小説の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
昭和四十九年秋、関西の田舎町。小学3年生のマモルは、寝たきりの美しい姉・サリエを「怪物」と囃し立てるクラスメイトたちに何も言えず、無力感を抱えていた。やがて町で猟奇的な連続首なし殺人事件が起こり、マモルの周囲の人間が次々と犠牲になっていく。謎の腹話術師・賀茂が町に現れ、事件の真相はマモルとサリエの深い絆へと辿り着く。
-
2003年刊行の第一歌集を新装版として18年ぶりに復刊。電子版だけで流通した第二歌集『星か花を』(66首)も併せて収録。 【収録歌より】 「水菜買いにきた」 三時間高速を飛ばしてこのへやに みずな かいに。 そこにいるときすこしさみしそうなとき めをつむる。あまい。そこにいたとき うすむらさきずっとみていたらそのようなおんなのひとになれるかもしれない 濃い。これはなんなんアボガド? しらないものこわいといつもいつもいうのに たくさんのおんなのひとがいるなかで わたしをみつけてくれてありがとう 【目次】 O脚の膝 星か花を たくさんのおんなのひとがいるなかで 世界の関心 そらをとぶかも ―テーマ「義経忌」― せ、せ、せかい スクンビットソイ33 28の女のあし わかった あとがき 【著者】 今橋愛 1976年大阪生まれ。大阪在住。歌人。一児の母。大学在学中に岡井隆の授業で現代短歌に触れ、23才で短歌をつくりはじめる。他の歌集に『としごのおやこ』。共著に『いまドキ語訳越中万葉』『トリビュート百人一首』がある。
-
好意も性愛もその喪失も 地球上でずっとくり返されてきたことで、 誰もがみなワンオブゼムであるのだ。 ――江國香織氏(書評より抜粋) 砂浜で出会った言葉の通じぬ異郷の二人。 共に陸の上を夢見る海藻と一匹の魚。 資源の少ない島内を旅しながら生計を立てる宝石拾いと真珠採り。 湖の対岸の大きな山に想いを寄せる小さな山。 人と人、生物と生物、自然と自然。 一対一の関係のなかで交わされ、育まれる「好意」という感情。 目に見えぬその内実をゆたかな言葉で描き出した、 芥川賞作家によるかつてない恋愛小説集。 生まれ持った寿命が大きく異なる二人の恋をつぶさに写し取る「大差螺旋のスケッチ」を収録。 【著者略歴】 井戸川射子(いどがわ・いこ) 1987年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。2018年に第一詩集『する、されるユートピア』を私家版にて発行。19年に同詩集で第24回中原中也賞、21年に小説集『ここはとても速い川』で第43回野間文芸新人賞、23年に『この世の喜びよ』で第168回芥川龍之介賞、25年に『無形』で第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、同年、第10回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞を受賞。他の著作として、詩集に『中座を横から見たscene』、小説に『曇りなく常に良く』『移動そのもの』『私的応答』『舞う砂も道の実り』などがある。
-
伝説の助産婦を描く傑作胸熱歴史ミステリー。 1789年11月、アメリカ・メイン州。 凍結したばかりのケネベック川で男性の遺体が見つかった。男は地域の鼻つまみ者バージェス。町の医療を担う助産婦で治療師のマーサは、検分を依頼され殺人と断定するが、治安判事ノースの差し金でやってきた若いエリート男性医師は溺死を主張する。一方、マーサはバージェスの死を牧師の妻レベッカに知らせに行く。その年の夏、マーサは全身に怪我を負ったレベッカの手当をした時に、バージェスとノースから性暴力を受けたと聞いていたのだ。マーサはバージェスの死因を問う件、そしてレベッカの性暴力被害の真偽を問う件と、ふたつの裁判で証言をすることになる。当時レイプは死刑に該当する重罪であったが、実際には男性に有利な判決が下されることがほとんどだった――。 建国初期の米国に実在した伝説の助産婦マーサ・バラード、その日記と並外れた生涯に着想を得た、傑作胸熱歴史ミステリー。2026年CWAゴールドダガー賞最終候補作! (底本 2026年9月発売作品)
-
重岡大毅が主演を務める映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』(2026年9月11日全国公開)を「シナリオブック」として刊行。 人間の選択とAIの完璧さが交錯する新たな完全犯罪サスペンス。AIを誰もが手軽に使える時代に忍び寄る便利さの裏側にある恐怖。かつてSFの世界だったAIが、日常の暮らしに溶け込もうとしている今こそ読むべき最も危険な物語。 そんな緊迫感あふれる本作において、主演の重岡大毅はじめ、共演の原菜乃華、田中みな実の場面撮影写真を、印象的なシーンを中心に巻頭カラーで16ページ掲載します。 脚本は『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』(2010年)や『マスカレード・ホテル』(2019年)など多くのヒット作を手掛ける気鋭の脚本家・岡田道尚が担当。映像では捉えきれないト書き、台詞の“間”、演出意図、感情の揺らぎを読書体験できる一冊です。 また、本書では巻頭カラーの場面写真、シナリオに加え、この物語がどのように生まれたのか、脚本家自らが解説。本作が動き出すことを導いた企画書第一弾や脚本執筆のために試行錯誤したAI生成文などの資料も公開。その物語とともに、制作過程にも迫ります。 シナリオ制作の過程がわかる資料を収録することで、映画を“観た後”にも“観る前”にも楽しめる立体的な構成の一冊となっており、映画ファンはもちろん、脚本・演出・映像制作に関心の高い読者層まで幅広く楽しめます。
-
山内昌人第一歌集 永遠の青年は、山内昌人という名前の仮面をかぶり、「顔なき男」として泣いて笑うのだ。――山田航(歌人) 山田航解説『素顔のピエロ』収録 〈5首選〉 今日という異物を包み込むために受け取っているデイリーニュース 遠回りすることでしかたどり着くことのできない青空がある 我という入り江に寄せてまた返す喜びと哀しみにようこそ まもなくの夜に向かいて木漏れ日のひかり溜め込む夕暮れのバス 影としてコンクリートに溶けていくことだけが許された夕暮れ 【目次】 序奏~プロローグ 合わせ鏡 ポケット 空回りする役回り 表札以前 音階のカルテ 役名 解説 素顔のピエロ 山田航 あとがき 【著者】 山内昌人 1966年北海道生まれ 「辛夷」に所属
-
デビュー句集『膚』で田中裕明賞と俳人協会新人賞をW受賞した俊英・岩田奎。今年、Forbesが選ぶ「30 Under 30 Asia 2026」にも選ばれた著者による待望の第二句集! 叫ぶおやすみとか氷るおやすみ 挽肉のあらければ咲く辛夷かな 辛夷が咲くのは、この挽肉が粗いからだったのだ。ひとつの死である挽肉が、粒の粗さのために口の中で弾ける逆説的な生命感。辛夷が咲くことはまさにそのような現象ではないか。私たちの世界の、思いもよらないきらきらしさと残酷さを、『敵』はこうして取り出してみせるのである。──服部真里子(歌人) 【収録句より】 蟻地獄蟻がはこびしものも落ち 「皆」 星祭われら虚業のビル灯す 「舌や腸」 春の雨いのちちぢめの飯を食ふ 「力」 鹿啼けり無数の黒い扉のやうに 「ライフ」 枯木コロシアムかならずだれか勝つ 「敵」 氷柱落ち砕けてそこにありつづけ 「水の熱」 残るあぢさゐこれからも見て暮す 「冗談」 【目次】 1 皆 2 舌や腸 3 力 4 ライフ 5 敵 6 水の熱 7 冗談 あとがき 【著者】 岩田奎 一九九九年京都生。二〇一五年、開成高校俳句部にて作句開始。櫂未知子、佐藤郁良に師事。第一句集『膚』(二〇二二、ふらんす堂)にて田中裕明賞、俳人協会新人賞。ほか著書に『田中裕明の百句」(二〇二四、同)、受賞に石田波郷新人賞、俳人協会新鋭評論賞、角川俳句賞など。「群青」「オルガン」同人。俳人協会幹事。日本文藝家協会、現代俳句協会、パフォーマンスコレクティブ「やる」に所属。NHK文化センター青山教室(オンライン開講)、梅田教室講師。二〇二六年現在大阪在住。
-
飲食店で働く〈しゅう〉は、恋人〈アカリ〉と、雑居ビル最上階のプレハブで暮らしている。彼女の様子が最近おかしいことに気づいた〈しゅう〉が思い切って理由を訊いてみると、まったく想像していなかったような、衝撃的な答えが返ってくる。〈しゅう〉は大きなショックを受けるが、その後も謎めいた〈アカリ〉の行動を必死に追っていく。すると、さらに思いがけない展開へと結びついていき・・・・・・。 大都市の片隅で真摯に生きる二人を描いた、待望の長編小説。 【著者略歴】 辻仁成(つじ・ひとなり) 東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・画家・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。1997年「海峡の光」で第116回芥川賞、1999年『白仏』の仏語版Le Bouddha blancでフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『オキーフの恋人 オズワルドの追憶』『日付変更線』『父Mon Pere』『十年後の恋』『パリ情景 動かぬ時の扉―Vision de Paris―』他、著書多数。
-
ようやく得た職場は、前任が5日で精神を病んだという、古い映画館〈パラダイス〉。ある日私は、閉館後の館内で夜毎起きていることを知り──。英語圏で最も注目を集める作家の鮮烈長編作。 この国に越してきたばかりのサリーが働き始めたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館──。GRANTA「若手作家ベスト20」選出、英語圏最注目作家による傑作長編。王谷晶、朝宮運河推薦。 ここは人間の臓器のように 暗闇に捨て置かれた映画館〈パラダイス〉 ほとんど何も持たずに、この国に引っ越してきたばかりのサリーが働きはじめたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館。同僚の誰からも話しかけられない日々を過ごしていたが、ある日閉館後の館内を覗くとそこには──。 ******** 暗闇の中で倦み腐り歓喜することが唯一赦される場所。美しく悍ましい映画館に魂を食われる痛みと悦びが、読み終えた後もいつまでも疼く。 ──王谷晶(『ババヤガの夜』) グルドーヴァが描く青春の姿はこんなにも歪で、薄汚れていて、美しい。この場所では、幻想が現実を呑みこみ、虚構が本当になる。 ──朝宮運河(『現代ホラー小説を知るための100冊』) ******** 〈映画×労働×グロテスク〉 『人形のアルファベット』のカミラ・グルドーヴァによる傑作長編! 2016年「ワクシー」(『人形のアルファベット』収録、2025年河出書房新社刊)でシャーリイ・ジャクスン賞受賞 2023年GRANTA「若⼿作家ベスト20」選出 2026年『人形のアルファベット』で「このホラーがすごい!」海外編第6位 そして本書『楽園の子どもたち』で、英語圏で最も権威ある文学賞の一つである女性文学賞ノミネート 英語圏最注目作家の傑作長編がついに邦訳! ======== 『楽園の子どもたち』目次 真夜中のカーボーイ 七人の侍 何がジェーンに起ったか? ミツバチのささやき タクシードライバー テオレマ 月光石 獣人 天国への階段 カビリアの夜 オズ ファニーとアレクサンデル 天使の復讐 ポップコーン おもちゃの王国 赤い影 ファントム・オブ・パラダイス ヘザース/ベロニカの熱い日 ローズマリーの赤ちゃん ラスト・ショー 赤い靴 ベニスに死す 謝辞 訳者あとがき
-
数百万の犠牲者が生まれたナイジェリア・ビアフラ戦争。その悲劇をもとに紡がれる、恋人たち、家族たちのスリリングな物語。戦争の悲惨な現実と、その背景にある社会の矛盾。英オレンジ賞受賞の傑作長篇。 ビアフラ共和国──1967年から3年だけ存在した幻の共和国は、悲惨な戦争に巻きこまれ、飢餓と暴力に苛まれる。民族、宗教、文化、人種など、さまざまな対比とともに描かれる繊細な人間たちの物語。 ※本電子書籍は、「半分のぼった黄色い太陽 上・下」の合本版です。
-
【電子版限定特典!】 電子版には、シリーズ第二弾「刑事葛城 届かない警告」の冒頭試し読みを収録しています。 〈どんでん返しの帝王〉が放つ新シリーズ! 緊迫の警察×心理ミステリー 「戦場に物的証拠は存在しない」 年がら年中、人を殺す方法ばかり考えているミステリー書きが絶えず念頭に置いていたテーマがこれだ。今回、やっと使えることと相成った。他のシリーズでちょくちょく顔を見せている葛城公彦。優しいが平凡極まりない男が非凡な事件に挑む。 乞うご期待。 ――中山七里 【人物紹介】 ・葛城公彦 警視庁捜査一課の刑事。暴力団とトクリュウの銃撃戦で死亡した警察官の死に違和感を覚え、捜査を進める。 平凡な風貌と柔らかな物腰で相手の懐に入り込み、本音を引き出す。罪は憎んでも、犯人は憎まない。 ・紅島雛多 新宿署刑事課の刑事。警官殺しが発生した「新宿騒乱」の現場に出動し、壮絶な銃撃戦を潜り抜けた。 葛城とコンビを組み、事件の真相を追うことに。 戦場と化した歌舞伎町で額を撃ち抜かれた警察官。 誰もが殉職を疑わなかった。葛城を除いて――
-
-
-
バハ1000レースに賭ける男たちの夢と熱い魂! 四輪駆動車の生産に力を入れてきたスバル本社は、その性能を全世界にアピールするため、カリフォルニア半島を縦断する過酷なレース「バハ1000」への出場を決定した。レオーネ4WDに荒地走破性能を備えたスーパー・レオーネを開発し、オフロードレースに出場したいというテスト・ドライバー、尾島龍一郎の長年の夢がかなうことになったのだ! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
-
1周13.46キロ、ミドシップ5000ccが轟然と吠える! 10年余の沈黙を破って、ニッサンが「ルマン」に挑戦する。24時間を走りきる苛酷な耐久ロードレースにのぞむのは、人間尊重の新兵器を装備したミドシップ5000ccの大排気量車、ニッサンR384。このクルマを駆るワークス・ドライバーは、公募に応じて厳しいテストとトレーニングに耐えた6人の男たちだ。轟然と吠えるエンジンの響きに満たされた1周13.46キロのコースをR384が唸り、跳び、走る……! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
-
轟音! インディー500マイルに賭けた男たちの死闘 マツダ・ロータリー車が米国最大のレース「インディー500マイル」に出場が決まった瞬間から、技術者たちの不可能を可能にする戦いが始まった。世界の名車が一堂に会する5月のインディアナポリス……。轟音と共にスタート、マシーンに魅せられた男たちの強烈なドラマが開始された! 長篇レース小説。 ●高斎 正(こうさい・ただし) 1938年、群馬県生まれ。作家、自動車評論家。日本SF作家クラブ第3代事務局長を務め、名誉会員に。『ホンダがレースに復帰する時』『ミレミリアが復活する時』(いずれも徳間書店)、『パリ~ウィーン1902』(インターメディア出版)など、自動車レース小説を多く書く一方、ノンフィクションとして、ミドシップの歴史を追った『レーシングカー・技術の実験室』(講談社)や『モータースポーツ・ミセラニー』(朝日ソノラマ)などの著作もある。
-
あの土地に生まれた女衆は、産声あげた瞬間に見えない鎖で繋がれる Kさんは、その見えない糸のことを「土地の鎖」と呼んでいた。地名も風景もよく分からず、まるで実態が見えてこない、「X県の海の近く」にある集落。「お姉さんに、何があったの?」思いきって聞いてみた。Kさんは視線を上げ、静かな眼差しで私を凝視した。「私を逃がす代償に、崖下で、むごく潰されてん」Kさんの目は、今まで見せたことのない黒々と鈍い光を湛えていた。(「蟻地獄の子」より) 得体の知れない因習村から逃げてきた少女、夏になると四人の轢死体を作り出す急行電車、家の中に棲みついた気味の悪い黒虫……。文芸誌などに掲載されたのち、単行本未収録だった短篇作品を厳選。電子オリジナルの怪奇・ホラー短編集。 *蟻地獄の子 *枕木嘔吐 *母とクロチョロ *中古獣カラゴラン *いきなおし *きたぐに母子歌 *しゃり坊 *下魚 *死にパパたちの矜持 *死にママたちの告げ口 *Z村は見ていた ●雀野日名子(すずめのひなこ) 石川県で生まれ、福井県と大阪府で育つ。ゴーストライターやノベライズライターから物語執筆へと移行し、『機械仕掛けのアン・シャーリー』でジャイブ小説大賞入選。『あちん』で「幽」怪談文学賞短編部門大賞を受賞し、同作で小説家デビュー。『トンコ』で日本ホラー小説大賞短編賞受賞。「雀野日名子」名義での単著に、『太陽おばば』『幸せすぎるおんなたち』『終末の鳥人間』『かぐや姫、物語を書きかえろ!』などがある。カルト映画と80sをこよなく愛する、文壇アレルギー症。
-
“人生につまずいた時、隣にいたのは猫でした” 先読みサービス「NetGalley」にて「癒されました」と大反響! 東京・谷中のおんぼろ下宿を舞台に描かれる、悩める若者たちと看板猫の優しい物語。 大学受験に失敗し実家に居場所がなくなった恵麻は、東京・谷中にあるオンボロ下宿「灰猫荘」に入居することに。そこに居たのはふてぶてしさ全開の巨猫・ヌシ。管理人には「ここでは誰もヌシの行動を邪魔してはならん」と忠告され、他の下宿生も癖のある者たちばかりで不安を抱く恵麻。しかし、自由気ままのヌシとの繋がりが恵麻の日々を変え――。 これは猫から人のあたたかさと夢を教わる、優しい物語。 (装画・嶽 まいこ)
-
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作 人気作家推薦! 欲しかったのは上質な睡眠。与えられたのは永遠の眠りと上質な謎。 ――今村昌弘 ようこそ、睡眠と推理のめくるめく迷宮へ。伏線の数々に痺れました! ――方丈貴恵 (あらすじ) 森の中にある睡眠外来専門の「水巻ねむりのクリニック」にて、睡眠導入剤の治験が開始された。しかし、ほどなくして患者の一人が不審死を遂げる。 殺人の可能性が示唆されるも、患者は全員、治験用の機器により動きが把握されていたためアリバイが成立。医療者側にも不審な動きはなかった。 治験は中止、豪雨により街と隔絶されたクリニックで救助を待つなか、さらなる事件が起き――。 【著者について】 香坂鮪(こうさか・まぐろ) 1990年、熊本県生まれ。大阪府在住。現在、循環器を専門とする特定機能病院に勤務。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『どうせそろそろ死ぬんだし』で2025年にデビュー。他の著書に『みんななにかに縋りたい』(宝島社文庫)がある。
-
-
最愛の人は〝善き人″ではなかったのか? 利他とは。善とは。勇敢さとは。 ほろ苦くも優しい、再生の物語。 むつみの婚約者だった春臣は、通り魔から妊婦をかばい、〈英雄〉として死んだ。その死を引きずる彼女のもとに、春臣の弟・真央が転がり込んでくる。「エディ・ウッド・ゴー」を信条に善い生き方を心掛けていた春臣をなぞるように、二人は日常の中で「善いこと」を実践し、報告し合っていた。駅で真央を待ち続ける「募金ちゃん」、ノンデリな職場の同僚・松下、高校の同窓会で再会した春臣の死を知らない同級生……。彼らとの関わりの中でむつみと真央は、春臣の死を、自らのもとへ取り戻してゆく――。
-
「後悔してる人、やり直したいけど勇気が出ない人に、贈りたい。この物語は、きっとあなたの背中を押してくれる」大矢博子(文芸評論家) 授かり婚を機に音楽から離れて約20年、夢と引き換えに手にした家族も離婚で失い、今や見た目も冴えない独身中年となった宏弥。しかしある朝、宏弥の身体は、かつて実力派ヴィジュアル系バンドのボーカルとして鳴らした頃のそれに若返っていて――。見た目一つで、世界は大きく態度を変える。それは、宏弥が家族と、そして人生と、向き合い直す日々の始まりだった。「中身まで、若返ったわけじゃない。なのに、どうして世界がこんなに鮮やかなんだろう?」「レゾンデートルの祈り」シリーズ著者入魂の一作!
-
活字本だけが読書と思い込んでいませんか? 『「若者の読書離れ」というウソ』の著者がすすめる、新しいかたちの読書論。 日本は読書後進国!? 活字だらけの紙の本だけを読書と思い込んでいませんか? 子どもの活字離れを嘆く前に、日本人の大人が無意識で持つ“せまい読書観”の押しつけが、子どもや人々を読書から遠ざけているのである。 『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』『「若者の読書離れ」というウソ』の著者が、マンガもライトノベル、雑誌、オーディオブック、読み聞かせなども、立派な読書とみなせることを、豊富な海外の統計資料から綿密に分析し、その“せまい読書観”を斬り、今の時代に合った新しいかたちの読書論を提言する。 「活字マッチョ」とは「ほとんど字で書かれた紙の本」が好きな人が、無意識のうちにそうではない人に自分と同じような読書観や読書量、読書のレベルを期待し、求めてしまうことだ。私の造語である。 本や読書自体がマッチョ、つまり他者に対して攻撃的なのではない。 本や読書のかたちを広げていけば、とどく範囲もずっと広がるからだ。 (本書「はじめに」より) 目次 はじめにー活字マッチョはもうやめよう 第1章 観る読書 欧米で急拡大する児童向けコミック市場 「児童書出版社」が子ども向けコミック市場を開拓した コミックがほんものの読書と認められ、図書館が歓迎し、入れやすくなった理由 ① コミック読書に関する調査 、研究が進展し、ポジティブな効果が確認され、共有された ②レイティング(年齢区分)制度を確立した ③選書基準に活かせる賞や書評が整備された ④ 文字や読書が苦手な子、第二言語として英語を学ぶ読者にとってよい媒体として認められた ⑤ 絵があったほうがイメージしやすく、学びやすい ⑥ 受け身ではなく主体的・対話的にビジュアルリテラシーを学べる ⑦「スクリーンタイムよりはマシ」という思想の広がり アメリカの学校図書館団体による調査結果 第2章 聴く読書 アメリカの公共図書館ではオーディオブック利用者の4分の1は「それしか借りない」 「YouTubeを〝聴く〞」UKの子ども・若者たち 英語圏でのポッドキャストではトゥルークライム、ドキュメンタリー、スリラーも強い 「ラップは読書」 ①発達障害や学習障害当事者であるラッパーとリスナーの言語実践 ② 学校的な価値観とは隔絶した世界で生きる人たちにとどく言葉 ③ 小説よりもはるかに古くからある、詩や演劇、口承文芸の継承者 第3章 デジタル読書 Hi- Lo 「デジタル×やさしい本ほん」 小学生 好奇心を刺激するノンフィクションとキャラクターを好む 中学生 古典をグラフィックノベルで読む 高校生 Hi—Loを読む ①読み上げ機能やフォント変更が標準装備されている ②他人に見られない、なにを読んでいるのか知られたくない 本がある場所に行けない、行きたい場所ではない 待てない 雑誌や新聞の代替物ーウェブ小説、デジタルコミック、Substack ①ウェブ小説 ②マンガアプリ、ウェブマンガ、ウェブトゥーン ③Substack 第4章 読書推進の拡張 スペイン オーストラリア ①視覚的な文法の解読 ②グラフィックノベルの分析 ③マルチモーダルな創作 北欧(スカンジナビア) 第5章 読書観の整理 PISAのなんでも「リテラシー」として取り込むReading一元論 「勉強のための読書」( 課題図書)と「楽しみのための読書」( 自由読書) 読解指導、読書指導、読書教育、読書推進 探究的な読書の強制が、自由読書を阻害する矛盾 「ひとりで読む」と「みんなで読む」 実利でも娯楽でもない読書―教養・人文・良書 規範的な読書論と記述的な読書論ーポストクリティークと「生活読み」 BookTokー批評のHi-Lo化か 韓国のテキストヒップ現象 これまで否定されてきた読書も肯定する 第6章 読書の図り方 識字率の調査しかほぼしない国もある 期間の設定 過去1か月、3か月、1年 「完読」と「一部読了」を分ける 冊数と分数を分ける 「本」をどこまで分けるか 紙の本編 「本」「読書」をどこまで分けるか デジタル編 国際比較から考える おわりに
-
-
『俺たちの箱根駅伝』上下巻を一冊に 【この電子書籍は、文春文庫『俺たちの箱根駅伝 上』『俺たちの箱根駅伝 下』を一冊にまとめた合本です】 『俺たちの箱根駅伝 上』 日テレ系ドラマ化決定!池井戸潤の感動長編 「箱根」に懸ける者たちの激闘を描く、池井戸潤の感動長編が遂に文庫化。2026年10月より日本テレビ系土曜ドラマ放送開始 『俺たちの箱根駅伝 下』 魂の、継走──池井戸潤の感動長編! 高みを目指す“寄せ集め”学生チーム、現場の熱気を伝えるテレビ局。プライドを賭けた白熱のレースを描く感動の完結編! 単行本 2024年4月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています
-
亡くなった父親の酒屋を継いだ30歳の英介は、商売への向上心もなく、なんとなく毎日を送っている。そこに現れたのは、久しぶりに地元に帰ってきた、腐れ縁の悪友・光司。光司に誘われ英介は、子どものころに近所の陵泉寺に埋めたという高価なポケモンカードを掘り起こすことに。偵察のため、陵泉寺で開かれている〈寺マルシェ〉を訪れると、ギャルメイクで法話を行う尼僧を見つける。それは実家の陵泉寺で副住職を務める、元同級生の真実子だった。かつての優等生の面影のない姿に呆気にとられる英介の傍ら、光司は真実子を〈ギャル僧〉として売り出して金儲けすることを思いつき――!? 読めばきっと元気がもらえる、大人になりきれない大人たちの青春譚!
-
ランキング3冠! 警察×本格ミステリ傑作 【ミステリーランキング3冠】 米澤穂信、初の警察×本格ミステリーがついに文庫化! 【内容紹介】 群馬県警捜査第一課の葛警部は、上司にも部下にも煙たがられる存在だ。 だが、葛の捜査能力を疑う者は一人もいない。 連続放火、見つからぬ凶器、遺棄されたバラバラ死体、不可解な立てこもり―― 難事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが見抜く。 ミステリランキング三冠に輝いた、警察×本格ミステリの金字塔。 解説=有栖川有栖 単行本 2023年7月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
-
容姿端麗、頭脳明晰、莫大な個人資産を有しながら 29歳にしてすべての仕事をリタイアし、日本にやってきた崎義一、通称・ギイ。 晴れて最愛の恋人・託生と甘い同居生活を送っている。 桐嶺学園高校で新卒の音楽教師・深瀬の無断欠勤が続き OB繋がりの託生が授業と吹奏楽部の指導を代理で行うことになった。 そこへ、加々見タケルという名の優秀な生徒が編入してきて……。 ある日、人里離れた山の中腹、斜面にへばりつくようにポツンと立つ、 歴史ある全寮制男子校・私立祠堂学院高等学校を 卒業生の三洲新は訪れていた。 それは校医の中山先生に会うためだった――。 累計500万部突破「タクミくんシリーズ」に連なる新たな物語! 大人気シリーズ第7弾!
-
主演 堺雅人×監督 福澤克雄 日本中を熱狂させたTBS系日曜劇場 第1シーズンの原作をオリジナル小説化! 「どんな手を使ってもいい。一か月以内に九千万ドルを取り返せ」 大手商社勤めの乃木憂助は、ある日勃発した誤送金事件解決のため、中央アジアの小国、バルカ共和国に向かう。 己の全てを掛けて大金を追ううちに見えてきたのは、世界中で暗躍する秘密組織の影だった。 「お前は世界中を巻き込む大きな渦に入り込んだ」 遂に、冒険が始まる──。 ※本書は2023年9月に小社より刊行された扶桑社文庫『日曜劇場 VIVANT(上)』の新装版です。
-
『銀座「四宝堂」文房具店』著者の異色作! 「もうガマンできませんっ。いただきます!!」 満腹度120%、「銀座「四宝堂」文房具店」シリーズが大人気の著者による、異色グルメ小説。 PR会社に勤める桜花(さくら・はな)・30歳は、大食いで食べっぷりがいいところを認められ、Y県警の職員向け広報誌「桜花(おうか)」の人気連載〈サツ飯! 拝見〉を担当することに。サツ飯を作る人・食べる人に話を聞き、その料理に絡んだ出来事や思い出を聞くコーナーだ。 取材初日、県警総務部の長山修二と、町のそば屋・長寿庵を訪ねる。 丼のふちまで盛られた、ふんわり甘じょっぱい香りのカツ丼を、笑顔で噛みしめる「食べる人」警部補・西田。その光景を嬉しそうに見つめる店主夫婦。 警察についてステレオタイプ的な知識しかなかった桜花が、そこで見て聞いて食べて、呟いた意外な一言とは――。 事件は起こらずとも、腹はすく。“警察のごはん”を食べて驚きの“内部事情”を知る、どこにもないグルメ小説! 文庫書き下ろし。 カバーイラストはイシヤマアズサさん。
-
人生で間に合ったことと、 間に合わなかったこと、どちらが多いだろう。 大切な人との別れと自分自身の心の解放を描いた 本屋大賞受賞作家の感動作! 寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。大切な人を亡くし後悔や痛みを抱えながらも、「いつか」がいつ来てもよいように、「今」を生きようとする人々を力強く描き出した希望の物語。
-
「二人一緒なら、どこへでも行けます。」 話題をさらった直木賞候補作、ついに文庫化! 【文庫版では、スピンオフ作品「わたぼこりの女」も特別収録】 有能な女中頭の初衣×平凡で印象が薄い嫁・千代。 大正から昭和、激動の時代を生きる女性たちの物語。 ごく平凡な顔立ちの千代が嫁ぎ先で出会ったのは、料理の腕が抜群で てきぱきと立ち働く女中頭の初衣。 一つ屋根の下で暮らすうちに絆が芽生えていく。 しかし、米軍の敵機が襲来するようになり、ある日、予想もつかない事態に陥ってしまう。 大正、昭和を生き抜く女性たちの歓びや哀しみに溢れた悪化の直木賞候補作。 解説・青木奈緒「リアルな大正昭和の家事模様」 ╲絶品料理も登場!!/ ・手間のかかった牛タンシチュー ・ウニと松葉で化粧された胡麻豆腐 ほか 単行本 2023年9月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
-
家庭崩壊のきっかけは、娘の婚約だった 家族って、なんだろう……? 多くの共感を集めた家族小説の傑作が、待望の文庫化! 高梨家の一人娘・真奈が恋人の優吾を実家に連れてきた。 爽やかな好青年なのだが、 どこか会話が嚙み合わない。 一方母・智子は、不機嫌でため息ばかりつく夫の健一に 辟易している。 見て見ぬふりをしてきた小さな綻びが、 少しずつ大きくなり――。 誰もが経験する人生の曲がり角を通して、 ある家族の変遷を描き、 多くの共感を集めた感動作。 シビアな現実と、全体に流れるユーモア。 家族の悲喜こもごもに「わかる!」「そうそう」と 相槌をうつこと必至、胸に刺さります。 第46回吉川英治文学新人賞候補作。 文庫解説・瀧井朝世 単行本 2024年5月 文藝春秋刊 文庫版 2026年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
-
【タイトル】 『革命前・革命中・革命後 歴史概説』 【内容紹介】 ウジェーヌ・スクリーブ (1791–1861) +ド・ルージュモン (1781–1840)作『革命前・革命中・革命後 歴史概説』は、典型的な貴族シュルジー家の約40年間(1787年・1793年・ 1825年)を、フランス革命がどのように変革したかを、それぞれ喜劇・ドラマ・ヴォードヴィルという3つの演劇ジャンルに分けて舞台上で表現してみせた驚くべき意欲作である。スクリーブは、長子相続権に象徴されるアンシャン・レジーム(旧体制)の支配した革命前、離婚法に代表される極端な民主化を産んだ革命中、王政復古で立憲王政になった革命後、その激動の時代のフランスを描き切ったのである。日本ではほとんど紹介されたことのない19世紀最大の劇作家スクリーブの問題作の本邦初訳である。 2. 英語紹介文 (English Description) 【Title】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey 【Description】 Before, During, and After the Revolution: A Historical Survey—co-authored by Eugène Scribe (1791–1861) and Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—is a remarkably ambitious play. It vividly demonstrates on stage how the French Revolution transformed the lives of the Churlgy family, a typical aristocratic household, over a span of approximately forty years (1787, 1793, and 1825). Strikingly, the authors captured each of these eras through three distinct theatrical genres: comedy, drama, and vaudeville. Scribe masterfully depicts a changing France: the pre-revolutionary period ruled by the Ancien Régime and symbolized by primogeniture; the revolutionary period marked by radical democratization and the introduction of divorce laws; and the post-revolutionary period under the constitutional monarchy of the Restoration. This volume marks the very first Japanese translation of this thought-provoking masterpiece by Scribe, the greatest playwright of the 19th century, whose work has rarely been introduced in Japan. 3. フランス語紹介文 (Description Française) 【Titre】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique 【Description】 Avant, Pendant, et Après : Esquisse historique—œuvre co-écrite par Eugène Scribe (1791–1861) et Michel-Nicolas Balisson de Rougemont (1781–1840)—est une pièce d'une ambition remarquable. Elle met en scène la manière dont la Révolution française a bouleversé sur près de quarante ans (1787, 1793 et 1825) la vie de la famille de Churlgy, une lignée aristocratique typique. Les auteurs ont le génie de dépeindre chacune de ces époques à travers trois genres théâtraux distincts : la comédie, le drame et le vaudeville. Scribe y retrace magistralement les mutations profondes de la France : l'Avant-Révolution dominé par l'Ancien Régime et le droit d'aînesse ; le Pendant-Révolution qui vit naître une démocratisation extrême illustrée par la loi sur le divorce ; et l'Après-Révolution sous la monarchie constitutionnelle de la Restauration. Cet ouvrage propose la toute première traduction en langue japonaise de cette œuvre majeure de Scribe, le plus grand dramaturge du XIXe siècle, dont le génie restait jusqu'alors largement méconnu au Japon.
-
女郎の身体に花が咲いたら、そらぁ綺麗でおますやろ。 白磁のような肌とはよう言いよりますけどな、血の通った柔肌言うんは、どないに薄う漉いた紙すら及びもつかんほど、透き通っとるもんです。そこに彫りもん入れたら、黒い墨で青い花が咲いて、朱い墨で赤い花が咲いて、そんな身体が艶めかしく床で悶えよるんですから、喜ぶ旦はんもそら多い言うもんですわ。 けどなぁ、もしもその柔肌から……ほんまもんの花が咲いたらどう思わはらます。 そういう彫りもんを彫る彫り師がおったんです。人の本性、ぜぇんぶ暴いてしまいよる彫り師。えろう見目のええ女やったぁ言う話ですけど……。
-
アレクサンドル・デュマは本書『ライン川の愛の冒険』(原題は『愛の冒険』)を1859年10月から1860年1月にかけて、『モンテ・クリスト』紙に連載した。1857年8月末にハンガリー系オーストリア人の舞台女優リラ・フォン・ブリュオフスキーがデュマを訪問、その後彼女とベルギーからライン川旅行をする途中で、女性と友情を交わすというドン・ファンのデュマにとっては至難の苦行を堪える顛末を、いつものように虚々実々面白おかしく語るのである。その中にはかつてイタリアで一緒に旅をした歌姫との恋をベッドで寝物語のように語るという回想録とも旅行記を兼ねた二重の入れ子構造になっている。さて、この歌姫とはいったいだれであろうか、それが本書の解題の種明かしの楽しみである。 Une facette méconnue du grand Alexandre Dumas : humour, voyage et confidences amoureuses au fil du Rhin. Si le monde entier connaît l'auteur des Trois Mousquetaires et du Comte de Monte-Cristopour ses romans de cape et d'épée, Une aventure d'amour (publié initialement dans son journal Le Monte-Cristo entre 1859 et 1860) dévoile un Dumas plus intime, spirituel et délicieusement ironique. 【Résumé】 Tout commence en 1857, lorsque la jeune actrice austro-hongroise Lilla von Bulyovsky rend visite à l'écrivain. S'ensuit un voyage à travers la Belgique et le long du Rhin. Mais pour un séducteur impénitent comme Dumas, le plus grand défi de ce périple s'avère être une épreuve de force quasi herculéenne : maintenir une relation de pure amitié avec sa charmante compagne. Au fil de l'eau, pour tromper l'attente, l'auteur se livre à des confidences et raconte, comme une confidence sur l'oreiller, ses amours passées en Italie avec une mystérieuse cantatrice. Mêlant habilement le récit de voyage et les mémoires amoureux dans une structure en abyme captivante, cette œuvre balance constamment entre réalité et fiction. Qui est donc cette célèbre cantatrice ? C'est tout le plaisir de la clé de voûte de ce récit que le lecteur est invité à découvrir. Une redécouverte indispensable pour tous les amoureux de la littérature française du XIXe siècle. A hidden gem by the master Alexandre Dumas: A witty blend of travelogue, romance, and literary mystery along the Rhine. Alexandre Dumas, the legendary creator of The Three Musketeers and The Count of Monte Cristo, showcases his exceptional wit and humor in this lesser-known masterpiece, <i>Une aventure d'amour</i> (originally serialized in his journal Le Monte-Cristo from 1859 to 1860). 【About the Book】 The story begins in August 1857, when Lilla von Bulyovsky, a Hungarian-Austrian stage actress, visits Dumas. This encounter leads to a journey together through Belgium and along the scenic Rhine. However, for a notorious Don Juan like Dumas, this trip presents an excruciatingly difficult penance: maintaining a strictly platonic friendship with a beautiful woman. To endure this trial, Dumas weaves a captivating tale within a tale, recounting his past passionate romance in Italy with a certain opera diva, shared like an intimate bedtime story. Blending travelogue and memoir into a brilliant double-layered narrative, Dumas masterfully blurs the lines between truth and fiction. But who is this mysterious diva? Unraveling her identity is part of the delightful literary puzzle waiting to be solved in the commentary of this edition. A sophisticated and entertaining read for fans of classical literature, 19th-century European romance, and those wishing to discover a delightfully human side of a literary giant.
-
肉体のダメージよりも、精神のダメージの方が深刻だ。どんな格闘家も一人では闘えない。「痛み」が伝わり、彼女らの戦いから目がそらせない。心して読んでほしい。 今野敏 =第8回大藪春彦新人賞映像化奨励賞選評より= 主人公とヒロイン=ミューズにあたる「マーヤさん」の距離感。様々なシチュエーションで二人の会話を聞きたくなる。登場人物すべてに映像化に値する「顔」がある。 原田眞人(映画監督・脚本家) 女子総合格闘技団体ケージローズのトップファイター・マーヤに、 試合直後ケージ上で突然挑戦状が叩き付けられた。 「同時代に敵なしの選手が二人いたら、本物を決めるしかないよな!」 ケージローズの興行主・原木山徹のサプライズ演出だ。 根回しもなしに持ちかけられたマッチメイクの相手は、五郎丸真希。 レスリング五輪銀メダリストであり、未来のスターであり、 そしてマーヤの妹分だった。 ――後楽園ホール、1600席完売の大晦日、決戦の火蓋が切られる! 第8回大藪春彦新人賞・同賞映像化奨励賞ダブル受賞作に大幅加筆。 ジョシカクの世界を新視点で鮮烈に描いた長篇デビュー意欲作! 目次 第一話 蜜蜂と怪物 第二話 悪魔と怪物 第三話 武人と怪物 第四話 魔物と怪物
-
-
韓国の大ベストセラー作家による熱い最新作! 「では、冒険を始めよう。」 ソウルの映像制作会社で働く30歳のソルは、ヒット番組の手柄を奪われて退社し、大田(テジョン)に失意の帰郷中。中学時代に仲間たちと「ラマンチャクラブ」を結成し、入り浸っていたレンタルビデオ店「ドンキホーテビデオ」を訪れると、店は無くなり、敬愛していた店主のドンおじさんは行方不明になっていた。ソルは人生の一発逆転を賭けてユーチューバーとなり、ドンおじさんの息子ハンビンを助手に、「おじさん探し」の番組を開始する―― 韓国で2024年本屋大賞 翻訳小説部門第3位の大ベストセラー『不便なコンビニ』の著者が贈る、セルバンテスへの愛を込めた現代の夢追い人たちの物語。 (底本 2026年9月発売作品)
-
先生は私に命がけの言葉をくれた―― ひとりの教師と32人の生徒が向き合う“最後”の1年 『ザ・ロイヤルファミリー』『アルプス席の母』を経て辿り着いた著者の新たなる代表作、誕生! 東京都杉並区にある私立稜花女学院中学校。新年度に発表された3年E組の担任は、加賀美秀彦という中年の国語教師だった。最初は冴えないと思っていたけれど、先生の言葉はなぜだか心に響いてくる。それなのに夏休み直前、先生は病気で学校を辞めるというウワサが流れて……。 これはクラス全員がバトンをつなぐ、一生に残る一年間の物語。 「今日、この時点の、僕の代表作です」 ――早見和真 ※この【無料お試し版】では、最初の章「4月」を読むことが出来ます。是非お試し下さい。
-
-
水面下で何かが進行している学校新聞の検閲、昼休みだけの部活、校則にない暗黙のルール…… この学校、なんか変。 映像化続々! 業界注目度No.1の「名もなきモヤモヤ」を見える化する異色作家、今度の舞台は社会の縮図「学校」 「教師も生徒も保護者も、自分がどういう状況に置かれているのか、わかっていないと思いますね」 「要求をのまなければ生徒に危害を加える」 発端は、市内にあるすべての高校に届いた脅迫状だった。警察は捜査に乗り出すが、一校だけ脅迫状が届いていない高校があった。 なぜその高校だけ届かなかったのか? 刑事が探るうち、その高校で行われている不気味な「教育」が明らかになっていく。
-
1000人への招待状。参加できるのは100人。 フォロワー総数10億人を超える世界No.1クリエイターMrBeast(ミスタービースト)と、世界的ベストセラー作家ジェイムズ・パタースンが仕掛ける、前代未聞の“命懸けのゲーム”。 極限のゲームは南極から始まる。氷で足を滑らせれば命を落とし、チリ沖の絶海の孤島ではサメが潜む海を渡り、砂漠では灼熱にさらされ、嵐が襲う山脈を越え、何も見えない暗闇の洞窟へと挑む。助けは来ない。やり直しも許されない。最後まで生き残った者に与えられるのは、10億ドルの賞金――。 やがて、プレイヤーの命を脅かすのは過酷な自然だけではなくなる。敵は、ほかのプレイヤーたち。 信じた相手が、命を奪う敵になる。そして、どこかで何者かがプレイヤーたち監視している。誰が生き残るのかを決めるために。 MrBeastとジェイムズ・パタースンが放つ、壮絶サバイバル・スリラー。世界を救うことのできる“ザ・ワン”になるために、人はどこまでできるのか――? 著者について MrBeast (ミスタービースト) 本名、Jimmy Donaldson(ジミー・ドナルドソン)。世界最多チャンネル登録者数を誇るYouTubeチャンネルの生みの親であり、エンターテインメント事業・消費財・慈善活動をグローバルに横断する「Beast Industries」の創設者。様々な参加型チャレンジやプレゼント企画、総額数百万ドルにのぼる食料・物資の寄付などを通じ、世界中のオーディエンスを熱狂させ続けている。 ジェイムズ・パタースン(James Patterson) 現代で最も人気のある作家のひとり。エドガー賞、10度のエミー賞、全米図書賞のリテラリアン(文化功労)賞、全米人文科学勲章など、数々の賞や栄誉を受けている。
-
小説・文芸-69~74巻200円 (税込)【豪華執筆陣!】原田ひ香 町田そのこ 高殿円 【「春のごちそう」短篇特集】 原田ひ香 お豆の正解 枝豆、大豆、レンズ豆。春は出会いと別れと豆の季節 町田そのこ 潮どき 東京の大学へいく拓海と地元に就職する善は潮干狩りへゆく 高殿 円 春はあけぼの、ひとりDIYめし DIY仲間が教えてくれる、各地の美味しいもの、外でつくるもの 【最終回】 小路幸也 HOTEL NIGHTHAWKS 花嫁の未来を守るため、結婚式が執り行われようとして─ 城山真一 溶かし屋 RSに誘う哲太。20年ひきこもっていた早希の心は動くのか? 【歴史&時代】 あさのあつこ おもみいたします 参 坂井希久子 夜鷹狩り 門田泰明 覚悟召されよ権中将殿 【風味絶佳】 寺地はるな 水は血よりも 吉田篤弘 月とコーヒー 【警察&ミステリー】 赤川次郎 盗みと恋の手ほどきは 【妖異幻怪】 恩田 陸 群青の王国 【マンガ】 サメマチオ 追読人間臨終図巻
-
皆さんからの投稿詩がメインディッシュ。詩壇の最前線にいるゲストも登場。素敵な詩をたっぷり楽しめます。 毎月読者から詩作品を募り、新鮮な抒情や、理論と方法論の実験に満ちた素敵な作品たちをていねいに編んでいます。その投稿詩は、秋吉久美子賞、いがらしみきお賞、YS賞への応募作とみなされ、3月に受賞者を発表します。 今月のゲストは、佐々木英明、野村喜和夫の2名。秋吉久美子、いがらしみきお、齋藤貢、編集部が選ぶ今月の詩 全65選、佳作集には47名の詩人が登場。毎号、投稿詩を中心に編集していく予定です。詩は楽しくて、深いものだと感じてもらえる編集に努めます。 【目次】 今月の1行 - 雲野くじら ★月刊ココア共和国目次 佐々木英明 - 映画館へ 秋亜綺羅 - 詩とAI論 いがらしみきお - いがらしみきおが選んだ10篇 佐名田纓 - 海 樫木佐帆 - 詩を、 佐藤ことひら - 積まれた皿 まだらめ三保 - 昔も 今も 田村全子 - 金婚式の朝 箭田儀一 - 故に 浬 - バター 眞夜中眞央 - 円 深田良 - 「祈り」 佐藤ノア - 勝ち負け 野村喜和夫 - なんでもポエジー、あるいは詩人になってしまった男のエレジー たばたま - アワ ヒミツ メイソウ 齋藤貢 - 齋藤貢が選んだ10篇 破廉恥 - 才木イチロウ シャッターを下ろす時間 - 森林みどり 地下世界のパラダイス - 吉岡幸一 駅までの数分 - つうママ 死語の世界〜五郎の場合〜 - 英田はるか ちょうどいい骨 - 三刀月ユキ なゐふる - 能美政通 まだらめ三保 - 墓石物語 秋吉久美子 - 秋吉久美子が選んだ10篇 包摂されてしまうということ、形而上学に。そしてこのうつくしい羊たち - 一朗 ただ、それだけのこと - シン 正体 - 近藤太一 またしても喜びの波に乗り - 滝本政博 午後のヒーロー - 瀧 音吉 優しさの形 - 海坂藤次 【著者】 秋亜綺羅 1951年生。詩人。宮城県仙台市在住。詩集『海!ひっくり返れ!おきあがりこぼし!』『透明海岸から鳥の島まで』『ひよこの空想力飛行ゲーム』『十二歳の少年は十七歳になった』。詩の絵本『ひらめきと、ときめきと。』(柏木美奈子共著)。エッセイ集『言葉で世界を裏返せ!』。第22回丸山豊記念現代詩賞受賞。「ココア共和国」 主宰。YS賞選考委員。 秋吉久美子 1954年生。俳優、歌手、詩人。静岡県富士宮市出身。徳島県日和佐町(現・美波町)、福島県いわき市育ち。『十六歳の戦争』『赤ちょうちん』『妹』など主演多数。アジア映画祭主演女優賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、モナコ国際映画祭主演女優賞など受賞多数。映画、TVで活躍中。詩集に『いない いない ばあ』『C・U next tuesday』など。秋吉久美子賞選考委員。 いがらしみきお 1955年生。漫画家。宮城県出身。1979年に雑誌『エロジェニカ』に投稿した「80,その状況」で漫画家デビュー。その後、4コマ漫画『ネ暗トピア』が大ブレイク。『あんたが悪いっ』で日本漫画家協会優秀賞、『ぼのぼの』で講談社漫画賞、『忍ペンまん丸』で小学館漫画賞など受賞多数。『BUGが出る』『かむろば村へ』『I』など人気作多数。いがらしみきお賞選考委員。 齋藤 貢 1954年生。詩人。福島県在住。 詩集に『奇妙な容器』(詩学社・1987)、『夕焼け売り』(思潮社・2018)、『遠い春』(思潮社・2024)など多数。 第40回福島県文学賞、第37回現代詩人賞など受賞。
-
戦中の旧日本軍から、戦後の自衛隊まで。 生と死の狭間=戦場では人智を越えた何かが起きる。 元自衛官、そして今はなき旧軍・従軍体験者たち。 命を懸けて国を護った防人(さきもり)たちの口から明かされた 国防の最戦前で起きていた【怪異】と【奇跡】 そこには、命を懸けた者たちの「祈り」があった。 橋本純+西浦和也、体験者への長年にわたる取材をまとめた 語り継がれるべき魂の怪異録。 【戦時の防人たち】 沈没したはずの輸送船のカッターが荒波の海上に浮かび上がる…「救難艇」 暗い留置場の畳の隙間から現れたペラペラの兵士は問いかけてくる…「営倉」 深夜の営門前に現れた完全装備の兵士がもたらした報告とは…「最後の伝令」 間違って持ってきてしまった戦友の荷物。ある夜、ずぶ濡れの影が…「取り違えた背嚢」 廃集落で出会った謎の男たちに導かれた先に隠されていた物…「便衣隊」 崩落した倉庫の瓦礫から命がけで主人の命を救った小猿の奇跡…「小さな英雄」 魚雷攻撃で漆黒の海を漂流する乗組員たちを泳げと鼓舞し続けた謎の声…「漂流」 マングローブの闇から響く不気味な歌声と巨大な黒い影…「ソロモン夜歌」 死んだはずの同期兵が過酷な逃走劇の中で語りかけてくる言葉…「戦陣訓」 殉職した整備兵が新型機を守るため夜な夜な立ち塞がる…「歩哨」 爆雷の雨が降り注ぐ絶体絶命の深海でどこからともなく響く軍歌…「勇敢なる水兵」 機関銃で倒れても復活するジャングルの裸足の部隊の秘密…「裸足の日本兵」 敵の反撃が激化する戦場で突撃を阻止した故郷の温もり…「父の手」 部隊の象徴たる軍旗を焼却する瞬間に目撃された各地の怪奇現象…「軍旗の誉」 【戦後の防人たち】 旧軍の遺構の奥深くで密かに眠り続けていた謎の石碑…「掩体壕の墓石」 旧軍幹部の写真が飾られた部屋で右手を挙げて消える影…「江田島の英霊」 病院の床下から静かに染み出してくる重い車輪の音…「真夜中の軋り」 不発弾事故で命を落とした隊員がみせる未練の気配…「隊舎に還った男」 演習場の古井戸の底で逆さまになって絶命していた男の謎…「井戸の底へ」 海に面した船室の分厚い鉄壁の向こうから不意に聞こえる音…「船室のノック」 事故が相次ぐ潜水艦の誰も入れない二重底から見つかったモノ…「呪われた潜水艦」 月のない漆黒の海でマストの頂上を静かに移動していく不思議な光体…「護衛艦Sの光」 鉄の扉で完全に封じられた隊舎の中を歩き続ける無数の影…「駐屯地の空き地」 取り壊そうとすると必ず災いが起きるという理由で残された壁…「1基地の話」 硫黄島の宿舎で夜な夜な水を求めて部屋に入ってくる足音と姿…「霊感あり」 沖縄の異様な宿に残された浅すぎる湯船に秘められた戦時の過去…「浅い湯船」 都心の超高層ビルの足元で江戸時代から語り継がれる全裸の女の影…「檜屋敷の女」 日航機墜落現場の暗い山肌で無数に点滅し静かに見守るほのかな光…「銀色の翼」 居酒屋の席でどれだけ盛り上がっても決まって空いてしまう左隣…「埋まらない席」 ほか、収録。
-
加賀百万石の優美な街並みに潜む、もう一つの金沢。 怪異と人が織りなす古都の怪談集! 空襲を逃れ、古い歴史と建物が今なお色濃く残る北陸の古都・金沢。 兼六園や茶屋街といった華やかな観光地の裏側には、地元で語り継がれる奇妙な噂や幽霊たちの気配が密かに息づいている。 金沢市内の名所や住宅街から能登・加賀エリアまで、営業マンとして石川県内を駆け巡った地元出身在住の著者が総力取材。 過去から現在まで地域ごとに紡がれる怪異体験を収めた本書は、いつもの街の風景をどこか愛おしく、そして少し怪しく塗り替える一冊! 収録話一部 ●金沢市(都心・繁華街エリア) 【金沢城公園】旧校舎時代から残る異界の気配 【片町の○ビル】雑居ビルのエレベーターに潜む女達 【新聞に掲載された霊】乙丸陸橋で目撃され記事になった親子 【犀川】川にまつわる惨劇と消える飛び込み客 【はまぐり坂】坂道に蠢く黒い影と狂気に落ちた僧侶 ●金沢市(東部・卯辰山・ひがしエリア(城東・浅野川流域) 【ひがし茶屋街】深夜の街並みに現れる人懐っこい怪異 【卯辰山の火だるま】山道で遭遇した燃え続ける男の幻影 【卯辰山の無縁墓地:荒廃した墓地から響く声と子守歌 【解剖墓地】献体者の石碑が立ち並ぶ場所の恐怖 ●金沢市(南部・文教・住宅エリア) 【寺町】町を彷徨う霊を閉じ込める寺院の結界 【K病院】深夜の病院を彷徨う異形の手足の怪 【金沢市南部の奇妙な会社】封鎖された奇数階に蠢く怪奇現象 【八日市の事故】巨顔の老婆と折れた首の女が招く事故 【H公園】車に乗っていた人形のような少女の影 【長坂台の裏道】井戸の遺体とすれ違いざまの呟き ●金沢市(北部、沿海、水辺エリア) 【小坂町の用水路】真夜中に水路を歩く怪しい音の正体 【金石海岸】海の中から語りかけてくる不気味な水死体 【血の川】公園のトイレに貼りつくずぶ濡れの女 【パーキングエリア】古戦場近くのPAで襲う金縛り 【天狗の森】迷い込んだ森で響く不気味な女の笑い声 ●白山市 【スキー場の橋】スキー場の橋の向こうで友人に憑依した霊 【五歩市踏切】自殺が相次ぐ踏切に立つ濡れていない男達 【S高原のロープウェー】首が180度回転したキャビンの女性 【鳥越城跡】一向一揆の惨劇が残る地に佇む異形 ●能美市 【天狗橋の横穴】天井から落ちる靴と岩穴の呻き声 【旧無患子トンネル】鉄格子の奥から響く怒声と闇の出口 ●小松市 【奇妙な葬送】斧で棺桶を叩き割るトラウマの火葬風習 【遊女の墓】首の長い灰色着物の女が解く金縛り ●羽咋市 【猫の目の交差点】道路の真ん中で手招きする帽子の女 【荒屋バイパス】未舗装の崖っぷちに佇む線香臭い女 ●野々市市 【野々市駅】線路から駅舎を見上げる無数の餓鬼 ●志賀町 【ヤセの断崖】岩場に引っかかる遺体と耳元の声 ●穴水町 【旧・七海第二隧道】廃トンネルの奥から呼ぶ引き込みの声 ●内灘町 【内灘放水路】供え物を踏んだ後に背後から迫る足音 ほか収録。
-
小説・文芸-1巻825円 (税込)崩壊させる超怪異体験 削ぎ、裂き、剝き、轢き 決して関わってはならない タブーを侵す怪談集 意図せず禁忌に触れた者の壮絶な末路を10名の怪談作家が著述! ・家の天井裏から出てきたお札や木彫りの像、それから父の様子がおかしくなり…「因果憑き」(小田イ輔) ・夏休みの午後、あまりの暑さにプールに出かけたら…「みずのこ」(春南灯) ・小さい頃に死んだ弟の記憶は…「ふたりの小太郎」(鷲羽大介) ・異形の人形に取り憑かれたのか…「忌み人形」(筆者) ・絶縁状態の妹、その奇妙な理由「逆再生タケシ」(松本エムザ) ・学校に伝わる奇妙な怪談は…「ガードレール写真館」(我妻俊樹) ・幸運と引き換えにしたものはいったい?「無限の幸運」(鳥蔵柳浅) ――ほか、丸山政也、播磨龍次、鈴木捧など10名の怪談巧者たちが綴る、憑き物に纏わる怪談奇談!
-
怪談師・牛抱せん夏が紡ぐ戦慄のシリーズ最新作! 「正面の壁を壊すと、また壁が出てきた。さらにもう一枚抜くと壁。その向こうから出てきたものとは――」 「壁七枚」より ようこそお越しくださいました、この世の裏側へ――古典から実話怪談まで、独自の取材と臨場感ある語りで恐怖と不思議の世界を届ける人気怪談師・牛抱せん夏が綴る100話の怪異譚。 ・居酒屋の客に異変…その理由「氷出た」 ・仲の悪かった義母と嫁は最後に…「ありがとう、お義母さん」 ・庭には土地の持ち主の墓石群がある。そんな会社で起きた怪異とは「中庭」 ・深夜のドライブインで声を掛けてきたのは…「仮眠中」 ・あの土地を買って家を建ててからおかしくなった…「豪邸の家族」 ・夜中のガード下の細い道で見かけた男、次の夜もそこにいて…「時計」 ・釣り好きの叔父がある日、釣りに行って複雑骨折「池の主」など。
-
死者たちが眠る場所―― 足を踏み入れた者に、恐怖が待ち受ける。 ある晩、墓地のほうから男女の話し声が―― 「オレ、肝臓も腎臓も、もうないよ」 「すっかり空っぽになっちゃったね」 「心中の相談」蛙坂須美 より 死者を悼み供養する「墓」には怪談奇談が溢れている! ・大好きだった隣家の老婆が亡くなった後、娘がおもちゃで作ったものは…「ブロック墓」(つくね乱蔵) ・墓所で見た幽霊らしきもの…それはいったい? 「墓の幽霊」(黒木あるじ) ・斎場の受付から見える日本家屋、二階の窓にいる女が…「発露」(川奈まり子) ・沖縄の小学校での悲しい土地の記憶「墓地跡の学校」(真白圭) ・知り合った人の家に行った夜の怪異「ただの卒塔婆」(蛙坂須美) ・一族の合葬墓が完成した! ふと聞いた先祖の女性にまつわる奇妙な話「墓を呑む」(雨宮淳司) ――ほか、小原猛、黒史郎、吉田悠軌による書き下ろし含む選りすぐりの「墓」に纏わる怖い話40話収録。
-
夢を操る国家と、従わない人々。 自由な心は誰にも操れない。 95パーセントを支配する社会で、残り5パーセントが目を覚ます──。国民から圧倒的な支持を集める人気政治家。その裏で、人間の夢と無意識を操作し、国家に従順な人間をつくり出す研究が進められていた。成績によって生徒を階級化する学校、政党へ送り込まれる優秀な卒業生、そして意識を統制する研究所──。それぞれのつながりに気づいた雑誌編集長と助手の“姐ちゃん”は、国家を覆い始めた巨大な陰謀を追う。一方、国家から危険視された者が集う最下層クラスで出会った少年と少女も、封じられた過去と自らの正体に迫ってゆく。たとえ人間の95パーセントを支配できても、残る5パーセントまでは操れない。傷ついた者たちが愛と記憶によって結ばれ、自由な心と自分らしい生き方を守るために立ち上がる近未来群像劇。
-
英国ヴィクトリア朝期と同時代のアメリカではいかなる怪談や恐怖譚が嗜まれていたのか。19世紀を代表するゴシック・ロマンの大家N・ホーソーン、アメリカ独自の習俗を短編小説へと昇華したW・アーヴィング、近代怪奇幻想小説の父祖たるE・A・ポオの古典的傑作の新訳のほか、友人への強い恋情と関係の破綻から度重なる怪現象に見舞われた少女時代の想い出を綴る異色作「訪れ」、敬虔なカトリック信仰者の身に起きた悲劇と凄絶な神秘体験を描く「カスバート尼僧の試練」など、ラヴクラフト登場以前、パルプ・マガジン隆盛前にあたる19世紀から20世紀初頭にかけて書かれた滋味豊かな幽霊譚13編。本邦初訳作多数。/【目次】ナサニエル・ホーソーン「灰色の戦士」/ワシントン・アーヴィング「首吊り島からの客」/エドガー・アラン・ポオ「悪魔に首を賭けるな――教訓(モラル)のある物語」/ローズ・テリー・クック「訪れ」/ジェーン・グッドウィン・オースティン「無人の小屋――ある幽霊譚」/ジョン・ウィリアム・デ・フォレスト「太鼓叩きの幽霊」/クララ・レクラーク「水車小屋の幽霊――テキサスの逸話」/サラ・オーン・ジューエット「灰色の男」/ヘンリー・ヴァン・ダイク「白い染み――ある絵の話」/ヘゼカイア・バターワース「ロムニー沼地の古屋敷」/フランク・R・ストックトン「老アップルジョイの幽霊」/マリー・ヴァン・ヴォースト「吹雪の道」/エリザベス・ガーヴァー・ジョーダン「カスバート尼僧の試練」/編者あとがき――幽霊譚から見るアメリカとその歴史
-
断絶の闇の中で、三十の魂がつぶやいた。 言葉が、あなたの“喉”を掻き切る。 「普通」という刃で裁かれ、「市場価値」という檻に入れられ、「タイミング」という名の運命に飲み込まれてゆく──。 現代社会の不条理を鋭く抉り、すべての不適合者の魂を代弁する三十の詩的独白。 完璧な仕事、理想の愛、正しい生き方——輝く規範の影で、誰もが一度は感じる。 「どうも自分は、この世界にうまく合っていないらしい」と。 それは告発でも悲嘆でもなく、あなたが押し殺してきた声の、正確な転写である。 「なぜなら、すべての人間は、そもそも人間に向いていないのですから」 ——あとがきより
-
-
新婚旅行+恐怖殺人、絡み合う二重のストーリーに隠された異色のトリック! 新婚夫婦の初夜の儀式を参列者が見守るという、奇想天外な結婚式が福島・磐城母子温泉のホテルで行われた。同じ頃、東京でモグリの外貨金融業を営む外人夫妻が陰惨な姿で殺された。被害者夫妻の悪虐ぶりには怨みを持つ者が多く、犯人割り出しは難航が予想された。同時進行する二重のストーリーの交点に隠された異色のトリックとは……!? 長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
列車ジャック事件の直前に失踪した江戸川警部……その行動の真意は? 暴力団・土井組が麻薬取引のために五億円の現金を大阪に運ぼうとしている。鉄道警察隊の江戸川と尾瀬は、厚生省の麻薬取締官とともに新幹線に乗り込んだ。組員の大黒と吉田を尾け、密売人もろとも逮捕するのが任務だった。だが、大黒らが名古屋で新幹線を降り、近鉄特急〈アーバンライナー〉に乗り換えた時、江戸川は急病と称して、行方をくらましてしまう。やがて列車ジャック事件が起きて、尾瀬は孤軍奮闘の捜査を強いられることになるのだが……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
寝台列車の個室で起きた密室殺人! だが捜査陣を待ち受けていたのは第二、第三の殺人事件だった 大阪発札幌行きの超豪華寝台列車の個室で、徳田財閥の御曹司・義明とその婚約者が殺された。死因は毒殺、しかも部屋は密室だった。美人ハコ師・瓜生姉妹を追って同列車に警乗中だった鉄道警察隊・江戸川警部と尾瀬刑事は、ただちに捜査にあたるが、当初徳田の婚約者だと思われていた被害者の女性が、別人であることが判明、事件は混迷の状況を迎えてしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
偶然同じ個室に乗りあわせた容疑者の兄弟たち……そのアリバイ・トリックを見破れるか ゴールデンウィークの初日、逗子と軽井沢を結ぶJR自慢のリゾート列車欧風客車〈そよかぜ〉は、満員の客を乗せて逗子駅を出発した。同じころ、鎌倉御成町でモグリの金融業を営む老女が何者かに連れ去られ、死体で発見されるという事件が起きた。偶然、容疑者の兄弟たちと同じ欧風客車の客室に乗り合わせた大学助教授・御調哲司は、持ち前の推理力で彼らが主張するアリバイを崩していく……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
枯山水で囲まれた古寺で起こった“開かれた密室殺人”に挑む高校生の推理 夏休みに京都を訪れた高校生・佐野進は、ふとした好奇心から、ホテルで見かけた挙動不審の男を尾行した。男は観光コースをはずれ、虎安寺の六角堂の中に入りこむが、進が一瞬目を離した隙に何者かに殺されてしまう。はからずも第一発見者となったうえに、殺人容疑をかけられた進は、自らの容疑をはらすため行動を開始。だがそのために、事件は思わぬ方向へ……。中篇ミステリを3作品収録。 *京都殺人事件 *雪の密室殺人事件 *死を呼ぶ将棋の駒 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
1億円の身代金の行方は!? ハイテク列車を駆使して行われる誘拐殺人事件 元伯爵の血筋を引く姉小路家の令嬢が誘拐された。付添いの運転手を殺害したうえで拉致するという凶悪な犯行だった。犯人の目的は1億円の現金。その受け渡し方法は、常磐自動車道を北上する車の自動車電話に、並走する常磐線特急列車〈スーパーひたち〉から指示するという突飛なものだった。犯人は〈スーパーひたち〉に乗っている!? 茨城県警捜査本部から急報を受けた鉄道警察隊・江戸川警部は、尾瀬刑事とともに車内捜索を開始する。だがその直後、尾瀬までが「不審な人物を尾行する」と無線連絡を残したまま失踪してしまった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
海外旅行の先々で起こる謎の殺人事件……解決の糸口は帰国しなければ見つからない!? 若き宝石商・京林哲夫の自邸の金庫から、時価四億円もの宝石類が消失した。趣味のゴルフ仲間とともにヨーロッパ旅行の打ち合わせを行った直後のことだった。哲夫は顧問弁護士の小桜美樹に調査を託して、予定通りパリへ発つが、同行した友人・白子純一がゴルフ場で刺殺され、その内妻も全裸で殺されてしまう。殺人容疑は、状況から哲夫に向けられるのだが……。長篇ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
同一列車内で起こった連続殺人事件に挑む、鉄道警察隊・江戸川警部の活躍! 通勤客で満席の〈湘南ライナー2号〉から、女の殺し屋が失踪した。仲間の男たちは、女が車内に残した秘密書類を回収すべく、折り返しL特急〈踊り子3号〉となった列車内をくまなく捜しまわるが発見できず、列車は伊豆急下田駅に着いてしまった。だが、そこで発見されたのは、失踪した女の得意技・毒針で殺された仲間の死体。しかもそれは、連続して起きる殺人事件の幕開けにすぎなかった……。長篇トラベル・ミステリ「江戸川警部」シリーズ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
死体なき殺人事件? 失踪した恋人の行方に影を落とす謎の秘薬・冬虫夏草とは 若き薬学者・皆川洪志が、漢方の秘薬といわれる怪草・冬虫夏草を採取するために、蔵王へ出かけたまま消息を絶った。皆川のマンションに残されていたのは、他人名義の預金通帳。しかもその通帳には一千万もの不明な金が入金されていた。皆川の身を案じた婚約者の桂木由美子は、蔵王で知り合った医師・佐々木哲彦に、皆川捜索の協力を求める。だが、その矢先、失踪の鍵を握っていると思われた人物が、顔一面に冬虫夏草を生やした姿で惨殺された。手掛かりを失った由美子らは、皆川を捜して再び蔵王へ発つが、そこでは第二の殺人が……。謎の連続殺人に挑む長篇本格ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
1億円奪取に成功した犯人グループを奇怪な連続殺人が襲う! GNE社が開発した波動エネルギー装置の資料を強奪し、1億円と交換することを計画した男女6人グループ。彼らは警察の張り込みにもかかわらず、寝台特急〈みずほ〉の車内で現金の獲得に成功した。だが、集合場所に運び込まれた1億円が何者かに奪われたことから、謎めいた事件が始まる。計画はなぜ洩れたのか、裏切り者は誰なのか。連続する仲間たちの奇怪な死に、疑心暗鬼となった犯人グループは……。長篇ピカレスクロマン/ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。
-
香港映画史上No.1ヒットとなった「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」待望の原作刊行! 1988年、香港。黒社会でその名を知られる義に厚い青年・陳洛軍(チャン・ロッグワン)は、香港を牛耳る大ボスから突然命を狙われた。舎弟たちを傷つけられ、母親を殺された洛軍は、復讐を誓って九龍城砦に足を踏み入れる。そこは大ボスも手を出そうとしない〈龍城幇〉の頭目・龍捲風(ロンギュンフォン)が支配する地だった──。彼はそこで黒社会に生きる信一(ソンヤッ)、十二少(サップイー)らと絆を深め、大ボスの打倒に向けて動き出す! 映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』原作。*「幇」の字は正しくは封に白に巾
-
-
-
仲の良い夫婦だった『あさみと裕輔』ふたりの間に倦怠期が訪れ、徐々に 亀裂ができてゆく。 そのような中で、互いに自分の深層と向き合うようになる。 お互いに相手を必要としているのに、ちぐはぐな状況になっていく中で、 お互いが別の愛に出会う。 それぞれの別の愛の行方はどのようになっていくのか? 別の誰かと愛を育む夫は、最後には妻の元へ帰るつもりなのか? そして、苦悩の夜を乗り越え新しい愛に出会った妻は、どのような 選択をするのか? ◇ ◇ ◇ ◇ ── 嵐のような過去を静かに受け入れて、その先にある光を見つめる。 静寂の夜を越えて、彼女はもう一度、愛を信じた ―― ※本作は杏野真央の個人誌作品の電子書籍版となります。
-
弁護士、ジムトレーナー、モデルの三姉妹が探偵として活躍。だか、何故かそれはいつも大きな事件と繋がってしまう。 これは、漫画原作予定だった作品。誰か漫画にしてくれる人、募集中です! 父親が亡くなり、それぞれ事情がある娘の三姉妹は、父親の「白金探偵事務所」を継ぐことに。そして自称「スーパー!ウルトラ!デラックス!」として活躍をし始める。そのシリーズ第1話。訳ありの三姉妹。父親が亡くなり葬儀の後に集まった三人は実家で生活することに。そこに探偵事務所をしていた父親に依頼人が訪ねて来る。事情を聞き、三人はその依頼を引き継ぐことに。ここから、三姉妹探偵事務所が始まった。 【目次】 表紙 スーパー!ウルトラ!デラックス!第1話 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
-
70年代、80年代。その当時に青春だった男たちの記憶。 今の60才代の若き青春時代。 当時に流行った音楽をモチーフとして、それぞれの個人の記憶として小説にまとめた。 『60才。男が泣ける。』シリーズ1作目。 「特急あさかぜ」 中学生の主人公が、寝台特急の一室で同席した年上の女性と一夜を過ごす物語。 背伸びする主人公の切ない想いと、その後の不思議な運命。 博多駅から東京駅まで。寝台列車のなかでの16時間のストーリー。 62才になった主人公が、最後に思うこととは。 【目次】 表紙 「特急あさかぜ」 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
-
都で一番の白拍子よすがの舞に、一目惚れした九条様が、よすがの力を借りて妖退治をすることになり、喜び勇んで、よすがの元を尋ねた。よすがは、都中の女性のあこがれの的、九条様が現れたことに驚きながらもお社様を助けてほしいとすがる、白夜と、沙夜梨の願いを叶えるため悪霊の巣窟へ乗り込んでいくが、早速に、九条様の様子がおかしい…。 ※本作は水花光里の個人誌作品の電子書籍版となります。【29ページ】
-
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。