じょかい

じょかい

1,815円 (税込)

9pt

3.5

男はリビングでくつろいでいる。キッチンでは妻が夕食の支度をしている。幼い息子は冬でもないのにマスクをつけて、テレビ番組を見ている。男はキッチンへビールを取りに行く。妻の作っている料理に「美味しそうだね」と声をかけ「息子は風邪でもひいたのか?」と聞く。そしてふと気づく。自分たち夫婦に息子なんていただろうか? そして妻を見て驚愕する。誰だ、この女は? 日常が奇妙に歪む、戦慄のノンストップホラー!

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じょかい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日常がじわじわ崩れる不気味さと、黒いマスクの女や肉感的な『じょかい』が迫る恐怖が強烈。液体を貪る音、肥満化する男…生理的嫌悪感MAXで背筋凍る。終盤のゾッとする真相も最高でした

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    私はきっと、人間の力では決して抗えないことを叩きつけられるような、暴力的な恐怖(怪異)を定期的に摂取しなければいけないという病気持ちなんだと思う。(我ながら生粋のドMだな…)
    発作的に飛び込んだ書店にて購入。
    表紙イラストの目を引く不気味さと、分かりやすく尚且つその意味を知りたくなるタイトルに惹かれ

    0
    2021年03月16日

    Posted by ブクログ

    人の話を聞け!
    登場人物全員に対して思った一言。
    主人公の苦労は今の世の中によくあり共感しそうになるけれど、なんでそうするという行動が多くてもやもや。最後の展開が長々してた。

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    じょかい本体の描写がとても気持ち悪い。
    庭がゴミだらけになってたら近所から苦情とか来ないのか?もしかしたら文句を言って来た人も食っちゃった?
    知奈美にあんな逃げ方をさせるために2人の手首を紐で結んだのなら、作者底意地が悪すぎる。主人公もアホだと思うけど。

    0
    2024年11月25日

    Posted by ブクログ

    うぐぐ、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ちが悪い。

    女の怪物・じょかいと高音・低音を使い分ける二重人格の少年・祥太。
    平凡な日常を送っていた男達が、じょかいと祥太に関わる事で変貌を遂げて行く。

    豊満な胸を持つじょかい、その胸の先端にある穴から溢れ出す得体の知れない流動食を貪り食いつくし肥満化して行く

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    『口裂け女にご用心:あなたの身近に既にいるかも』

    表紙を見て、怪談っぽいホラーを想像していたが、怪談にグロテスクな描写を追加したような、食事前後には読みたくない本だった。次回はないかな・・・

    0
    2021年06月24日

    Posted by ブクログ

    前作「ぞぞのむこ」で謎の都市・漠市を通じて強烈な擬音を印象に残してくれた著者。今回は目に見えるような悍ましい食事風景をいきなり投下してくれます。徐々にあきらかになる題名の意味と生態はキモチワルイという表現しか思いつきません。前作と系統は似ていましたが、ずっと似たような怪異とキモチワルサが繰り返される

    0
    2021年05月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に嫌な気分になるけど
    ハッピーエンドと思えば救われるいい話かも。
    ただ時代背景に無理がある、
    コロナ前なら景気はいいし、33才なら再就職できる。バイトもオリンピック前なら土木の求人いっぱいあった。飲食もバイト経由で正社員もある
    どっちかと言うと氷河期かな。嫌な時代だった。
    やっぱりこの話はハッピ

    0
    2022年08月29日

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