読み人知らずさんのレビュー一覧
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秋好英明事件
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購入済み
ネタバレ 購入済み時代に取り残された男の悲劇
満州で生まれ、家族と共に日本に帰り着いた秋好であるが、不運につきまとわれ、戦後の好景気に取り残されたために貧困のスパイラルにとらわれ、それが後の犯罪につながったのではないだろうか。むろん、全てが本人の責任ではないが。
その原因は主に病弱の(かつては神童と呼ばれた)母、次々と死んでいく弟妹、父の突然死など…。
無論家族が悪いわけではない。だが、これらのどれがひとつでもなかったら、真面目な性格だった秋好英明は、ごく普通に人生を送ることができたかもしれない。
とは言え、本人がいくら真面目に働いても、いい加減な親戚や周囲の関係者たちが足を引っ張る。(いい人間もいるが…)
そして本人の内気で断れない -
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購入済み
うわさに違わない名作
世間の評価が高かったため、自分の中でハードルを上げていたが、一気に読み切った。
職業ごとに違う目線から見る、それぞれの立場の違いがより一層感じられてよかった。
なにより一人一人に「人生」がある、と感じられる。特に認知症の身内を持つ裁判官の話。もう少し掘り下げて欲しかったが、枚数制限でもあったのだろうか。
とは言え「謎」が、空白の二日間の行動について、なのでミステリとしては弱いと思う。
あと、ちょっと気になるのは、冒頭や時々出てくる幼女連続暴行犯の方の結末がなんだかスッキリしない。新聞記者の話で出てくるが、それ以降忘れられたのかな?(触れてあったのに読み飛ばしていたのだろうか? 取引の材料と -
購入済み
一気読みをおすすめ!
紙の本にすると550ページ近いということで、買うのをためらったが、いざ読み始めるとスイスイと読める。連休などのなるべく時間のある時に一気読みしてほしい。
文章も特に難解な言葉を使わず、かといって軽くならず。人間関係が複雑なので、読みやすい文章はありがたい。
昭和、平成、令和と受け継がれていく刑事達の執念…。
鎌田・湯浅コンビがいい。
令和の事件パートは鎌田刑事の訃報から始まるのだが、彼が存命の間に解決して欲しかったと思う。もし鎌田刑事が真相を知ったらどう感じただろうか。
本書に出て来る社会的に大きな事件(オウム真理教、幼女連続殺害事件、三菱重工爆破事件、洞爺丸の事故など。昭和の事件につ -
購入済み
子供から大人まで楽しめる…深い
この本は色々と思い入れがある。
まず、十代の頃、「機動戦士ガンダム」が好きで、そのモビルスーツのアイデアに寄与したと言うことがきっかけで読んだ。
なお、その当時は読み飛ばしていた、主人公とデュボア教授とのやり取りなど、今になって読むと興味深い。(思想は置いといて)
前半はほぼ新兵物語である。
女性がほとんど出てこないが(名前のある女性は数人で、描写もせいぜい数十行程度)楽しめる。
むしろズイム軍曹やホウ艦隊軍曹、ニールセン大佐に萌える。かも。
そして、私はミステリが好きなのだが、ラスト、13章の終りにミステリ的な驚き(ストーリーとは関係ないが)があった。
この本はSFなので、ミステリ好きの -
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アイデアはいいのかもしれないど
えーと、まずこれアンフェアというか…。まあそこはどうでもいいか。いくない。
そもそも読者に殺意はあるの?
多分ないでしょ、そしたら殺人じゃなくて事故死とか過失致死くらいなんじゃないの?
結果的に死ねばいいんだろうけどさ、この方法では他の人物は誰も死なないでしょ。
例えば人を物陰から「わっ!」と脅かして確実に死ぬ世界とかでないと成立しないトリックなのでは? こんな何百万人に一人の難病レベルでは…。自意識過剰だからなの?
伏線はあったけど、そもそも、この新聞小説を読んでいる読者が多いのか少ないのか、あるいは評判がいいとか悪いとかよく分からん。地方紙といえど読者が〇万人とか、編集者が出てきて「 -
ネタバレ 購入済み
主要登場人物は五人。
その五人はすべて「探偵」であり、そして「犯人」である。ここで語られる殺人はすべて、出題者自らが実行した、現実に起きた殺人なのだった。
…設定は面白いのだが、倒叙物としてのスリルやサスペンスはない。語られるテーマもハウダニットだのアリバイ崩しといったものが中心となる。
一話目が長すぎるうえ、ハッキリ言ってそれほど面白くなかったが、我慢して読んでいくと、だんだん慣れてきて読めるようになってくる。星三つか四つか迷ったが…マニアは楽しめるでしょうということで。
よくこんなの考えるなぁ、それとも没にしたアイデアを生かしているのかな?
なお、私が楽しんだのは、ストーリーよりもキ -
購入済み
面白かった!
重いテーマにもかかわらず、そしてじっくりと書かれているのに、スイスイと読み進めることができて(止められない!)、半日ほどで読み切った。
登場人物の多くに好感が持て(主人公のうちの一人は傷害致死で服役した前科者だが)応援したくなる気持ちになる。作者の力量か。デビュー作ですよ!?
なお、ミステリーでおなじみ?の某ネタがあります。こんなところで出すか?!(笑った)
ラストに向かって、二転三転する展開。とくに後半すごい。
五章の最後、ある人物の名を読んだとき戦慄しました…。
最後に、小説とはいえ登場する全ての人、特にあの人に心の平安が訪れることを願ってやみません。
読んだ人ならわか -
購入済み
解説陣も超豪華!
本書を買うにあたり、AIに質問してみた…ら、下記のような回答が…。
質問:銀河帝国の弘法も筆の誤りについて
「銀河帝国の弘法も筆の誤り」というフレーズは、SF小説『銀河英雄伝説』の作中、またはファンの間で使われる有名なパロディ(未来の)ことわざです。ことわざ「弘法も筆の誤り」を未来の宇宙時代にアレンジしたもので、「どれほど優秀な天才であっても、時には失敗することがある」という意味で使われます。元ネタと使われ方対象となる人物: 主に銀河帝国側の天才先任大将(のちに元帥)であるウォルフガング・ミッターマイヤーや、軍事の天才ラインハルト・フォン・ローエングラムなどが、珍しく作戦を誤ったり勘違いを -
ネタバレ 購入済み
懐かしい!
アニメにも映画にもなりましたよね。
久々に読んで「あれ、紅緒がなかなか少尉のことを好きにならないな…」と思ったところで1巻目は終わり。
で、巻末のスペシャル対談。
1巻目のおまけ?は大和和紀さんと山岸凉子さんとの対談です。その中で大和さんは編集部の反対を押し切って連載を始めたが、最初は読者アンケートで思うように人気取れなくて…と。そうしたらある作家さんに「あなた、主人公が誰を好きになるかはっきりさせなきゃダメよ」と言われたそうです。
そういう裏話も併せて読むと更に面白いですね。
このあとは大筋でしか覚えていないので2巻目以降が楽しみです!
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購入済み
サッカーファンの作者が1974年のオランダ代表の選手達をモデルにしたギャグマンガ。
1986年のメキシコワールドカップにも観戦に行ったほどのサッカー好きのかわみなみさんの初期作品。
なお、本編にサッカーは出てきません(笑)が、よっぽど描きたかったんだろうなあ…。
ギャグは力技ですが(ギャグマンガってそんなものw)、キャラへの愛が感じられて、まあまあ面白いです。
内容は、オレンジ国のクライブ王子と周囲の人達が巻き起こす騒動。(なぜか日本が舞台)
途中から加わるオリンゴ国のハマータ姫というキャラが強烈です。(オリンゴ国のキャラはアルゼンチン代表がモデルなのかな?)
同じ作者の「ノストラ探偵団 -
購入済み
アクロバティックな前作の続きはどうなるのか?…という期待で読んだ。
面白かったです。
ミステリとしてはこちらが上だと思う。
前作は文章がライトノベルっぽくて読みづらいと思った表現もあったが(後から真相というか作者の真意・目的を知って読むと必要だったんでしょうね)、今作はそういう部分もなく(多分…)、作中作もまとまっていて良かった。
相変わらずの主人公の童貞臭が気になるが、担当編集者とのコンビもいいのでシリーズ化を期待します。
なお、電子書籍化不可能と言われた前作のレビューです↓
京極夏彦とか泡坂妻夫とか倉阪鬼一郎とかの、「うわー、細かいなーよくやるなー」的なのが好きな人おすすめです。 -
購入済み
45年以上前からある作品。
今ほどファンタジーというジャンルがメジャー?ではなかったころから読んでいました。
美しい絵とは裏腹に、主人公達(だけではないが)を襲う運命が残酷で厳しい。
とにかく先が気になるのですが、ひと月あたりわずか6ページほどの連載…。(この作品のためだけに雑誌を購入していました)
そしていいところで止まっている!!
他の連載をしていなければとっくに終わっていたと思います。
作者が病弱な上にご高齢で、もう続きは望めないかもしれませんが、せめてあらすじとメインキャラクターがどうなるかだけでも誰か(担当編集者とか…)に伝えて貰って作画担当が変わってでも結末を知りたい作品です。