光雨往来

光雨往来

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

台湾の町並みや人々、文化、そして美味しい食べ物とお茶、台湾の匂いと風をまとう、心が潤う珠玉の短編集! 収録作「光を飲む」「神さまのお粥」「猫猫馬馬虎虎」「ペトリコール」「光をほどく」

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光雨往来 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とっても素敵な作品
    ぜひ、読んでほしい!!
    『光雨往来』はこの作品のための作者さまの造語だけれど、秀逸

    台湾の光と陰

    本当に知らないことばかりだけれど、作中にある『受け止めること。忘れないこと。向き合うこと。考え続けること。』って文章が本当にグッときて、この作品に出逢えて本当に良かった

    そして
    作品にふれていると、作者さまの食べものへの愛情が文章から伝わってくるではないか…
    ( ⩌⩊⩌)✧

    作者さまのファンになりました♡

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    陳腐な表現が一切なく、台湾のお茶や神さまや日常も興味深く、読み終わるのが残念だった。他の著作物も読んでみたい。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    短編だったけどすごく温かい内容でどれもよかった。雨の日に現れる郵便局の話が読まれなかった手紙はきちんと読まないといけないという哀しい話が印象的でお茶の話は今抹茶がブームになっている現時点での問題点を取り上げていて考えさせられる話ばかり。
    台湾の人が書いた本じゃないのに台湾に寄り添った内容となっている

    0
    2026年05月19日

    Posted by ブクログ

    人の寂しさや、辛さ、やるせなさをあたたかく包み込んでくれるストーリーばかりでした。大満足です。

    付け加えると…

    温かい話ばかりの一方で、
    台湾と日本の「複雑な」歴史や、台湾の国際的立場、台湾人のアイデンティティ、日本と台湾の両方にある低賃金の問題やいじめ問題など社会問題にも触れている。
    台湾が好きだという人にこそ手に取って欲しい一冊。

    戦争の足音が聞こえてくる昨今、
    過去、今、これからを考え続けることだけはやめてはいけないと思う。

    0
    2026年04月09日

    Posted by ブクログ

    台湾が舞台の短編集。
    最初の「光を飲む」と最後の「光をほどく」は、同じ登場人物が出てくるお話。
    どれもそれぞれの悩みを色んな形で少し解消していくお話で心温まるものでした。
    「ペトリコール」が特に心にしみました。
    従軍慰安婦の問題は、心が痛みます。

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    声優でもある池澤春菜さんの、台湾での出来事を参考にして書かれた短編集。
    勿論舞台は台湾。読みにくい漢字や名前もあったけど、そこは雰囲気で。春菜さんぽい、独特でリズム感のいい言い回しが心地よく、登場人物たちの人柄も良い。
    特に好きなのは「神様のお粥」。
    猫との距離感もすてきな「猫猫馬馬虎虎」も、切なくてちょっと悔しい気持ちになるけど、一歩踏み出したくなる。

    私も台湾は好き。また行きたいし、何度でも行きたいと思える場所。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    話が移ろうごとに台湾を感じる空気の濃さが増していくような気がした。
    台湾の文化に日本も大きく影響しているのだから好みが合うのも納得できる。
    けれど台湾の人々を傷付けてしまったことも決して忘れてはいけないのだと肝に銘じた。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    雨の日にも、
    光を信じる人へ。

    ・・・と最初にある。
    『光雨往来』というタイトルもとても良い。
    雨粒に光が当たって、キラキラと輝いている様子が見えるようだ。その後ではきっと虹も出るのだろう。
    漢字って、素晴らしいと思う。
    たった一文字で意味がある。中にはいくつも意味を持つものもある。
    中国から頂いたもので、その後日本で作られた漢字もあるけれど、文字を共有できているのはうれしいことだ。
    しかし、「日本人は中国語を話そうとすると、日本語の読みに引きずられてしまう」というのが、登場人物たちの共通した悩みでもある。

    身体的に、精神的に大変なことがあったり、仕事がうまく行かなかったりで、心に穴が空いてしまった人、疲れてしまった人たちは、光を求めて台湾へ行く。
    そこで人と出会い、一杯のお茶と出会い、癒されていく。
    体が癒されると、大切なことに気づく力がよみがえってくる。

    最初の【光を飲む】は、水原凪(みずはら なぎ)と台湾のお茶屋さんの娘・ノノの友情のお話で、最後の【光をほどく】につながって、一冊の短編集を大きくまとめている。
    【神様のお粥】の、小さい神様・メイメイと、いつもお参りに来てくれる女の子・小莉(シアオリー)のお話がとても可愛くていい。
    【猫猫馬馬虎虎(マオマオマーマーフーフー)】は、人間関係に疲れてしまって適応障害で休職した・長谷川眞朱(はせがわ ましゅ)が、猫のお世話係りとして泊めてもらった部屋で、猫のお世話をしながら語学学校に通うお話。猫の冰友(びんよう)が眞朱を観察しているモノローグが不思議で、猫の目を通して部屋の中を見ている気分になる。
    一番好きなお話は【ペトリコール】、雨の日にしかたどり着けない郵便局のお話。実は、台湾と日本の過去においてのつらい真実もからんでいるのだけれど、台湾が大好きで何冊も本を出しているという池澤さんは、光だけでなく影の部分もしっかりと読者に示していく。この、小説家と青鳥さんのお話は、シリーズになったらいいなあ、などと思う。
    初読みでしたが、池澤春菜さん、とても良かった。

    0
    2026年05月16日

    Posted by ブクログ

    飲むように読み終わった。とても読みやすい。お茶好きとしては美味しいお茶を光に喩えた一文に魅かれた。ペトリコールという、売れない作家と不思議な郵便局員の話がとても良かった。個人的にはもっと台湾と日本の歴史、そして太平洋戦争で日本側が行ったことを深掘りしても良いと思った。従軍慰安婦問題は様々な叩きや嫌がらせを受ける危険性が高く、これらを描く際には細心の注意を払ったとは思う。とても勇気のいることだと思うが、作者が描いたこれらをもっと知りたいと支持する一読者がいることをお伝えしたくここに記しておきます。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    出版区のYouTube動画で知り即購入。池澤さんの著者を読むのは初めてだった。
    台湾の食事とお茶を味わいたくなり、そして台湾と日本の関係性を調べる機会になった。
    登場人物が何人かおり、年齢も性別も異なるようだが、没入して読めた。

    0
    2026年08月15日

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