作品一覧

  • 愛、執着、人が死ぬ
    3.9
    1巻1,430円 (税込)
    「あなたが死んでくれたら、きっと私は安心すると思う」 あの日、遺書を残して先生は死んだ。 僕の人生において、極めて稀で、最も危険な恋。 「愛してほしい」よりも強い感情。 それは 「嫌われたくない」という執着。 アタロー、夏夜、先生、椎子。 支配、逃避、希望、愛の果てに4人が見たものは。
  • 曖昧ベッドルーム 分冊版(1)
    -
    1~3巻209円 (税込)
    アキとハルトは、「恋人同志のようなことをするのに、恋人ではない」曖昧な関係。本当はハルトの“正式な彼女”になりたいと願っているアキだが、ハルトがそれを望んでいないこともわかっていて、せめて今の関係を壊さないようにと想いを飲み込んでいた。ある日、アキはハルトの部屋で、自分のものではない”誰か”のピアスを見つけてしまい――。
  • 曖昧ベッドルーム
    完結
    3.0
    全1巻759円 (税込)
    手をつないでスーパーで買い物をし、お互いが作った食事を食べて、その後セックスをする――そんな「恋人同士みたいなことをするのに、恋人ではない」、アキとハルト。アキは、彼女になりたいという本音をハルトに伝えることができず、一方のハルトは別れたはずのナツキともずるずると関係を続けていたのだった。ハルトの優しさは、自分に対する後ろめたさでもあるとわかっていながら、アキは”自分以外の誰か”の存在に気づいていないフリをしていた。 だがある日、アキは偶然ハルトの部屋でピアスを見つけてしまう。これまで”気づかないフリ”をし続けていた事実をついに確信したアキは――!? VOCEウェブ発、SNSで話題になったマンガ連載が待望の単行本化。連載時より大幅に加筆&修正を加えた”完全版”としてお届けします! ◎本作ほか、「口紅」をモチーフに男女4組のそれぞれの恋愛を描いた『黄昏ルージュ』(全4編)を収録。 ◎SNSで大人気のイラストレーターyasunaとWEB小説家MIYAMU(『ホワイトカメリア』)によるコラボレーション漫画。
  • ホワイトカメリア
    4.4
    1巻1,430円 (税込)
    SNSで話題のWEB小説家・MIYAMUが2022年2月ついに初の小説を出版決定! 「寝息を感じられる距離にいられた、束の間の朝を 揺れる日々の中、震える指先で求めてくれた夜を 冷たい朝露に濡れて、麗しく咲いていたあなたを 愛しています。心から。 あなたが私の最後の人」――――『ホワイト・カメリア』 SNSにて話題を集めるWEB小説家のMIYAMU×人気イラストレーターyasunaが共作で贈る 2022年最初のラブストーリー。 6人の男女のもどかしく、やるせない恋模様。 私たちは、それぞれに傷を負っている。 その傷を見せないよう、隠しながらもがいている。 誰かを本気で愛した途端、誰かの物語では悪者になる。 正論はときに暴力になる。 恋愛に、正しいも正しくないもないのだ。 これが、複雑すぎる現代を懸命に生きる若者たちのリアルな恋愛のカタチ。

ユーザーレビュー

  • ホワイトカメリア

    Posted by ブクログ

    親の機嫌やお伺いを立てながら育った子は、感情を読み取るのが敏感になる。良くも悪くもそのおかげで人間関係うまく構築できてしまう。

    相手が欲しい言葉を読み取り、そっと投げかける。こちらから縋りはしないが、来られた分にはそれなりの対応をする。

    それを意識的にされていると分かっていても、沼にハマるのが女性心なのだろうか。私なら彼を変えてみせるという懐の大きな親心なのだろうか。

    あなただけには非難する側であってほしかったのに。ついつい毛嫌いしてしまう私の負の感情をガードしてくれる登場人物はいなかった。成功体験を与えたら終わりなのに!!!!

    読み進める度にあぁ、、と、落胆と苛立ちを与え、身近にいた

    0
    2025年03月11日
  • ホワイトカメリア

    Posted by ブクログ

    何度も何度も読み返したくなるシーンがたくさんありました。思わず真似したくなるような素敵な言い回しや愛の言葉に胸がトキメキます。 こんなかっこいい大人になりたい。

    0
    2025年02月25日
  • ホワイトカメリア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    六人の男女が一つのバーを中心に恋愛を繰り広げる物語。上手く言葉に出来ないことが悔しい。それぞれがもがき苦しんで、恋愛のみならず自分の気持ちとも対峙し、恋とはなにか、愛とはなにか、苦しみ続けている。

    後半はずっと鳥肌が立ちっぱなしだった。やるせない気持ちになりながら、暖かい気持ちになりながら、色々な恋愛模様に目を通していた。感情がぐちゃぐちゃになりそうだった。

    和泉臨と佳奈の間に漂う元恋人にしかない温度感がとてもリアルだった。二人だけで共有してきた過去が、思い出があるんだと、痛感する思い。付き合ってたから当たり前なんだけど。その温度感が、距離を図る会話が嫌にリアルだった。

    好きになっちゃダ

    0
    2025年01月09日
  • ホワイトカメリア

    Posted by ブクログ

    過去の背伸びした自分が、残して置いてきた物をひとつずつ回収されていく様な感覚で、心がじゅくじゅく疼きました。
    これが実のなる果物だったら良かったと、秋の果物が美味しい季節に思ったりもしましたが刻が経つと案外、その時痛かった傷も美味しい話のタネになっていたりもするのでどっちでもいいかと考えを放棄する事とします。

    いつか私も紫葵さんの様に
    『この人の前なら、おならできる」と思える人に巡り会えるといいな。今年の秋、一番読んで切なく噛んで味わい深い一冊だった。
    MIYAMUさんの紡ぐ美しい言葉に酔いしれてしまったので、酔いが抜けない内に感化された読書感想文をこの本棚に仕舞い込んでおきます。

    0
    2024年11月12日
  • ホワイトカメリア

    Posted by ブクログ

    何度も読み返すタイプではないけど、何度も読み返したくなる一冊。
    恋愛してる時の些細な心境がリアルに刺さってくる。

    0
    2024年03月20日

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