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Posted by ブクログ
村山早紀さんのこの作品の文章を読み始めたら
「読書が好き」と言い始めた頃の懐かしい気持ちを思い出しました。
文章がキラキラ、生き生きとしているんです。
そして言葉選びがきれい。
そんな本好きにしてくれた作家さんが描く書店員さんのお話は
現実を忘れて本の世界に引き込んでくれました。
上巻で描かれる月原一整の転機は本当に悲惨。
万引き犯を捕まえようとしただけ。
なのに「万引き犯がかわいそう」とはどういった了見で生きているのか?
死ななきゃ何をやってもいいのか?と思いましたよ。
物語の中のモブたちに(笑)
もうガシッと心を掴まれました。
月原一整に報われて欲しいと思って読んでいたのですが
本屋さんがどう動いているのか、どうやって本を売っているのか
もっと大切なことが描かれていることに気付きました。
下巻につづく
Posted by ブクログ
書店の棚や平台に並べられた本の数々。それらはただそこに黙って、静かに置かれているわけでありません。
書店員さんがこの本を売りたい、お客さまにぜひ読んでもらいたいという願いを込め、さまざまな工夫と努力を重ね、本と読み手との運命の出会いを導いているのだということを、この本で初めて知りました。
店内で起こった万引き事件をきっかけに、ネットなどでの誹謗中傷を受け、長年勤めた銀河堂書店を去ることになってしまった月原一整は、ブログを通して知り合った桜風堂書店の店主を訪ねて旅に出ることになります。
広い空と優しい緑の波に抱かれたような静かな町、桜野町はその名の通り一面の桜の海でした。
私の心の中にも今、はらはらと桜の花びらが舞い降りているような気分です。
これから先どうなるのか、下巻が楽しみです。
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