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水底の隣人
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結城凛太郎はうだつの上がらない作家。相棒であるキムタクの叔父が行方不明になったと聞き、捜査に乗り出す2人だったが、九州、北海道を中心に謎は全国を駆け巡る。水に魅せられた人間関係、複数の容疑者、鉄壁のアリバイ。そして犯人の動機とは––。警察を翻弄しつつ真実に迫ろうとする凛太郎の姿が印象的。極上の人間ドラマと、心のすれ違いから生まれる哀しき真相が必見のミステリーです。 -
二つの海 ムーンロード
湘南の海と房総の海。そんな二つの海を巡る二人の男女の悲しい運命のストーリー。 28歳の夫婦に起こった不遇の運命。二人とも余命3ヶ月。本当はそれまで一緒にいるところだが、二人はそれぞれの記憶を辿る旅へと出る。 【目次】 表紙 二つの海 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。 -
亡猫と蝸牛犬
転校生の白井静海は見目うるわしく、昼食の時間だけワイルドに豹変する。そこには意外な理由と怪事の爪痕があった。彼女を取りまく男女が数奇な運命をたどり、あどけないバケモノが物語をつむぐ。 性器のない浮気者、死臭に取り憑かれた刑事、ネット民の孤独死、オタク探偵の霊結び、殺し屋と死神の使い、シルバーバックに魅入られた男、飼い猫に食われたバーチャルアイドル、彼らが残したコードを解くのはどす黒い笑い。絡まるショートショートが織りなすダークノベル。ねばつく犬が夢枕に立ち寄ったら気をつけろ ※本作は八坂堂蓮の個人誌作品の電子書籍版となります。【171ページ】 -
莉国後宮女医伝
女子太医学校を卒業した19歳の新人医官・李翠珠(り・すいしゅ)は、市井の医療院で研修をスタートした。 いずれは地元・南洲に帰り、実家の医院を継ぐつもりだ。 いまだ、世の風潮は女性が職業を持つことへの根強い反発がある。そのため、患者に見下されるなど嫌な思いをすることも少なくなかった。 だが、師匠であるベテラン医官・拓中士は評判の人格者で、翠珠はやりがいに満ち溢れながら仕事をしていた。 ある日翠珠は、懇意にしている薬店に、御史台(監察官)の捜査が入った現場に遭遇する。 調査にやって来た若き官吏・鄭夕宵(てい・ゆうしょう)曰く、数か月前に流産した皇帝の寵妃・河嬪(かひん)の殿舎から堕胎薬が見つかり、薬を盛られて流産した可能性が持ち上がったらしい。 そんな折、第一妃・呂貴妃(ろきひ)が後宮の外部の薬店と取引をしていたことが判明し、彼女に嫌疑がかかっているのだという。 重要参考人としてあわや捕縛されかけた店主を、翠珠は医学的知識を根拠に救う。 その数日後、とつぜん翠珠に後宮への配属替えが命ぜられる! 指導官の先輩女医・晏紫霞(あん・しか)は、花も零れる絶世の美女だった。医術の腕も相当なものらしい。 突如配置換えさせられた理由も不明だし、市井の医院で働きたかった翠珠はがっかりするが、 夕宵や紫霞と関わるうちに、彼らの内面を知り、よき関係を築いていく。 しかし今度は、呂貴妃が体調を崩し、その原因を探ることになった翠珠は、後宮のいざこざに巻き込まれていき――。 後宮にはびこる病を、怜悧でキュートな新米医官が解き癒す。 ページをめくる手がとまらない! 面白さ100%の中華警察医療ミステリ、開幕! -
夜行堂奇譚
帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。入院中、失った筈の右手に縋りつく女性の手の感触……。「みつけて」と結露した窓に描かれたメッセージ。千早は自分が事故に遭った日に殺されたという女性のことを思い出す。一方、県庁に勤める堅物でまじめな大野木は、急遽、特別対策室の室長を任命される。そこは行方不明者や怪異現象などの曰く付きの案件を専門とする部署で、組織でも秘密裡の部門だった。特別な対策を必要とする案件を解決するべく、大野木は紹介された霊能者、桜千早と出逢う。オカルトホラーバディここに開幕。 -
小説 だぁれかさんとアソぼ?
2026年7月24日公開の映画「だぁれかさんとアソぼ?」公式ノベライズ! 監督を務めるのは、「呪怨」シリーズで日本人監督の実写作品として初めて全米興行成績No.1を獲得し、近作に『犬鳴村』に始まる《恐怖の村》シリーズ3部作(20~22)や、『ミンナのウタ』(23)、『あのコはだぁれ?』(24)などを手掛けたJホラー界の巨匠・清水崇監督の最新作。 本作は、若者の間で密かに流行る、 “絶対にやってはいけない遊び” が実行された事がきっかけで、学生達が次々に怪異へと巻き込まれていく学園ホラー。主人公である学校に招聘される心理カウンセラー・平瀬小春役を演じるのは、いま最も勢いのあるアイドルグループ・FRUITS ZIPPERで活躍中の鎮西寿々歌。映画単独初主演にしてホラー初挑戦となるが、これまでの明るいイメージを封印し、怪異に巻き込まれる難役を務める。 【著者について】 佐野晶(さの・あきら) 東京都生まれ。会社勤務を経て映画ライター。『そして父になる』『怪物』『Cloud クラウド』(すべて宝島社文庫)、『侍タイムスリッパー』(KADOKAWA)ほか多数ノベライズ作品を手がける。2019年『ゴーストアンドポリスGAP』(文庫化にあたり『ゴースト・ポリス』に改題)で警察小説大賞を受賞し、小説家デビュー。他の著書に『毒警官』(以上、小学館)などがある。 清水崇(しみず・たかし) 1998年に関西テレビ「学校の怪談G」で商業デビューする。その後、ビデオ版「呪怨」(99)、「呪怨2」(00)を製作。同シリーズは03年に改めて、劇場映画版「呪怨」「呪怨2」が製作された。04年にはハリウッドリメイク版「THE JUON 呪怨」の監督を務め、北米で興行収入1億ドルを突破する大ヒットを記録。日本人監督として初の全米興行成績1位を獲得する。その他の監督作に、「樹海村」(20)、「ホムンクルス」(21)、「牛首村」(22)、「忌怪島/きかいじま」(23)、「ミンナのウタ」(23)、「あのコはだぁれ?」(24)、「口に関するアンケート」(26)ほか多数。近年は国内外でプロデューサーも務め、「バイオハザード ヴェンデッタ」(17)などを手掛けるなど活躍している。 角田ルミ(かくた・るみ) 演劇ユニット角角ストロガのフを主宰し、舞台の脚本・演出を手掛ける。映像脚本は映画『ミンナのウタ』 『あのコはだぁれ?』、『みなに幸あれ』『純平、考え直せ』など多数手がける。 -
密室法典
その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。 学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパートでは、過去に女子大生が妊娠中に自殺。最近は、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象が起きているという。戸賀は「悪意の正体」を探ってほしいと古城に依頼するが……。リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動など、法曹一家に育った「法律マシーン」古城と、「自称助手」戸賀の凸凹コンビが5つの難事件に挑む! -
なりゆき荘のごはん当番
母から【普通】が1番という教育をされてきた横芝明璃は、まじめに就職活動をしてなんとか滑り込んだ会社でブラック気味に働く27歳。あるとき突然会社が倒産してしまい、一緒に暮らす母親からの圧をかけられたくないために、偶然出会った青年の祖母が営むシェハウスなりゆきで暮らすことに。割烹旅館を改装したそのシェハウスは、家賃3万、敷金礼金なし、光熱費・食費・清掃費も含めた共益費含めて計8万円。そして月に一度の住民会議に必ず出席し、住民が順番にごはん当番となり、全員で食事をするというルールが課されていた。「普通が1番」「自我を出しすぎないこと」「協調性を大事にすること」をモットーにしていた明璃は、個性&食事の癖が豊かな住民たちに翻弄される日々。けれど、年齢も性別も好みも何もかもが違う「誰か」とごはんを食べる生活は、明璃の中にある「普通」の壁を壊していき……。 -
下町曳舟 お直し処ぼたん
墨田区曳舟の一角にある、扉を閉ざした小さな洋服のお直し工房。亡き父から店を継いだ、少々気難しく滅多に依頼を受けない職人気質な店主・牡丹のもとにはワケありな洋服のお直しの依頼がやってくる。 亡くなった兄の一張羅のスーツ、認知症の祖母が初デートで着たスカート、入院した父が手編みしたセーター。愛する人の思い出が詰まった服を直したいと願う依頼人たちの想いを、牡丹は様々な方法で叶えていき――。涙なしでは読めない、感動の物語。 【主な登場人物】 ・織本牡丹(おりもと ぼたん) 縫製職人。やや気難しく人付き合いと片づけが苦手。甘党。 ・平野浅海(ひらの あさみ) 平凡な大学三年生。牡丹が借りる物件の大家の息子。趣味は菓子作り。 -
江ノ電を待ちながら
各駅停車の江ノ電は、観光客や地元の人を乗せて、今日も湘南の海沿いをゆっくり走る。オリンピック強化選手に選ばれなくても、ひたむきに練習を重ねるビーチバレーの選手に出会った青年が、忘れかけたていたサッカーへの情熱を取り戻していく「夢をほおばっていた」。観光客でにぎわっている極楽寺駅で、小さな神社の娘が、参拝客を呼び寄せるために突飛なアイディアを思いつく「君に捧げるイエスタデイ」。稲村ケ崎で生まれ育った女性が、モデルになり多忙な日々を送っているが、クラスメイトとの再会でふと潮風の中での生活を思い出す「人生の途中下車」など。人生のターニングポイントでふと立ち止まった人々が、新しい一歩を踏み出す姿を描く、温かな連作短編集。 -
小説家シリーズ
私の職業は小説家である。怪談系の雑誌に文章を書く仕事をしている。ベストセラーとは無縁だが、一応、生活はできている。そして出版業界に長年関わっていると、様々な小説家に出会う。彼らは、奇人変人であることが多い。たとえば――。作家のO氏は日常と作品世界の境界を曖昧にすることで執筆モードに頭を切り替える。死体発見の場面では、部屋に血糊を撒いたり……(「墓場の小説家」)。Yさんは筆が異様に早い若い男性作家だ。わたしとの対談の約束をすっぽかし逃げた――(「小説家、逃げた」)。Kという作家の本は、動物霊の霊障の原因となっているという。私はK先生について調べることにした――(「キ」)。X先生はベストセラー作家だ。新作小説は映画化されるという。ところが、私はその小説の設定や展開、結末を知っていた――。X先生には創作に関するある秘密があったのだ――(「小説の怪人」)。R先生は脳内にアクターがいて物語を自由に演じさせているという。ある時地味なキャラクターを消してしまうと――(「脳内アクター」)。D先生は大学生デビューの作家だ。Uは最初は熱心な編集者と思っていたのだが――「担当編集ガチャ」がD先生に迫っていた――(「ある編集者の偏執的な恋」)。文豪J先生は交通事故で執筆が絶望的と言われていた。ところがベトナム出身のN君は手を触れるとJ先生の言葉を受け取ることができ――(「精神感応小説家」)。 7人の奇妙な作家たちを山白朝子は観察し、告発する、世にも不思議な小説家の世界。 ――読み終えたら世界が歪み始める、文庫版『小説の怪人』あとがき、書下ろし。 -
ばけもの食道楽紀行
行き着く先が地獄でも、みちづれになりたいひとがいる――。 恐怖や悔恨を抱く人間を食うばけもの・不知火。彼に村を滅ぼされたが心の揺らぎがないため唯一見逃された青年・春之介。美しい不知火に魅入られた春之介は、いずれ彼の餌になることを決め、ともに旅に出る。 美味しい人間を、不知火に食わせてやるために。 煙を吐く骨の村、湖を守る大蛇、過去を覗く巨大な異形。ふたりは様々な異形や人間に巡り合い、不可思議な事件に巻き込まれていく――。 ばけものと青年。孤独を抱える者同士の、ふたりっきりの旅路の物語。 【登場キャラクター】 ・春之介(はるのすけ) 山奥の村の生き残り。 自分の村を食いつぶしたばけものである不知火とともに生きることを決め、 「食われてもいい」という覚悟を持って旅をしている。 ・不知火(しらぬい) 人間を食うばけもの。人間が発する「悔恨」や「恐怖」が大好物。 人と異形の間の子で、人間の姿と、異形の姿を持つ。 〈 旅の中で出逢う様々な異形 〉 ・けぶる骨 白い煙を吐く、骨の異形。団子を食わせようとしてくる。 ・満ちた蛇 縁切りの伝承がある湖に住む大蛇。 ・巨大な毛玉 人間の過去を覗くのが好きな毛玉の異形。 ・燐と巽 人間の女性と、鳥の異形。ハルたちのように、ふたりで旅をしている。 -
幕が上がれば誰かが誰かに殺される
すべての伏線を見抜けるか? 小さな町での連続殺人。容疑者は6人。 手がかりはすべて、目の前に―― ハマる人続出! 〈信頼できる語り手〉による シリーズ第3弾 ぼくアーネスト・カニンガムはその日、マジックショーが行われる劇場にいた。助けを求めるメールが元妻から届いたのは今朝のこと。駆けつけると、彼女は恋人をめった刺しにして殺した容疑で逮捕されていた。無実を訴える彼女のため、亡き恋人が経営していた劇場で聞き込みを始めたわけだが、関係者は怪しい者ばかり。やがてショーの開演時間を迎えるが、まさか第2の殺人が起きるとは夢にも思わず……。 -
父っちゃんは大変人
一晩で大富豪、起業・買収・ホスト(!?)を経て遂に独立国家を樹立 この男、めちゃくちゃだけど爽快、面白過ぎる! マンボウ先生驚愕の誇大ユーモア小説復刊 巻末解説・斎藤喜美子 妻が語る「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人の頃』」 一晩で大富豪に/税金の高さに戦慄く/オリンピック出場/何故かホストになる/日本国から独立を宣言/球団買収/ラーメン会社設立そしてついに…… いまだかつて味わったことのない読書体験。空前のスケール、予想を超えた展開へと疾走する物語。 「とにかくわしは断じてデンキチ王国を独立させる。わしは必然的に国王になる」 数あるマンボウ先生の作品の中で、ここまで振り切ったものがあっただろうか! 妻と中学生の息子とつましく暮らしていた桜井伝吉。突如莫大な遺産を相続して税金の高さを実感、激怒のあまりに日本国から独立を宣言! ラーメン工場とホストで金を稼いで球団買収、オリンピック出場、そしてついに日本政府と正面衝突する日が来た…。想像を遥かに超える空前絶後の物語。 解説 倉橋由美子 「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人の頃』」齋藤喜美子 カバーデザイン 芦澤泰偉 【目次】 第一章 父っちゃん、突如、大富豪となること 第二章 父っちゃん、突如、ケチになること 第三章 父っちゃん、突如、ラーメン長者と呼ばれること 第四章 父っちゃん、突如、金を稼ぎはじめること 第五章 父っちゃん、突如、オリンピックに出場すること 第六章 父っちゃん、突如、独立を宣言すること 第七章 父っちゃん、突如、王国づくりに励むこと 第八章 父っちゃん、突如、プロ球団の監督になること 第九章 父っちゃん、突如、精神鑑定を受けさせられること 第十章 父っちゃん、突如、日本国に宣戦すること 解説 倉橋由美子 「夫・北杜夫と『父っちゃんは大変人』の頃」 齋藤喜美子 -
海の教場
桃地政念は、海上保安官の中でも調理・経理・庶務などを担当する縁の下の力持ち部門「主計」の専門官。海上保安官といえど、海猿でもヒーローでもなく、小柄でメタボが気になる独身彼女ナシの中年だ。 霞が関勤務の彼がある日、学生時代のマドンナ・高浜彩子から呼び出された。彩子は女性ヘリ操縦士の草分け的存在で、桃地とはある因縁を持つ。 ドキドキしながら向かった待ち合わせ先で告げられたのは「肝臓がんで余命一年」。京都府舞鶴市の病院に入院するという。シングルマザーの彩子は、息子の悠希が春から舞鶴の海上保安学校に入る予定で、そのそばで過ごすためのようだった。 彼女のために現地への異動を企てた桃地は同校の教官として赴任することに。船舶運航システム課程主計コース3組の担任となったが、腐れ縁の校長・比内から、ある事情がクラスに重い影を落としていることを聞かされ……。 命と向き合う機会の多い、海上保安官という仕事。明るく人間味あふれる桃地の、学生たち、そして愛する人とのかかわりの日々に、感涙間違いなし! -
手紙屋 蛍雪篇 ~私の受験勉強を変えた十通の手紙~ ジュニア版
【「大人でもグッとくる」と大反響!勉強と人生の意味を問う子どもに読ませたい物語】 ★「学識サロン」YouTubeチャンネルで紹介され話題!Amazonランキング3カテゴリー*で1位独占!(2026年8月18日調べ) *こどもの冒険読み物/童話・こどもの文学/人文・思想の教育学 ★小学校高学年~中学生向け ★学校での読書の時間にもおすすめの1冊 ★著書累計145万部 喜多川泰のベストセラーが待望のジュニア版になって新登場! ★勉強の本当の意味とは? その面白さとは? そして、夢を実現するために本当に必要なこととは? 「手紙屋」からの『未来を拓く10の教え』が、自分らしく生きたいあなたの明日を変えてくれる。 【ジュニア版だけの特別なポイント】 ・ふりがな付きで、小中学生もスラスラ読める! ・物語を彩る挿絵入り!世界観をより深く味わえます。 ・著者書き下ろしの「あとがき」を収録!これからの未来をつくる読者の皆さまへ向けて、喜多川泰氏が特別なメッセージを書き下ろし。本編の感動がさらに深まる、ここでしか読めない大切な言葉が詰まっています。 【あらすじ】 「何のために勉強するんだろう」 「何のために大学に行くんだろう」 だれでも一度はそんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか? この本の主人公「和花」は、部活と友だち付き合いに明け暮れる高校2年生。 夏休みを目前にしたある日、進路のことで父親と衝突してしまいます。 大学に行きたいけれど、成績が上がらない。 勉強しなきゃと思うけど、やる気になれない……。 そんな和花に兄の喜太朗が紹介してくれたのが、謎の人物「手紙屋」。 10通の手紙をやりとりすることで、夢を実現させてくれるというが……。 モヤモヤした今の気持ちを吹き飛ばしたい一心で怪しみながらも手紙を書き始めた和花。 しかし、手紙屋から返ってきたのは、これまでの「勉強」のイメージをガラリと変える、驚きのメッセージの数々でした。 【本書「あとがき」より】 多くの中高生は、「行きたい高校(または大学)がある。 だから勉強しなければならない」と考えています。 「欲しいものがある。だから努力する」という人にとって、 勉強に意味があったかどうかの判断は、結果がすべてです。 でも、本当に大切なのは結果ではありません。 なぜなら挑戦は「結果」のためにやるのではなく、「出会い」のためにするものだからです。 ――著者・喜多川泰 【10代の読者から感動の声、続々】 「勉強の視点が180度変わりました。」(10代・男性) 「すごく分かりやすい説得力のある言葉があり、心に響きました。」(20代・女性) 「勉強が嫌いな自分でも勉強をしようと思え、これから先も自分を磨くために頑張ろうと思います。素敵な本に出会えてよかったです。」(10代・女性) 「登場人物が自分と同年代で、内容がスっと入ってきました。勉強の概念をくつがえされ、ものすごく勉強したい欲が出てきました。」(10代・女性) 「これからどう生きるか考えるきっかけになりました」(10代男性) 「この本は私の背中を押してくれました。私は私の言葉に自信を持っていい。本当にありがとうございます。出会えて良かったです。」(10代女性) *本書は、2007年12月に弊社から刊行された『手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜』をもとに、一部の漢字にふりがなをふり、再編集したものです。 -
君と会えたから…… ジュニア版
★小学校高学年~中学生向け ★課題図書だけじゃない!夏休みの読書感想文におすすめの1冊 ★著書累計145万部 喜多川泰のベストセラーが待望のジュニア版になって新登場! ★切なすぎるラストに涙! もし「明日」が無限にあるわけではないとしたら……? 少年が出会ったのは、命の輝きと「本当に大切なこと」を教えてくれる特別な女の子。 涙が止まらない、青春×自己啓発小説の最高傑作! 【ジュニア版だけの特別なポイント】 ・ふりがな付きで、小中学生もスラスラ読める! ・物語を彩る挿絵入り!世界観をより深く味わえます。 ・著者書き下ろしの「あとがき」を収録!これからの未来をつくる読者の皆さまへ向けて、喜多川泰氏が特別なメッセージを書き下ろし。本編の感動がさらに深まる、ここでしか読めない大切な言葉が詰まっています。 【あらすじ】 十七歳の夏休み。いたって平凡な高校生のヨウスケは、将来に対する漠然とした不安を抱えながらも、 やるべきことは何もせず、やりたいことも見つけられず、ぼんやりとした毎日を過ごしていた。 ある日のこと、ヨウスケは美しく謎めいた女の子、ハルカと出会う。 そして、彼女が父親から学んだという、素晴らしい人生をおくる方法を教わることになる。 いつしか彼女に恋心を募らせていたヨウスケだったが、ついに彼女の秘密を知ってしまい…… 【本書「あとがき」より】 あなたがこの本を読んで心が動かされた言葉があるなら、それを大事にしてください。 そしてそれを大事にし続けてください。 最初は何も起こっていないように思えても、あなたの人生は確実に変わり始めています。 著者・喜多川 泰 【10代の読者から感動の声、続々】 この本を読んで一日一日を大切に生きようと思いました。 今は自分のやりたいことややるべきことに全力を注いで頑張っていきます。(10代女性) 高校受験を控えているので、これからの自分の人生を考える良い機会になりました。(10代男性) これからの自分の生き方を変えて行こう、明日の自分は今日の自分と違う自分になろうと思える1冊でした。(10代女性) *本書は、2006年7月に弊社から刊行された『君と会えたから……』をもとに、一部の漢字にふりがなをふり、再編集したものです。 -
賢者の書 ジュニア版
★小学校高学年~中学生向け ★課題図書だけじゃない!夏休みの読書感想文におすすめの1冊 ★著書累計145万部 喜多川泰のデビュー作が待望のジュニア版になって新登場! ★幸せと成功を導く【9つの教え】を手に入れろ! 世界一わかりやすく「人生を学べる」ファンタジー! 14歳の誕生日。おじいちゃんから不思議な本を渡されたサイードは、 9人の賢者を探す冒険に出る―― 【ジュニア版だけの特別なポイント】 ・ふりがな付きで、小中学生もスラスラ読める! ・物語を彩る挿絵入り!世界観をより深く味わえます。 ・著者書き下ろしの「あとがき」を収録!これからの未来をつくる読者の皆さまへ向けて、喜多川泰氏が特別なメッセージを書き下ろし。本編の感動がさらに深まる、ここでしか読めない大切な言葉が詰まっています。 【あらすじ】 世界中を旅しながら、9人の賢者を探し続ける少年・サイード。 ある日、人生に迷った大人・アレックスと出会う。 賢者たちの教えが、ふたりの心を少しずつ変えていく。 そして最後に起こる奇跡とは——。 【本書「あとがき」より】 たくさん行動する人にはたくさんの出会いがあります。 サイードはそのことを教わって、十四歳で人生を変える出会いの旅に出ました。(中略) あなたの人生の旅も始まりのときを迎えました。 好奇心を武器に、どんどん行動をしていってください。そしてたくさんの人や出来事と出会ってください。 あなたがそれらから学ぶ人である限り、あなたの未来は想像を超える素晴らしいものになるのは間違いありません。 著者・喜多川 泰 【10代の読者から感動の声、続々】 心にかかっていた霧が晴れたようでした。 この本は私の宝物です。 教えを胸に、今できることを精一杯やっていこうと強く思いました。(10代女性) これからも時折この本を開いて迷いや不安とよりよく向き合いながら生きていきたいと思います。(10代女性) *本書は、2009年8月に弊社から刊行された『賢者の書(新装版)』をもとに、一部の漢字にふりがなをふり、再編集したものです。 -
虹いろ図書館 司書のぼくと運命の一年
来春から他部署へ異動することになった図書館の職員たち。司書として最後の一年を精一杯働く犬上さんのもとに、学校に行けなくなった火村ほのかが現れて――。大人気シリーズ感動の完結巻! 司書の犬上さんと虹いろ図書館に起こった奇跡の物語 大人気シリーズ、グランド・フィナーレ! 図書館外への異動が決まった司書の犬上さん。かつてのぼくみたいな子どもを見つけたい、その子がさびしいなら、そばに立っていたい。最後の1年の間、ほのか、スタビンズ、ひな、ゆん、かおりたちに向き合う中、ピッピみたいな研究者・河野さんと再会し――? 『虹いろ図書館のへびおとこ』、もうひとつの奇跡の物語。 運命を切り拓くのは、たくさんの出会いと想い ■目次 Ⅰ ぼくの運命の一年 Ⅱ 『マヤの一生』 Ⅲ 『ものぐさトミー』 Ⅳ 『女生徒』 Ⅴ 『遠い座敷』 Ⅵ 『神曲』 Ⅶ 『フィレンツェの少年筆耕』 Ⅷ 『ドリトル先生と秘密の湖』 Ⅸ 『ラチとらいおん』 Ⅹ 『坊っちゃん』 Ⅺ 『ノロウェイの黒ウシ』 Ⅻ ぼくらの運命は今 -
此方より
幼少期、研究者の伯父が住む不気味な村で過ごした夏休み。 伯父の家で目撃した奇妙な装置と、化け物の正体とは……(「此方より」)。 「首輪で繋がれた少女がいた」――虐待疑いの通報を受け児相職員が訪れたマンションの1室。 職員たちはそこで“1匹”の怪人と邂逅する……(「愛玩」)。 若くして死去したホラー短編の鬼才・小林泰三。 2026年は、「玩具修理者」での鮮烈デビューから30周年目にあたる。 これを記念して、単著未収録だった14編をこの1冊に一挙収録。 待ち望まれた“著者最新刊”(2026年7月現在)がここに! 解説・恒川光太郎 -
失失失楽園殺し
21世紀の最先端研究施設で、キュートな天才が挑む、現代本格ミステリの限界突破! 最先端の研究者が集まる瀬戸内無境界大学院大学。 アカデミックな孤島に一匹のカエルの死体が現れた時、知の〈楽園〉に崩壊の足音が聞こえだす。 事件解明に乗り出した坂口庵子と幻月幽香だが、今度は舌を切られた研究仲間の死体が密室で発見される──。 さらにはネズミの大量死。予測不能の死、死、死……。 知の〈楽園〉は犯人の手で〈失楽園〉となるのか? 特異と驚きに満ちたミステリ、ここに開幕! ●目次 プロローグ 第一章:嵐の中、国家の犬の犬の三匹が知恵の実の下一堂に会する 第二章:カエルの死、その暗号性を精査するプロセスで、量子神が降臨する 第三章:ケルビムとは誰か、またそう名付けた者は誰か? 第四章:二十九の大量死とともに失失楽園が始まる 第五章:知恵の実が落ち、果汁が地に溢れて失失楽園が終わる 第六章:観測者が崩壊を起こすとき、別解の公式が現れる 第七章:失失失楽園で、世界の終わりを目撃する エピローグ ●著者 ミステリ作家。1979 年、静岡県生まれ。第1 回アガサ・クリスティー賞を受賞し、2011 年に『黒猫の遊歩あるいは美学講義』( 早川書房) でデビュー。「黒猫」シリーズのほか、「偽恋愛小説家」シリーズ(朝日新聞出版)、「花酔いロジック」シリーズ(KADOKAWA)、『超短編! ラブストーリー大どんでん返し』( 小学館)、「名探偵の顔が良い」シリーズ(新潮社)、「殺戮理論」シリーズ(星海社)など多数刊行。 -
動物哲学物語
どんぐりの落下と発芽から「ここに在る」ことを自問するリスの青年。衰弱した弟との「間柄」のためにニワトリを襲うキツネのお姉さん。暗闇から光の世界へ飛び出し、「存在の本質」を探すコウモリの男の子。日本・南米の生き物たちが見た「世界」とは? 映画化された世界的ベストセラー『あん』著者による構想50年の渾身作は、動物の生態に哲学のひとさじを加えた21のストーリー。スピノザから老子まで哲学の入門書よりやさしく学べて、明日を「生きる」意味が見えてくる。 -
汽笛、聞こえる
辛い過去を抱え故郷を去り、奉公先である新潟静修学校に辿り着いたナカ。尋常小学校を出た後、家庭の事情などで進学を諦めた人たちのために開かれた私塾だが、幼い弟妹を働く親に代わって世話する生徒が多かった。そんな生徒たちのために子守をするのがナカの仕事だった。自らの過去を重ね合わせ、次第に子供たちと打ち解け、存在意義を見つけていく。やがて生徒以外にも子を預ける親が増え、校長の赤澤鍾美は託児所を「付設子守室」とした。しかし、幼稚園として独立しなければ違法だと官吏から忠告を受ける。それには学費を上げなければ続けることが出来ず、本当の意味でここにいる者たちを救うことにはならない。苦渋の決断を迫られたナカと鍾美がとった策とは――。 日本で最初の保育施設、現・赤沢保育園誕生の軌跡を描いた物語。 【著者略歴】 佐藤雫(さとう・しずく) 1988年、香川県生まれ。2019年「言の葉は、残りて」(「海の匂い」改題)で第32回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『さざなみの彼方』『白蕾記』『花散るまえに』『行成想歌』『残光そこにありて』がある。 -
ユジンとユジン
韓国で35万部突破! よるべない心にそっと寄り添う、世代を超えて愛される希望の物語 「忘れないでね あなたは絶対に悪くないということを」 かつて通っていた幼稚園で、ある事件の被害に遭った同姓同名のイ・ユジン。 ふたりは中学2年生に進級した日、教室で再会する。 驚いたユジンはもうひとりのユジンに声をかけるが、彼女は「人違いだ」と頑なに言い張り、さらに一緒に過ごしたあの頃の記憶もすべて喪っていて……。 国際アンデルセン賞・最終候補作家による切なる祈りが込められた色褪せない名作、待望の邦訳。 親子、友情、ダンス、勉強、恋、そしてカップラーメン。 消せない傷に光と風をあてること。 翼の作り方がここにある。 ――作家 柚木麻子 -
刑事総務課は眠らない
【眠らないで働ける人間なんて、いるはずない!】 不眠症×ショートスリーパー 異色の男女バディが真相を探る 『或る集落の●』『夫の骨』『撮ってはいけない家』など、ミステリーやイヤミス、モキュメンタリーなど様々なジャンルで印象的な作品を残してきた矢樹純さん。今作は、矢樹さん初の警察小説です。 かつて神奈川県警捜査一課の刑事だった月代杏果(つきしろ・きょうか)。しかし、2年前、未解決に終わった誘拐事件がきっかけで不眠症を発症し、職務中に失態を演じたことで、刑事総務課犯罪統計係へ異動となってしまいます。 そこで彼女を待っていたのは、なんと「眠らない」部下、根津梗士郎(ねづ・きょうしろう)でした。 根津は元機動隊員で、9年前の災害が原因で脳に障害を負い、後遺症により1日に1時間未満しか眠れなくなっていました。 「自分は眠れないんです。帰っても休めないなら、仕事をしていた方が良くないですか」と、平然と30時間以上も連続勤務する彼に、杏果は戸惑うばかり。そして彼には、短い睡眠中に見る「とても長い夢」に、埋もれた事件の真相のヒントが現れるという不思議な能力があったのです。 不眠に悩む上司と、ショートスリーパーの部下。異色のバディが次々と事件の真相を解き明かしていきます。そんなとき、杏果が不眠症になったきっかけの事件で誘拐された女の子の実父が、新たな事件の被害者として発見され……。 警察小説の枠を超えたミステリーの新たな傑作の誕生です!二人がたどり着く驚きの真実とは?ぜひ、矢樹純さんの最新作『刑事総務課は眠らない』を手に取って、その目で確かめてみてください。 -
ノー・ファンタジー
人はファンタジーがないと生きていけない。 会社を売った男、離婚歴のあるシングルマザー、AIスタートアップの出口を見つめる男、FXで生活する元証券マン、都市伝説の買取屋、婚約者が送ってきた座標を追う男、血の繋がらない父になろうとする小説家――。 清潔に、合理的に、機械的に、正しく整えられていく世界で、それでも人間の内側には、幻影、共感、リスク、下品さ、毒、そして物語が残り続ける。現実を直視しようとする者たちは、現実だけでは生きられないことに触れていく。 中心のない時代の東京を起点に、彷徨う孤独な男女と、たしかな救いを描いた傑作。 【著者略歴】 上田岳弘(うえだ・たかひろ) 1979年兵庫県生まれ。2013年「太陽」で第45回新潮新人賞を受賞しデビュー。15年「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞、18年『塔と重力』で第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞、19年「ニムロッド」で第160回芥川龍之介賞、22年「旅のない」で第46回川端康成文学賞、24年『最愛の』で第30回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『異郷の友人』『キュー』『引力の欠落』『K+ICO』『多頭獣の話』『関係のないこと』などがある。 -
どれか一つは嘘
「“血の繋がりはなくても、心から心配し手を差し伸べてくれる人間やペットも家族と呼んでいい時代なのではないか”そんな思いで書いた物語」という『どれか一つは嘘』は、キム・エランにとって13年ぶりの長編小説だ。本作は、自己紹介ゲーム“どれか一つは嘘”を軸に、友情・嘘・罪・絵をテーマに展開される。 最近母親を亡くし、ペットのトカゲだけが自分に残された家族だと思っているジウ、ある理由から人が近づいてこないように絵を描き続けているソリ、「夫を刺した容疑」で母親が収監中のチェウン。三人の高校二年生が、それぞれがついた一つの嘘により互いを意識し、次第に関係を深めていく中で、家族との間に生じた悲劇を克服していく成長物語である。 -
アクリル
人はみな、「幸せな物語」のための材料でしかない。 YO!YO!学園の霧谷ビョルン永劫。 金髪の三つ編みを垂らしたヨーヨーバトラー。 それが僕の妻・美幸の「推し」だ。 付き合って3年、33歳で結婚した卓郎と美幸。 妊活を始めた矢先、卓郎の無精子症が発覚する。 子を持たずに幸せを手に入れようと約束した二人だったが、 ある日、美幸が「推し」の霧谷ビョルン永劫のアクリルスタンドを購入。 以降ビョルンのアクスタは、食卓に、枕元に、職場の打ち合わせに、旅先に、美幸が行くあらゆる場所に伴われるようになり・・・・・・。 「推し活」を通じて、現代人の孤独とグロテスクな欲望を容赦なく描く、 ノンストップ・アクスタ小説! 【著者略歴】 井上荒野(いのうえ・あれの) 1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。著書多数。 -
すみません、今まで黙ってたんですけど…
2023年11月から始まった、フジテレビアナウンサー宮司愛海のPodcast『すみません、今まで黙ってたんですけど…』。同番組で配信された内容から、テーマ別に厳選したトークを収録。「私、偽りのネアカです」「イルミネーション、苦手」「ティッシュは3回使う派」など、アナウンサーらしからぬ(!?)“キラキラしていない素顔”と“こじらせた本音”が満載! 【内容】 ●巻頭カラー撮りおろし16ページ ●第1章 今まで黙ってた「アナウンサーのこと」 ●書き下ろしエッセイ 今まで黙ってた「結婚式のこと」 ●センターカラー16ページ ウェディングPHOTO、カバンの中身&お仕事グッズ大公開、『すみ黙』で話したアレお見せします! ●特別対談 宮司愛海×阿川佐和子 ●第2章 今まで黙ってた「自分のこと」 ●第3章 今まで黙ってた「家族のこと」 ●スペシャルトーク 妹と公開対談 -
こんなにも多くの人が、マリアナ
20世紀後半のポルトガルを代表する女性作家が容赦なく突きつける、虐げられた者たちの孤独と諦念 「ポルトガル文学界の慎ましい花」と称された文豪マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ(1921-1998)。 没後20年の2018年に本国で全集が復刊されたところたちまち話題となった。 独裁政権とカトリックによる家父長制に虐げられた女たちの孤独や怒り、希望と諦念が、卓越した観察眼と力強い内面描写によってまざまざと表れる。 日本版では短篇集『こんなにも多くの人が、マリアナ』(1959)と中編『空(から)の戸棚』(1966)を合本して収録。今なお新しい文芸作品集。 「これらの物語に触れると、取るに足りない“生”などないと思える」――小川公代さん 【目次】 こんなにも多くの人が、マリアナ 人生と夢 カンディダおばあちゃま 母親 アルミンダ嬢さん クリスマスの夜 すれ違い 日曜日の散歩 空の戸棚 訳者あとがき 【著者プロフィール】 マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ MARIA JUDITE DE CARVALHO 1921年リスボンに生まれる。夫は作家のウルバノ・タヴァレス・ロドリゲスであり、娘がひとりいる。1949年から1955年にかけて夫妻でフランスに移住。その後リスボンに戻り、雑誌社を経て「ディアリオ・デ・リスボア」紙などの新聞社にて編集者として働く。職務の傍ら短編や中編、エッセイなどを執筆し、グランデ・カミーロ・カステロ・ブランコ短篇文学賞、ポルトガル文芸批評家協会批評賞、ポルトガルP.E.N.クラブ賞、ヴェルジリオ・フェレイラ賞など数々の文学賞を受けた。1998年死去。 【訳者プロフィール】 木下眞穂(きのした・まほ) ポルトガル語翻訳家。上智大学を卒業。ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』(新潮社)で第5回日本翻訳大賞を受賞した。訳書に、ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『忘却についての一般論』『過去を売る男』(ともに白水社)、ゴンサロ・M・タヴァレス『エルサレム』(河出書房新社)、ジョゼ・サラマーゴ『象の旅』(書肆侃侃房)、同『修道院覚書 バルタザールとブリムンダ』(河出書房新社)、リカルド・アドルフォ『死んでから俺にはいろんなことがあった』(書肆侃侃房)、パウロ・コエーリョ『マクトゥーブ』(KADOKAWA)など多数。 -
実存と人生[新装版]
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カフカ、没後100年 カフカの世界、それは名状しがたい不安の告白であり、日常生活における〈ある闘い〉の記録である。深い実存の寓意は、あらゆる解釈を受け入れると同時に鋭く拒否する。それは一面では、難解さを表わすものかもしれないが、汲めどもつきぬ豊かさ、魅惑の証でもある。 本書はブロート版全集の『田舎の婚礼準備』と『日記』の巻から、アフォリズムのすべてと、比喩、そして生活表明に関する文章を訳者によるオリジナル編集でおくる。カフカのテクストは、長いものにせよ短いものにせよそれぞれが独自の振幅と強度を有すると同時に、それらすべてに「カフカ的」としか言いようのない何かが通底している。本書に収められた小さなことばの群れもまた、そうした「カフカ的」なものの結晶である。生きることと書くこととが相即不離のカフカにとって、本書はいわば、「彼自身によるカフカ」であり、その箴言と比喩の迷宮へとわたしたちをいざなう。 一六 籠が鳥をさがしに出かけた 二二 おまえはやらなければならない宿題そのものなのだ。あたりにはどこにも生徒はいない。(本文より) -
今夜も、ぼっち飯
心和む! 心躍る! あらたな「食ものがたり」の登場! 小説、エッセイ、漫画……極上の味わい盛り沢山! 人気作家9人による、ぼっち愛あふれる「食」アンソロジー! ひとりぼっちの食事――ぼっち飯。 ひとりきりで「食」と向き合う時間は、自分自身と向き合う時間だったりもする。 ちょっぴり切なく寂しいときもあれば、物凄くやすらかで心豊かなときもある。 「食」を通じて、心の内側、遠く懐かしい記憶、悲喜交々の人生と対峙する。 さまざまな想いに耽るのは、きっと、ぼっちだから。 だから愛おしく、今夜もやっぱり、ぼっち飯――。 仕事帰りに、旅先で、散歩の途中で、そして自宅で…… 何気ない毎日、特別な日に、たったひとり、様々な思いに耽りながら食を楽しむひととき。 食を通して「人生のおかしみ」を拾い「人生を豊かにする」、そんな世の中を元気にするヒューマンな一冊です! 愉しんでご賞味いただけますように! 《内容》 八木沢里志 小説「ふたご食堂のフォーチュンクッキー」 三浦しをん エッセイ「ぼっちの罠」 荻原 浩 小説「ぼうべらのおげんべ」 望月麻衣 エッセイ「わたしの『ぼっち飯』、今昔」 織守きょうや 小説「一人飯の事情3(じじょうさんじょう)」 三浦しをん エッセイ「ぼっち飯と読書」 太田紫織 小説「忘れじの辛口」 久住昌之 エッセイ「ふらっと三陸鉄道の旅」 嶋津 輝 小説「最高の孤食の作りかた」 矢部太郎 漫画「ぼっちではないご飯」 装画/宮田ナノ 装丁/田中久子 -
知里幸惠 アイヌ神謡集
「その昔この広い北海道は,私たちの先祖の自由の天地でありました.」アイヌの民たちが語り合い,口伝えに謡い継いできた美しい言葉と物語.伝承を後世に残し,アイヌを知る多くの人々に読んでほしい.進みゆく世に抗し,熱き思いと希望を胸に知里幸惠(一九〇三─二二)が綴り遺した珠玉のカムイユカㇻ.新たな解説を付す補訂新版.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
獅子座、A型、丙午。
鈴木保奈美が綴る 思春期の子育てと、女優のとほほな日常 74編 子育てして女優も続けて完璧ですねと言われてびっくり。 両立しているのか、できているのかわからない。 深夜のママ友グループラインで展開する介護の話。 お弁当最後の日は子離れの日。 キャンドルライトじゃメニューが読めず、老眼鏡を買う。 トホホとユーモアに満ちた女優の日常を綴る 初めてのエッセイ集。 〈巻末対談〉三浦しをん ――――――――――― 初めの頃は起承転結に気をつかい、しかも相当カッコつけている。いやいやお恥ずかしい。慣れるにしたがって、オチがなくてもいいや、ええい思ったまま書くぞ! って勢いになっている。(中略) うずまく感情を整理することで、書くことが自分にとっての精神安定剤のようになってきた。(単行本 あとがきより) -
キリコのタクト~YELL~
映画化原作! 「夢を見るから人は輝く!」~モーツァルト~ あの日言えなかった「ありがとう」を歌に乗せて…… 〝希望〟というタクトが動く── 〈いきものがかり〉の大ヒット曲「YELL」をモチーフにした 音楽を通し希望を教える教師と教え子たちの絆を描く心温まる成長物語! 映画「キリコのタクト~YELL~」2026年10月2日公開 主演 鈴木京香 出演:藤原大祐・井頭愛海・田辺桃子・西垣 匠 監督・脚本:雑賀俊朗 〈あらすじ〉 北村翔は小さな音楽出版社に勤め、「音楽ジャーナル」の特集企画「伝説の音楽教師」の取材を任されることになった。 今回取り上げる教師は、全国合唱コンクールで数々の賞を獲得し、「優勝請負人」とまで呼ばれた原田貴理子。 だが、彼女は既に退職し、消息不明となっていた。 実は翔にとって、貴理子は自らが学生時代に全国優勝を果たした際の恩師。 取材を始めた翔は、彼女の足取りを追って母校を訪ねるが、有力な手がかりは得られない。 そんな中、かつての合唱部のメンバーだった同級生と再会し、謎に満ちた貴理子の探す旅に出る。 次第に明かされていく、教師の素顔と生徒たちに隠されていた真実とは――。 -
裸足のゴースト
【小説すばる新人賞 受賞後第1作!】 俺は本来、ランナーを名乗ってはいけない人間だ。 己の役割も知らず、ロードの上を幽霊のように今もこうして彷徨い続けている。 実業団の長距離ランナー・柴田光輝は、脚の故障により選手を引退した。 しかしそれは不慮の事故ではなく、終わりなき競争の日々に疲弊した柴田自身が仕組んだものだった。 思惑通り実業団を辞めることに成功した柴田だったが、 地方の保険営業所に異動させられ、悪質な保険セールスに携わるなか、次第に精神をすり減らしていく。 そんなある日、柴田は「ブラインドランナーの伴走者をやらないか」と誘われ、再び陸上の世界に舞い戻ることに。 それは「なぜ走るのか?」という問いに向き合う旅路のはじまりでもあった。 己の存在証明にひた走る、 ひとりの青年の軌跡を描いた異色の青春譚。 -
ルバイヤート
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ルバイヤート」とは「四行詩」を意味するペルシア語「ルバーイー」の複数形。九世紀半ば以降の中世ペルシア文学の中でペルシア詩最古の詩形とされています。短く平明な言葉、流麗な文体で、心の赴くままに詠うことができます。詩の形式上の取り決めに対して、詩の想念が優先する詩形といえます。本書は中世ペルシアの四行詩集「ルバイヤート」の日本初の英・日対訳詩画集。フィッツジェラルドの優れた英訳と竹友藻風の流麗な邦訳、そしてバルフォアの美しい挿絵に彩られたルバイヤートの世界をご堪能下さい。 -
願うのは私に禁じられたこと
だから私は、彼を監禁する──。 韓国で累計150万部。 20代30代の女性読者に支持され続け、 破壊力では『82年生まれ、キム・ジヨン』を超える と評される韓国女性文学最大の問題作。 女性のための電話相談員を務める大学院生カン・そんな彼女には大きな計画があった。男に対する幻想を女に抱かせる男に復讐するために、人気男優ペク・スンハを拉致し、監禁する。それは男たちが女たちにやってきたことであり、知性に秀でる自分が挑むに足る完全犯罪だから。そう彼女は信じる。 そして周到な準備が完了したある日、カン・ミンジュはペク・スンハを誘拐する。ソウルの集合住宅の一室で、奇妙な監禁生活がはじまって……。 1992年に発表されるや、韓国で激烈な賛否両論を引き起こした本書は、刊行以来、韓国の若い女性読者の支持を受けて版を重ね、現在では累計150万部を達成。韓国女性文学最大の問題作、ついに日本解禁です。 -
バットマン レザレクション
『バットマン』と『バットマン リターンズ』-- ふたつのミッシングリンクをつなぐオフィシャル小説が待望の日本上陸!! 忌まわしき道化師の悪夢が蘇り、ゴッサム・シティは再び漆黒の底に沈む。 ■あらすじ ジョーカーの死から半年--。いまだ不吉な夢見に苛まれるブルース・ウェインを本当の悪夢に陥れる事件が起こる。 護送車から脱走したジョーカーの手下ローレンスと崇拝者がジョーカーこと、ジャック・ネーピアの墓を盗掘。埋葬されていたのが別人であることが発覚したのだ。ジョーカーは死んでいなかったのか……? 不安は現実のものとなり、ジョーカーが再び現れる。テレビ電波をジャックした彼は銀行襲撃を予告。ゴッサム・シティを深い闇が吞み込んでいく。 ■マイケル・E・ウスラン絶賛!! 「ティム・バートンとマイケル・キートンが「バットマン」を三部作で作っていたらどうなっていただろう? 誰もが一度は、そんな風に想像したことがあるでしょう。しかし、これ以上考える必要はありません! ベストセラー作家のジョン・ジャクソン・ミラーは、監督のティム・バートンと脚本家のサム・ハムの想像力を深く掘り下げ、巧みなプロットで『バットマン』(1989年)と『バットマン リターンズ』(1992年)のミッシングリンクを埋める小説を完成させました。この新しい小説は、まぎれもなく幻の三部作の第二部です!」 --マイケル・E・ウスラン(『バットマン』『バットマン リターンズ』のエグゼクティブ・プロデューサー) -
楽園
殺人犯にならなければ脱出できない。 『方舟』『十戒』の著者が仕掛ける“禁忌の驚き” 亡き両親から不動産を譲り受けた康之は、失踪した賃借人・海原の遺留品整理の際に、群馬の山奥の謎の物件の存在を知る。そこは、切り立った岩壁に囲まれた、「楽園」と呼ばれる奇妙な場所だった。恋人の沙織と一緒にそこを訪ね、探索をはじめた康之たちは、すぐに六人の“住人”に拿捕された。脱出のための条件はーー 「誰か一人を殺さなければならない」 『方舟』 第19回オリコン上半期”本”ランキング 文庫ランキングTOP10 第1位 週刊文春ミステリーベスト10 第1位 (「週刊文春」2022年12月8日号)国内部門 MRC大賞2022 第1位 『方舟』+『十戒』の累計発行部数が100万部突破。 ――夕木春央が描く、極限のクローズド・サークル。 -
少年ABCの完璧な選択 無料お試し版
中二の夏。俺達は幼馴染の乃愛を救うため、虐待を行う母親らを殺害した。その後、警察に逮捕されたものの、法の死角を突き、無罪放免を勝ち取った……はずだった。その十五年後、乃愛が何者かによって誘拐される。犯人はX上で、真犯人が名乗り出なければ乃愛を殺すと宣言し、次々と個人情報を暴露していく。晒される過去。揺らぐ信頼。最後に選ぶのは、友情か、裏切りか。本編より「プロローグ」と「第一部 二〇一〇年」の一部を無料で読める〈無料お試し版〉を配信いたします。 *本稿は校了前のデータをもとに作成しています。そのため、刊本とは一部内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。 -
バスに乗って9キロへ
カムチャツカ半島、ペトロパブロフスク・カムチャツキー。世界で最も早く一日が始まる街で、多彩な個性が交錯する。虚無感と飢餓感が漂う世界観。出口のない日常を淡々と綴る語り口。その独特な温度感に、読み進むほどにとらわれて離れがたくなってしまう。読後、心に深く刻まれる不思議な余韻が残る、青春ストーリー。 「極東、極北、極寒の街の大学で教鞭を取るアジア系外国人。おそらくこれまでの日本文学にほとんど存在しなかった舞台設定と主人公。「ロシアに住んでも良いことはない」「ここはロシアだから全部うまく行くよ」。驚くほど自由に絡んでくる街の人々と主人公が、ひたすら酒を飲むだけのエピソードを読まされているはずなのに、季節の移り変わりがやがて訪れる別れの時を想起させ、安ワインを買い足す行為ですらいつしか切ない痛みを伴い胸に迫る。そこには大掛かりなスペクタクルやミステリーはない。だからこそ、この小説は正真正銘の純文学であり、短い永遠を大切に封じ込めた青春物語の快作なのだ。」 ?福島拓哉(映画監督)。 -
かわりに嘘
大学生の夏目は、実際に起きたら嫌なことを逐一スマホにメモする極度の心配性。リマインダーには700件の心配事が登録されており、彼女の統計によれば、そのリストの7割は現実になる。 祖母の死によって住む場所を失った夏目に手を差し伸べたのは、親戚から数々の怪しい噂を流されてもはや正体不明の存在となっている東京のおば、宇曽川ひかりだった。 東京・錦C町にある宇曽川の自宅は、かつて眼科医院だった。そこには、宇曽川曰く「開けたら別の世界に繋がる」という緑色の「開かずの扉」があり、夜な夜な正体不明の足音がしたりWiFiが激重になったりする。無責任な親戚から、「死体が隠してあったりして」と言われたひと言が次第に頭から離れなくなる夏目。 宇曽川は夏目の問いかけを常に煙に巻くような嘘で受け流すが、バイト先で出会った幼馴染の南海や、生意気な小学生・千理との交流を通じ、夏目は街に伝わる晴れ男の伝説と、ひかりの過去が繋がっているのではと疑い始める。 果たして、開かずの扉の向こうに隠されているのは「死体」か、それとも――。心配事が尽きない夏目と、嘘つきのおばが織りなす、少し不思議でかなりユーモラスな日常を唯一無二の筆致で描く、第69回メフィスト賞受賞のデビュー作。 -
水上都市の冒険
少年御手洗、横浜水路で謎を解く。 “弱き者”に寄り添うミステリ。 御手洗潔シリーズ最新作! 高度成長期の横浜を揺るがす5つの難事件! 【収録作品】 「汐汲坂の殺人」 殺された画家の婚約者からの調査依頼。 最有力容疑者はクラスメートの父親!? 「踊る人形」 街のあちこちに出没する奇妙な人形の絵。 水上を駆ける痛快冒険譚! 「火事マニア」 火事現場に佇む少年。 哀しくも優しき真相とは? 「マジシャン御手洗くん」 養護施設で出逢う心を閉ざした少年。 御手洗が巻き起こす、聖夜の奇跡。 「歯磨きチューブの謎」(書き下ろし) 川に浮かんだホステスの遺体。 解決の鍵は捨てられた大量の練り歯磨き。 -
ミサゴの守る町
再び迫りくる大水害。 100対10万―。 叫べ、祈れ、手を伸ばせ。絶対に、助けてくれるから。 『龍の守る町』続編。 「こちら、119番。火事ですか、救急ですか」ミサゴ(ルビ:魚鷹)が空を舞う瑞乃町。伝説の消防士・秋月龍朗(あきづき・たつろう)は五年前の大水害での後悔から、現場を離れることになった。辿り着いた指令室は声だけで命を繋ぐ場所。新たな仲間と業務に取り組み、子供たちの成長を見守る日々を過ごしていた。再び時間が動き出したように見えたある日、町の南方で線状降水帯が発生する。それは、五年前と全く同じ形をしていた―。 人は誰かのために再び立ち上がれる。未来へと命を繋ぐ、感涙のレスキュー・ヒューマンドラマ。 -
せんそうって
せんそう、あなたはなんですか? この社会を生きるひとびとの多くが「戦争を知らない」世代になった今、 わたしたちは、どうやって/どのように「せんそう」を知り、語るのか――。 哲学者・永井玲衣と写真家・八木咲が立ち上げた「せんそうってプロジェクト」。 二人が見て・きいた「せんそう」の声を、記憶をあなたに手渡す、「せんそう」を語る言葉と出会い、探すドキュメンタリー。 世界中で戦争が起こっているのに、わたしたちは「せんそう」をあまりに知らない。 でもわたしたちは、本当は「せんそう」を知っている。 「せんそう」を経験している。「せんそう」を生きている。 -
クリムトの盗まれた女
その「秘密」はこの絵と一緒に葬り去ったはずだった――。 ☆☆☆☆☆ フランスで驚異の文学賞20冠! & フランスで23万部突破! & 20ヵ国で翻訳決定! ☆☆☆☆☆ クリムトの名画『婦人の肖像』に隠された、心揺さぶる「歴史と謎」。 「世界」が注目のアート・ミステリーの大傑作が日本上陸! 1910年にオーストリアの画家・クリムトが描き、クリムト自身が死の直前に大幅に修正したことが1996年に判明、1997年にイタリアのリッチ・オッディ近代美術館から盗まれ、2019年に無傷で発見された謎多き実在の絵画――『婦人の肖像』。 なぜこの絵は数奇な運命をたどったのか? この絵のモデルとなった女性は誰なのか? 1900年代初頭のウィーン、幼子を抱えるシングルマザーのマルタ。 1920年代のNY、株式投機で人生逆転を企む青年・イジドール。 1980年代のテキサス、コロンビア・ロー・スクールへの進学を果たした才女、パール。 バラバラに見える3人の人生が交錯するとき、名画に隠された衝撃の「秘密」が浮かび上がる! -
月野郵便、今宵も配達中
【電子版巻末には佳奈先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 「月野郵便局」。届けたいと強く祈れば必ず相手に届けてくれる不思議な場所。 そこで働く局長の月野(つきの)と副局長の宇佐美(うさみ)、配達員の七尾(ななお)の三人も 見た目は人間だがどこか人ならざる気配を宿し、今日も誰かの “届けられずにいるもの”を運んでいる。 初恋の人への贈り物、愛する孫への手紙、ときには人から動物へ、亡き人からの言葉まで――。 行き場を失ったそれぞれの願いが交わるとき、止まっていた時間がそっと動き出す。 抱えきれない想いを月の光がやさしく導く、愛と感動の物語。 -
斜陽館殺人事件
伯父、転落死。見えざる手により、投げ落とさる――。ロンドンの紳士倶楽部で余暇を過ごしていたアンティ・ブジュレーは、英国貴族の末裔である友人から電報を受け取り、一族の城館へとやってきた。事件が起きたのは館の一角にそびえる塔の書斎。友人の伯父は奇妙な状況下でその窓から転落したのだという。転落の直前、書斎からは争うような物音が聞こえたにもかかわらず、鍵のかかったドアを打ち破ると、室内には誰もいなかった。さらに被害者の最期の言葉を聞いた三人が、三通りばらばらの証言をし……。斜陽の途をたどる英国貴族の館で名探偵の推理がきらめく密室謎解きミステリ!