新装版 海と毒薬

新装版 海と毒薬

638円 (税込)

3pt

生きたままの人間を解剖する――戦争末期、九州大学附属病院で実際に起こった米軍捕虜に対する残虐行為に参加したのは、医学部助手の小心な青年だった。彼に人間としての良心はなかったのか? 神を持たない日本人にとっての<罪の意識><倫理>とはなにかを根源的に問いかける不朽の長編。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    講談社文庫
  • タイトル
    新装版 海と毒薬
  • タイトルID
    60004015
  • 電子版発売日
    2016年05月13日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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新装版 海と毒薬 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争中に、捕虜となった米兵が臨床実験の被験者として使用された事件(九州大学生体解剖事件)を題材とした小説。
    重いテーマなのでなかなか手に取りにくかったが、文章自体は読みやすく、あっという間に読めた。
    戦後の人の視点から始まり勝呂(すぐろ)医師の視点、加害者達の視点から感情を描写する。自分の事情

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    戦争中だったから。
    それだけでは済まされないあまりに残酷な行為を行ってしまった医師、看護師達の話です。
    前々から読みたいたいと思っていた作品。本編、解説含めて読んで良かったと思える作品でした。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。人間の生々しい心理描写、テーマ設定が非常に好み。

    私たちはどうやって良心と向き合っていけば良いのだろう。教えに従っていれば良い信者たちとは異なりどれほど正しくあるかを自分達で裁量しなければならない。
    個人的な意見だが、自分の良心に言い訳できるか、が一種の線引きのような気がする。戦争での

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    個々人の内なる価値判断基準、神の存在、または良心とも言われるものから行動をおこすこと。このアンチテーゼをひたすら描写したのだと思う。
    あくまで組織内部の人間関係や、異性関係やなどを前提とした行動とはどのようなものかを描写したのだと思う。
    なぜ日本が太平洋戦争を引き起こし、敗戦したのか、ということにも

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    私の中の戸田を見つめ直すことができた。
    周りのお咎めがなければどんな残酷なこともしでかしていたかもしれない。
    私達日本人は良心、善悪を世間に委ねている。しかし自分の心の拠り所は自分の核として存在していなければいけないし、柔軟であってはいけない。
    流される勝呂の弱さ、自己を肯定するために歪んだ解釈をし

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    米軍捕虜を生きたまま解剖するー第二次世界大戦末期、九州大学附属病院で実際に起きた事件を題材にした作品。
    事件に至る経緯と人間関係と、戦後の風景の一端が描かれていたけれど、まさに事件の最中や直後に主人公以外の人物達が何を感じでその後どう背負っていったかは詳らかではありません。

    それでも、神という形の

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    戦争中の医学者たちにとって、生体解剖はどのような意味をもっていたのか…。良心というものはどのように存在するのか、考えさせられました。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    「やがて罰せられる日が来ても、彼等の恐怖は世間や社会の罰にたいしてだけだ。自分の良心にたいしてではないのだ。」

    人間の生態解剖という極限での心理を描きながらも、このセリフは、自分自身の日常の行動1つ1つへの善悪判断基準が本当に正しいかどうかを考えさせるセリフだった。

    看護婦が抱く、院長の妻ヒルダ

    0
    2026年05月02日

    Posted by ブクログ

    著者はキリスト教徒。本書は〈神を持たない日本人〉をテーマの一つとして書かれたものらしいが、人は神がいれば(宗教を持っていれば)道を踏み外さない…わけではない。
    人を救うために医者になった者が「生体実験はゆくゆくは大勢を救う」と解釈して人を殺すように、どれだけ残忍な行為でも自分の都合の良いように解釈し

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ

    大きな環境の津波に流されてしまう人々を観させられた。
    いわゆる良くない言葉が使われているけど雰囲気が出て良いな。

    0
    2025年10月07日

新装版 海と毒薬 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    講談社文庫
  • タイトル
    新装版 海と毒薬
  • タイトルID
    60004015
  • 電子版発売日
    2016年05月13日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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