桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)
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桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)

640円 (税込)

3pt

「誰かの大切な居場所は、守らなきゃいけないんだ」――入院中の店主から桜風堂書店の店長になってほしいと頼まれた月原一整は、迷いながらもそれを受け入れる。そして彼が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になって奮闘し、ある奇跡を巻き起こしていく。田舎町の書店で繰り広げられる、本を愛するすべての人に読んでほしい温かい物語。

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桜風堂ものがたり(PHP文芸文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 桜風堂ものがたり(上)(PHP文芸文庫)
    640円 (税込)
    書店に勤める青年、月原一整は、人づきあいは苦手だが、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てることが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で万引きをした少年を一整が追いかけたことが、思わぬ不幸な事態を招いてしまう。そのことで傷心を抱えて旅に出た一整は、ネットで親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるため、桜野町を訪ねるのだが……。
  • 桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫)
    640円 (税込)
    「誰かの大切な居場所は、守らなきゃいけないんだ」――入院中の店主から桜風堂書店の店長になってほしいと頼まれた月原一整は、迷いながらもそれを受け入れる。そして彼が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になって奮闘し、ある奇跡を巻き起こしていく。田舎町の書店で繰り広げられる、本を愛するすべての人に読んでほしい温かい物語。

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桜風堂ものがたり(下)(PHP文芸文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本好きの私にとって本屋さんが舞台になっている
    所に興味を持ちました。
    また〝百貨の魔法〟の姉妹作だったので、
    繋がりの気づきもあり、嬉しさが込み上げました。
    本書はほっこりと心温まるお話でありながも
    心が締め付けられる切なくやるせない展開もありました。
    自然と涙が滲み出ました。
    同時に応援の気持ちも

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    インスタで紹介されていたので初めて読んでみた村山早紀さんの作品の下巻……田舎の小さな本屋と街場の老舗百貨店の本屋とそこで働く書店員さん達の小さな奇跡の物語!文章が優しくて温かくて凄く癒される1冊でした!本に携わる仕事がしたくなりました…(汗)

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    一気に上下巻読みました。

    月原一整のステージが変化したのが下巻。
    上巻で「ムカー」とした分、下巻は穏やかな心で読めました。
    そしてやはりこの本は本屋さんのシステムがこと細かく描かれています。
    「あとがき」でも著者が書店員さんに取材されたことが書かれています。

    「四月の魚」のように関わる書店員さん

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    最高!

    人の優しさ、思いやりが重なって、奇跡に繋がっている心温まるお話でした。

    書店員さん同士の繋がりで、1冊の本をみんなで売っていこうと帯やPOPを手作りしたり、シェアしたり、素晴らしい世界だなと思いました。
    今までは「POPがついてる」くらいにしか思っていなかったけど、この本を読んで書店員さ

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    上巻に続き、再読です

    再読だから、わかっているのに同じところで泣きそうになる。
    人はきっと、夢とか希望がないと前向きに生きていくことは難しいから。これは私の好きな本にもよく書いてあること。

    売れる本って、書店員さんがこんなに力を尽くしてくれているものなのかと改めて思います。
    今日もどこかで、沢山

    0
    2022年10月28日

    Posted by ブクログ

    数ページ前を読んでいる時に「生きるってこういうことだな」と思っていたら、なるるの「わたしに命を生きることを教えてくださってありがとうございます。」という言葉がでてきて、これがこの作品のテーマなのではないかと思いました。
    その後の怒涛の展開は感動で目に涙がにじむことも多く、病院の待合室で読んでいた時に

    0
    2021年11月16日

    Posted by ブクログ

    かがみの孤城に続く今年のヒット!(私の中で)
    やはり長編は読み応えがあります
    世界観に引き込まれ読み終わりたくないと思いながら読みました笑
    私は『百貨の魔法』を先に読んだのですが、星野百貨店の話や、登場人物が顔を出したり、連作ならではのクスッとするところもありました
    村山さんのあとがきも読みものみた

    0
    2021年08月30日

    Posted by ブクログ

    埋もれていた名作を見つけ出し、光を当てる才能があると言われている一整には、どうしても売りたいと思っている本がありました。
    この物語には、たった一つの過ちを一方的に責めるような悲しい人は、一人として出てきません。
    一整を取り巻くすべての人たちが、奇跡の渦を巻き起こすように、どんどん前へと進んでいきます

    0
    2021年05月03日

    Posted by ブクログ

    優しい人、あたたかい人がたくさんいて
    いいなぁと思った。
    誰だって、誰かのヒーローになれるときがある。

    0
    2021年05月02日

    Posted by ブクログ

    主人公だけではなく、登場する書店員みんなが心から本を愛している。
    その姿がとてもあたたかくて微笑ましい。
    こんな書店に行きたい。
    こんな書店員さんたちと働いてみたい。
    そう思わずにはいられない作品です。

    本が好きな人にはもちろん、そうじゃなくても読んでほしい。
    人に勧めたくなる。
    優しくてあたたか

    0
    2021年04月05日

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