真珠王の娘

真珠王の娘

2,508円 (税込)

12pt

4.8

1944年10月、英国首相チャーチルから帝國真珠ロンドン支店の早川正臣に真珠の胸飾り「ハナグルマ」が手渡された。かつてパリ万博にも出品された品の修復依頼だった。「君の祖国は、あと一年ももたない」と言われながらも日本に戻り、正臣が向かったのは、ハナグルマを唯一修復できる水野家だった。
水野美冬は真珠職人の母と二人暮らし。学徒勤労動員で浜松にある挺身工場に出発する前夜、母から重大な話を聞かされる。早世した父は実の父ではなく、本当の父は「真珠王」と呼ばれる帝國真珠の創業者・藤堂高清だという……。
時代の波に翻弄されながらも美冬は自らの運命を切り開いていく。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    560ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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真珠王の娘 のユーザーレビュー

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    まず分厚い。557ページもあり
    読了できるか?と思い読み始めたが
    ドラマティックな展開の連続に
    夢中になって読んだ。

    これはNetflixでドラマ化希望です。
    資金を投じて映像化してほしい。
    三重県志摩市のミキモト真珠が
    スポンサーで、本物の真珠を贅沢に見せて欲しい。世界的に真珠ブームなので高視聴

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    戦時下で真珠と共に強く生きる女主人公。
    最期が悲しくもあるけれど強く生きていけると信じられる終わり方だった。
    彼女にふさわしいのは変奏曲というのも素敵。あたえられたテーマに、次々と新しく生き生きとしたバリエーションをつけながらみんなを鼓舞していくのだろう。

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    時は第二次世界大戦の只中。パリ万博に出展されたハナグルマ(真珠の胸飾り)を発端に、帝國真珠に人生を懸ける少女の成長を描いた物語。要所に英国首相チャーチルの日常を描き、世界から見た日本、戦況を婉曲に表現。各場面に緊張感をもたらした。波瀾万丈の生き方を余儀なくされる冬美だが、権力や差別に屈せず、諦めない

    0
    2024年11月27日

    ネタバレ 購入済み

    無題

    藤本先生の本はここの所KZシリーズばかり読んでるのですが、一応ラブストーリーの一般文芸書を久しぶりに購入しました。舞台は終戦の年の1月ごろから始まり途中に地震がありましたが場所から三河地震ですね。そして主人公は半年近い終戦の8月15日までに流転の出来事を過ごすという濃縮果汁のようなストーリーでしたね

    0
    2025年02月06日

真珠王の娘 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    560ページ
  • 電子版発売日
    2024年10月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

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