桜風堂ものがたり

桜風堂ものがたり

1,500円 (税込)

7pt

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2016年10月07日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

桜風堂ものがたり のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    じわりと心の疲れたところに静かに入り込んでくるような優しさがある。本屋と本、そして人が繋ぐ物語。
    本が好きだという人と話していると大体共通点がある。誰も彼もが好きな本に対する熱心な愛情があり、思慮深く言葉を探るところだ。
    書店に勤める彼ら、彼女らもそういったところを持っていて、本が好きだという気持ち

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    心に傷を負った書店員、月原が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人や元同僚たち、出版社営業さん達が「この本を売りたい」と情熱を燃やして、一緒に奇跡を巻き起こす展開に読んでいて心が温かくなる。村山先生が本に関わる仕事に励む人たちに贈るラブレターのような物語。「地方の書店」が奮闘する姿に、書店に

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    田舎の小さな本屋さんと街の老舗の書店さん、そこで働く書店員さんたちのある小さな奇跡の物語。出てくる人たちが皆優しくて温かい。初めて読む作家さんでしたがとても読みやすかったです。続編もあるようなので読みたいです。

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    『桜風堂夢ものがたり2』を読む前に再読。

    小売店での社会人経験を経た今、購入当時より共感できる部分が多く、月原さんや桜風堂の店主さんの葛藤が身に染みるようでした。

    主人公が書店員なので、書店や本の流通についての記載も興味深かったです。
    私も応援したい書店が遠方にあり、ネットでその書店から注文する

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    本好き、本屋に行くのが好きな自分としては感動しまくりな一冊でした。

    作中にもあったけど、本屋さんが減っている状況は発売された当時より今のほうが更に厳しいと思っています。でも殆どのお店は売る努力している。この本を読んでまた本屋さんに行くのが楽しみになりました。

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    本を読むひとは、どこかこどものままなのかもしれない。

    どこかがこどもというより、本を開いて空想の世界へ浸る瞬間はずっとあのときの、かつてこどもだったときのままなのかもしれない。

    そんなことを強く思った。悪い意味ではなく。



    著者はアンソロなどの短編で読んだことがあるかな? どうやったかな?

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    柔らかく穏やかな空気感を感じられる一冊。
    丁寧に紡がれた言葉から情景が浮かんできて、深呼吸できる本、すき

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    優しく綺麗なお話で

    静かで穏やかな気持ちで読み進められる本だった。
    幸せに書店で働きながら
    暮らしてほしい。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    自分が信じた売れると思う本を売る書店員である一整と仲間たちの物語、書店や活字を読むことが少なくなってきている若者達に読んで貰いたい一冊でした。
    温かい気持ちと人に優しくなれそうな気持ちになりました。

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    本と本屋さんの心が温かくなる、ちょっとファンタジックなストーリー。
    万引き少年のくだりはいただけないけど。

    どんな仕事でもそうだけど昨今、出版業界の右肩下がりの話題は尽きない。悲しいことにますます加速度を増してきているのでは?
    だからこの本がファンタジーに思えてくるのかも。ここで頑張っている書店員

    0
    2024年10月16日

桜風堂ものがたり の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    384ページ
  • 電子版発売日
    2016年10月07日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

村山早紀 のこれもおすすめ

桜風堂ものがたり に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す