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会社で生きることの意味を問う企業小説! 談合入札、部内派閥……競争原理の中で新人は苦闘し、上司は葛藤した。「企業人」の育て方とは? ――建設資材メーカー新入社員・船木徹は、S市の新庁舎建設をめぐり、指導社員の高田に、接待術から談合入札まで、徹底的に叩き込まれる。だが、新人ゆえのミス、同期との心理戦、部内派閥、恋のトラブルなど、会社の荒波が襲いかかる。社会人・企業人として生きることの意味を問う、長編企業小説。<『新入社員』改題作品>
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Posted by ブクログ 2015年03月13日
新入社員とその上司との関わりを軸にした小説。20年近く前の作品であり、公共事業のあり方なんかは大分変わっているかもしれないが、会社での人間模様の描写は、あまり古びていないように感じる。五十嵐のようなちょっと勘違いした新人、吉村課長のような上にはペコペコし下には横柄な上司も今の時代でもいかにもいそうな...続きを読む気がする。 登場人物の中では三木部長が印象的だった。現実世界でも、こういう人物が一番扱いづらいように思う。 小説の本筋としては、主人公の船木が会社というものに疑問を持ちながらも同化していく物語だと解釈した。それは、恋愛対象をゆかりから上原幸子へと乗り換えることに象徴されていると思う。そして、もう一つの物語として、船木とは逆に、先輩(上司)の高田が会社から離脱していく姿が対比されている。自分は年齢的には船木に近いが、どちらかというと、高田にも共感するところが結構あった。逆に船木はちょっと自分勝手すぎるような気がした。
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