銀座「四宝堂」文房具店

銀座「四宝堂」文房具店

770円 (税込)

3pt

いつまでも涙が止まらない――。

銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。

店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。

両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。

困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。

いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。

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銀座「四宝堂」文房具店 のシリーズ作品

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1~6件目 / 6件
  • 銀座「四宝堂」文房具店
    770円 (税込)
    いつまでも涙が止まらない――。 銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。 店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。 両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。 困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。 いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。
  • 銀座「四宝堂」文房具店2
    803円 (税込)
    感動の声、続々。待望のシリーズ第2弾! 銀座の文房具店「四宝堂」は絵葉書や便せんなど、思わず誰かにプレゼントしたくなる文房具を豊富に取り揃える、知る人ぞ知る名店だ。 店主を務めるのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには、今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。 クラスメイトにいじられ浮いていると悩む少女に、定年を迎え一人寂しく退職していくサラリーマンなど。モヤモヤを抱えた人々の心が、あたたかな店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。 いつまでも涙が止まらない、感動の物語第2弾。喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・幼馴染みの良子と硯の出会いのエピソードも収録!
  • 銀座「四宝堂」文房具店3
    781円 (税込)
    シリーズ既刊が続々重版、待望の第3弾! どこかミステリアスな青年・宝田硯が店主を務める文房具店「四宝堂」。品揃えの良さはもちろんのこと、オリジナルのブックカバー制作やインク調合のワークショップなども好評の知る人ぞ知る銀座の名店だ。 そんな店を一人で切り盛りする硯のもとには、今日も様々な事情を抱えたお客が訪れて――。 ずっとそばで支えてきた若旦那から暇を出されたベテラン職人。家事や子育てに追われ疲れ果て、プライベートが充実する友人をつい羨んでしまう女性など。モヤモヤを抱えた人々の心が思い出の「文房具」の魔法でじんわり解きほぐされていく。 大人気シリーズ、待望の第3弾!
  • 銀座「四宝堂」文房具店4
    803円 (税込)
    大人気「文房具」小説、待望の第4弾! 威風堂々とした佇まいで、昔ながらの銀座の息づかいを今に残す貴重な文房具店「四宝堂」。高級なものから手ごろなものまで数多くの文房具を取り扱うこの店には、今日も様々なお客が訪れる――。 血のつながらない娘の婚約祝いに何を贈ればよいか悩む父親に、数十年ぶりの来店を懐かしむ女性など。ミステリアスな若き店主の宝田硯が、十人十色の想いを持つお客たちを優しくもてなしていく。 喫茶店『ほゝづゑ』の看板娘・良子の両親の出会いも明かされ、良子のお見合い話を知った硯の心境からも目が離せない。既刊全巻・重版出来、大好評シリーズ待望の第4弾! (底本 2024年10月発行作品)
  • 銀座「四宝堂」文房具店5
    781円 (税込)
    既刊全巻・重版出来、待望の第5弾! 東京は銀座の片隅にある老舗文房具店「四宝堂」。常連客はもちろんのこと、外国からの旅行者も虜にする名店だ。そんな店を一人で切り盛りする宝田硯のもとには、今日も様々なお客が訪れて――。 優秀な兄たちと比較され続け息苦しい毎日をおくる少年に、従業員の些細なミスが気になりイライラが止まらない新米店長など。悩める人々の心が、店主の優しい言葉でじんわり解きほぐされていく。 「こんなお店が本当にあったなら」と願うファンの声が続々届く、大人気シリーズ第5弾。硯の父・天才画家の墨舟と早逝した母・里利の出会いのエピソードも収録!
  • 銀座「四宝堂」文房具店6
    781円 (税込)
    大好評の「文房具」小説、待望の第6弾! 風に揺れる柳並木と円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年と古いが、豊富な品揃えと店主・宝田硯の人徳により今なお地元の人に愛される銀座の名店だ。そんな四宝堂には、今日も様々なお客が訪れて――。 父の急逝により何の準備もないまま実家の旅館を継ぐことになった青年に、新入部員の勧誘に頭を悩ますキャプテンの中学生など。困りごとを抱えたお客たちを、ミステリアスな店主が今日も優しくもてなしていく。「ずっと続いてほしい」と願う声が止まない、大人気シリーズ第6弾。 老舗ホテルに勤めていた若き硯のエピソードも収録!

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銀座「四宝堂」文房具店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文具店店主宝田硯(けん)さんと来客との心温まるやりとりがオムニバスで繰り広げられる。古本が主人公的な役割を果たすビブリア古書堂とは違って、登場する文房具はあくまで脇役であり、固有名詞も出てこないものの、文房具を愛して大切に使っていることが描写からも読み取れる。スペック好きが多い文具の世界であるが、文

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    とても好きな物語に出会えました!
    どの短編もとてもよく、店主の人柄、アドバイスすべてが刺さりました。
    泣けた!

    文房具好きなので、各話に出てくる文房具たちもついつい気になってしまいました。
    モンブランの万年筆気になるー!
    高級品だけど!

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    四宝堂を訪れるお客様のエピソードを読み進めるうちに、情景が思い浮かび、私も万年筆やノート、絵葉書、メモパッド、システム手帳を大切に愛用したい、そして、硯さんのような店主さんがいる文具店に行ってみたいと思うすてきな本でした。続編もあるようなので、ぜひ読んでみたい。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    万年筆、新社会人が初任給で育ててくれた祖母へ祖母からもらったモンブランの万年筆で手紙を書く
    システム手帳、地方出身の学生が銀座のホステスとしてバイトしてママに仕込まれて成長して独立
    大学ノート、高校の弓道部の部長と副部長が部活ノートを一年間書き続け
    絵葉書、バツ3の男性が最初のカミさんに弔辞を読む?

    0
    2025年10月16日

    購入済み

    海外では最近日本の本が癒されて泣ける、と人気が高いそうですが、この本はまさにそのキーワードにぴったりの、暖かさと優しさの詰まった作品でした。最近ではめっきり使うことがなくなった文房具ですが、今一度、ペンを手にとって紙に一文字一文字何かを大切に書きたい、そう思わせてくれるエピソードばかり。こんな文房具

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    素敵なお話!!!!
    節がしっかりあって読みやすいのに
    登場人物としては他のお話とも関係があるというのが、もっと読みたい!に繋がる。

    誰が話したか書かれていない話し言葉も
    誰が言っているのか分かってしまうのも不思議
    実際の文房具を絡めることで知っている物が出てくると
    うわあああというなんとも言えない

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    文房具、それもいいものが欲しくなった。メモをとる事の大切さとかいいもの使うことの意味とか小説なのにビジネス書籍の様。
    そして硯さんの人柄とお店の雰囲気も素敵で銀座行きたいなぁと思ってしまいました。続きが楽しみ。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    私の好きな文具店という設定もワクワクしたし、短編だけど繋がりもあって、一気に読みました。
    こんな文具店に行ってみたい。温かい心を持つ人、丁寧な仕事をする人、人を大切に思う人のところに、同じような人が集まるんですね。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    すごい素敵だった〜

    人の成長のそばには文房具があって、その文房具が成長を助けてくれるんだなぁ
    勉強するにも、メモを取るにも、文房具が必要で、
    そこにこだわるからこそ大切な思いがそのまんま相手に伝わる。

    続きも読みたいー!

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    各話とても良くって、1話目「万年筆」の手紙から泣けてきました。硯さんの出しゃばりすぎない佇まいもいい。文房具ってついつい買ってしまうのだけれど、素敵な使い方の1つとしての参考書みたいで、最終話の「メモパッド」は、他のメモ術の本より、私には実行したい欲がわきました。

    0
    2025年07月11日

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