小説の検索結果

  • 御堂筋線怪談

    御堂筋線怪談

    大阪で誰かが体験した怖い話 地下鉄・御堂筋線沿いの街が舞台のご当地怪談集! 梅田・なんば・天王寺など大阪中心部を縦貫し、日々多くの乗客を運ぶ地下鉄御堂筋線。 そして江坂以北へ直通する北大阪急行沿いの街々で、日々語り継がれる不思議や怪奇をゆかりある作家が総力取材! ・幽霊に陰陽師…怪奇現象が頻発する梅田「太融寺の花」他 ・ホテルの一室に現れた恐ろしい妖怪の姿「なんばのビジネスホテル」 ・なんばに出現!?イベント会場の空に浮かぶ謎の未確認飛行物体「味園ユニバースのUFO」 ・居酒屋を覗いては踵を返す客が語った不気味な理由「天王寺の怪」 ・千里中央にあったとある商業施設で出る子どもの霊「竹谷さん、二番レジまで」 ・緑地公園で遊んだ子どもが夕暮れに目撃した怪異「公園の奇妙な影」 ・家族の姿を真似た何かが往来する江坂「にこりと笑った」 ・某飲食店で従業員が休憩中、着物の女に襲われ…「新大阪の屋台村」 ・生者に囁きかけるビジネス街・淀屋橋の怪異「豪商の怨霊」 ・本町の靭公園脇で見た軍人の霊「夜歩く」 ・怪奇現象が頻発するバーに隠された秘密とは「心斎橋のBAR」 ・動物園前に突如現れた侍の正体とは「街なかの侍」 ・会計事務所に棲む座敷童、その凄惨な姿とは「昭和町の怪」 ・呪物を蒐集していた男性が長居公園で遭った異常現象「雷獣のミイラ」 ・買い物中にパラレルワールドで迷いこみ…「あびこの怪」 ・新金岡の団地で息子の闘病生活を支えた母が体験した儚き怪奇譚「絵師のはなし」 ・街から出られない!異界へ通じる袋小路「北花田の怪」 ・古墳近くの公園で目撃した彷徨う青白い人魂「なかもずの怪」 ――などほぼ全駅収録。
  • のち更に咲く(新潮文庫)

    のち更に咲く(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻935円 (税込)
    この世をばわが世とぞ思う望月の……。道長の権勢が最高潮に達する平安京。天皇の外戚となる夢を絶たれ悶死した祖父の怨念と、殺人を犯した父の業を背負う道長邸の女房小紅は、都を荒らす盗賊袴垂の首魁が自害したはずの兄だという噂を耳にする。亡き兄の影を追い辿り着いたのは、栄華に隠された王朝の禁忌だった――。権力を巡る暗闘と、血脈に翻弄される一族の運命を描く歴史ミステリー。(解説・蝉谷めぐ実)
  • レット・イット・ビーと異邦人

    レット・イット・ビーと異邦人

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    「周りがおかしいのか、自分がおかしいのか、時々分からなくなる」と考え込むことがある。その根本的な問題はどこにあるのだろうか? さまざまな思惑の壁にぶつかり、理不尽さを超え、それでも自分を貫いた著者が体験した出来事をもとに、組織変革を問うドキュメンタリー小説。同じように悩む会社員と、これから社会人になるあなたへ、自分という〈異邦人〉を大切に!とエールを送る。
  • 詩歌集 桂子の歌

    詩歌集 桂子の歌

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    新宿での運命的な出会いから結婚、共に生きる歓び、病との闘い、そして永遠の別れまで──。最愛の妻・桂子への揺るぎない愛を軸に、人を愛すること、生きることの本質を見つめた44編を収録。痛みや喪失を抱えながらも、人間の尊厳と希望を静かに問いかける言葉が心に深く沁みわたる。本書は評論家、文筆家として活動した著者の愛と生の記憶を刻んだ詩集。
  • 心配性ババのつぶやき川柳&俳句

    心配性ババのつぶやき川柳&俳句

    小説・文芸
    -
    1~2巻990円 (税込)
    「なぜ立ったか必要あらば思い出す/昭和歌謡今ならジェンダー炎上す/欲しいのは平和です欲張りですか/雛納め木箱に母の癖字かな/夏近し胸もと白き訪問者」……花が咲いて散るように、人生も与えられた人生を生き抜けばいい──たくさんの悲しみや喜びを経験して前期高齢者になった今、たどり着いた境地を詠む川柳。時にはクスッと笑えて、時には考えさせられる一冊。
  • Y字路の合わせ鏡

    Y字路の合わせ鏡

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    if...あの時、別の道を選んでいたら。合わせ鏡のように重なり合う未来の果てで、あなたが見つける結末は──。ちょっと不思議でエモーショナルな中短編集。「『どうしたの、二人して?』『ん? ああ、雅がな、お父さんはお母さんと出会えて良かったかって聞くもんでな』僕は優梨を見ると、照れくささを感じたが、こみ上げる気持ちをそのまま優梨に伝える」(本文より)
  • グッド・スチューデント

    グッド・スチューデント

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「未人間」──それは、まだ人間になりきれていない者への呼び名だった。でかい声、でかい体、でかい好奇心。勉強嫌いの少年は、中学受験に向き合いながら、人との出会いを通して少しずつ世界を知っていく。そして彼のまっすぐな言葉や行動は、いつしか周囲の大人たちの心までも変えていく。青森の私塾を舞台に、少年と教師、それぞれの成長を描く温かな物語。
  • 詩集 美の詩神たち 一六行詩

    詩集 美の詩神たち 一六行詩

    小説・文芸
    -
    1巻1,188円 (税込)
    本能に従い、感覚や直観を信じて書く一六行詩。古代ギリシャの女性詩人サッポーが「もっとも美しいのはあなたの愛するもの」と言っている通り、愛こそが美を生み出すのである。そんな美と愛の微妙な関係を著者はずっと歌っている。人生は言葉にならない微妙な感情、運命の働きや偶然の出会いに満ちていて、それを歌うために詩が作り出されたのではないかと思う。
  • 一人ひとりの謎、見つけた

    一人ひとりの謎、見つけた

    小説・文芸
    -
    1巻1,287円 (税込)
    「どうしたの? 今度は何?」なぜか周辺で起きる小さな「謎」はそのやさしさで解決。いつのまにか名探偵と言われるようになった、とも君。その出会いと謎の思い出で描くハートウォーミングな物語。「三冊の『坊ちゃん』──。『出番だぞ、名探偵!』他の図書委員と机を元の形に並べていたトモヒロ君がこちらを見る。『どうしたんだ?』『本の謎だ』」(本文抜粋)
  • あの頃黄色だった僕のまだまだ黄色い物語

    あの頃黄色だった僕のまだまだ黄色い物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    55歳の一樹は、体の不調を抱えながらフルコンタクト空手に打ち込む日々。ある日、孤独な中学生の甥・拓磨を引き取ることに。かつての自分のようにいじめの傷を抱える拓磨と、一樹は空手を通じて魂を共鳴させていく。宮古訛りで家計を支える妻・せっちゃんの深い愛に包まれ、ぎこちなくも本当の家族になっていく3人。苦い現実に直面しても前を向く、爽快なカタルシスに満ちた感動作!
  • すっっごい××が撮りたい変態幼馴染は世界を救うらしい

    すっっごい××が撮りたい変態幼馴染は世界を救うらしい

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    平凡な高校生活を望む一駆の日常は、変態的ジャーナリスト志望の幼馴染・柚遊に巻き込まれ一変する。街の超常事件を追う二人の前に現れたのは、未来から来たデバネズミの王子様!? この出会いが、一駆が封印した「ヒーローとしての過去」を呼び覚ましていく。絶望に沈んだ世界をスクープの力で救う、ドタバタの先に待ち受ける切なくも熱い救済の物語!
  • そっと傍らに

    そっと傍らに

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    人間の「業」自然の「赦し」。「ヒト共よ、見るがいい、神々の懐の深さを。神が寛容であるうちに、其の心を顧みろ。魂を入れ替えろ。天寿果てるその前に悔い改めろ、人生を」(本文)。殺伐とした現代社会を生きる人々に問いかける中短編集。「おまえ達には、おまえ達の、役割があろうというもの。憎しみだけを抱き締め生きるは、余りに寂しく、余りに憐れで、余りに哀しい」(本文)。
  • 暁雲俳句画讃集

    暁雲俳句画讃集

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    激動の昭和を駆け抜け、92歳で世を去った著者が遺した珠玉の遺稿句集。戦禍の記憶や戦後の復興期、愛する家族の成長や病との闘いなど、波乱の時代に寄り添った私小説的な名句の数々を収録。日々の何気ない景色や一瞬のきらめきを、深く、瑞々しい感性で切り取った生涯の軌跡がここにある。言葉の奥から溢れる家族への慈愛と、いのちの輝きが胸を打つ一冊。
  • 午前二時のチャンギ空港

    午前二時のチャンギ空港

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    11歳の夏、山間の村を夏季合宿で訪れたトモは、まばゆい存在感を放つ少女に出会い、惹かれていくが・・・・・・(「優しくない友達」)。 アニメの聖地巡礼のため、バイト先の娘・ぶっちゃんとイタリアを旅する大学生のさや。アクシデントだらけの珍道中で二人が目撃するのは――(「わたしとぶっちゃんと、黒い奇跡」)。 バリ島で開かれる、絶交してしまった親友の結婚式。かつての親友の祖母・百合子さんとの出会いをきっかけに、美波は思いがけず式場へ同行することに(「通り雨」)ほか全5篇を収録。 『レペゼン母』『キッチン・セラピー』などで注目の新鋭が贈る、女性同士の友情と人生を、色とりどりの〈旅〉を通して描きだす5つの物語。 ◆著者プロフィール 宇野 碧(うの・あおい) 1983年神戸生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。放浪生活を経て、現在は和歌山県在住。2022年『レペゼン母』で第16回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。著書に『キッチン・セラピー』『繭の中の街』『アンダーザスキン』がある。
  • 愛するあなたに憑かれたい

    愛するあなたに憑かれたい

    小説・文芸
    5.0
    1巻3,630円 (税込)
    ハリウッドで映画化決定! 手放せなかった思い出は、形を変えて戻ってくる 〝それ〟はやがて彼女を侵し、死よりも深い底へと誘う── 死者と再会できる禁断のドラッグ 愛する人を失ったとき、彼女は引き返せない一歩を踏み出す──。 〈あらすじ〉 人公のエリンは親愛なるサイラスを薬物の過剰摂取で失う。激しい自責の念に駆られ、崩壊寸前となった彼女の前に現れたのが、摂取すると死者の姿が見えるようになる薬物「Ghost」。もう一度彼に会いたい一心から、エリンは「Ghost」に手を染める。 ドラッグを投与しサイラスの存在を感じるエリンだったが、この薬には恐ろしい代償があった。それは生者と死者の世界の境界線を完全に破壊であり、一度でも世界の向こう側を覗いてしまえば、もう元の日常には戻れない。サイラスの幻以外にありとあらゆる場所でおぞましい死者たちの影が見え始め、彼女の精神を侵食していく──。
  • 量子少女(クォーク・ガール)

    量子少女(クォーク・ガール)

    小説・文芸
    -
    1~5巻770円 (税込)
    藤川コスモ。うちの高校でトップクラスの美少女だ。彼女に関してはいくつも都市伝説が生まれていた。中でも極めつきなのが、別名『量子少女』……彼女は“観察不可能”だという。クラスメイトだったはずが、次の日には隣のクラスにいる。ただ、そんな気がするだけで、誰も不思議には思わない。なぜなら、世界が変わると同時に、みんなの記憶も入れ替わってしまうのだから。だけどある日、ぼくは気づいてしまった。コスモが変えた世界を「縫う」ことで修復している少女・斉藤真綾に出会ったことがきっかけだった。  長篇SF小説。電子オリジナル作品。 ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
  • 小説家のための編集教室

    小説家のための編集教室

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    どこを直せばよいかわかる。書き直すたび、うまくなる。 ベテラン小説編集者と学ぶ、自分の手で作品を完成させる〈編集〉のレッスン。 そう、本当に求めていたのは書き方でも稼ぎ方でもない。「磨き方」なのだ。 ——青崎有吾(小説家・『地雷グリコ』) 小説の書き方を教える本はたくさんあります。 でも、書き上げた原稿を「どう直すか」を教える本は、ほとんどありません。 本書は、多くの新人作家をデビューへ導いてきたベテラン小説編集者が、作家が自分の作品を改善し、物語の魅力を引き出すための「セルフ・エディティング」の技法を惜しみなく明かした一冊です。刊行以来30年以上にわたって愛読されてきた、小説家の必携書です。 人物造形、場面描写、会話、モノローグ、動詞の選び方、改行の位置──。 小説編集者が原稿のどこに目をとめ、どう直すのか。誰もが知る名作から新人作家の習作まで、幅広い小説作品を題材に、修正のポイントと添削前後の文章を豊富に紹介します。 また、各章末には「編集のためのチェックリスト」「練習問題」を収録。自分の書いた原稿のどこを見直せばよいか、実践を通じて推敲の技術を身につけることができます。 本書を読み進めるうちに、あなたは自分の原稿を編集者の目で読めるようになるでしょう。 削り、直し、みがき上げる。本当に書きたかった物語の芯をつかみ、自分だけの文体=ボイスを見つけるために。 小説を書く人はもちろん、ライター、編集者、文章を仕事にするすべての人に役立つ一冊です。
  • 私労働小説シリーズ【2冊合本版】

    私労働小説シリーズ【2冊合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻3,520円 (税込)
    『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』「あたしのシットはあたしが決める」ベビーシッター、工場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分を愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンなのだ。『私労働小説 負債の重力にあらがって』Don‘t Blame Yourself!セクハラ、パワハラ、カスハラ、人種差別に事なかれ主義やポジティブ教の上司まで。ジョブには最低なものとの戦い(ワーク)がつきまとう。「あたしたちは負債の重力に引きずられて生きている。」だが、負債を返済するために生き続けたら人間は正気を失ってしまう。他者のケアを担う者ほど低く扱われ、「自己肯定感を持とう」と責任転嫁までされる社会。自らを罰する必要などないのに。働き、相手に触れ、繋がる。その掌から知恵は芽吹き、人は生まれ直し、灰色の世界は色づく。数多のシット・ジョブを経た著者が自分を発見し、取り戻していった「私労働」の日々を時に熱く、時に切なく綴る連作短編集。 ※本電子書籍は、2023年10月刊『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』と25年10月刊『私労働小説 負債の重力にあらがって』の2冊を収録した合本形式での配信となります。
  • JK
    完結

    JK

    小説・文芸
    3.8
    全6巻770~1,012円 (税込)
    神奈川県内で発生した女子高生殺人事件。川崎にある懸野高校の一年生・有坂紗奈が両親とともに惨殺された。犯人は紗奈と同じ学校の同級生や上級生からなる不良集団であることが公然の事実とされていたが、警察は決定的な証拠をあげることができず、彼らの悪行が止まることはなかった。しかし、一人の少女、高校一年生の江崎瑛里華の登場で事態は急展開をとげる。人気シリーズ「高校事変」を超える、青春バイオレンス文学!
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

    ホラー傑作選

    予想を裏切る展開に翻弄され、信じていたものが崩れ去る衝撃を集めたホラー傑作選。 異国の地で呪いをかけられ、事態が悪化し続ける織守きょうや「五人目の呪術師」。戸締まりなどの不安がエスカレートする新名智「今頃、わが家では」。未来が見える鏡占いが心を歪めていく辻村深月「ふちなしのかがみ」。夜行列車での怪談が悲劇へ誘う綾辻行人「鉄橋」など。9つの“最悪の結末”があなたを奈落へ突き落とす。 “最悪”がじーーーーと待ち受ける。
  • ジャーロ dash No. 108【無料版】
    無料あり

    ジャーロ dash No. 108【無料版】

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    「ジャーロ dash」はミステリー誌「ジャーロ」の無料試し読み版です。ミステリーを掘り下げるエッセイ、評論、マンガなどの企画ページを無料で読むことができます。また長編連載、連作短編、読み切り短編の小説も、冒頭部分を試し読みOK! 108号は、青柳碧人、おぎぬまX、長岡弘樹、真門浩平による読み切り短編4作を掲載。好評連載陣のほか、「アフタートーク 著者×担当編集者」では辻村深月のインタビューも。
  • 結婚ってなんのため?「念のため」

    結婚ってなんのため?「念のため」

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    28歳の女子三人組。恋愛から結婚へと向かうのだが 同級生の28歳仲良し三人組女子。一人が結婚へと。そこから始まった二人の婚活。なのだが、だんだんと結婚の意味が不明に。 【目次】 表紙 結婚ってなんのため?「念のため」 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。
  • ジャーロ No. 108

    ジャーロ No. 108

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ●読み切り短編:青柳碧人「ホルスのデッドスペース」、おぎぬまX〈治験ミステリ〉シリーズ「罪の幻肢痛」、長岡弘樹「優しい部屋」、真門浩平「記憶部のゴーストバスター」 ●連作短編:大倉崇裕〈キョウジョと共助〉、近藤史恵〈元警察犬シャルロット〉、坂木 司〈和菓子のアン〉●長編連載:芦花公園、恩田 陸、小路幸也、薬丸 岳、若竹七海●「アフタートーク 著者×担当編集者」:辻村深月『ファイア・ドーム』
  • 伊豆箱根殺人回廊

    伊豆箱根殺人回廊

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    二年半ぶりに出所した男がめぐる 西伊豆、修善寺、箱根には死体が待ち受けていた……。 はめたのは、元首相父子か、政治家夫婦か? 十津川が陰謀を暴く、異色ミステリ・アクション! 出資法違反で二年半ぶりに出所した元大手地銀支店長の管野は、伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、コロナで一変した名勝地には、不審なトラブルが待ち受けていた。 管野を追跡する若者が交通事故死、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かぶ。そしてついに殺人が発生、警視庁十津川警部が出動した!  欲まみれのマネーゲームに隠れた真相とは?
  • 十津川直子の事件簿

    十津川直子の事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    奥様は名探偵! 鉄道トリック、動物ミステリ、意外な真相―― 十津川警部も顔負けの推理と活躍、そして夫婦の絆! 全国の郵便局で百円ずつ貯金する“局メグ”が趣味の金子真由美が湯河原で殺され、姿を消した同居女性に容疑が向けられた。十津川警部の愛妻・直子は事件に注目する。友人家族が営む郵便局を、被害者が死の直前に訪れていたのだ……(「百円貯金で殺人を」)。 名作鉄道ミステリ「夜行列車『日本海』の謎」など、十津川顔負けの推理で謎に挑む直子の活躍を描いた傑作集! 【収録作品】「百円貯金で殺人を」「特急あいづ殺人事件」「愛犬殺人事件」「夜行列車『日本海』の謎」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 美味しい結婚には怪異がつきもの

    美味しい結婚には怪異がつきもの

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻836~924円 (税込)
    霊が視える求職中の元OL、紬希(つむぎ)は、ある朝、渋谷の公園で見かけた黒猫の霊を追い、「Chat Noir(シャノワール)」というショコラトリーの店内へ。 そこで超美形の店主、凛生(りお)と出会う。 優しく親身な彼に身の上話までしてしまった紬希は、話を聞いた凛生からまさかの偽装結婚を提案される。 彼にも事情があるようで、紬希は訝しみつつも承諾することに。 だが、彼女は知らなかった―― 彼も視える人間で、性格は腹黒、副業は【怪異調査】だということを。
  • 鎌倉殺人水系 旅行作家・茶屋次郎の事件簿

    鎌倉殺人水系 旅行作家・茶屋次郎の事件簿

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    名刹佇む古都鎌倉に怨みの刃が忍び寄る―― 有名俳優が密かに依頼した人捜し。 その奥には悲劇の連鎖が待っていた。 歴史と自然が調和する街道で推理が冴える! 旅行作家茶屋次郎は、有名俳優の高浜から友人の桐谷沙希の行方捜しを依頼される。捜索にどこか非協力的な高浜を不審がる茶屋だが、鍵となる桐谷の実家を探ると、20年前に祖父が殺人事件を起こしたことが判明。さらに高浜にも黒い噂が浮上する。まもなく沙希は溺死体で見つかり、鎌倉では桐谷家を狙った凶悪事件が相次いで発生。凶行の裏にある怨み、そして犯人の狙いとは……。
  • 十津川警部 裏切りの駅

    十津川警部 裏切りの駅

    小説・文芸
    -
    1巻913円 (税込)
    [著者のことば] 『東京駅殺人事件』という作品を書いてから、30年が経った。 「駅」は、交通の拠点としての役割だけでなく、いまは別の面で注目を集めている。有名建築家が設計した駅、犬や猫が駅長の駅、秘境駅や無人駅、廃線の駅など、さまざまなかたちで話題になった。 それでも、変わらないのは、「駅」は出会いと別れの場所であるということである。去っていく人がいれば、残される人がいる。「駅」は、旅の出発点であり、終着点でもある。希望にあふれた人がいれば、失意に沈む人がいる。 だから、そこには、多くのドラマがあり、愛と裏切りが隠されている。取材で全国の駅を見てきた。本書は、「駅」が事件のカギとなる作品集である。 十津川警部、“ミスキャンパス殺人事件”に挑む! 無人駅で目撃された奇妙な人物 誤認逮捕か、アリバイ工作か!? 鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。その姿は、東京麹町で起こったミスキャンパス殺人事件の容疑者・中西昭准教授がアリバイを証明する存在として挙げた男と瓜二つだったのだ。 だが、捜査本部は男の実在を確認できず、中西はすでに送検されていた。男は同一人物で、中西の無罪は証明されるのか? 誤認逮捕の可能性が浮上する中、十津川警部は大々的な男捜しを開始した…(「姨捨駅の証人」)。 「駅」が事件のカギとなる推理短編集! 【収録作品】「姨捨駅の証人」「下呂温泉で死んだ女」「謎と憎悪の陸羽東線」「新幹線個室の客」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川警部 怪しい証言

    十津川警部 怪しい証言

    小説・文芸
    -
    1巻921円 (税込)
    [著者のことば] 十津川警部が、初めて登場したのは、『赤い帆船(クルーザー)』だった。1973年に刊行された作品で、最初は、海を舞台にした事件で、活躍することが多かった。あれから40年、十津川はさまざまな事件を、手がけるようになっている。 単独での秘密捜査もあれば、妻の直子に協力を頼むこともあり、拳銃を構える犯人に、体を張って、立ち向かうこともある。 この作品集には、そうしたさまざまな捜査のやり方が描かれている。出来れば、犯人のトリックを暴く推理力だけでなく、十津川の別の魅力も発見してもらえたらうれしい。 彦根城で消えた女が、東京・月島で他殺体に! 容疑者のアリバイを崩すための証人は―― その記憶は、確かなのか――!? ついに自分にも認知症が出たのか……。彦根城で観光ガイドを務める今泉明子(71)は、不安を抱いた。 男女5人を案内したはずが、女性の1人が行方不明に。しかし、グループは最初から4人だったと言うのだ。 翌日、明子の前に消えた女性が現れ、あれは悪戯だったと言う。1週間後、東京月島の冷凍倉庫でその女性の他殺体が発見。捜査に当たった十津川警部が絞り込んだ容疑者には完璧なアリバイが! 犯人逮捕に必要な明子の記憶は、信頼できるのか?(「一期一会の証言」) 十津川警部の活躍が満喫できる傑作集! 【収録作品】「一期一会の証言」「絵の中の殺人」「処刑のメッセージ」「事件の裏側」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客

    十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客

    小説・文芸
    4.0
    1巻921円 (税込)
    [著者のことば] 犯人が逃亡する先や殺人事件の起こる場所には、「北の地」が似合う、と思うのは私だけだろうか。 作品の舞台を北に採ることが多いのもそのせいである。 「北の地」と「列車」が組み合わさるとき、頭の中には、さまざまな人間模様とドラマが浮かんでくる。 今回の短編集には、ちょっとした仕掛けがある。オホーツク海を臨んで走っていた天北線の急行「天北」が舞台の1編と、天北線が廃止された後の廃駅を舞台にした1編を収めた。 背景となった時代の変化も同時に楽しんでいただきたい。 豪華寝台特急が北へ運んだ殺意! 札幌へ向かう車内で惨劇が! 十津川警部の英知が真相に迫る── 札幌に到着した寝台特急「カシオペア」車内で若い女性の刺殺体が発見された。現場となったのは展望室タイプの最上級スイート個室。その部屋の男性客は姿を消していた。 妻との旅行で同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客とどこかで会っている記憶があった。 北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川警部に連絡。やがて8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺しとの関係が浮上した。その事件は容疑者の自殺で決着していたが……。消えた男性客の正体と行方は? 複雑に交錯する謎に十津川が挑む! 【収録作品】「カシオペアスイートの客」「禁じられた「北斗星5号」」「最果てのブルートレイン」「北の廃駅で死んだ女」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川班捜査行 わが愛 知床に消えた女

    十津川班捜査行 わが愛 知床に消えた女

    小説・文芸
    4.0
    1巻921円 (税込)
    [著者のことば] 「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」と、色紙やサイン本に書いている。 小説で、中身を面白くする最たるものは、「復讐」だろう。 誰しも、復讐したい人間の一人や二人はいるはずである。復讐する側に、ちゃんとした理由があり、復讐される側はその訳が分かっていない時、意外なドラマが生み出される。 人間の感情ほど怖いものはないし、計り知れない。それだからこそ、興味が尽きないし、面白い。 この短編集は、「愛と復讐」にまつわるミステリーを集めたものだ。 知床、東京、阿蘇、草津……、男と女の間に何が起こったのか? 想いゆえの悲劇か、憎しみゆえの惨劇か――。 十津川ファミリーが挑む“愛と復讐”の事件簿! 警視庁捜査一課の元刑事で私立探偵の橋本豊のもとに、失踪人の捜索依頼が舞い込んだ。行方不明となったのはOLの三浦亜紀。「ひとりで生活してみたい」という手紙を残していた。 橋本は調査を開始するが、真面目な亜紀には男の影もなく、手がかりがつかめない。しかし、直前に1千万円の貯金を下ろしていた。事件に巻き込まれたのか?  やがて、携帯電話の交信記録から亜紀が知床にいることが判明。現地へ飛んだ橋本は、亜紀が事故死したという証言を得る。不審を抱いた橋本はかつての上司・十津川に協力を要請した……。 【収録作品】「わが愛 知床に消えた女」「愛と殺意の中央本線」「復讐のスイッチ・バック」「愛と死 草津温泉」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川班捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件

    十津川班捜査行 宮古行「快速リアス」殺人事件

    小説・文芸
    -
    1巻921円 (税込)
    [著者のことば] 時刻表を見ていると、飽きるということがない。オヤッと思うことや、これは何だろうという疑問が浮かび、小説を書く意欲がわいてくる。空想、妄想も膨らんでくる。 取材には、取材の楽しみがある。地方に行ったり、列車に乗ったりするのも好きだ。同じ土地に、2度目、3度目という場合もあるが、必ずといっていいほど、思いがけない、新しい発見や出会いが、待っている。 この2つが、私の、創作の源泉、といっても過言ではない。 この短編集は、ローカル線にまつわるミステリーを集めたものである。 山田線、指宿枕崎(いぶすきまくらざき)線、函館本線、箱根登山鉄道――― ローカル線が“事件”を呼ぶ! ルート、ダイヤ、駅舎…… 地方鉄道を利用した殺人 十津川警部は巧妙なトリックを見破れるか!? 前科2犯の荒木圭介が盛岡発・宮古行「快速リアス」の車中で毒殺された。直後、東京で起きたクラブママ殺しの容疑者として、10日以上前に検挙された男が、突然、事件当夜は荒木と飲んでいたと言い出した。 証言者はすでにこの世にいない。なぜこのタイミングでアリバイを主張したのか? 捜査を開始した十津川警部は、荒木がインターネットで列車を使う怪しげな仕事を引き受けていたことを知る。事件の鍵は岩手のローカル線にあるのか。 十津川は、荒木が乗車した13時51分発「快速リアス」に乗り込んだ……。 【収録作品】「宮古行「快速リアス」殺人事件」「小さな駅の大きな事件」「殺意の「函館本線」」「殺意を運ぶあじさい電車」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川班捜査行 湘南情死行

    十津川班捜査行 湘南情死行

    小説・文芸
    5.0
    1巻921円 (税込)
    [著者のことば] 十津川班の各刑事が主役です。もちろん、十津川警部のサポートはありますが、各人の人間味を前面に出してストーリーを仕上げてあります。 十津川の書店通い、カメさんの子煩悩ぶり、西本刑事のデートなど、意外な一面も事件解決とともに楽しんでください。 「湘南情死行」 クルーザーに乗船中の不倫カップルが爆死。 心中か? デート中に事件を目撃した西本は…… 「恋と復讐の徳島線」 行きつけの書店主が犯人なのか? 徳島の連続殺人との関連を十津川が追った! 「死への週末列車」 吹雪に閉じこめられた列車内で殺人事件。 乗り合わせた日下が孤軍奮闘! 「愛と孤独の宗谷本線」 トラック事故で亡くなった娘の仇を討つ!  男の復讐計画を北条早苗は阻止できるか? 「青に染まった死体」 美貌の女がモーターボートから転落、溺死した。 亀井の息子が「リゾート21」から事故を目撃…… 警視庁捜査一課の西本刑事は、湘南でのデートの最中、クルーザーの爆発を目撃。乗船していた青年実業家・宮川拓也と愛人の美人タレント・矢野明日香が死亡した。事故か、事件か? 捜査を始めた西本に明日香ファンを名乗る男から他殺を示唆する手紙が届く。しかし、宮川が爆弾を入手した事実が判明、神奈川県警は心中事件との見方を固めた。ただ、西本の恋人・恵だけは事件の不自然な点に気づいていた……。 十津川警部をはじめ、北条早苗、亀井、日下といったおなじみの刑事たちが難事件に挑む傑作短編集! ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 十津川警部 悪女

    十津川警部 悪女

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    [著者のことば] 「犯罪の陰に女あり」という言葉がある。小説の世界だけでなく、女性の存在が招いた事件は、実際に多い。 色紙には、「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」と、書くことがある。男の側からすれば、「愛」と「裏切り」から連想されるのは、「悪女」ではないだろうか。 「悪女」といっても、さまざまなタイプがある。男を惑わす小悪魔のような女性や、氷のようなハートを持つ女性も、悪女と言えるかもしれない。 本書は、「悪女」をテーマとして短編を集めてみた。十津川の前に現れるのは、どんな悪女だろうか。 十津川vs魔性の女たち――。 銀座クラブママ、流行作家の妻、社長夫人……。 立ちはだかる美しくも恐ろしい罠! 人材派遣会社の社長・山際卓郎には殺したい女がいた。銀座クラブママの結城あやだ。彼女の人脈と資金面の協力で山際は成功したのだが、それを恩に着せた言動が目立ってきたのだ。山際は殺害計画を練った。六本木のあやの自宅に青酸カリ入りワインを置き、自分はアリバイ工作のため東京を離れるというものだった。あや死亡の吉報を出張先の大阪で待つ山際。だが、入った連絡は、あやが若いタレントの愛人を毒殺したというものだった……。意外な展開の結末は?(「だまし合い」)。 十津川が「悪女」に挑む傑作短編集! 【収録作品】「だまし合い」「阿蘇幻死行」「白い罠」「鬼怒川心中事件」 ※「十津川警部」シリーズと作品の楽しみ方がさらに広がる解説も収録![解説:小梛治宣]
  • 殺人がいっぱい 復刻版

    殺人がいっぱい 復刻版

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    ワトスン役はなんと幽霊!? 1章ごとに殺人が1件! 名手が描く衝撃のユーモア・ミステリ。 祥伝社文庫40周年記念発掘! マンガ家志望の大日向陽の部屋に殺人事件の被害者・影子の幽霊が棲みついた!  奇怪な縁で影子殺しの犯人を追う陽が、ついに見つけた最重要容疑者は、暴力団組長・国定。だが、陽にはその娘・撫子から大金を借りている弱味があった。 真相解明と借金問題を同時に解決すべく奮闘する陽だが、なぜか奇妙な状況の殺人が連続して……。 痛快長編ユーモアミステリの傑作!
  • はちみつ荘のとろけるレシピ

    はちみつ荘のとろけるレシピ

    小説・文芸
    3.9
    1巻946円 (税込)
    このマンションで、ミツバチを飼いませんか。みんなで――。料理人として生きることをあきらめどん底にいた恵里香は、心機一転のため越してきたマンションで熊のような大男に出会う。元養蜂家だという不思議な男は、なんと大都会のど真ん中で養蜂を始めると言い出した。曲者ぞろいの住人たちが、ひとつの巣箱をきっかけに、次第に心を通わせあっていく。芳醇な甘さに疲れた心がとろけていく、やすらぎと再生の物語。
  • 妖精令嬢のふたつめの恋 失われた初恋と死に戻りの夜

    妖精令嬢のふたつめの恋

    小説・文芸
    -
    1巻946円 (税込)
    かつてこの王国に攻め入り支配しようとし、人間に敗れ去った悪しき妖精。 その特徴である赤い目と髪を持って生まれた伯爵令嬢のリコリスは、《妖精の取り替え子》として、家族にも領民にも忌み嫌われ生きてきた。 だが、第2王子であるシルヴァだけは違った。 彼に侍女として仕える中で、リコリスは彼に恋心を抱きながらも、叶わぬ願いと思い、そっと彼の幸せを願っていた。 しかし建国にまつわる祝祭の夜、シルヴァが何者からか襲撃を受け、彼をかばおうとしたリコリスも重傷を負ってしまう。 彼だけでも助かって欲しいと切に祈り、リコリスは命を落とした――はずが、時は彼と初めて出逢った1年前に巻き戻っていた。 シルヴァの死の運命を変えるため、リコリスは1年後の祝祭の夜までに真実を解き明かそうと決意する。 だが、初対面のはずのシルヴァから、「一目惚れした」となぜかいきなり求婚されてしまい……!? 「十番様の縁結び」シリーズの著者が贈る、死に戻り×西洋風ロマンス!
  • 旅する料理店ボン・ボヤージュ

    旅する料理店ボン・ボヤージュ

    小説・文芸
    4.2
    1巻946円 (税込)
    〈店主の気まぐれで旅先は変わります〉。ビルの2Fにある「ボン・ボヤージュ」は、隠れ家みたいな多国籍料理の店。ここではないどこかに行きたい、と願う客たちが訪れる。会社の歯車でしかない無力さ、断ち切れない母の呪縛、自分らしさを奪われた結婚生活――。人生はままならないけれど、シェフの一皿は異国の風景と、料理に託された思いを教えてくれる。大いに食べてワインを堪能すれば、自分を信じて歩き続ける勇気が湧いてくる。心を奮い立たせる美味しい物語。
  • 角川ごちそう文庫アンソロジー とっておきのおいしいひと時

    角川ごちそう文庫アンソロジー

    あなたは何を、いつ、誰と食べる時間がしあわせですか?それは終電間近のビストロで一人味わうステーキフリットだったり、名もなき茶色いおかずだったり。自分にしかわからないとっておきの時間、始まります
  • あおぞら暮らし

    あおぞら暮らし

    小説・文芸
    3.7
    1巻946円 (税込)
    体の不調と母の死が重なり、疲弊したスズは、久々に再会した友人フーコの誘いで、期間限定の郊外暮らしをすることに。広い空の下での手仕事、陽だまりでかじるホットサンド、闇夜のおでんパーティー。都内だけど、ここはすべてがゆったりと開放的だ。日々の習慣も買い物も、心が喜ぶほうを選ぶ――自分軸を持つフーコと過ごすうち、スズは自分の本音と向き合うようになる。忙しさですり減ったあなたをそっと包む、幸せの物語。
  • 死に戻り令嬢と宿命の鬼 明治千夜奇譚

    死に戻り令嬢と宿命の鬼

    小説・文芸
    -
    1巻968円 (税込)
    没落華族の令嬢・月宮桔梗は、家のために名門藤山家の次男で心優しい誠二と結婚し穏やかな日々を送っていた。 しかし、その7年後に誠二の兄である鷹彦に一家を惨殺されてしまう。 鷹彦の正体は「鬼」だった。 1人生き残った桔梗は絶望のあまり崖から身を投げるが、気が付くとなぜか7年前に時が巻き戻っていた。 この日から桔梗は同じ人生を繰り返し、平穏だった日常を取り戻そうと足掻くが、最後には必ず鷹彦にすべてを奪われてしまう。 そんな3度目の人生の最後、桔梗は美しいが慇懃無礼な鬼・清影と出会う。 自身が類稀なる“支配の奇術”の持ち主であることを知った桔梗は、清影とともに、この悪夢のような人生の繰り返しに終止符を打つため奔走するが……。 第11回 角川文庫キャラクター小説大賞 〈読者賞〉&〈カクヨムテーマ賞〉W受賞作!
  • 白衣の断罪者

    白衣の断罪者

    小説・文芸
    3.0
    1巻990円 (税込)
    刑務所の隣に建つ総合病院で働く脳外科医・尾木敦也。六年前に強盗に両親を殺され、無気力な日々を送っていた。ある日、敦也が執刀を任された急患は、両親を殺したとされる死刑囚・定永宗吾だった。手術台の上で向き合うことになったのは、憎み続けた男。しかし定永本人は無実を訴えているという――。あの夜、一体何が起きたのか。敦也は看護師で妹の菜々穂と事件の真相を追うのだが……。(『殺人者の白い檻』を改題)
  • 視えないけど当たります インチキ霊能者と詐欺師

    視えないけど当たります

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    オカルト系配信を生業とする榊カナは、霊能者として伝説的な存在の祖母を持ち、自身も占いや除霊、霊視配信などを行う美人霊能者として人気が出始めている。 だが本当は霊感ゼロで、持ち前の勘と演技力で視聴者を騙しているインチキ霊能者。 それを元詐欺師の山本ヤマト(通称ヤマ)という男に見抜かれてしまい、なし崩し的に組んでインチキ心霊相談を行っている。 悩みがあったり気が弱ったりしている人、心霊現象と思い込んでいる人をターゲットに、インチキ霊視や除霊、祈祷を行い、解決料として金を稼いでいるのだ。 骨董品店の呪物のいわく付きの蓄音機、有名霊能者との心霊生配信対決、地域の祭りに現われる狐火騒動など、カナとヤマは霊能力“以外”で事件に隠された真実を次々と解き明かしていく。 だがそれぞれの心霊事件の裏には、陰で糸を引くある存在、そして2人の過去とも関わりが……? 「意味が分かると怖い話」シリーズで人気の著者が放つ、異色のオカルト×お仕事(!?)物語!
  • 帝都おりえに屋のささやかな奇跡 明治異風小奇術譚

    帝都おりえに屋のささやかな奇跡

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    時は明治。日本のはるか北西にあるオリエニア小国の奇術である“虹術”が、異国の女奇術師・喜祭折栄(きさいおりえ)の人気とともに日本で一世を風靡するも、彼女の謎の失踪とともにその人気も下火になったころ。 山棚恵(やまだなめぐみ)はある特異な体質のせいで、故郷で肩身の狭い思いをしていた。そんな彼女のもとにある日一通の手紙が届く。内容は、なんとオリエニア人の知人・エーミルからの求婚の手紙であった。恵はエーミルに会うため彼の住む帝都の邸宅に向かうが、しかしそこにエーミルの姿はなく、代わりに「おりえに屋」というなんでも屋を営む青年・冬鳥礼央(ふゆどりれお)と出会う。美しい容姿を持つ礼央は、“虹術”を使いながら「おりえに屋」に持ち込まれる人々の悩みを解決していた。恵も「おりえに屋」を手伝ううちに、いつしか二人の間には絆が生まれていき……。 派手ではないけれどささやかな虹術が、街の人々の、そして恵や礼央自身の心も癒やしていく。不思議な明治ファンタジー!
  • アムステルダム運河殺人事件 新装版

    アムステルダム運河殺人事件 新装版

    小説・文芸
    -
    1巻1,034円 (税込)
    19××年8月末の夕方。 アムステルダム市内の運河に浮かんでいたジュラルミン製トランク。 ――その内部から、首と手首と脚を切断された男の胴体が発見された。 警察は被害者をベルギー駐在の日本人商社マンだと突き止めるが、 容疑者は同時期に不審な死を遂げる。 調査を依頼された雑誌記者と医者の2人は、 真実を暴くべくオランダへ飛ぶが……(「アムステルダム運河殺人事件」)。 「セント・アンドリュースの事件」併載。 解説・酒井信
  • 刑事に向かないふたり

    刑事に向かないふたり

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,034円 (税込)
    警視庁捜査一課の刑事・鳴海灯子は、元同僚の白鳥雅紀と偶然再会した。雅紀は準キャリアのエリートだったが、文学賞の受賞を切っ掛けに退職していたのだ。元々雅紀に一目惚れしていた灯子は、売れない推理作家になっていた彼を説得し、結婚することに。そんな灯子に渋谷で発生した殺人事件捜査の任務が下る。だが、被害者が有名アニメクリエイターであることが判明して――。難事件を追う妻と推理する夫を描く、書き下ろし。
  • 失踪HOLIDAY 初期短篇集

    失踪HOLIDAY 初期短篇集

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    再婚した母が死に、裕福な義父と屋敷で暮らしていた中学2年生のナオ。 迎え入れられた意地悪な継母との喧嘩のすえ、ナオは家出を決行する。 屋敷の離れに住む使用人・クニコの部屋にむりやり居座り、 家族の様子を観察してやることにしたのだ。 ……けれど血の繋がらない家族には狼狽した様子もない。 ナオは狂言誘拐を画策し、家族に身代金を要求するが――(「失踪HOLIDAY」)。 居場所を求めて彷さまよ徨う少女を描く表題作他、初期作品全4篇。
  • アガサ・クリスティのイギリス

    アガサ・クリスティのイギリス

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ポワロやミス・マープルを生みだし,今も愛されつづける作家クリスティ.その作品には,古き良きイギリスとともに,移りゆく二〇世紀のイギリスが巧みに描き込まれている.カントリー・ハウスの住人たち,多様化するレジャー,使用人と階級文化,女性たちの生き方…….「ミステリの女王」の眼がとらえたイギリスの今と昔.

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  • メイン・ディッシュ

    メイン・ディッシュ

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,122円 (税込)
    推理劇が十八番の劇団「紅神楽」看板女優のユリエは、なぜか奇妙な事件に遭遇しがち。同居人ミケさんは、劇団員を幸せにする料理を作りつつ、鮮やかに謎を解決していく不思議な人だ。一向に完成しない台本の解決策、物騒な事件と料理上手な新人女優の驚きの関係、列車に乗り合わせた乗客に潜む真実とは――。読み進めるほどに、11篇のバラバラな謎が収斂していく巧みな構成。美味しくてちょっとビターな、極上のミステリ連作集。
  • 黄砂の進撃 改訂完全版

    黄砂の進撃 改訂完全版

    小説・文芸
    -
    1巻1,122円 (税込)
    清朝末期、列強の進出と満州族の支配に苦しむ漢人は、不満を抱えていた。扶清滅洋を掲げて、北京へ進撃した義和団は、20万人もの大軍で北京公使館区域に攻め入る。対するのは、柴五郎率いる日本軍を中心としたわずか500人の列強連合部隊だった。なぜ圧倒的兵力を誇る義和団は、籠城を崩せなかったのか。民衆の熱狂と信仰、清朝や列強の思惑が交錯するなか、戦いの真相が次第に明らかになる。『黄砂の籠城』と対をなす歴史エンタメ。
  • 生贄のマチ 特殊捜査班カルテット 新装版
    完結

    特殊捜査班カルテット新装版

    小説・文芸
    3.0
    全3巻1,122~1,254円 (税込)
    子供の頃、家族を何者かに惨殺され、怒りに衝き動かされるタケル。中国残留孤児三世に生まれたことで日本人を憎むホウ。出自から目的まで、すべてが謎に包まれたカスミ。そして、3人を特殊捜査チームに仕立てようと目論む、警視庁の異端者クチナワ。それぞれの想いを秘めた4人が犯罪に立ち向かう――。タケルはクチナワと名乗る車椅子の刑事からあるチームに誘われ、組織の謀略渦巻くイベントに潜入する。孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、エンタテインメント巨編、開幕!
  • 余白の迷路

    余白の迷路

    小説・文芸
    -
    1巻1,166円 (税込)
    定年後、図書館に通うことを日課にしている三木忠志、七十歳。ある理由から学校に行けず、日中は図書館で時間を潰す女子高生・石元早織、十六歳。半世紀以上、歳が離れた二人。それぞれに事情を抱えながらも平和に暮らしていた彼らは、近所で起きたホームレス殺人事件に巻き込まれてしまう。事件はどうやら、三木の過去に起因しているようで──。
  • 市民の反抗 ソロー傑作選

    市民の反抗 ソロー傑作選

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    多数派の腕力や政府の便宜ではなく、己の「良心」に従え――。社会に対し静かに宣戦布告し、ガンジーやキング牧師にも影響を与えた表題作をはじめ、ソローの思想的エッセンスが伺える傑作選を新訳で。
  • 別冊GUNZOU

    別冊GUNZOU

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    1946年に創刊した講談社がほこる文芸誌――「群像」。 2026年10月号をもって創刊80周年を迎えることを記念し、「別冊GUNZOU」をお届けします! 日本の文学が世界でも脚光を浴びるようになった今、これから先必ずや「世界」でも注目されること必至の実力作家6名が、同一テーマのもとに書き下ろした作品で豪華共演&英訳も同時収録!! 6名の作家と6名の翻訳家が一堂に会したことで生み出された最前線の言葉たち。 創刊80周年を彩る「世界」文学をぜひ、お楽しみください! ~~~豪華収録作!~~~ 彩瀬まる 「私たちは星」 井戸川射子 「もっと大きな鳥がいたはずなんだけど」  今村夏子 「今日で最後」 柴崎友香 「なにもしていない」 豊永浩平 「ETCカードが挿入されていません。」 宮内悠介 「七つの性をもつ男」 Maru Ayase 「We Are Stars」 Translated by Haydn Trowell Iko Idogawa 「Wasn’t There a Bigger Bird?」  Translated by Jesse Kirkwood Natsuko Imamura 「After Today, That’s It」 Translated by Lucy North Tomoka Shibasaki 「Nothing to Do With It」 Translated by Eriko Ikeda Kay Kohei Toyonaga 「ETC Card Is Not Inserted.」 Translated by Kalau Almony Yusuke Miyauchi  「The Man with Seven Genders」 Translated by Matt Treyvaud
  • 不老長呪にまつわる怪取材録

    不老長呪にまつわる怪取材録

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    『人魚の肉を食べると不老長寿になる』――そんな伝説が残る地へ取材に訪れた、ホラー漫画家の舞。そこで出会った強い霊感を持つ青年は、幼少期から「許さない」と呟く女の霊に追われていた。誰の記憶にも残らない青い家、無人の弓道場で放たれた古い矢、男にしか見えない女の影……一見バラバラに見える心霊体験だが、取材を進めるうち、それらはすべて一族を縛る「おぞましい真実」へつながっていく。やがて不穏な影は第三者であるはずの舞にも忍び寄り……? 解き明かしたら、もう逃げられない。あなたの日常を静かに侵食する衝撃のホラー。
  • 桜見荘302号室に関する怪異報告

    桜見荘302号室に関する怪異報告

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    これはとあるマンションに関する調査記録である。――伊佐鷺裏市役所の隣人意識調査で判明した、桜見荘302号室の異常。住民同士が親密ななか、302号室のみ全住民が「住人を知らない」「接触がない」と回答した。だが、誰もいない部屋から響くのは囁き声と家具を引きずる音。「誰もいないんです。でも、何かがいます……」調査員の秋山忍が真相を追う中で辿り着いたのは、失われた■■村と禁断の生贄儀式だった。あの部屋に潜んでいるのは何なのか? 明かされる記録と証言が日常をじわじわと蝕んでいく、戦慄のWeb発モキュメンタリーホラー!
  • 定本 現代俳句

    定本 現代俳句

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    近現代俳句の優れた鑑賞書であり、俳句の奥深さと可能性をあますところなく伝える不朽の名著。正岡子規をはじめ四八人の俳人ごとに句を鑑賞し、表現はもとより俳人の決意までを読みとる。引用句索引付き。
  • あの素晴らしい時代をもう一度

    あの素晴らしい時代をもう一度

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「帰って来たヨッパライ」「あの素晴しい愛をもう一度」「タイムマシンにおねがい」……ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンドのリーダーとして一世風靡し数々の名曲を世に送り出した音楽家・加藤和彦。アーティストとしての活動にとどまらず作曲家、プロデューサーとしても時代を先駆ける存在であり続け日本の音楽シーンに計り知れない影響を与えた。その輝かしい軌跡と謎に迫る渾身の小説。
  • 血塗られた手は、汚れていない

    血塗られた手は、汚れていない

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    固い絆で結ばれていたはずの八人。半年遅れの卒業旅行で、次々と現れる死者からの罠。あの日、教室で死んだ彼女は、本当に被害者だったのか? 全員が少しずつ吐いた嘘が、予想もつかない真実を浮き彫りにする。ダーク青春ミステリ!
  • あなたのいない世界で

    あなたのいない世界で

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    「これだけは読んでほしい、とずっと思っていた小説を集めました。気持ちのよい涙を流していただけたら、嬉しいです」――「お金」「食」「本」「老い」、生活に密着したテーマを独特の視点で物語る「原田ワールド」。話題作を次々と生み出し、今もっとも勢いにのる著者が、デビューから今に至る19年の軌跡を詰めた、未発表2作品を含む珠玉の作品集。
  • 水没レストランの一夜

    水没レストランの一夜

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,145円 (税込)
    都内にある高級レストラン『北斗之軒』。完全会員制を貫きながら、半年先まで予約の取れない知る人ぞ知る美食店だ。ある大雨の晩、営業を決行する店に9人のゲストが集まった。コースの提供が進むなか、なんとゲストの一人が「薬物中毒」を疑う症状で死亡してしまう! さらに冠水で店からは脱出不可能、電波は途絶え外部との連絡手段はゼロに……。店に取り残された彼らは、事件を解決し、無事に脱出することができるのか!?
  • 売女の人殺し

    売女の人殺し

    恐怖と悪夢、その背後にある笑いと底知れぬ悲哀。ボラーニョの分身とされるおなじみ〈B〉やアルトゥーロ・ベラーノらがふたたび登場する13篇。貴重な自伝的エピソードも含む、生前最後の短篇集。 「女ってのは売女の人殺しよ、マックス、立ち枯れた木の上から地平線を見つめている凍えた猿、闇のなかで泣きながら、決して口にすることのできない言葉を求めながらあなたを探しているお姫さまなの。わたしたちは誤解のなかに生き、人生のサイクルをつくり上げているのよ」(「売女の人殺し」より) インドから帰還した同性愛者のカメラマンの秘められた記憶、Bと父がアカプルコで過ごした奇妙な夏休み、元サッカー選手が語る、謎のチームメートとの思い出……恐怖と悪夢、その背後にある笑いと底知れぬ悲哀。ボラーニョの分身とされるおなじみ〈B〉やアルトゥーロ・ベラーノらが再び登場する13篇。貴重な自伝的エピソードも含む、生前最後の短篇集。 [解説]若島正
  • 暗闇はすべての色 上

    暗闇はすべての色

    小説・文芸
    4.8
    1~2巻2,420円 (税込)
    30年にわたる深い罪と、深い愛。 生まれつき片目の無いパッチは誘拐事件に首を突っ込み、自身が誘拐されてしまう。地下壕の闇の中、パッチは少女グレースと出会い恋に落ちる。数週間後、パッチは助け出されるも、グレースは消息不明に。パッチは生涯をかけて彼女を見つけ出すことを誓うが……
  • 現代ユウモア全集 23巻 『戀を吹く喇叭』 佐々木味津三

    現代ユウモア全集 23巻 『戀を吹く喇叭』 佐々木味津三

    小説・文芸
    -
    1巻2,970円 (税込)
    『右門捕物帖』や『旗本退屈男』で、日本の時代小説・捕物帖の基礎を築き、昭和初期に活躍した人気大衆作家の貴重な24篇を収録。 佐々木味津三は、大正中期から作家活動をはじめ、菊池寛に認められて雑誌「文芸春秋」の創刊に関わり、横光利一や川端康成らと雑誌「文芸時代」も立ち上げ、純文学方面の新進作家として嘱望された。しかし、実家が抱える多額の負債と、弟妹三人と長兄の遺児五人の養育義務を負ったことから、金にならない純文学から、大きな収入の見込める大衆文学方面に舵を切る決断をする。 本巻には、そんな彼が純文学から大衆小説路線に移る前後の1923年~1929年の間に、文芸誌から大衆娯楽雑誌まで様々な媒体に発表された24篇を収録。一番新しい「大江山仙介の見合」が巻頭で、一番古い作品「新東京繁昌記」が巻末という構成は意図的なものを感じる。同時代のスポーツネタを入口に、読者を次第に作品世界へと呼び込み、最後にすでに過去となりつつある関東大震災直後の戯作的ルポルタージュで余韻を残す形となっている。作品傾向も社会風俗や時事的話題を取り入れた話が多い。人気絶頂の大学野球をネタにした「大江山仙介の見合」、新興映画の発信地として勢いのあった蒲田撮影所を舞台にした「忘笑症患者」、大家さんとの小競り合いを「階級闘争」という流行語で呼ぶ「お犬様」、 田山花袋「蒲団」をパロディ化した「女性軽蔑家」などなど。特に巻末の「新東京繁昌記」は、大震災の数ヶ月後に発表された作品で、混乱の中で強かに生きる東京人の姿を活写した一つの風俗史料ともなっている。なお、佐々木味津三は本巻刊行から約4年後の1934年、急性肺炎を起こして僅か37歳で亡くなった。 発刊当時の旧字体総ルビに加えて、より読みやすくした新字体バージョンも新たに追加収録している。解説文は日本のユーモア文学研究者で追手門学院大学准教授・佐藤貴之。付録には、表紙や裏表紙など、当時の貴重な資料も収録する。 (電子版 2026年9月25日配信開始) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 白魔王の不思議

    白魔王の不思議

    小説・文芸
    3.5
    1巻2,970円 (税込)
    凶悪犯が跋扈する昭和末期。牢獄の殺人鬼は、次なる犯行を予告する――。2年の間に6人の女性が被害に遭った、「白魔王事件」。犯行車両が交通事故に巻き込まれるという僥倖で犯人が逮捕され、事件は解決したかに見えた。しかし、1年と経たずに犯行は再開される。逮捕されたのは、白魔王ではないのか……。名探偵対連続殺人鬼の、死力を尽くした知恵比べの果て、明らかになる真実とは!? 名探偵・水乃サトル、15年ぶりの復活!
  • だれか、わたしを助けて

    だれか、わたしを助けて

    小説・文芸
    4.1
    1巻3,080円 (税込)
    【2026年 ジョイス・キャロル・オーツ賞 受賞】 ◎間室道子さん(代官山 蔦屋書店)  とにかく「極寒の町」を読んでほしい!  ラストに押し寄せる胸の痛みは、マイナス六十度の町で呼吸し、  生きてる人々の愛と命を体感させる。 ◎河出真美さん(梅田 蔦屋書店)  たった数十ページで、登場人物の数十年分の人生が  あなたの前に立ち現れてくる。  わたしの人生と似ても似つかないかれらの人生を覗いて、  それでもわたしは思っていた。  あなたの気持ちがわかる、あなたのことを知っている、と。 ◎梅﨑実奈さん(紀伊國屋書店新宿本店)  エリカ・クラウスの物語が最高潮に輝く瞬間は、  常にラストシーンだ。  どんな悲劇が展開されようとも、単純な涙では終わらない。  この途方もない余韻は、圧倒的に詩である。 ◎古屋美登里さん  わたしはこれまでさまざまな作家の作品を読んだり、  訳したりしてきたが、  これほど胸が震える小説に出会ったことはない。 ***** 逃れようのない現実を前に、わたしも、あなたも、「だれか、助けて」と心の中で叫んでいる。  極寒の町を捨て、運命の男と共に出ていくのか。  愛する人が死を望む時、この手で殺せるのか。  赤の他人の子どもたちを、本当に救うのか──。 岐路に立つ12人の、それぞれの決断。 『いつかわたしに会いにきて』で熱烈な支持を集めたエリカ・クラウス、待望の最新短篇集。 ***** 【目次】 日本の読者のみなさまへ 極寒の町 ピアノ ダッジ通りの北側 ヘラジカを食べてくれ だれか、わたしを助けて バンコクにいると 立っている男 ユダヤ人 神を畏れるごとく我を畏れよ あなたとなら一晩中こうしていられるけど、それって人生で最悪の夜になりそう ブルー・ホール 心臓と大血管損傷 訳者あとがき *****
  • 「特殊捜査班カルテット 新装版」シリーズ【全3冊合本版】

    「特殊捜査班カルテット 新装版」シリーズ【全3冊合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻3,234円 (税込)
    警察にはできないやり方で犯罪を暴く、異端者四人組の潜入捜査!子供の頃、家族を何者かに惨殺され、怒りに衝き動かされるタケル。中国残留孤児三世に生まれたことで日本人を憎むホウ。出自から目的まで、すべてが謎に包まれたカスミ。そして、3人を特殊捜査チームに仕立てようと目論む、警視庁の異端者クチナワ。それぞれの想いを秘めた4人が犯罪に立ち向かう――。孤独な潜入捜査班の葛藤と成長を描く、スピーディーでバイオレンスなエンタテインメント巨編。※本電子書籍は下記3冊を1冊にまとめた合本版です。『生贄のマチ 特殊捜査班カルテット 新装版』『解放者 特殊捜査班カルテット2 新装版』『十字架の王女 特殊捜査班カルテット3 新装版』
  • 辻邦生電子全集 13巻 未完小説『フーシェ革命暦』ほか

    辻邦生電子全集 13巻 未完小説『フーシェ革命暦』ほか

    小説・文芸
    -
    1巻3,300円 (税込)
    激動のフランス革命の中を生き抜いた謀略政治家、ジョゼフ・フーシェの生涯を題材にした長篇歴史小説と関連エッセイ6篇を収録。 フランス革命~ナポレオン時代にかけて暗躍し、「カメレオン」「変節漢」とも評された稀代の謀略政治家ジョゼフ・フーシェ(1759 -1820年)の一代記として、「文學界」1978年1月号から「別冊文藝春秋」1993年夏号まで、断続的に連載された作品『フーシェ革命暦』 。 革命前夜~1789年7月14日のバスティーユ襲撃に至る過程を中心として、バスティーユ襲撃後の「女たちの行進」までで終わり、その後のフーシェが本格的な政治家として活躍する時代は描かれず、未完小説として単行本化された。 流謫の地トリエステで晩年のフーシェが自らの生涯を手記として回想する形式で描かれた本作は、修道院付属学校の田舎教師から革命の権力闘争の渦中へ身を投じ、冷徹な現実主義をもって激動の時代を生き抜いていく姿を通して、革命期の社会の底流と人間心理を重厚かつ緻密に描き出している。つまり、「フランス革命を背景に、後に権力の裏側を操る政治家となるフーシェが、どのように形成されていったのかを描いた歴史小説」として、「革命そのもの」よりも、革命を観察し、人間の心理や権力の動きを読み取っていく若きフーシェにかなり重点が置かれているのである。本作以外には、「間奏曲『フーシェ革命暦』」等の関連エッセイ6篇も収録。解説は、歴史学者で学習院大学名誉教授・福井憲彦氏が担当。 ※この作品はカラーが含まれます。
  • イレナ・レイの消滅

    イレナ・レイの消滅

    ブッカー国際賞受賞の翻訳家が仕掛ける罠 国際ブッカー賞受賞、 ノーベル文学賞受賞作家を手がける 世界的な文芸翻訳家による言語と翻訳と陰謀の物語。 クロフトの書きぶりには傑出した力強さがある。 ──オルガ・トカルチュク(ノーベル文学賞受賞作家) いくつもの言語を手なずける言語の匠にしか書けない。 ──ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー『フライデー・ブラック』 ノーベル文学賞の有力候補であるポーランドの作家イレナ・レイが新作長編を書き上げたという報に、彼女の作品を担当してきた各言語の翻訳者たちがポーランドの森に集まった。この森の村に、作家の住処があり、そこで合宿をしながら新作を翻訳するためである。 英語、スペイン語、スロヴェニア語、セルビア語、ドイツ語、ウクライナ語、フランス語、そして初参加のスウェーデン語。各言語の翻訳者たちはお互いの名前も知らず、ただイレナ・レイの作品の崇拝者として、これから一つ屋根の下で暮らすことになる。いつものように。 しかし今回はどこかおかしかった。イレナの夫の姿はなく、イレナ本人の言動もどこか奇妙で、やがて「開封禁止」という謎のメールをよこした直後、イレナは忽然と姿を消した── 恐慌に陥る八人の翻訳者たち。手がかりは新作の原稿の中にあるのか。あるいはイレナの家の中にあるのか。イレナ・レイが隠してきた秘密とは何なのか? 翻訳者としてオルガ・トカルチュクらの世界文学を手がけ、国際ブッカー賞を受賞したジェニファー・クロフトが、ヴィトルド・ゴンブローヴィッチにインスパイアされて紡ぎ出した、言葉と創作と翻訳、謎と森と菌類をめぐる長編小説。
  • 婚約者の王子に毒を盛られたので愛が冷めました1

    婚約者の王子に毒を盛られたので愛が冷めました

    小説・文芸
    4.5
    1~3巻979~1,045円 (税込)
    婚約者の王子・グウィンを献身的に支えていたルエラは、浮気相手との自由を欲した王子に毒を盛られてしまう。絶望のなか毒の後遺症に蝕まれるルエラの前に現れたのは、美しい天才魔術師・ユリシーズだった。ルエラの治療のためにやってきた彼は、女嫌いで人と深く関わろうとしない変わり者。だけど次第に二人の間に特別な想いが芽生えはじめ――。 その一方、王子たちは次期王座を狙うべくルエラに再び近づいてきて……!?  壮大なるファンタジーロマンス開幕。 【登場人物】 ◆ルエラ・ネスビット 強い意志を持つ侯爵家令嬢。次期王妃候補として、王子を献身的に支えてきた。 ◆ユリシーズ ネスビット家と契約している天才魔術師。毒に侵されたルエラを救おうと奔走する。
  • 第三きぼうビル 誰も主役じゃない日々【無料試し読み版】
    無料あり

    第三きぼうビル

    小説・文芸
    -
    1巻0円 (税込)
    ここは、地方都市の裏路地にある3階建て雑居ビル『第三きぼうビル』。 1階には居酒屋、 2階はフロアが二つに分かれていて、片方がベンチャー企業の事務所。もう片方が美容室。 3階には探偵事務所がそれぞれ入っている。 もともとは「きぼうビル」「第二きぼうビル」が存在したが、先の二棟は取り壊され、 現在残っているのはこの第三だけである。当然ながらエレベーターはない。ボロいビルである。 ここで働くなんとも頼りない大人たち(計5名)が、ささやかで強烈な日常を繰り広げていく連作短編集。
  • P+D BOOKS 女箸

    P+D BOOKS 女箸

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    男女の愛と欲を様々な角度でとらえた作品集。 ――克子はもう、何といつていいかわからない。まさか、こんなにまで決定的な勝利感を、二十年もたつてから早苗に対して味わおうとは空想もしてみなかつたことだ。早苗は、まさか、若い美青年に襲われるというようなスリルと快楽には無縁だろう。克子は、急に速夫がいとしくなり、この男が帰つたら、二階の速夫の部屋を訪ねてみようかと思つた。(「男客」)――  子どものころから劣等感を味わってきた克子。とくに早苗には、小学校から女学校まで容姿でも才能でもまったく歯が立たなかった。時が流れ、流行作家の妻となっていた克子は、夫の甥に迫られ、自分の魅力が残っていたことに幸せな気分になった。続いて早苗の夫と名乗る人が現れたが、そのしょぼくれた風采を見て、克子は優越感を覚える。だが、その男の正体は信じがたいものだった……。  男女の愛と欲を描いた「男客」「ある晴れた日に」「女たらし」など7つの短篇に、表題作「女箸」を含む掌篇15作から成る「星くず」を加えた名作品集。
  • P+D BOOKS ある美人の一生

    P+D BOOKS ある美人の一生

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    男性上位時代を気丈に生き抜いた女性の生涯。 ――わき子は、打ちのめされた。 良人(おっと)は、妾宅をかまえていたのである。……男というものは、狡猾で、不潔で、いやらしいケダモノだった。彼女は、良人が、一時に、遠い他人になって、身辺にいなくなったのを感じた。――  美人で名高い疋田家の長女・わき子は、数々の縁談のなかから帝国大学出の医師と結婚する。夫の富太郎は美男の上に寛容、夫の家族もやさしくて、非の打ちどころのない結婚生活が始まった。やがて男の子が生まれるが、病気で亡くなってしまう。富太郎は妻を慰めるために、病院と家を新築。わき子は夫の気遣いのおかげで子を失った喪失感からようやく抜け出せると思った矢先、まじめ一本槍だと思っていた夫に愛人がいたことが明らかになる。はたして完璧だと思われた家庭は、このまま崩壊してしまうのか……。  明治から大正、昭和と、女性は黙って耐えるのが当たり前だった時代を、気丈に生き抜いた女性の生涯を描いた大河小説。
  • 第三きぼうビル 誰も主役じゃない日々

    第三きぼうビル

    小説・文芸
    -
    1巻781円 (税込)
    【電子版巻末にはふすい先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 ここは、地方都市の裏路地にある3階建て雑居ビル『第三きぼうビル』。 1階には居酒屋、 2階はフロアが二つに分かれていて、片方がベンチャー企業の事務所。もう片方が美容室。 3階には探偵事務所がそれぞれ入っている。 もともとは「きぼうビル」「第二きぼうビル」が存在したが、先の二棟は取り壊され、 現在残っているのはこの第三だけである。当然ながらエレベーターはない。ボロいビルである。 ここで働くなんとも頼りない大人たち(計5名)が、ささやかで強烈な日常を繰り広げていく連作短編集。
  • 明日、僕は死ぬ。君は生き返る。〈上〉

    明日、僕は死ぬ。君は生き返る。

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻979~1,045円 (税込)
    『寿命の半分で、死んでしまった人を生き返らせる』 鬱屈した日々を送る高校生の達也が交わした不思議な契約。それは、達也の身体を病で亡くなった少女・春花の魂が一日置きに乗っ取る〈二心同体〉現象の始まりだった。 直接会えない二人を繋ぐのは交換日記だけ。奔放な春花が達也の身体で自由に過ごし、“昨日の自分”に振り回される新たな日常のなかで、達也の孤独な世界は鮮やかに変わり始め……。世界で一番近くて遠い、背中合わせの恋を描く奇跡のラブストーリー。 第19回電撃小説大賞で〈金賞〉を受賞し、話題沸騰となったデビュー作『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』を全編完全リメイク。 登場人物の変更やストーリーの再構成を行い、新たなる感動を巻き起こす――! 【登場人物】 ・榊 達也 とある事情で家にも学校にも居場所がない孤独な男子高校生。 ・姫路春花 病気で亡くなった女子高校生。破天荒で明るい性格。
  • 月見荘にただいま ~ワケあり三世代女子、ご縁に感謝の幸せな旅路~

    月見荘にただいま

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,045円 (税込)
     四〇歳になり、周囲の気遣いが重荷になった独身のキャリアウーマン・香澄。完璧な母であろうとするシングルマザーの美海。年を重ね、伴侶を亡くし、人生を終えたように感じていた七〇前の佐智子。  異なる停滞感を抱える彼女たちは、ひょんなことから月見荘の住人として出会い、互いの悩みを知る。さらに、ミステリアスな男性の住人・綱島が彼女たちの凝り固まった価値観を揺さぶり始め――?  それぞれが、自分らしく生きて新しい世界へと一歩を踏み出していく物語。
  • 漢詩入門

    漢詩入門

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    古くは『枕草子』や『源氏物語』の時代から日本人にこよなく愛されてきた漢詩は,一見とっつきにくいが,実はたいへん面白い.友情の詩,別離の詩,戦争の詩,大自然を歌った詩など,その「心」は今日なお新鮮で,私たちの心を深く揺さぶる.この本では,歴代の代表的名作を紹介,漢文の語調に慣れ親しめる工夫をほどこした.

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  • 東京人の堕落時代

    東京人の堕落時代

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    夢野久作は『九州日報』記者時代,関東大震災直後の東京を取材し,一年後の東京を再訪した.「東京人の堕落時代」は単なるルポに留まらず,地方の視点から関東大震災後のショックドクトリンを破天荒な文体で炙り出す.混迷の時代に読まれるべき作品.「街頭から見た新東京の裏面(抄)」も収録.「夢野久作」誕生前夜の混沌がここに!

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  • ヒトならざる、ケモノ

    ヒトならざる、ケモノ

    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    エブリスタ×竹書房 Web小説コンテスト大賞受賞のクライムサスペンス! 「さて、始めましょうか。処刑の時間です」 切り落とされた人体の一部とともに届いた、生配信への招待状。 そして開宴する戦慄の「処刑部屋」。 熱血刑事が追うSNS参加型Web殺人事件、その奥に隠された驚愕の真相とは!? ある日、錦糸公園の噴水で発見された人間の両腕。 そこには動画サイトへ誘導する黒い招待状が添えられていた。 指定の21時、画面に現れたのは仮面を被った不気味な人物と、椅子に縛り付けられた両腕のない「被告人」。 仮面の男は「被告人」の性犯罪を暴くと、視聴者へ「有罪」か「無罪」かの判断を委ねる過激な生配信=「処刑部屋」を開始する。 その後も警察を嘲笑うかのように、事件は第二、第三の被害者を生み出し、凄惨な処刑とともに、犠牲者たちの醜悪な素顔が暴かれる。 捜査を進める刑事・有瀬光多は、一連の事件の陰に「葉田里乃」というすでに亡くなった一人の少女の存在と、彼女をめぐる男たちの異常な愛憎劇に辿り着く。 法で裁けぬ悪を討つ正義か、ただの凄惨な復讐か。 理性を捨てて《ケモノ》と化した犯人と、葛藤する刑事の執念が交錯する、ノンストップ・クライムサスペンス! 「私が裁く。人間を捨てた、本当の獣たちを――」
  • イングランド田園風景の文化史 創造されたナショナル・アイデンティティ

    イングランド田園風景の文化史 創造されたナショナル・アイデンティティ

    小説・文芸
    -
    1巻7,150円 (税込)
    「イングランドのナショナル・アイデンティティは田園風景にある」という観念は,いかにして創造されたのか.ジェイン・オースティンからカズオ・イシグロまで,二世紀にわたるイギリス小説を,同時代の政治・経済・社会・絵画史を背景に読み解き,跡づける.著者のライフワークである文化研究の精華.

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  • 介護員詩誌 新青春物語

    介護員詩誌 新青春物語

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    「自分が思った通り自然に決めていいんです。自身に無理強いした決定じゃいずれ後悔することになるから。今のあなたが納得がいく道を、あなたが判断して選んでほしいと私は思うわ。」(「新青春物語11」より) 架空の相談室で交わされる介護員と相談員の思いの数々。介護員の生きざまを見つめてきた元介護施設長からの42編のフィクション詩誌物語。 ※この物語はフィクションです。
  • HOTEL NIGHTHAWKS

    HOTEL NIGHTHAWKS

    小説・文芸
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    宿泊だけじゃなく、とんでもない依頼を受けることも……。 どんな難題(?)にも、スタッフ一同、誠心誠意対応させていただきます。 《東京バンドワゴン》《花見小路》などの人気シリーズで知られる著者の愛新作は、北海道〈すすきの〉の老舗ホテルが舞台! 北海道札幌市の歓楽街〈すすきの〉にある老舗ホテル[ホテル・ナイトホークス]。滞在客の中には、いろんな事情を抱えた人たちがくることもある。ホテルのオーナーは、そんな人たち(ときには猫たちも)のため、従業員たちとともに、様々な人脈を使い、時に警察や法律に頼ることが出来ないことでも、解決していく。 開拓期の旅館にルーツを持つ、ミステリアスな老舗ホテルを舞台に、〈東京バンドワゴン〉シリーズなどで人気の著者が描く痛快小説。 Prologe 僕が〈HOTEL NIGHTHAWKS〉に就職することになったきっかけ   1 〈HOTEL NIGHTHAWKS〉新人ホテルマンの僕にできること 2 逃げてきたお客様にできること 3 みことさんが〈HOTEL NIGHTHAWKS〉をやり続ける理由 4 逃げて戻った花嫁の事情 5 ホテル暮らしをする女性の事情 6 夢とか希望とかのためにできること 7 生き続けるために逃げる女性の事情 8 ピアニストと猫の行方 9 猫とピアニストとヤクザの事情 10 三時間で全てを終わらせて全てが始まるように 11 その日にむけての、諸々の事情確認   12 〈HOTEL NIGHTHAWKS〉へようこそ
  • 幽霊屋敷の殺人

    幽霊屋敷の殺人

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    山本周五郎の現代小説。名探偵春田龍介登場。幽霊に殺されると言っていた松川博士が実際に殺された。果たして死因は?幽霊はいるのか?邸のどこかに莫大な金貨はあるのか。「幽霊屋敷の殺人」他に「海浜荘の殺人」「殺生谷の鬼火」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • ハードボイルドの夜

    ハードボイルドの夜

    小説・文芸
    -
    1巻220円 (税込)
    不審物を配送せよ! バイク便のライダーである「俺」は悩みながらも、仕事を続けている。 その日引き受けた仕事は、いかにも怪しげなブツだった。「俺」は刑事の同級生に助け舟を求めるが......。 細密な描写で描く、配達ストーリー。
  • 夢幻∞シリーズ 冥界パティスリー 第1話 世界を壊すケーキ(1)

    冥界パティスリー

    小説・文芸
    -
    1~28巻220円 (税込)
    現世と異界の境界に存在し、妖怪変化や幽霊が集まってくる「乞骨(こうぼね)商店街」を舞台にした新シリーズ。 現世と異界の境界に存在する「乞骨(こうぼね)商店街」。常世の国へ向かうためのターミナルには、妖怪変化や幽霊から神々まで生身の人間以外の者が行き交うところだ。この商店街にある洋菓子店「睡蓮堂」を舞台にファンタジー・新シリーズがスタート。
  • 人生はにゃんダフル

    人生はにゃんダフル

    小説・文芸
    -
    1巻244円 (税込)
    主人公のたま子は、自称ネコ!? 料理動画を配信して生きるたま子は、生き方がすべてネコずくし。魚料理が大好きで、皿も舐めて食べる。 そんな彼女の密かな楽しみは、街中を駆け回ることだった。 ある日、たま子はその腕をかわれ、パルクールの教員に誘われ......。 自称ネコが巻き起こす、ニャンダブル・ストーリー! 電子版は猫にちなんだにゃんにゃん価格(税抜)でお届けします。
  • 嘆きの美女

    嘆きの美女

    小説・文芸
    4.0
    1巻594円 (税込)
    ほぼ引きこもり、外見だけでなく性格も「ブス」、ネットに悪口ばかり書き連ねる耶居子。あるとき美人ばかりがブログを公開している「嘆きの美女」というHPに出合い、ある出来事をきっかけに彼女たちと同居するハメに。全女性に贈る成長小説。
  • 孤狼たちの宴

    孤狼たちの宴

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    おれは、康子に夢中になった。資産家の親をもつ彼女は品がよく、しかも、ベッドの上では奔放なのだ。極上の女といったいいだろう。そんな彼女から、狂言誘拐を仕掛けて実の父親から身代金を奪おう、という誘いを受けた。これなら警察沙汰にならないうえ、魅惑の美女も手に入ると読んだが、破滅の道を歩みことになった――。女の魔欲と男の色欲が交錯する、ハードバイオレンス短篇集。
  • 聖地を作れ

    聖地を作れ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    映画やドラマ、アニメの「聖地」を我が県に! エリート官僚を目指していた速水律子。 しかし面接試験に落ちてしまい、巡り巡って辿り着いたのは子供時代に少しだけ住んでいた茨城県の県庁だった。 しかも配属先は発足したばかりの窓際部署、ロケーション連絡室。 映像制作者達の「こんなロケ地がほしい」という希望(時に無理難題)を叶えるため、なんでもOKしてしまうお人好し上司・結束和平と共に奔走することになる。 魅力度ランキング最下位常連県に、一つでも多くの「聖地」を作るために。
  • TSUKIMONO 退魔師AKT

    TSUKIMONO 退魔師AKT

    世に解き放たれた魔と戦うAKTの3人! 工事現場から発見された石棺の中にあった異形の人骨。 その封印が解かれ、現場にいた関係者に次々と凄惨な死が訪れる。 文化人類学の大学教授・青龍仁(はるきじん)は、家賃を滞納している下宿人の大牙(タイガ)と教え子のエルとともに奇怪な事件を追うが、バケモノと接触した大牙の身体に変異が…。 人にとり憑いて、75人を殺すまで止まらない恐るべき「憑物」とは何か。 不可解な事件を引き起こす「魔」を退けようと戦う異能者「A(泡姫)」「K(教授)」「T(タイガ)」の三人の活躍を描く。
  • 坂の途中の家

    坂の途中の家

    小説・文芸
    4.1
    1巻792円 (税込)
    最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。 刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、 子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、 いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった--。 社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と 〈家族〉であることの光と闇に迫る心理サスペンス 感情移入度100パーセント、 『八日目の蝉』『紙の月』につづく、 著者の新たな代表作が、いよいよ文庫化!
  • プーさんの鼻

    プーさんの鼻

    小説・文芸
    -
    1巻792円 (税込)
    生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり──妊娠・出産・子育て・恋をうたう、いのちのうた344首。育児短歌の魅力あふれる第4歌集。若山牧水賞受賞作。
  • 川柳句集 羅針盤 ――ためらいの先へ
    完結

    川柳句集 羅針盤 ――ためらいの先へ

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    著者は川柳・俳句・短歌の垣根を軽やかに越え、ボーダレスに創作活動を展開する短詩型表現愛好家。『羅針盤――ためらいの先へ』は、「川柳とは何か」という問いへの答えではなく、問い続けるための小さな方向感覚を手渡す一冊である。 著者は川柳を、人間と向き合うための「構え」や「態度」と捉え、全72句にその視線を一貫して注いでいる。生きていく中で個人の輪郭が失われていくような違和感や不条理を、身近な物や身体感覚へとそっと置き換える比喩が鮮やかである。 1句1ページの構成がもたらす豊かな余白は、読み手を結論へ急がせず、ふと立ち止まって自分の現在地を確かめる時間を育んでくれる。そんな静かな問いに満ちた句集である。 ●収録作品より 二行目の日記に潜む嘘ひとつ 朝礼で行方不明の一人称 そっと舟押し出すように友の通夜 ポケットに手垢のついた羅針盤 ただ風の気配を待っている余白
  • 川柳句集 百歳の笑み(改訂版)
    完結

    川柳句集 百歳の笑み(改訂版)

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    岐阜を拠点に活動する著者が、40年もの長い年月をかけて磨き上げた480句を収録した「百歳の笑み」に加筆修正した改訂版。 「斜光のなかで」「招き猫」「野鳥のしらべ」「へのへのもへじ」の4章構成。割り箸を割る音、新刊を開く感触といった何気ない日常の一コマ、また見落とされがちな季節の移ろいや小さな感動が、著者の研ぎ澄まされた感性で丁寧に拾い上げられている。重くなりがちな「老い」のテーマさえ軽やかなユーモアへと昇華させる著者の視点は、同世代には深い共感を、若い世代には生きる勇気を与えてくれる。本質を捉える確かな眼力で、現代社会の矛盾や世相を軽やかに突く時事川柳も魅力的である。 本書の全編を通じて流れているのは、著者が人生で導き出した川柳賛歌と「生」の肯定である。ページを繰るごとに川柳への親しみが深まり、読者の心を解きほぐすに違いない。巻末の『句集のおわりに』では、著者が長年培った作句の手ほどきを公開している。「想像力を刺激する余白を残すこと」「難しい言葉よりも、誰にでも伝わる言葉を」などの川柳哲学は、これから川柳を始める人へのやさしい指標となり足元を明るく照らすだろう。川柳のエッセンスが凝縮されているため、時間のない現代人にもピッタリである。老若男女問わず、人生の同伴者として繰り返し読みたくなる一書。 割り箸の軽く馳走のする香り 新刊のミリッと本を開く良さ 百歳を祝う写真に笑むばかり 日めくりの大吉らしき明日透けて 封切らず旨い酒だと自慢する 百生きりゃ百の苦労も笑いだす 寝る前に感謝を込めて消す明かり
  • 全国川柳作家集 ムンクよ
    完結

    全国川柳作家集 ムンクよ

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。 数々の川柳大会で入賞を重ねる実力作家であり、青森県を拠点とする「おかじょうき川柳社」代表を務める、むさしの句集。既成の川柳の枠にとどまらない奔放な発想力で、日常の身体感覚、雪国の風景、原発、戦争など幅広いテーマを自在に詠む。ミサイルやウルトラマンなど多彩な句材を軽やかに取り込み、現実と幻想の境を揺さぶりながら、新しい川柳の可能性を鮮やかに示す一冊である。 ●収録作品より ムンクよ写楽よカモメは空のどこで死ぬ 白鳥もミサイルも飛ぶ青い空 生きていることも錯覚なのですね 前例がなんだ雪ダルマは走る ミサイルはいらない桃をひとつくれ
  • 全国川柳作家集 心織・心耕
    完結

    全国川柳作家集 心織・心耕

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。 熊本県を拠点に活動する村上和巳の句集。自己の内面を「経糸」、社会との関わりを「緯糸」として、人生、病、老い、家族、死、戦争、平和までを十七音に織り込む。哲学や文学の気配、日常の言葉、時事へのまなざしを交差させながら、巧みな比喩と知的なユーモアで、人間と時代のありようを浮かび上がらせる一冊である。 ●収録作品より 夕焼けが私好みの色に焼け 生きようと思う理由がたんとある 風が舞う火が舞う阿蘇は時も舞う 女々しいが雄々しい戦より平和 許すという鮮やかな敵討ち
  • 全国川柳作家集 猫のシッポ
    完結

    全国川柳作家集 猫のシッポ

    小説・文芸
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    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。 北海道を拠点に活動する鈴木厚子の句集。心象風景としての月や雪、夫婦、愛猫、老いと長寿まで、暮らしの実感を幅広く詠む。女の本音と可笑しみをまっすぐにすくい上げる語り口には、北の大地の風を思わせる軽やかな気風と、タフでしなやかな行動力が息づく。歩んできた人生を軽やかに受け止め、猫のシッポのように凜と前を向く一冊である。 ●収録作品より お静かにゆるーり沈むカフェの椅子 月光を浴びた水から語り出す 空気になれず他人になれずまだ夫婦 モンローウォーク猫のシッポがピンと立ち 生きてます笑っています泣いてます
  • 全国川柳作家集 原色の過去
    完結

    全国川柳作家集 原色の過去

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。 北海道を活動拠点とする沼澤閑の句集。原発、核、戦争、温暖化、難民など現代社会の危機を見据え、政治や制度の矛盾を川柳ならではの穿ちで浮かび上がらせる。散歩、読書、孫、猫、食卓といった暮らしの細部にも温かな目を配り、過去の記憶と今の時代を鮮やかに照らし出す一冊である。作者自身による代表句の音声も収録。 ●収録作品より 蠢く原発主語のない責任 今日もまた森林火災温暖化 ちちをかえせははをかえせ八月忌 ガザの火をプーチン小手をかざし見る お互いの笑顔が薬老いふたり
  • 全国川柳作家集 魔のボレロ
    完結

    全国川柳作家集 魔のボレロ

    小説・文芸
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    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。作者自身による代表句の音声も収録。 稲沢ひろせの句集は、恋の熱情や嫉妬、孤独を率直に見つめ、女性の内面に揺れる情念を鮮やかに詠み上げる。年齢を重ねる実感、病や死、復興、戦争、地球環境にも目を向けながら、魔女、ボレロ、月、酒などの印象的なモチーフを自在に配し、愛と生の危うさを、現代を生きる女性の感性でしなやかに大胆に刻む。 ●収録作品より 日常を捨てておいでと魔のボレロ 一途な恋静かに狂う薄月夜 どん底で光って見えたのは希望 復興の街で未来と巡り合う 病む地球CTスキャンしてみるか
  • 全国川柳作家集 こころの調べ
    完結

    全国川柳作家集 こころの調べ

    小説・文芸
    -
    全1巻880円 (税込)
    月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。作者自身による代表句の音声も収録。 川柳界で活躍の幅を広げている千葉県在住の渡辺柳山の第2句集。川柳と音楽と映像を愛する著者は、その鋭い感受性で、人の心の揺れや家族の情景、環境問題から政治、戦争まで幅広い題材を自在に詠む。人への温かな視線を忘れず、日常の機微と時代の空気を五七五に映し出す句集である。作者自身による代表句の音声も収録。 ●収録作品より 七夕の願いごとまで五七五 川柳の学び尽くせぬ奥深さ 今日もまた森林火災温暖化 一目惚れ鼓動高鳴り不整脈 笑うたび世界が少し丸くなる

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