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面白かった!
重いテーマにもかかわらず、そしてじっくりと書かれているのに、スイスイと読み進めることができて(止められない!)、半日ほどで読み切った。
登場人物の多くに好感が持て(主人公のうちの一人は傷害致死で服役した前科者だが)応援したくなる気持ちになる。作者の力量か。デビュー作ですよ!?
なお、ミステリーでおなじみ?の某ネタがあります。こんなところで出すか?!(笑った)
ラストに向かって、二転三転する展開。とくに後半すごい。
五章の最後、ある人物の名を読んだとき戦慄しました…。
最後に、小説とはいえ登場する全ての人、特にあの人に心の平安が訪れることを願ってやみません。
読んだ人ならわかっていただけますよね…。
余韻が残る小説です。
Posted by ブクログ
江戸川乱歩賞受賞作品「13階段」
ミステリー好きの友人がオススメしてくれたこの作品は桁違いのスリル感でした。
死刑という日本で置かれている法律の在り方についてやその他の罪を犯した者たちのその後をリアルに風刺したこの作品。
僕は「贖罪」とはなんなのかということを真剣に考えました。
罪滅ぼし、償い、赦しを得ること。
罪にはもちろん被害者と加害者の構図があるけど、
必ずしも加害者が贖罪のためだけに後世を送り続け、
いつ赦しを得られるかもわからないジレンマに陥りまた再犯を繰り返す。
死刑には必ず処刑する者もいて、その人らの感情もリアルに感じられて読むページが止まらなかったです。
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