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1944年10月、英国首相チャーチルから帝國真珠ロンドン支店の早川正臣に真珠の胸飾り「ハナグルマ」が手渡された。かつてパリ万博にも出品された品の修復依頼だった。「君の祖国は、あと一年ももたない」と言われながらも日本に戻り、正臣が向かったのは、ハナグルマを唯一修復できる水野家だった。
水野美冬は真珠職人の母と二人暮らし。学徒勤労動員で浜松にある挺身工場に出発する前夜、母から重大な話を聞かされる。早世した父は実の父ではなく、本当の父は「真珠王」と呼ばれる帝國真珠の創業者・藤堂高清だという……。
時代の波に翻弄されながらも美冬は自らの運命を切り開いていく。
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まず分厚い。557ページもあり
読了できるか?と思い読み始めたが
ドラマティックな展開の連続に
夢中になって読んだ。
これはNetflixでドラマ化希望です。
資金を投じて映像化してほしい。
三重県志摩市のミキモト真珠が
スポンサーで、本物の真珠を贅沢に見せて欲しい。世界的に真珠ブームなので高視聴
無題
藤本先生の本はここの所KZシリーズばかり読んでるのですが、一応ラブストーリーの一般文芸書を久しぶりに購入しました。舞台は終戦の年の1月ごろから始まり途中に地震がありましたが場所から三河地震ですね。そして主人公は半年近い終戦の8月15日までに流転の出来事を過ごすという濃縮果汁のようなストーリーでしたね
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