国内小説作品一覧

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  • 寂聴 源氏物語
    3.0
    1巻2,816円 (税込)
    読みやすく美しい瀬戸内寂聴の現代語訳で甦る、史上最高の恋愛小説。350万部のベストセラー、寂聴訳「源氏物語」が一冊で読める!全五十四帖から再編集した入門書にして決定版。解説(高木和子)、あらすじ、主要人物紹介、主要人物系図付き。 私が源氏物語の現代語訳を手がけたのは、日本が世界に誇る最高の文化遺産であるこの千年前の傑作小説を、すべての人々に読んでもらい、日本人として生れた心の誇りを取りもどしてほしいと願ったからであった。光源氏という絶世のハンサムで、あらゆる才能を生れながらに恵まれた主人公が、次々起すラブアフェアは、二十一世紀の現代でも決して旧(ふる)くはない。どれほど文明が進んでも、人間の心というものは、千年前も今も、根本に於てはほとんど変らないし、人を愛する喜びと悩みもまた、千年をへだてても一向に変っていないからである。 ――瀬戸内寂聴
  • 寂聴・猛の強く生きる心
    -
    家族の崩壊が進み、生命の循環に危険が訪れた今、人間の営みを支えてくれるものは何か? 人は如何にして生きてゆくべきか? 私心なく全力で取り組めば、必ずものごとは成就するのか?――精神の義姉弟(ぎきょうだい)、瀬戸内寂聴と梅原猛が、自分たちの苦悩の青春時代を踏まえて語り合い、人々を励ます、熱い心の対談集。
  • 寂聴と読む源氏物語
    4.2
    光源氏に愛された姫君たちが抱いていたプライドにテーマをしぼって考察し、大きな評判を呼んだ講義を再現! 千年前の女たちは現代の女性に勝るとも劣らない、毅然としたプライドで身を処していた。たくさんの男女の恋愛、さまざまな男女の愛の形が描かれている『源氏物語』をより深く味わえる必携の読本。
  • 寂夜
    -
    1巻1,672円 (税込)
    無自覚には生きられぬ「人」を描いた傑作集。独自の筆致から絞り出される文学世界で読者を魅了する芥川賞作家の、原点から今日までを通覧。「繊光」「大蛇」「焦熱」「運河」に、書き下ろしを加えた作品集。
  • 麝香姫の恋文
    3.0
    本当にもう、バカばっかり……。「退屈」のため息をもらす美貌の女怪盗・麝香姫(じゃこうひめ)に天才(かもしれない)青年探偵・間宮諷四郎が挑戦! 美貌の女盗賊VS.遊民探偵青年! ――近頃、帝都・東京を賑わすのは、「真に美しいものしか狙わない」美貌の女怪盗・麝香姫の噂ばかり。彼女からの予告状(こいぶみ)が舞い込んだ神宮寺家でも、幻の「青い薔薇」が盗み出されるのでは、と戦々恐々。しかし裏には、もっと巨大で黒い陰謀が、隠されていたのだった……。天才探偵・間宮諷四郎との戦いの行方は?
  • 邪宗門 上
    -
    1~2巻1,540円 (税込)
    孤児・千葉潔は戦前、亡き母の信仰していた「ひのもと救霊会」に救われる。教団は戦中に国家の激しい弾圧を受け解散を余儀なくされる。敗戦後、散らばっていた信者は再結集し復活。千葉潔は共謀して第三代教主を簒奪。教団は急進化し、自治国家を樹立するべく武装化。国家からの独立宣言を行うが……。「悲の器」で第1回文藝賞を受賞し、39歳の若さで早逝したあの天才作家が『朝日ジャーナル』に連載した、壮大にして深遠なる叙事詩的巨篇。戦後文学の到達点として今も多くの読書人が必読書として絶賛し続ける名作中の名作!
  • 邪神聖宴 ブルー・マン2
    -
    「暴神」を体内に宿す、美貌の殺人鬼・八千草飛鳥は、深い苦悩の中に陥っていた。彼のたぐい希なる能力を狙って、謎の獅子吼老人が、熊野修験者、秘術を操る女妖術師、宗教学者らを率いて、魔戦を挑んできたのだ。美しき魔人は、邪悪な神と死を決して闘う!  超絶のスケールで描く、ハイパー伝奇バイオレンス巨編。神は誰に微笑む?
  • ジャスティス・マン
    NEW
    -
    1巻2,200円 (税込)
    初老ホテルマン、正義に狂う 仙台の老舗ホテルに勤続30年、初老ホテルマンの「正義」が暴走する。家庭も職もある50代中年男の独りよがりはあぶない。 大山茂は幸せな人間だった。子どもの頃に見た悪をくじく特撮ヒーローに己を重ね、日課のジャスティス体操を欠かさず、不心得者には必殺技のダイヤモンドヘッドを食らわさんとする。――「皆が俺に全幅の信頼を寄せている。目を見ればわかる」
  • Just Because!
    4.3
    2017年10月より放送のオリジナル青春アニメ『Just Because!』の原作小説。高校生活、残り3ヶ月。告げられない想い、受験や就職、将来への不安……消化するだけだった日々に淡い輝きが差す。 高校三年の冬。残りわずかとなった高校生活。このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。突然、彼が帰ってくるまでは。中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。季節外れの転校生との再会は、「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、小さなスタートの合図を響かせた――。2017年10~12月に放映となるテレビアニメの原作小説。湘南を舞台にした青春群像劇を、アニメのシリーズ構成・脚本を手掛けた鴨志田一が執筆。 ※本書は「ダ・ヴィンチ」2017年10月号~12月号の連載に、書き下ろしを加えたものです。
  • ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語 上
    4.0
    1~2巻715~759円 (税込)
    2011年、網走。亡き息子との思い出の地を訪れた「わたし」の胸に甦るアイヌの歌。その調べに導かれ、ある少女の波瀾に満ちた物語が繙かれる。キリスト教迫害が進む17世紀、アイヌと和人の子チカップは、聖職者を志す少年ジュリアンと共に、故郷のマツマエから遠く離れたナガサキ、そしてマカウを目指す航海に出る。時を越え海を越え、多層的な物語が壮大に繰り広げられる、遺作にして津島文学の集大成。
  • ジャックはここで飲んでいる
    3.8
    1巻1,527円 (税込)
    洒脱な文章、洗練された会話、対峙する男と女、息を飲む人生の瞬間、 万華鏡のように混ざり合う虚構と現実……。 「文學界」に掲載された6つの短篇と、書下ろし2篇、 片岡義男のスタイリッシュな世界を堪能できる、魅惑の作品集。 【収録作品】 アイスクリーム・ソーダ ごく普通の恋愛小説 偉大なるカボチャのワルツ ゆくゆくは幸せに暮らす 南長崎線路ぎわ 五月最後の金曜日 ジャックはここで飲んでいる なんのために生きるの
  • ジャックポット
    3.1
    1巻1,760円 (税込)
    コロナ禍、 戦争、 ジャズ、 映画、 文学、嫌=民主主義、 そして息子の死――。かつてなく「筒井康隆の成り立ち方」を明かす最前衛にして超弩級の〈私小説〉爆誕! 亡き息子との〈再会〉を描いた感動の話題作「川のほとり」収録。
  • ジャップ・ン・ロール・ヒーロー
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    1980年代に海外進出を果たしたバンド「ダンチュラ・デオ」は実在したのか? 原曲を丸パクりして証明すると嘯くギタリストの喜三郎に惹かれる僕。慶大生バンドの戯れは、やがて歴史的陰謀の情報戦へと巻き込まれてゆく。フェイクがオリジナルを炙り出し、真実がウィキペディア的に編集される時代の狂騒と不気味を描く。
  • じゃないほうの歌いかた
    3.6
    1巻1,900円 (税込)
    こんな奇跡があるのなら、人生にNOは言えない 落合南長崎の独立系カラオケ店「BIG NECO」では、今日もドラマが巻き起こる。 「カラオケの再現映像に出ていそうな女」と過去2回言われたことのある池田。 音が鳴らないトランぺッター・加賀と、その恋敵・サナ。 反抗期の娘と暮らす、元俳優の佐藤待男。 74歳にしてカラオケでアルバイトをする謎の老人・石崎さんと、 石崎さんを心配する指導役アルバイター・小野。 「E.YAZAWA」のステッカーを集め続ける、売れない作家・染井暖。 うだつのあがらない凡人たちが起こす、ちょっとした人生の奇跡ときらめき。
  • じゃない方の渡辺
    3.6
    渡辺展子はいつも「ついてない」。親友は学校一の美女〝渡辺〟久美。同じ苗字の展子は「じゃない方」の渡辺になる。絵が得意で美術部に入ったのに、奇抜な絵を描く同級生の方が評価される。就職活動では自分だけ内定が取れない。結婚したら夫の会社が倒産……。いつも満たされなかった展子の人生に、幸せな日々は訪れるのか? 傑作長編小説。
  • JANOBO 幻想のジパング
    -
    1巻1,567円 (税込)
    この国の明日はどこにあるのか。 「国際貢献」という美名の裏で、誰かが犠牲になっている── 外国人技能実習制度の矛盾に直面した青年は、社会の暗部を知ることになる。 制度は誰のためにあり、正義はどこにあるのか。 現代日本の歪みを問う、痛烈な社会派フィクション。 外国人労働者問題に関心のある方必読

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  • 蛇の道行
    4.3
    1巻1,672円 (税込)
    なにがあっても、離れない。家族は失った。けれど、隣にはお前がいる。昭和24年、上野。戦争未亡人ばかりを集めたバー・山猫軒で、二人はひっそりと暮らしていた。バーを切り盛りする青柳きわと、住み込みで働く立平だ。生き抜くため、絡み合う蛇のように彼らは時代を駆け抜けた。戦後復興期を舞台に、親のない少年と若き未亡人の名付け得ぬ関係を描いた加藤元の新たなる傑作!
  • ジャパン・ディグニティ
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしているオネエの弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。 美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。 父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。
  • ジャパン・トリップ
    4.0
    オーストラリアのローランド・ベイ・グラマー・スクールに通うショーンは、祖母の反対を押し切って日本の姉妹校への「ジャパン・トリップ」に参加する。ショーンのステイ先は和菓子職人の家だったが、そこにはショーンにとって未知の経験がたくさん待っていた! ステイ先のオトウサン・オカアサンも優しくて充実した日々を送るショーンだが、実は日本に来たのにはひとつ、大きな目的があって……? 一方、引率として八年ぶりに故郷・日本へ帰ってきた山中光太朗は様子のおかしい女子生徒ハイリーのことが気になっていた。同じ言語でも伝わらない想いを、違う言語でどう伝えればいいの? 期待の新鋭が描く、コミュニケーションを巡る大冒険!
  • 雀鬼くずれ
    4.0
    「博打うち」とは本当に因果な商売だ。プロである以上勝たねばならないが、勝てば勝つほど、客の足は遠のき、揚句のはては飯の食い上げだ。この難問が解決できない以上、「博打うち」とは、ギャンブルにのめり込んだ多くの男達の永遠の幻想といえるかもしれない。麻雀必殺技、“二の二の天和”に骨身を削るイカサマ師を描く「天和くずれ」。ギャングバー経営の女衒の達、ドサ健と寺の息子との息づまる秘技の応酬を描く「天国と地獄」など11篇を収録。
  • 雀鬼五十番勝負
    2.5
    終戦直後の東京。一面の焼け野原。巷には化け物のような麻雀打ちがゴロゴロしていた。動乱の世の中を、自らの腕と運と魂だけを頼りに生き抜く男たち。雀聖・阿佐田哲也が、戦後から昭和二十年代終わりにかけて実際に戦った忘れ得ぬ名勝負五十番を鮮やかに再現。『麻雀放浪記』など代表作のモチーフとなったエピソード満載の名作が、ファンの熱望に応えてデジタル化!
  • ジャングルの儀式 新装版
    3.5
    ハワイから日本へ来た青年・桐生傀の目的はただひとつ――父を裏切り、殺した花木達治に復讐すること。だが、赤いジャガーに乗る美女・麻美に導かれ、花木と対面した傀が知ったのは、強大な権力に守られた真の敵の存在だった。17年間、花木を殺すためだけに生きてきた――再度動き出した敵を前に、傀は複雑な想いを抱えながらも、花木と共に“戦い”という名のジャングルに身を投じる。ハードボイルド・アクション!
  • ジャンゴ
    3.4
    哀しく、それでいて熱い旋律。沢村がつま弾く音に、麗子が目を付けた。麗子は沢村が世話になっているヤクザ者・山城の溺愛する妹だった。麗子は美女の自殺志願者だった。そして、麗子は悪魔だった――。沢村はたった一度の麗子との快楽の代償として、ギタリストの命である指を失った。そればかりか巨大な野獣にいたぶられ、人間としての尊厳をも失った。すべては麗子の罠だった。沢村を指の動かない天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトにするための……。男女の、兄妹の、粘り付くような濃い愛憎を、物語を通して描き切った花村文学の真骨頂!
  • 雀荘迎賓館最後の夜
    4.7
    1巻1,980円 (税込)
    雀荘「迎賓館」には並外れた技量の打ち手が集まる。枯淡の老経営者、飲食チェーン取締役、広告会社局長代理、記憶システムが異様な高校教師。仲間内のゲームに飽き足らず、敢えて鉄火場に挑んだ国立大生・結城は、強者達の雀卓を凌げるのか。勝負の果てに、彼らは何を失い、何を得るのか。ギャンブル小説の新たなる金字塔。
  • ジャンヌ・ダルクまたはロメ
    3.3
    裁かれるジャンヌ・ダルクは、ほんとうに神より遣わされし者なのか?国王シャルル七世の寵臣ジョルジュは、自らの地位を脅かしかねぬ女(ジヤンヌ)の素性を洗い出そうと心を砕く。そして最後に彼が気づいたある戦慄すべき事実とは……。西欧中世史に材をとった表題作のほかに六篇を収める、才気横溢の傑作短篇集。
  • 飛越(ジャンプ)
    4.1
    1巻2,090円 (税込)
    落馬事故以来荒んだ日々を送る元花形騎手の円谷翔吾は、ある日、娘の願いを聞く。「ルプスデイに勝って」。比類なき強さで障害競馬界の絶対王者の座に君臨するサラブレッド、ルプスデイ。円谷はセンスを見出した馬、キアーロディルーナと困難な戦いに挑む。一方、ルプスデイの主戦騎手の森山翔吾は、再起をかける男の姿を静観する。だが、王者には老いの影が迫っていた。二頭の競走馬とふたりの翔吾。譲れない勝負の行方は!?
  • ジャンプ 新装版
    4.0
    ある晩、アブジンスキーという強烈なカクテルを飲んだ三谷純之輔。泥酔した彼を自宅マンションに残し、ガールフレンドの南雲みはるは翌日の彼の朝食、リンゴを買いにコンビニに出かけ、そのまま失踪した。「五分で戻ってくるわ」と笑顔で言い残して。姉、友人、行きつけのバーのママ……みはるを取り巻く人々から得られる手掛かりの欠片を集め続けた末に手繰り寄せた真実は――。佐藤正午の傑作、3か月連続新装版刊行第一弾。
  • ジャーマンシェパードと盆踊り
    -
    1巻1,056円 (税込)
    そうか、私も捨てられたんだ―― 孤独な女性と捨て犬が起こす、小さな奇跡の物語。 旦那は親の介護で実家に戻り、子供もとっくに成人して家を出てしまい疎遠になった。 毎日を一人で過ごす還暦女性の早恵。 とくに生活に困ってもいなければ、大きな不満があるわけでもない。 むしろ一人の時間を楽しんでさえいた。 だけどだんだんと、ぼんやりとしたものたりなさを感じるようになっていた。 退屈? それとも、うつ? もしかして私、寂しいの!? いや、まさかね……。 そんなある日、捨て犬“ラーフ”とのふとした出逢いが、早恵の人生を変えていく――。

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  • ジャーロ No. 90
    -
    1巻550円 (税込)
    ●大好評!連作短編:斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉「断崖空壁の劇場落下」●絶好調!読み切り短編:岩井圭也、結城充考 ●快調連作・連載陣:赤川次郎、五十嵐貴久、恩田 陸、笠井 潔、月村了衛、樋口明雄、誉田哲也、薬丸 岳、イクタケマコト ●アフタートーク 青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』●数多の人気作家を生み出した伝説のミステリ・アンソロジー〈本格推理〉三十年目の真実
  • ジャーロ No. 91
    -
    1巻550円 (税込)
    ●大好評! 連作短編:佐川恭一「七浪京大卒無職が本気で婚活やってみた」、斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉「水没錯誤の幽霊譚」、三津田信三〈妖 怪 談〉「獺淵の記憶」●新連載長編:宮本紀子 ●快調連載陣:赤川次郎、恩田 陸、笠井 潔、月村了衛、薬丸 岳、イクタケマコト ●アフタートーク 京極夏彦『ぬえの碑』●誉田哲也〈姫川玲子シリーズ〉全作を語り尽くす!『マリスアングル』刊行記念
  • ジャーロ No. 99
    -
    1巻550円 (税込)
    ●第28回日本ミステリー文学大賞受賞記念インタビュー【大賞】東野圭吾【新人賞】衣刀信吾●新連載:川瀬七緒〈ワーストランキング〉シリーズ●読み切り短編:おぎぬまX「盗難病棟」、倉知 淳〈占い師はお昼寝中〉シリーズ「欲のない幽霊」、東川篤哉〈烏賊川市〉シリーズ「深夜プラス犬」●好調連載陣:石持浅海、岩井圭也、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、城山真一、竹本健治、宮本紀子、薬丸 岳
  • ジャーロ No. 95
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:岩井圭也「あしたの肖像」、石持浅海「血塗られた手は、汚れていない」●読み切り短編:斎堂琴湖「ラスト・ドライブ」(第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞第一作)●好調連載:赤川次郎、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、佐川恭一、竹本健治、方丈貴恵、三津田信三、宮本紀子、薬丸 岳●アフタートーク 米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』●法月綸太郎×新保博久「死体置場で待ち合わせ」感想戦対談
  • ジャーロ No. 93
    -
    1巻550円 (税込)
    ●読み切り短編:浅倉秋成「完全なる命名」、方丈貴恵〈アミュレット・ホテル〉新シリーズ●新連載:岡崎琢磨〈HIPS〉シリーズ ●斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉最終回●好調連載:赤川次郎、折原 一、恩田 陸、佐川恭一、城山真一、三津田信三、宮本紀子、薬丸 岳●アフタートーク 森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』●第27回日本ミステリー文学大賞受賞インタビュー【大賞】今野 敏【新人賞】斎堂琴湖
  • ジャーロ No. 97
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:坂木 司〈和菓子のアン〉新シリーズ、青柳碧人〈80分間世界一周〉●読み切り短編:東川篤哉「李下に冠を正せ」、方丈貴恵「ようこそ殺し屋コンペへ」、倉知 淳「火炎竜」●好調連載:赤川次郎、石持浅海、岩井圭也、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、近藤史恵、佐川恭一、城山真一、竹本健治、三津田信三、宮本紀子、薬丸 岳●対談:浅倉秋成×岩井圭也、千街晶之×杉江松恋●アフタートーク 染井為人
  • ジャーロ No. 92
    -
    1巻550円 (税込)
    ●読み切り短編:白井智之「最初の事件」、犬飼ねこそぎ「人形の目には映らない」、おぎぬまX「退屈の特効薬」 ●新連載:折原 一「六つ首村」、城山真一〈金沢浅野川雨情〉 ●快調連載陣:赤川次郎、五十嵐貴久、恩田 陸、笠井 潔、斜線堂有紀、薬丸 岳、イクタケマコト ●「アンと幸福」刊行記念 〈本和菓衆×和菓子のアン〉イベントリポート対談 ●アフタートーク 井上真偽『ぎんなみ商店街の事件簿』
  • ジャーロ No. 98
    -
    1巻550円 (税込)
    ●読み切り短編:倉知 淳〈占い師はお昼寝中〉シリーズ「転宅の卦」、方丈貴恵〈アミュレット・ホテル〉シリーズ「ボマーの殺人」●好調連載陣:青柳碧人、赤川次郎、石持浅海、岩井圭也、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、坂木 司、城山真一、竹本健治、薬丸 岳●アフタートーク 荻堂 顕『不夜島』
  • ジャーロ No. 94
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:竹本健治「五色殺戮」●読み切り短編:倉知 淳「風漂霊」●好調連載:赤川次郎、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、城山真一、薬丸 岳●アフタートーク 祝!日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞W受賞 青崎有吾『地雷グリコ』●カッパ・ツー第三期刊行記念対談2連発!①東川篤哉×真門浩平②石持浅海×信国 遥
  • ジャーロ No. 96
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:近藤史恵〈元警察犬シャルロット〉待望の新シリーズが開幕!●読み切り短編:おぎぬまX「悪夢と偽薬」、織守きょうや「五人目の呪術師」●好調連載陣:赤川次郎、石持浅海、岩井圭也、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、城山真一、竹本健治、薬丸 岳●アフタートーク 浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』
  • ジャーロ No. 70
    -
    1巻550円 (税込)
    ●長編新連載!:青柳碧人「スカイツリーの花嫁花婿」、前川 裕「クリーピー・ゲイズ」 ●強力連作・連載陣!:笠井 潔、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:阿津川辰海 ●〈全9作完結記念特集〉「桜川東子シリーズ」の謎を解く! 鯨 統一郎ロング・インタビュー ●新人発掘企画「カッパ・ツー」【受賞者育成計画】座談会(受賞者/犬飼ねこそぎ 選考委員/石持浅海・東川篤哉)
  • ジャーロ No. 71
    -
    1巻550円 (税込)
    ●スペシャル・ゲスト:宮部みゆき「女神の苦笑」最新短編 ●新連載!:石持浅海「座間味くんの推理」が復活! ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、我孫子武丸、恩田 陸、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト  ●第23回日本ミステリー文学大賞受賞記念特集【大賞インタビュー】辻 真先、【新人賞対談】有栖川有栖×城戸喜由 ●第20回「本格ミステリ大賞」候補作決定!
  • ジャーロ No. 79
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:薬丸 岳 ●快調連作・連載陣!:大山誠一郎、五十嵐貴久、香納諒一、青柳碧人、恩田 陸、西條奈加、柴田哲孝、朱川湊人、中山七里、早坂 吝、東川篤哉、深町秋生、藤野恵美、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:阿津川辰海、上野 歩、大石直紀、方丈貴恵、森川智喜 ●企画:〈一杯のお酒から読むミステリー〉特別編「クリスマスはこのミステリーとともに。」
  • ジャーロ No. 75
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:中山七里、大山誠一郎 ●快調連作・連載陣!:芦辺 拓、石持浅海、恩田 陸、近藤史恵、西條奈加、朱川湊人、長浦 京、東川篤哉、深町秋生、藤野恵美、前川 裕、矢樹 純、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:水生大海 ●第24回日本ミステリー文学大賞受賞記念特集:【大賞インタビュー】黒川博行、【新人賞対談】朱川湊人×茜 灯里 ●2大スペシャル対談:辻村深月×薬丸 岳、誉田哲也×長濱ねる
  • ジャーロ No. 73
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:朱川湊人 連作短編〈知らぬ火文庫〉シリーズ ●スペシャル・ゲスト:芦辺 拓 奇想ミステリー短編! ●注目の新鋭・短編共演!:阿津川辰海、方丈貴恵 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、我孫子武丸、石持浅海、近藤史恵、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●第20回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評!
  • ジャーロ No. 77
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:柴田哲孝、早坂吝 ●快調連作・連載陣:芦辺拓、我孫子武丸、五十嵐貴久、石持浅海、大山誠一郎、折原一、恩田 陸、西條奈加、朱川湊人、長浦京、中山七里、東川篤哉、深町秋生、藤野恵美、矢樹純、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:青柳碧人、岩井圭也 ●企画:「2010年代海外本格ミステリ ベスト作品選考座談会」 ●2号連続企画:ミスFLASH2021×円堂都司昭「ミステリー映画への誘い『犬神家の一族』」
  • ジャーロ No. 72
    -
    1巻550円 (税込)
    ●スペシャル・ゲスト:芦辺 拓 奇想ミステリー短編! ●「日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作家・短編共演!:辻 寛之、城戸喜由 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、石持浅海、恩田 陸、笠井 潔、近藤史恵、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●大崎 梢『さよなら願いごと』刊行記念 一問一答 ●本格ミステリー新人発掘企画「カッパ・ツー」第三期・作品募集
  • ジャーロ No. 78
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:香納諒一、青柳碧人 ●快調連作・連載陣!:芦辺拓、我孫子武丸、五十嵐貴久、折原一、恩田陸、西條奈加、柴田哲孝、朱川湊人、長浦京、中山七里、早坂吝、東川篤哉、深町秋生、藤野恵美、矢樹純、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:大石直紀、森川智喜 ●企画:「カッパ・ツー」第二期『密室は御手の中』刊行記念座談会 ●企画:ミスFLASH2021×千街晶之「名作ミステリー映画への誘い『ナイル殺人事件』」
  • ジャーロ No. 74
    -
    1巻550円 (税込)
    ●隔月刊化記念・新連載5作が一挙スタート!:西條奈加「バタン島漂流記」、長浦 京「1947」、深町秋生「探偵は田園をゆく」、藤野恵美「ギフテッド」、矢樹 純「マザー・マーダー」 ●スペシャル・ゲスト:芦辺 拓、白井智之、阿津川辰海 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、我孫子武丸、石持浅海、恩田 陸、近藤史恵、朱川湊人、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト
  • ジャーロ No. 76
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:五十嵐貴久、折原 一、樋口明雄 ●快調連作・連載陣!:芦辺 拓、我孫子武丸、石持浅海、恩田 陸、西條奈加、朱川湊人、長浦 京、中山七里、東川篤哉、深町秋生、藤野恵美、矢樹 純、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:山田正紀 ●特別企画:「ひと皿の料理から読むミステリー〈旅の空編〉」
  • ジャーロ No. 69
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:我孫子武丸「凜の弦音2」 ●ミステリー魂に刮目せよ! 連作&連載:大崎 梢、笠井 潔、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:天祢 涼、山口雅也 ●〈特別対談in京都〉綾辻行人×道尾秀介 ●新人発掘企画「カッパ・ツー」第二期・入選作決定! ●第19回「本格ミステリ大賞」受賞記念トークショー
  • ジャーロ No. 65
    -
    1巻550円 (税込)
    ●〈秋の小説特集〉紅葉踏みわけミステリー:芦辺 拓、坂木 司、曽根圭介、鳥飼否宇、西澤保彦、前川 裕 ●絶好調!連載陣:青柳碧人、笠井 潔、早坂 吝、森川智喜 ●特集・山口雅也〈キッド・ピストルズ〉シリーズ、改訂決定版で復活! ●第18回「本格ミステリ大賞」受賞記念トークショー ●映像ミステリのベスト10を語る
  • ジャーロ No. 67
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:東川篤哉「烏賊川市シリーズ」待望の長編 ●好評連作&連載:青柳碧人、芦辺 拓、大崎 梢、恩田 陸、笠井 潔、近藤史恵、坂木 司、鳥飼否宇、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:阿津川辰海、大山誠一郎、柄刀 一 ●第22回日本ミステリー文学大賞受賞記念インタビュー【大賞】綾辻行人、【特別賞】権田萬治、【新人賞】辻 寛之 ●第19回「本格ミステリ大賞」候補作決定!
  • ジャーロ No. 68
    -
    1巻550円 (税込)
    ●話題沸騰!:宮部みゆき「女神の苦笑」シリーズ最新短編 ●ミステリーの最先端を疾る連作&連載:大崎 梢、恩田 陸、近藤史恵、坂木 司、東川篤哉、前川 裕、イクタケマコト ●スペシャル・ゲスト:辻 寛之 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞第一作 ●第19回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評! ●柄刀 一 ロング・インタビュー〈作家生活20年とデビュー前を振り返る〉
  • ジャーロ No. 64
    -
    1巻550円 (税込)
    ●小説特集・夏の夜に涼を追うミステリー:芦辺 拓、坂木 司、澤村伊智、鳥飼否宇、柄刀 一、前川 裕 ●新連載&スペシャル・ゲスト!:青柳碧人、阿津川辰海、北原真理、森 晶麿 ●好評連作&連載:笠井 潔、我孫子武丸、森川智喜、早坂 吝、イクタケマコト ●第18回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評! ●特集・山口雅也『生ける屍の死』が全面改稿により新たに甦る!
  • ジャーロ No. 66
    -
    1巻550円 (税込)
    ●コージーミステリーの名手による新連載!:大崎 梢、近藤史恵 ●〈冬の小説特集〉長き雪夜はミステリー:芦辺 拓、大山誠一郎、坂木 司、澤村伊智、曽根圭介、鳥飼否宇、西澤保彦、前川 裕 ●絶好調!連載陣:青柳碧人、笠井 潔、早坂 吝
  • ジャーロ No. 80
    -
    1巻550円 (税込)
    リニューアル号 新企画も続々スタート! ●新連載!:坂木 司、竹本健治、辻堂ゆめ、古野まほろ ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、五十嵐貴久、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、香納諒一、西條奈加、柴田哲孝、朱川湊人、長浦 京、中山七里、早坂 吝、深町秋生、薬丸 岳、イクタケマコト ●読み切り短編:阿津川辰海、岩井圭也、白井智之 ●企画:「矢吹駆」シリーズ第1作『バイバイ、エンジェル』“パリ草稿ノート”発掘!
  • ジャーロ No. 81
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載!:大倉崇裕 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、五十嵐貴久、恩田 陸、笠井 潔、香納諒一、坂木 司、西條奈加、柴田哲孝、竹本健治、辻堂ゆめ、中山七里、早坂 吝、樋口明雄、深町秋生、古野まほろ、薬丸 岳、イクタケマコト ●読み切り短編:浅倉秋成、犬飼ねこそぎ、水沢秋生、森川智喜 ●第25回日本ミステリー文学大賞受賞記念特集:【大賞インタビュー】小池真理子、【新人賞インタビュー】麻加 朋、大谷 睦
  • ジャーロ No. 89
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:三津田信三〈妖怪談〉「なぜかいるもの」、斜線堂有紀〈キネマ探偵カレイドミステリー〉「所以懐古のオデッセイ」●絶好調!読み切り短編:浅倉秋成、佐川恭一 ●【日本ミステリー文学大賞新人賞受賞後第一作】柴田祐紀「分裂する貉」 ●快調連作・連載陣:赤川次郎、五十嵐貴久、恩田 陸、坂木 司、榊林 銘、月村了衛、誉田哲也、薬丸 岳、イクタケマコト ●アフタートーク 結城真一郎『♯真相をお話しします』
  • ジャーロ No. 85
    -
    1巻550円 (税込)
    ●最新長編全掲載(後編):澤村伊智 ●対談:平山夢明×澤村伊智 ●新連載:榊林 銘 ●読み切り短編:青柳碧人、浅倉秋成、上野 歩、白井智之、似鳥 鶏 ●快調連作・連載陣:大倉崇裕、大崎 梢、大山誠一郎、笠井 潔、西條奈加、坂木 司、竹本健治、長浦 京、額賀 澪、樋口明雄、薬丸 岳、イクタケマコト ●20周年記念企画 「坂木 司デビュー20周年座談会」「『カッパ・ワン』20周年座談会 石持浅海×林 泰広×東川篤哉」
  • ジャーロ No. 83
    -
    1巻550円 (税込)
    ●読み切り短編:浅倉秋成、方丈貴恵 ●新人賞作家・受賞第一作特集!:麻加 朋、大谷 睦、白木健嗣 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、大倉崇裕、折原 一、坂木 司、西條奈加、竹本健治、辻堂ゆめ、長浦 京、中山七里、早坂 吝、古野まほろ、薬丸 岳、イクタケマコト ●新連載!:新保博久⇔法月綸太郎 往復書簡「死体置場で待ち合わせ」 ●「アフタートーク 著者×担当編集者」呉 勝浩
  • ジャーロ No. 87
    -
    1巻550円 (税込)
    ●第26回日本ミステリー文学大賞受賞者インタビュー:【大賞】有栖川有栖、【新人賞】柴田祐紀 ●読み切り短編:浅倉秋成、犬飼ねこそぎ、佐川恭一、結城充考 ●快調連作・連載陣:五十嵐貴久、大崎 梢、恩田 陸、笠井 潔、坂木 司、長浦 京、額賀 澪、誉田哲也、薬丸 岳、イクタケマコト ●島田荘司・誌上講演「ミステリー近現代史と吉敷竹史(前編)」 ●アフタートーク 大沢在昌『黒石 新宿鮫XII』
  • ジャーロ No. 82
    -
    1巻550円 (税込)
    ●柄刀 一〈南美希風・国名シリーズ〉「或るチャイナ橙の謎」200枚! ●読み切り短編:岩井圭也、森川智喜 ●快調連作・連載陣!:青柳碧人、五十嵐貴久、大倉崇裕、大山誠一郎、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、坂木 司、西條奈加、竹本健治、辻堂ゆめ、長浦 京、中山七里、早坂 吝、深町秋生、薬丸 岳、イクタケマコト ●松澤くれは『フリル』スペシャルイベント・レポート
  • ジャーロ No. 88
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:赤川次郎、月村了衛、「ジャーロ」初登場の二人の長編がスタート! ●読み切り短編:岩井圭也 ●快調連作・連載陣:五十嵐貴久、大崎 梢、恩田 陸、坂木 司、榊林 銘、長浦 京、樋口明雄、誉田哲也、薬丸 岳、イクタケマコト ●『アクトレス』ドラマ記念 誉田哲也スペシャル対談 ●アフタートーク 道尾秀介『いけない』シリーズ ●島田荘司・誌上講演「ミステリー近現代史と吉敷竹史(後編)」
  • ジャーロ No. 84
    -
    1巻550円 (税込)
    ●最新長編を二号連続全編掲載:澤村伊智 ●新連載長編:大崎 梢、額賀 澪 ●読み切り短編:岩井圭也、木村椅子 ●快調連作・連載陣:大倉崇裕、恩田 陸、笠井 潔、西條奈加、坂木 司、竹本健治、辻堂ゆめ、長浦 京、中山七里、早坂 吝、樋口明雄、薬丸 岳、イクタケマコト ●新連載企画:「日本ミステリー文学大賞の軌跡」 ●「カッパ・ツー第三期選考対談」石持浅海、東川篤哉 ●「アフタートーク 著者×編集者」芦辺 拓
  • ジャーロ No. 86
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:誉田哲也〈姫川玲子〉シリーズ、五十嵐貴久〈PIT 特殊心理捜査班〉シリーズ ●読み切り短編:岩井圭也、東川篤哉、方丈貴恵、古野まほろ ●快調連作・連載陣:大倉崇裕、大崎 梢、西條奈加、坂木 司、長浦 京、額賀 澪、薬丸 岳、イクタケマコト ●笠井潔『煉獄の時』刊行記念特集 ●「アフタートーク・著者×担当編集者 白井智之」 ●「カッパ・ツー第三期」決定
  • ジャーロ No. 101
    -
    1巻550円 (税込)
    ●長編一挙掲載!:本城雅人「朝日のあたる病院」【前編】&著者特別インタビュー●新連載:小路幸也「脅迫者 磯貝探偵事務所ケースD」●読み切り短編:倉知 淳〈占い師はお昼寝中〉シリーズ「彼女がお化けを怖がらない理由」●好調連載陣:青柳碧人、赤川次郎、石持浅海、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、川瀬七緒、近藤史恵、坂木 司、竹本健治、薬丸 岳●「アフタートーク 著者×担当編集者」:古泉迦十『崑崙奴』
  • ジャーロ No. 102
    -
    1巻550円 (税込)
    ●2号連続長編一挙掲載:本城雅人「朝日のあたる病院」【後編】●読み切り短編:倉知 淳〈占い師はお昼寝中〉シリーズ「悪霊殺人(未遂)事件」●連作短編:青柳碧人〈80分間世界一周〉、川瀬七緒〈ワーストランキング〉●長編連載:赤川次郎、石持浅海、恩田 陸、笠井 潔、小路幸也、竹本健治、薬丸 岳●「アフタートーク 著者×担当編集者」:第38回山本周五郎賞受賞! 新川帆立『女の国会』
  • 「獣医師たちのペットロス」(第1巻)
    -
    1巻165円 (税込)
    小動物臨床獣医師の家に飼われているペットたち。しかし、獣医師もまた、彼らとの別れのときを迎える。言うまでもなく、獣医師は、動物医療のプロ。病院で多くのペットたちの最期を診てきたヴェテランたち。そんな彼らが、自分のペットの死に何を感じたか。これは、獣医師たちへの取材を通して入手した真実の物語。そして、飼い主たちが決して知ることのない白衣を脱いだ獣医師の姿。新たなるペットロスの世界を、「涙の滝の国の物語」シリーズの著者が渾身の筆致で描ききる!

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  • 11月そして12月
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    22歳の初恋、永遠の2か月―― 高校も大学も中退したぼくは、カメラを手に都会の生き物を撮り歩いている。退屈な人と言われ続けた22年の人生は、少し生意気な明夜と出会った頃から変わりはじめた。 父親の不倫、姉の自殺未遂、そして「明夜とは二度と関わるな」という男の出現――。続発するトラブルと背景にある真実に触れた主人公・柿郎が、確かな一歩を踏み出していくまでの2か月を鮮やかに描いた、ほろ苦くも爽やかな青春恋愛小説。 ゲームクリエイター・小島秀夫氏、推薦! 『ぼくと、ぼくらの夏』など、数々の傑作青春ミステリーを残し、惜しまれつつ亡くなった著者のリリカルな青春ストーリー。
  • 十一月のマーブル
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    小学6年生の波楽(はら)は、都内の私立小に通う左利きの男の子。お母さんと血がつながっていない。でも、今のお母さんは大好きだし、妹も好きだ。しかし、ある疑惑をかかえていて・・・。波楽は、たまたま本当のお母さんの恋人に出会い、その謎をときあかそうとしたら・・・。待っていた衝撃的な事実。小学生高学年以上向き。 ●あさのあつこ氏推薦!これは、少年たちの静かで美しい戦いの物語です。
  • 11号(1) 世界一のピュア・ラブストーリー
    -
    大学をやめてホストになったシュンが、夜の街で出会った “ゆい”。夜の匂いをまったく感じさせない純粋なゆいに、シュンは強く惹かれてゆき、やがて緩やかに始まる二人の恋――ホストの世界を通して、愛する人を想いながら、もがき続ける二人の姿を描き、350万人を超える読者から絶大な人気を集める大人気ピュア・ラブストーリーがついに登場!
  • 11センチのピンヒール
    3.5
    1巻660円 (税込)
    携帯サイトでみんなが泣いた24歳の物語“おしゃれ”と“キャリア”と“恋愛”、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。里子、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達への対抗心から、些細な見栄をはることで積み重なっていく小さな嘘、少しずつ増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく……。そんな里子が、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。  ピンヒールで背伸びした“大人の女の子”が、今、ほんとうの自分を探しはじめた。

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  • 十一の色硝子
    -
    初老の男たちの心に残されたつらい戦争の記憶。若き留学時代にふれあった異邦の人々の上に流れた歳月の跡。兄の死と母の遺体の再埋葬にたちあい心をよぎる人生の帰着の姿。歳月、老い、そして人生……。夕暮れの光を受け鮮やかな輝きを見せる色硝子のように、深々と心に刻まれる生の断片。生きることの重みを、人生のうしろ姿を、読む者の心にしみこませる十一話を収めた短編集。

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  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    3.7
    最後に届けたかったものは――。 読まれるはずのなかった遺言、隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟…… さまざまな形で残された”ラスト・メッセージ”を綴る、驚きと感動の物語。 各ジャンルで活躍する実力派女性作家11名による、豪華アンソロジー!
  • 11ミリのふたつ星~視能訓練士 野宮恭一~
    値引きあり
    4.3
    1巻1,278円 (税込)
    「たった11ミリ。小指で押した先ほどの的を通して、人は世界を見ている」 不器用な青年・野宮恭一(のみやきょういち)は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることのできない四歳の少女・灯(あかり)だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた人々に出会う。目に宿る奇跡に向き合い、野宮が見つけた答えとはーー。
  • 十億トンの恋
    -
    1巻770円 (税込)
    箱入り娘の“東京”は幼馴染みの“東京湾”と激しい恋に落ちる  父親ジャポン氏の言いなりになってせっせとおめかしする“東京”。彼女を昔から知っている“東京湾”は、今の姿を複雑な思いで眺めていた。あの頃の、野暮ったい、それゆえに香り高い花にも似た輝くような若さと真面目さは、どこへ行ってしまったのだろう。運送屋であるとともに詩人でもある彼は、ついに娘を強引に奪うことを決意する…。(「十億トンの恋」)  第6回小説現代新人賞を受賞した「媼繁昌記」のほか、「黒いピグマリオン」「九条の尼御前」「十億トンの恋」といった単行本未収録の短編小説、さらには雑誌・新聞・地域広報誌に寄稿したエッセイなどを収録。電子オリジナルの作品集。 ●藤本泉(ふじもと・せん) 1923年、東京生まれ。日本大学国文科卒業。1966年に「媼繁盛記」で第6回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。部落問題を扱った第17回江戸川乱歩賞最終候補「藤太夫谷の毒」(のちに『地図にない谷』と改題して刊行)、第75回直木賞候補『呪いの聖域』、第30回日本推理作家協会賞長編賞候補『ガラスの迷路』など話題作を立て続けに発表したのち、1977年に『時をきざむ潮』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。その他、伝奇ミステリ「えぞ共和国」シリーズなど著書多数。1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶ち、行方不明のまま現在に至っている。
  • 10月のパイナップル
    -
    ●STORY:夏休み明けの9月中旬、心あたりが全くないハワイからのエアメールを受け取った、深見リリカ。中身の手紙を読んで、ナゾが解けた。高2のクラスメート“マコ”こと桃山真紀子が、ハワイ旅行中にリリカの名前でロコボーイをナンパして、その場限りのノリでプロポーズにOKと答えていたのだ!! 相手の“テリー”くんは、マコを信じて、所持金はたいて日本へ飛んできてしまった。お人好しのリリカは、ナリユキ上テリーを我が家に招き入れ、カレの「リリカ」探しを手伝うことに。マコのデタラメぶりをバラせず悩むリリカだったが、テリーの一途さに心ひかれて、ついに真実を告げる。そしてテリーはマコのもとはまっしぐら!! と、思いきや……。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年10月の講談社X文庫ティーンズハートでの花井愛子7作め。タイトルは、新刊のリリースタイミングに意図して対応させたもの。ハワイから来た青年が所在不明の恋人を見つけるために東京の街を歩き回る、という設定は、SNSの活用が当然の令和時代の若者には理解しがたいに違いないのだが。30年少し前の日本では、こちらのほうが「普通」のことだった。ちなみに花井愛子には10代の頃にホノルルで短期の語学留学滞在経験があり、言葉が不自由な異国で「現地の人たちに親切にしてもらった」経験を「この作品のモチーフにした」とのこと。2019年電子版用最新“あとあとがき”も合せて、ぜひぜひご一読を!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。  ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
  • 十九歳のアロハ・シャツ
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    記憶に残りたい、影響を与えたい、と願う素直さについて 物語の舞台は1950年代と思われる。敗戦から立ち直りつつある東京の発展を考慮して「これからは不動産だ」とハワイから来日した日系二世の男がいる。主人公はその男の息子(18歳)と、隣家の5歳年上の娘だ。父親から言いつけられた庭の整備を通じて二人は親密になるが、やがてハワイに戻る日がやってくる。互いに好意を持っている自分たちを励ますように彼女はある行動に出て、それは翌年、19歳の彼の晴れやかな姿となって結実する。年下の男子に影響を与えたい、と願う健全な女性の思いがまぶしい。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 十九歳のジェイコブ
    3.8
    〈この世界が腹立たしくってしょうがない。人生の真実なんて、たかが知れている。〉ジェイコブ、十九歳。肌にひりつくセックスへの衝動。クスリで濁った頭。身体に染みついたジャズのリズム。この感覚だけが、ジェイコブの真実だ。路上にさまよい暮らすうちに膨れあがった愛と憎しみは、次第に殺意へと転化してゆく――。抑圧に咆哮する魂の遍歴、読む者を灼き尽くす鮮烈な青春文学!
  • 十九、二十
    5.0
    僕は今十九歳で、あと数週間で二十歳になる―。父が借金を作った。ガールフレンドにはフラれた。せめて帰省の電車賃だけでも稼ごうとバイトを探したが、見つかったのはエロ本専門の出版社だった。岡山から東京に出てきて暮らす大学生、山崎の十代最後の夏は実にさえない夏だった。大人の入口で父の挫折を目にし、とまどう青年の宙ぶらりんで曖昧な時を描く青春小説。

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  • 銃口 上
    4.6
    1~2巻682円 (税込)
    「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、タコ部屋の朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる――。戦争に突入する昭和10年代の事件と世相を背景に、青年教師の愛と苦悩を描いた感動大作。
  • 銃口 上下合本版
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる。そして昭和16年、竜太は治安維持法違反の容疑で7カ月間勾留、釈放されたものの退職させられ、軍隊に召集される――。純粋な心根の青年教師が戦争に翻弄されていく悲劇。軍旗はためく昭和を背景に戦争と人間の姿を描いた感動の名作! 本書は上下を1冊にまとめた合本版です。
  • 「重厚長大」産業の復権 90年代へのポリシーX
    -
    潮流は「重厚長大」産業へ、という時代があった。新日鉄、三菱重工、トヨタ自動車、味の素、東レなど、内部蓄積してきたポリシーXが、全面展開しはじめている。90年代の産業界はどうなっていたのか。企業ルポの第一人者が、技術戦略面から現場を密着取材し、トップの発想も含め、日本の巨大企業の動向を鋭く読む力作。
  • 十五
    -
    1巻1,045円 (税込)
    私はまだ、たったの十五歳だった。キレる母、奇抜な父、芸能界、タバコ、酒、SEX、妊娠、家庭不和、死別。アリにとっては何もかもが危うくて脆い現実に見えた。そして、人気俳優タキオとの出会いと別れ……。恋なのか、愛なのかわからなかったけど、確かな現実感、存在感があった。彼がアリに遺したものとは……?
  • 十号室
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    コーポ中里――。枇杷の木が茂る四階建ての古い鉄筋アパートには八世帯が暮らす。二十数年前、母子家庭の幼児が行方不明となった事件に、住人たちは誰もが口を閉ざす。苦しみを背負い、ひとり住まいのままこの世を去った女は、何を思い、どんな風に生きてきたのだろうか。家族の愛憎と、人間の身勝手さ、生きていくことのままならなさを描く、注目の作家「カトゲン」の、ざわめく新しい世界!!
  • 15歳、終わらない3分間
    4.5
    自らの命を絶とうと、学校の屋上から飛び降りた高校1年の弥八子。けれど――気がつくとなぜか、クラスメイト4人と共に教室にいた。やがて、そこはドアや窓が開かない密室であることに気づく。時計は不気味に3分間を繰り返し、先に進まない。いったいなぜ? そして、この5人が召喚された意味とは?…すべての謎を解く鍵は、 弥八子の遠い記憶の中の“ある人物”との約束だった…。 予想外のラストに感涙必至。共感度120%の新感覚青春小説!
  • 15歳、ぬけがら
    3.9
    1巻1,155円 (税込)
    母子家庭で育つ中学3年生の麻美は、「一番ボロい」といわれる市営住宅に住んでいる。家はゴミ屋敷。この春から心療内科に通う母は、一日中、なにもしないでただ寝ているだけ。食事は給食が頼りなのに、そんな現状を先生は知りもしない。 夏休みに入って、夜の仲間が、万引き、出会い系とつぎつぎに非行に手を染めていくなか、麻美は同じ住宅に住む同級生がきっかけで、学習支援塾『まなび~』に出会う。
  • 十五歳の課外授業
    3.8
    歯科医院の跡取り息子の卓郎、中学3年生。平凡な地味キャラの自覚があるが、学校一モテる美女ユーカに何故か告白され、付き合っている。ある理由から、肉食女子ユーカの猛攻を避けている中、卓郎のクラスに教育実習生がやってくる。陰気で冴えない女子大生に男子たちはがっかりだが、卓郎は彼女に見覚えがある気がして…。等身大の中学生の悩みと、それぞれの「秘密」を描くビターな青春小説。
  • 15年目の処刑
    -
    資産家に生まれた矢部徹は、幼くして両親と死別し、姉・今日子と二人暮らし。最愛の姉を金蔓として食い尽くし、身籠もった子まで殺して、死に追いやった弁護士・小関は、事情を知る徹をも消そうとする。15年の雌状を経て復讐の修羅と化した徹は、奴の罪なき妻や娘、息子を……。渾身のハード・バイオレンス! すべてをかけヤツを追いつめる。心を揺さぶる男の執念!
  • 15秒のターン
    4.1
    紅玉いづきデビュー15周年記念・3ヶ月連続刊行【第3弾】 そこにはきっと、あなたを救う「ターン」がある。 「梶くんとは別れようと思う」学園祭の真っ最中、別れを告げようとしている橘ほたると、呼び出された梶くん。彼女と彼の視点が交差する恋の最後の15秒(「15秒のターン」)。 ソシャゲという名の虚無にお金も時間も全てを投じた、チョコとあめめ。1LDKアパートで築いた女二人の確かな絆(「戦場にも朝が来る」)。 大切なものを諦めて手放しそうになる時、自分史上最高の「ターン」を決める彼女達の鮮烈で切実な3編と、書き下ろし「この列車は楽園ゆき」「15年目の遠回り」2編収録。
  • 15メートルの通学路
    4.3
    重い心臓病の瀬戸川くん、脳腫瘍の優香ちゃんら、長期入院するこどもたちにとって、「勉強したい」という気持ちは日々を生きることであった。「学ぶこと」「教えること」の真の意味を問う。自身の体験を綴る感動作
  • 十五夜の月
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    童話と小説のジャンル分けをしてなかった作者、壺井栄児童文学集より 壺井栄の物語づくりに深い影響を与えたのが祖母であることはよくしられている。 栄は小さい頃から祖母のそばで寝物語にいろんなお話をきかされて育った。お話だけにとどまらず、古い歌もきかされていた。 本作は祖母をモデルにした、もっとも長編の物語ではないだろうか。 【著者】 壺井栄 小説家 1899年 - 1967年 香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。 坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。 1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。 1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。 『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。 1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 13月のカレンダー
    4.5
    勤めていたバイオ企業を辞職した侑平は、父方の祖父母がかつて住んでいた愛媛県松山市の空き家を訪れていた。両親が離婚し、祖父母が亡くなって以来疎遠だった父から連絡があり実家を売ると言う。身勝手な父に反発を覚えたが、15年ぶりにその家に足を踏み入れた侑平は、祖父の書斎の机に積み上げてあった書類の中から、十三月まである不思議なカレンダーと脳腫瘍で余命いくばくもない祖母の病状を綴った大学ノートを見つける。その中に「寿賀子、『十三月はあったのよ』という」と書かれた一文が。祖母を知る関係者と接するうちに、導かれるように広島の地へと辿り着き、自らのルーツを知ることになり・・・・・・。 太平洋戦争終結から80年。愚かな戦争の記憶を継承する、至高の大河小説。 【著者略歴】 宇佐美まこと(うさみ・まこと) 一九五七年、愛媛県生まれ。二〇〇六年「るんびにの子供」で第一回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。一七年『愚者の毒』で第七〇回日本推理作家協会賞 〈長編及び連作短編集部門〉を受賞。二〇年『展望塔のラプンツェル』で第三三回山本周五郎賞候補、同年『ボニン浄土』で第二三回、二四年『誰かがジョーカーをひく』で第二七回大藪春彦賞候補に。他の著書に『熟れた月』『骨を弔う』『羊は安らかに草を食み』『夢伝い』『月の光の届く距離』『その時鐘は鳴り響く』『謎は花に埋もれて』など。
  • 13歳のシーズン
    3.9
    中学に入学してひと月。茉里(まり)は同じクラスの男子・真吾(しんご)から告白される。しかし、それが罰ゲームだったとわかり、傷つく茉里。一方、クラスに馴染めない茉里を理解し応援してくれる深雪(みゆき)、そして幼馴染の千博(ちひろ)。四人は、自分のため、そして友達のために、ある挑戦を始めた。さまざまな困難や壁を乗り越えて逞(たくま)しく成長する姿を描いた甘酸っぱくて、でも爽やかな青春小説。
  • 十三歳の実験
    3.0
    少女に情事を覗かれている!? 大学生の川岸一生(かわぎしかずお)が口説いた井上のぶ子は、夫と別れ、娘の香夜(かよ)と暮らしながら小料理店を営んでいた。香夜が寝るのを待って交歓を愉しむ二人──だが、少女は行為を見ていたのだ。十三歳の香夜は性に興味を持ち、川岸に抱いてほしいと願う。川岸は本能では惹(ひ)かれつつ理性で抗(あらが)うが……。女と少女の間(あわい)に揺れる性。究極の美少女小説。
  • 13歳の黙示録
    4.3
    札付きの非行少年・幸雄の閉ざされた心に、中学教師の千佳は献身的に向き合おうとする。少年の内にあった驚くべき葛藤とは?  そして周囲の心配どおり、13歳の幸雄は千佳にナイフを向けた! 彼はなぜ、人を殺してしまったのか? どの教師も手を焼く非行少年の心を、千佳はこじ開けようとしたが……。少年向けに物語を紡ぎ出してきた著者が世に問う「人を殺めることの重さ」。親も子も読みたい、胸に迫る感動の傑作、心に突き刺さる衝撃作!
  • 十三度目の女~南郷弁護士シリーズ~
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    女にはめっぽう弱いが、悪には敢然と立ち向かう好漢・南郷次郎(なんごうじろう)弁護士。彼が2年前に国選で引き受けた麻薬所持の男、徹底した黙秘権を行使し、また身元調べも付かぬまま、判決、服役。その2年間、これまた名前も知らぬ女に頼まれて、南郷は彼に差入れを続けていた。出所後すぐに行方をくらました男、そして謎の女は……!?(『南郷次郎の逆襲』改題)
  • 13人目の探偵士
    3.5
    ミステリのすべてがこの1冊にある! ――奇妙な童謡を模して、探偵ばかり狙う殺人鬼・猫(キャット)。残忍かつ狡猾な見立て殺人は、13人目の犠牲者に向け研ぎ澄まされていった。密室で発見された探偵皇(たんていこう)の死体、血文字の伝言(ダイイング・メッセージ)と記憶喪失の男、そして消えた凶器。探偵が支配する探偵だらけのパラレル世界で、様々な謎が煌(きらめ)き、可能性が揺らめく。ミステリの真髄!
  • 十三番目の陪審員
    3.3
    1巻704円 (税込)
    殺人事件を捏造し、警察と報道がいかに冤罪を生み出すか暴こうと考えた男は、思いもよらぬ死体の出現で逮捕されてしまう。民主的司法をめざして復活した陪審制のもと、十二人の市民がこの事件に下す意外な評決とは。
  • 十三匹の犬
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    物語の語り手は、一家で飼われてきた歴代十三匹の犬たち。戦前の明るい空気の札幌、戦争中から敗戦後の混乱の中での北京、引揚げ後の米軍の占領に始まる戦後から平成までの東京を舞台に、愛らしい犬だけでなく、臆病な犬、凶暴な犬、殺された犬、様々な犬たちが紡ぎ出す、その犬の一生と家族の歴史。十三章からなる長編小説。
  • 十三夜
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    1巻220円 (税込)
    読みやすい!夭折した天才作家、樋口一葉。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。貧しい家に育った美しい娘お関は望まれて高級官僚に嫁ぐ。しかし夫は手の平を返したようにお関を虐めるようになる。思いあまったお関は離婚を決意し子供を残したまま十三夜の夜に実家へ帰るが……。運命に翻弄される人々の悩みをせつせつと描いた作品。

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