[新版]ジャパン・ディグニティ

[新版]ジャパン・ディグニティ

1,650円 (税込)

8pt

4.0

〈あらすじ〉
22歳の美也子は津軽塗職人の父と、デイトレーダーをしているオネエの弟との三人暮らし。母は、貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出て行った。美也子はスーパーのレジ係の傍ら、家業である津軽塗を手伝っていたが、元来の内向的な性格と極度の人見知りに加え、クレーマーに苛まれてとうとうスーパーを辞める。しばらくの間、充実した無職ライフを謳歌していたが、やがて、津軽塗の世界に本格的に入ることを決めた。五十回ほども塗りと研ぎを繰り返す津軽塗。一人でこつこつと行う手仕事は美也子の性に合っていて、その毎日に張りを与え始める。父のもとで下積みをしながら、美也子は少しずつ腕を上げていき、弟の勧めで、オランダで開催される工芸品展に打って出ることに。
青森の津軽塗を通して紡ぐ、父娘の絆と家族の物語。

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[新版]ジャパン・ディグニティ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    弟(妹?)の存在がよかったです。職人気質な父と娘のどん詰まりを軽いタッチで掬い上げてくれるような存在でした。

    0
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画は見ていないが、津軽塗りを知るには映画がいいかもしれない。私が読んだ本には、口絵に作中に出てくる小物を思わせる津軽塗りの写真があり、巻末には漆塗りの用語などがあったので、検索しなくてもすんだ。
    私がこの作家に惹かれたのは、これが青森県の、そこに住む人の物語だったことが、いちばんの魅力だったかと思

    0
    2025年03月22日

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