あらすじ
字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているから いいよ忘れて
――木下龍也
「ご自身が経験した「わかれ」についての短歌を、10首寄せてください。」
わたしと、家族と、たいせつな宝物と。
10人の歌人が「わかれ」を見つめる、書き下ろしの短歌アンソロジー。
【参加歌人】
青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也
笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
上坂あゆ美さんきっかけでこういう本も購入するようになりましたが、収められている歌のたぶん10分の1も理解できてない。
それでも稀にぐさっと胸をさされる快感を欲しがってページを捲っているのです。
ところで、逆に作家さん側はどうなんだろう?
理解されたい気持ちはあるのだろうか?
理解されたような気になって誤解してる読者をどう思うのか。
解説をつけるのは無粋だとは思うけど、そのへんどうなんだろう。同じ歌詠みさん同士だと普通に全部わかるものなのかな?
いや、そもそもそんなこと考えることが無粋なのかもね。理解するしないより、感じることが本筋なのかも。
Posted by ブクログ
昔は短歌が少し苦手だった。
短い言葉のなかに込められたものを
うまく受け取れずにいたけれど、
歳を重ねた今は、
その短さゆえの切れ味や余韻が
前よりずっと好きになってきた気がする。
『お守り短歌アンソロジー わかれる』アンソロジー
10人の歌人たちが
「わかれ」について詠んだ短歌アンソロジー。
青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也
笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい
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最近は若い世代にも短歌が人気だと聞くけれど、
今回収録されている歌人たちも20代〜30代が多い。
短歌ってもっと遠いものだと思っていたのに、
ちゃんと今の言葉として息をしているんだなと
しみじみ感じた。
人と人とのつながりが希薄になりがちな時代。
別れの切なさ、静かな郷愁、感情の生々しさ。
すべてを説明しきらないからこそ、
自分のなかにある感情と自然に溶け合っていく。
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Oasisを聴かなくなった手ざわりのままで
昆布は水から浸す(上坂あゆ美)
犬小屋を素手で解体する父が
背中で泣いていた冬の暮れ(木下龍也)
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日常を切り取った短歌は、
きっと感性をほんの少しだけ澄ませてくれる。
みつきさなぎさんの装画も、
エモくてとても美しかった…!