叫び

叫び

1,870円 (税込)

9pt

聞いて欲しい人が一人おるんです。政と聖を描く芥川賞候補作。早野ひかるは「先生」に打ちのめされ、銅鐸と土地の来歴を学び始める。ここではかつて罌粟栽培と阿片製造が盛んで、満州に渡って「陛下への花束」を編み、紀元2600年記念万博を楽しみにしていた青年がいた。いつしか昭和と令和はつながり、封印されていた声が溢れ出す。大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説。

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叫び のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第174回芥川賞受賞作、ということで。
    2作同時受賞ということで、次はこの作品を。

    作品全体的にはカラッとして明るく、主人公の不器用さなどに思わず笑えるシーンも多かった。関西弁なのもそれに加担しているのかもしれない。
    胡散臭くも箴言めいた言葉を多用する謎の「先生」の存在や、銅鐸に興味を持って現れる

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    仕事を終えて、芥川賞•直木賞の発表を待ちながら帰路に着く。19時頃、電車の乗り換えの合間、駅直結の書店に駆け込んだ。単行本が発売されている。ワクワクを胸に本を開く。面白い。
    「時の家」よりも僕は「叫び」派。先生、しおりさん、川又青年という3人と出会い、2025年を象徴する大阪万博と日中戦争下の幻の紀

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    2026年前期の芥川賞受賞作品。
    早野、先生、しおりさん、掴みどころのなさに引き込まれた。だらだらとでもいいから話がもっと続けばいいのにと思った。よく解らないけどずっと浸っていたくなる作品でした。

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

     第174回芥川賞受賞作を読む。著者にとっては『改元』に続く天皇小説(『改元』の世界観と補いあう内容となっている)が、個人的には前作の方が好み。シンプルな物語ながらも描写と表現に強度を感じた『改元』に比べると、本作は物語世界の構図はより複雑になった一方で、やや「賞を獲りに行った」感がないでもない。も

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    過去のある事件をオマージュしているかのように感じ、主人公の狂気や日常生活から来る愛などの描写が、芥川賞に選ばれた所以ではないかと、個人的に解釈した。夢の中で過去の人物と語り合ったり、刀を渡されたりする場面は、主人公が何故そのようになってしまっているのかが、分かりづらかった。

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    自分には、政治的主義·主張や思想みたいなモノは全くありません。が…
    読んでいて、「え゙えぇ、大丈夫なん!?」と思う箇所もありました。
    それはともかく、関西弁の遣り取りは文字で読んでいてもノリが良いですな

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    縁もゆかりも無い茨木市に住み続ける早野は人生に行き詰まっていた。
    夜の安威川沿いを彷徨ってる時に不思議な音に誘われ偶然出会った謎の先生と銅鐸が自暴自棄だった早野の生活を一変させていく

    彼の軽さを補う為の銅鐸…
    早野には抱えきれない重さだったんでは…?

    いくつもの「叫び」があった
    過去からの声なき

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    畠山丑雄さんの『叫び』を読み終わり、政治や日本史の疎さなら右に出る者はいないレベルの私(誇れることではない)がまず思ったのは、ただただ「面白い物語だった〜!」だけでした。

    物語への引き込み方が上手すぎる作者さんの手にかかって、あっという間に読み終わってました。

    現代の主人公が、昔の人物に思いを馳

    0
    2026年01月24日

    Posted by ブクログ

    芥川賞!納得!

    公務員として淡々と働く早野。
    女性関係での失意から内に秘めていた粗暴性が垣間見えるようになる。
    そんな時に銅鐸を作る老人と知り合い、手伝いをするようになる。

    この序盤から、星空、プラネタリウム、万博、戦中の中国での罌粟栽培、阿片製造と過去と現在、早野と川又青年の意識と記憶が重なり

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    もっと深く嗜めるように、
    もっと何かに重ねられるように。
    そんな羨望を抱くとともに、
    そこに行ってはいけない、という声もある。

    これこそが私の叫びかもしれない。



    どう捉えれば良いのか、まだ私にはさっぱりわからない。

    芥川賞の作品には度々指摘するように、危険な独り言と誘惑を感じざるを得ない。

    0
    2026年01月18日

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