畠山丑雄の作品一覧
「畠山丑雄」の「叫び」「改元」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「畠山丑雄」の「叫び」「改元」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
第174回芥川賞受賞作を読む。著者にとっては『改元』に続く天皇小説(『改元』の世界観と補いあう内容となっている)が、個人的には前作の方が好み。シンプルな物語ながらも描写と表現に強度を感じた『改元』に比べると、本作は物語世界の構図はより複雑になった一方で、やや「賞を獲りに行った」感がないでもない。もちろん、その選択自体は別に否定されるべきことではない。
地方公務員がその地域の歴史と出会い、謎の年長者に導かれてその時間の迷宮に取り込まれていくというパターンは『改元』と同様だが、『改元』の時間的な幅にくらべると、大阪万博と満洲とを結んだこの小説の特徴は「浅薄さ」だろうか。大阪のベッドタウンが地