あらすじ
台湾の町並みや人々、文化、そして美味しい食べ物とお茶、台湾の匂いと風をまとう、心が潤う珠玉の短編集! 収録作「光を飲む」「神さまのお粥」「猫猫馬馬虎虎」「ペトリコール」「光をほどく」
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Posted by ブクログ
人の寂しさや、辛さ、やるせなさをあたたかく包み込んでくれるストーリーばかりでした。大満足です。
付け加えると…
温かい話ばかりの一方で、
台湾と日本の「複雑な」歴史や、台湾の国際的立場、台湾人のアイデンティティ、日本と台湾の両方にある低賃金の問題やいじめ問題など社会問題にも触れている。
台湾が好きだという人にこそ手に取って欲しい一冊。
戦争の足音が聞こえてくる昨今、
過去、今、これからを考え続けることだけはやめてはいけないと思う。
Posted by ブクログ
飲むように読み終わった。とても読みやすい。お茶好きとしては美味しいお茶を光に喩えた一文に魅かれた。ペトリコールという、売れない作家と不思議な郵便局員の話がとても良かった。個人的にはもっと台湾と日本の歴史、そして太平洋戦争で日本側が行ったことを深掘りしても良いと思った。従軍慰安婦問題は様々な叩きや嫌がらせを受ける危険性が高く、これらを描く際には細心の注意を払ったとは思う。とても勇気のいることだと思うが、作者が描いたこれらをもっと知りたいと支持する一読者がいることをお伝えしたくここに記しておきます。
Posted by ブクログ
人間と猫は会話が出来ないからこそ、猫は人間の事をよく観察して色々な感情や空気に敏感なのかもしれない。
その行動や態度に心当たりがあるからこそ、泣いてしまったのかもしれない。
そんな思わず泣いてしまった「猫猫馬馬虎虎」がめちゃくちゃ良い表紙になっている。
台湾の事、お茶の事、色々と良い気づきが多かった1冊でした。