井上宮の作品一覧
「井上宮」の「じょかい」「ぞぞのむこ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上宮」の「じょかい」「ぞぞのむこ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
不条理なんてものじゃない、まさに’奇’としか言い表せない怪奇小説。
素手で神経を引っ張られるかのような読み心地。
本作に登場する「漠市」という街は幻だとか人里離れた山奥だとかではなく普通に電車で行けて一応普通に人々も暮らしている街。
だからなのか、全くもって理解し難く得体の知れない怪異が巻き起こるにも関わらずどことなく既視感や身近さすら感じる街。
正直、この本を読み始めてからずっと頭が痛い。
家に持ち帰ってはいけなかったのかも。
どうでもいいがサブタイトルが『ギャグマンガ日和』のブルルさんみたいでちょっと笑ってしまう。
〈ぞぞのむこ〉 すべてのはじまり。呆気に取られているうちにあれ
Posted by ブクログ
呪われた街・漠市に関連する呪いの事件短編集。
「ぞぞのむこ」:謎の女が家の前に居て介助して家に泊めた次の日から公私とも絶好調になる島本。しかし前日後輩社員の矢崎と漠市を訪れており、奇妙な女の子に触れていた。家に入れたのはぞぞで島本が追い出すと公私が絶不調になり島本も崩壊。家がぞぞだらけになる描写が気持ち悪。
「じょっぷに」:万引き癖のある蕗子が漠市の文房具屋でハサミを万引き、それを目撃した大学の同級生矢崎に返した方がいいと言われたが逃げてしまう。捨てても戻ってくるハサミ。じょっぷにじょっぷにという効果音と共に友達や親を切り刻む蕗子。ぎゃーー
「だあめんかべる」:会社を退職し老人ホームに勤める田
Posted by ブクログ
小学生の子どもが、田舎町の古い習わしに抗う話。
序盤不可思議な現象、不可解な習わしだと思っていたものが、後半どういう理由で生まれたものなのか開示された時、点と点が繋がった感覚でとてもスッキリした。同時に、そのおぞましさにゾッとした。
子どもがひたすら酷い目に遭う(肉体的にも精神的にも)上に大人が大体どうしようもないので読んでいて大変ストレスだったが、とにかくストーリーと心理描写が良いので、結末まで見届けたくて久しぶりに夢中で読んでしまった。
大人のどうしようもなさに関しては「ザ・悪役」「基本まともだけどたまに無自覚・無理解が透けて見える」「関係性的な距離が遠いゆえの無責任さ」等々、とにかく