新選組の料理人

新選組の料理人

770円 (税込)

3pt

3.5

戦に焼けた京の町で炊き出しをすることになった新選組、料理ができる者がいない。滅法まずいその粥に文句をつけた菅沼鉢四郎は、原田左之助の命により剣を握らぬ「賄方」として新選組に入隊することに。菅沼は数々の難題に直面しながら、隊士の暮らしや愛憎、組織の矛盾を間近で目にしていく。食べ、生き、戦い、やがて歴史の波間に消える新選組を新視点から描く。

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新選組の料理人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あの新選組も食事をしたんですね。当たり前です。美味しいものが食べたいのも、人であれば当然ですね。そんな視点の新選組の物語は、まさに新鮮。門井さんの作品は、どれも軽妙なタッチの作風で楽しく読めます。京都の街の様子や造りも描写されていて、次に京都を歩くときが楽しみになりました。

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    人情味のある話で、好きなかんじだった。

    新選組の中でも原田佐之助は好きな方、その佐之助が多く折り扱われていたし、主役の鉢四郎の悲哀が、気の毒ながらクスリときてしまう。

    歴史小説としてよりは人情話。

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    料理作りを任務として新選組に入隊した鉢四郎。料理人の目線をメインに新選組を描いた変化球な小説。

    角度が変わってオリジナリティのある内容になっている。なかなかにおもしろい。

    0
    2022年05月18日

    Posted by ブクログ

    新選組には実はそれほど思い入れはない。
    昔大河ドラマで見た、程度のものだ。
    ただ、料理人目線で描いていく面白さに期待したのだ。

    主人公は、菅沼鉢四郎という。
    かろうじて、武士。
    禄を取る甲斐性もなく、不器用で内職もできず。
    故郷を捨てて一緒になった妻に養ってもらう生活。
    他の男との子どもとも知らず

    0
    2022年08月08日

    Posted by ブクログ

    軽いなあ。
    『銀河鉄道の父』で直木賞後の第一作です。
    タイトルは『・・料理人』で、実際に前半は武道は全くダメで赤子の世話と料理が得意な菅沼鉢四郎という元浪人が主人公です。しかし、話が進むにつれ十番隊組長の原田左之助が、最後には隊長の近藤勇が中心になり、鉢四郎は端役に追いやられて行きます。それに従い、

    0
    2021年04月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    門井さんブームで買った本
    がっつり賄方の話かと思ったけど、思ったより新撰組の隊士や組織の視点で書かれていた印象
    以外に夫婦関係に注目している部分も多いと感じた。

    0
    2024年05月13日

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