つくろうひと

つくろうひと

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

幼い日に父が亡くなり、母は都会に出奔、ひとり残された少女・章は、書店を営む祖母に預けられる。そこには同い年のいとこ、萌音がいた。親元から離れて育ったふたりは支え合って暮らしていたが、ある日、章は事故で深い傷を負う。眠り続ける病院のベッドを抜け出した章の魂は、永遠を生きる人魚の手によって悲しい記憶が「つくろわれる」不思議な世界にたどりつく。明滅する生命の輝き、遥かな時をつむぐファンタジー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    つくろうひと
  • タイトルID
    :
    2185729
  • ページ数
    :
    247ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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つくろうひと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    約4ヶ月熟成した後に一気に読み切った。村山早紀先生の単行本「つくろうひと」、今回も読後感はほのぼのハッピーな結末で本当に良かった、ホッとした。

    最初、読み進めているうちに、前に読んだ「不思議カフェ NEKOMIMI」を思い浮かべた。ストーリーは全く違う、いろいろ対比するところがあった。最初から最後までこの対比を意識し続けた。対比は強いて具体的に言うと、「不思議・・」は自ら出会いを求めて世界を飛び回るのに対して、「つくろうひと」はどちらかと言うと受け身。そして、「不思議・・」は死を乗り越えて魔女に転生するのに対して、つくろうひと」は幽体離脱するも最後は・・・(ネタバレ回避)。最後まで戻る戻らないのせめぎあい、いやーーー、引っ張るなぁ。

    本作品は今回も予想通り充足感が得られ、甘い後味が長く続いた。本を読んでこんなにも幸せになれるなんて、みんなも読めばいいのに。しかも、超物価高の折、こんな激安で幸せをゲットできるなんて、ちょっとあり得ない本です。さあ、次回作品まで心を限界まで荒んでおこうかな。この状態で次回作を読んだら、その心の急上昇で自分が壊れてしまうかも。先生の作品、向精神薬みたい

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    主人公の章が健気で良い子でたまらなくなった。
    物語のやさしさに触れて度々号泣した。
    戦争時に徴収されたり殺されたりと悲しい最期を遂げた動物の話や人間が大好きな子猫たちのところはすごく切なくなった。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    子供の頃から、物語を旅する素敵な仲間の萌音と章の2人人魚の伝説を2人は信じていたのですね。願いをかなえてくれると聞いてそれから何年もかかって
    人魚がさみしくなるのを心配してその心にうたれたようでした。誰の人生もひとりきりのものじゃない、見えないけれど、誰かと一緒に旅をしているんだというのにこの話の不思議な感じが最後に溢れていました。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    事故に遭い魂が抜け出した状態の章が人魚に出会う話。ストレス社会で生きてるからかめちゃくちゃ沁みる。章が優しい子で、人魚さんも優しくて、私もいつかこの洞窟に辿り着きたい。けど荒波に揉まれすぎて辿り着けなさそう。章も萌音も人魚も皆、この先幸せでいてほしいな。

    0
    2026年06月16日

    Posted by ブクログ

    章(あきら)と萌音(もね)
    支え合って生きる二人の少女
    章は事故で入院し意識不明
    萌音は支えを失ってしまう
    お話を語るのは章の意識?幽霊?生霊?
    彼女が語る想いには、そこまで考えるの? 
    と思ってしまう
    章の想いが萌音やおばあちゃんに伝わるといいな

    自分は
    突き詰めて考えることが
    減っているのかもしれない

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    同い年のいとこと祖母のもとで暮らす章はある日自分に影がないことに気づく。
    子猫に連れられ行き着いたのは街の地下深くにある湖に住む人魚のところ。
    時代を問わず寂しい魂が流れ着くこの場所で過ごす章の物語。
    児童書なのでさらっと読める。

    0
    2026年09月02日

    Posted by ブクログ

    「あたしには影がない」
    冒頭のセリフを読んで、初め、主人公は
    幽霊なのかと思っていた。

    島で小さな書店を営む祖母の元に引き取られ
    た章。そこには同い年のいとこの萌音がいた。
    孤独な心を持つ者同士、優しい祖母に見守られ
    ながら肩を寄せ合って暮らす日々。
    そんなある日、黒猫を助けようとした章は、
    大怪我をして昏睡状態に。

    章の体から抜け出した魂は、地下の湖にある
    館にひっそりと住む人魚の元に辿り着く。
    この深い湖の底には、昔、人間によって殺された
    軍用馬や犬、動物園の動物たちの、迷子になった
    魂も辿り着く。人魚が動物たちの悲しい記憶や傷ついた心を優しく手当すると、彼らは帰る場所を思い出し、その場所へと帰っていく。
    どこまでも優しい人魚を一人ぼっちに出来ないと、章は萌音や祖母の元へ戻ることを悩む。
    そんな章を戻すため、章の魂と肉体を縫い付ける
    (繕う)人魚。素敵なサプライズを約束して。

    「つくろうひと」とは人魚のことだった。
    不老不死のために、いつも大好きな人達を
    見送り、置いていかれる。たった一人で湖で
    暮らす人魚の淋しさ、悲しさ、人(?)の良さが、
    切なくてとても温かい。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    人魚の住む地下の湖に辿り着く猫や馬、動物達の願いが悲しすぎて号泣
    動物が死ぬ話にはホント辛い。泣いちゃう。
    ハッピーエンドではあるけど、昏睡状態長すぎない?その後の章ちゃんの人生は大丈夫なのか心配。
    あと、
    つくろう“人”じゃなくて“人魚”だった。

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    双子のように育ってきた章と萌音。高校生の時、子猫を追いかけて入った古い屋敷で階段から落ち、章は昏睡状態に。彷徨う章の魂と不思議な人魚との出会いの物語。
    「誰の人生も、1人きりのものじゃないんだ。この世界で誰かと重なり合い、誰かの旅の道連れになっている。見えないけれど、誰かと一緒に旅をしているんだ」だから誰も、寂しくはない。
    この言葉に集約されてる!と思った。
    生と死の間には不思議なことがいっぱいあるに違いない。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    安定の早紀ファンタジー全開の作品
    ただ今回は設定上メランコリックな雰囲気も漂う物語でした。
    章(あきら)に感情移入すると、今この時を大切にしなきゃと思ってしまいます

    0
    2026年03月15日

つくろうひと の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    つくろうひと
  • タイトルID
    :
    2185729
  • ページ数
    :
    247ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年02月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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