妻である彼女の家を訪れた夏樹は、高校生の息子・光治と出会う。学校でのいじめに耐えながら、気丈に崩壊家庭を立て直そうとする光治に、夏樹は強く心を惹かれていく。 援交、いじめ、荒れ、DV、セクハラ、主婦症候群……。現代のさまざまな問題に揉まれながらも、もがき進む力強い小説。
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4.0レオは、自他ともに認めるイケてる中学2年生。軽音部ではメインボーカルだし、運動だってできる。トークスキルもばつぐんだし、みんなが自分を頼ってくるのも当然だ。学校でひとりになることほど、こわいものはない。だから、一人でいることを気にしていない風の藍上が気になる。クラスのやつにこれ以上いじめられないように、藍上を軽音部に誘うが……。ちょっとしたことから、クラスの最下層に転落したレオ。自分といることで、人気者にしてやろうと、無意識に見下していた藍上にも去られてしまう。どうする、レオ!最後まで一瞬も目が離せない、ちょっぴり切なく、さわやかな読後感のYA小説! この本は、読み終わったら、必ず、読み返したくなる!
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5.0高校入学の春、杉野あかりが強引に誘われて入った部活は「スポGOMI部」。ごみ拾いや清掃が主な活動内容なだけに「面倒くさそう」と敬遠される部活だが、個性豊かな高校生5人が集まった。一方、犯人が捕まらず未解決のまま町を騒がせている「幼稚園火災事件」が思わぬ方向へ急転。あかりたちは事件の真相に迫っていく。ごみ拾いの全国大会「スポGOMI甲子園」の開催が近づくなか、部員たちの気持ちはバラバラ。果たして優勝できるのか? 青春の煌めきと価値転倒を描いた、予想を裏切るノンストップ「逆転」物語。
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-みんな、見ろ。はよ気づけ。おれは、元芸人・現清掃員。舞台を失った男に、夕焼けがスポットライトを落とす。 \ 岸田奈美・短編小説シリーズ、電子版限定刊行! / 【あらすじ】 元芸人の田所光は、今や団地の清掃員。かつてのようにスポットライトを浴びることが生きる理由やと思っていたが、今ではもう、誰にも見られへん。薄暗い階段の汚れを黙々と落とす毎日だ。 そんな田所の前に現れるのは、同僚の八野。要領も悪く、住人に絡まれてばかりなのに、なぜか楽しそうにゴミを拾い、落ち葉を掃く。その姿が、田所にはどうしても癇に障る。 やがて、かつての仲間との再会、自分の選んだ道と過去の失敗の直視。鬱屈した翌朝、八野が欠勤したことで、田所は彼の「秘密」を知ってしまう──。 【読者の声】 「どんな場所でも光を見つけられる強さにハッと。スピード感ある文章なのに、じんわり沁みる読後感が新鮮!」 「ギスギスした空気が、いつの間にか心を温める物語に。誰にも褒められない仕事に宿る力を感じました。」 「主人公の気づきの瞬間に胸が熱い。きれいごとではない優しさがリアルで、余韻も残ります。」 「情景と人物のコントラストが鮮やかで、自分の人生を重ねて読んでいました。短編だからこその濃さが心に染みる。」 多様な人のやさしさを描いてきた岸田奈美が、清掃業という人目につかない仕事の中にこそある光を見つめ、「人にスポットライトが当たる」という瞬間を描く。大きくはないけれど、確かな希望がそこにある。
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3.6「寂しい大人になりたくない」吉谷美鈴。 「馬鹿な大人になりたくない」雨宮達彦。 「ぼくは一体、どんな大人になりたいんだろう」と、本書の主人公・秋庭樹。 中学2年の4月、進路指導調査書を白紙で提出したことを、担任からとがめられ、樹は自分の将来について、否応なしに考え始める。 実業家である父親は、小さな建設会社を足場に、高利の貸付、土地の売買、レストラン・スナックの経営などで成功をおさめていたが、地元の人からはよく思われてない。 父が経営する店の一つ、トップレスバー〈フラワーヘブン〉の踊り子・ナンシーさんの踊りを見て以来、彼女のことが気になって仕方がない――。 幼なじみである、成績抜群なのにどこか冷めている達彦・病弱な母に変わって家庭をやりくりする美鈴。地方都市の小さな町を舞台に、中学2年生の幼馴染み3人組が、迷い、悩み、成長していく姿を瑞々しく描く。 文庫化を機に、19年ぶりに大幅改稿。5年後の3人を描いた中篇「フラワーヘブン」を特別収録。あさのあつこの原点ともいえる、傑作青春小説。
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-スポーツと気晴らしのほかに、何も必要ではない 君を喩えるならスポーツだ。君はほんの気晴らしだ。 もしそんなふうに男から面と向かって言われたら 実際にはほとんどの女性は腹を立てるかもしれない。 しかしそのスポーツも気晴らしも 人生においてそれ以上価値のあるものがない至高の存在だとしたら? いや、スポーツにも気晴らしにも「至高」は似合わない。 聡明な2人の女性と、たぶん女性たちほど聡明ではないが その女性たちから愛されている2人の男たち、その4人の物語。 歳月はあっという間に10年経過し、しかしこのベスト・ユニットは崩れない。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
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3.7わずかな油断や予想外のアクシデントなど、さまざまな理由で人は挫折を経験する。そんなとき、誰しも「もうおしまいだ」と、心が折れそうになるだろう。けれど、どんなときにも必ず光明はある。希望を捨てなければ――。 この物語の主人公は、いずれは日本を代表するバドミントン選手になると将来を嘱望された少年。しかし彼は、ある事故によって、スポーツ選手として致命的なケガを負ってしまう。誰もが絶望する中、彼自身は諦めなかった。 少年は奇跡を追って、再び走り出す。もう一度、空高く翔ぶために。
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