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字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているから いいよ忘れて ――木下龍也 「ご自身が経験した「わかれ」についての短歌を、10首寄せてください。」 わたしと、家族と、たいせつな宝物と。 10人の歌人が「わかれ」を見つめる、書き下ろしの短歌アンソロジー。 【参加歌人】 青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也 笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい
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Posted by ブクログ
昔は短歌が少し苦手だった。 短い言葉のなかに込められたものを うまく受け取れずにいたけれど、 歳を重ねた今は、 その短さゆえの切れ味や余韻が 前よりずっと好きになってきた気がする。 『お守り短歌アンソロジー わかれる』アンソロジー 10人の歌人たちが 「わかれ」について詠んだ短歌アンソロジ...続きを読むー。 青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也 笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい ✧ 最近は若い世代にも短歌が人気だと聞くけれど、 今回収録されている歌人たちも20代〜30代が多い。 短歌ってもっと遠いものだと思っていたのに、 ちゃんと今の言葉として息をしているんだなと しみじみ感じた。 人と人とのつながりが希薄になりがちな時代。 別れの切なさ、静かな郷愁、感情の生々しさ。 すべてを説明しきらないからこそ、 自分のなかにある感情と自然に溶け合っていく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ Oasisを聴かなくなった手ざわりのままで 昆布は水から浸す(上坂あゆ美) 犬小屋を素手で解体する父が 背中で泣いていた冬の暮れ(木下龍也) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日常を切り取った短歌は、 きっと感性をほんの少しだけ澄ませてくれる。 みつきさなぎさんの装画も、 エモくてとても美しかった…!
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お守り短歌アンソロジー わかれる
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