奥乃桜子の作品一覧
「奥乃桜子」の「【合本版】身代わり姫と呪われし賢者」「身代わり姫と呪われし賢者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
シュテファン(ルイーゼ)とハインリヒの危うい友情も気になったが、それ以上に事件そのものの謎解きや真相が気になって一気読み。
予想以上にしっかりミステリだったし、ミスリードもあり、真相も二転三転と変わっていくので、最後まで気の抜けない緊張感に満ちたストーリーだった。
ハインリヒが抱えていたことすら想定以上だったし。
予想通りだったのは、ハインリヒがシュテファンのあることを知っていたことくらいか。
二人の「友情」の決着も、安易に「恋愛的」な両思いになってハッピーエンドではなく、今のところながら「友情」を貫いたところもよかった。
この先、また違う方に発展するのかもと妄想も広がるので。
でもこの先が
Posted by ブクログ
話にちゃんと決着をつけるのは好ましいですが、もう少しこの二人の活躍と恋模様を見ていたかった気持ちもあります。
本巻では遂に法的手続に話が及び、今まで以上に専門的な話になっています。
「Y事件」については、某裁判例を知っている人なら、ニヤリとできるのはないでしょうか。
あの裁判例の射程は、さほど広く捉えるべきではないように思われるところで、本書での審判の結果にも違和感はありませんでした。
作者さんは、法的な話でも退屈しないように、かつ、分かり易く描写しようとしているのが伝わりますが、もしかすると一般受けはしないのかもしれません。
何はともあれ、シリーズ最強ともいえる敵も何とか退治し、最後は正に