あらすじ
新人作家の藤阪燈真の元に奇妙な依頼が舞い込む。コンビ作家・翠川双輔のプロット担当が死去したため、ミステリ専門雑誌『アメジスト』で連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探ってほしいというものだ。担当編集の霧子の力を借りて調べるうちに、小説に残された故人の想いが明らかになり――。各種メディアで話題沸騰の新人作家と敏腕編集によるビブリオ・ミステリ第2弾!
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Posted by ブクログ
前作が良かったので読んでみましたが、これまた前作に引けをとらないくらい衝撃なのでは?私は面白さという点ではこちらの方が好みです。タイトルは透きとおった物語なのに、読まさせる劇中劇がキツいので途中までしんどかった。しかし、やはり、最後にきてそういうことだったのか!!と…。ミステリの初心者にも玄人にも満足できる内容なのでは?
燈真くんと霧子さんのコンビが末永く続きますように。
3作目も期待したい。
Posted by ブクログ
1作目に続き作中作の構成が面白い!
1作目の衝撃が凄かったので、少し物足りなさも……
ただ、最後には人を思いやる優しさも含まれており
ホッコリ出来ました。
1作目同様にイッキ読み確実です。
とても面白いので是非読んでみてください
Posted by ブクログ
内容は面白かった。
ただ大筋のトリックに関しては、ミステリをあまり読まない自分にも読めてしまった。
名前でミスリードを誘うところもどこかで読んだことがある気がする。
しかし、他のミステリと違うところは作中作品にトリックがあるというところだったので、そこは楽しめた
Posted by ブクログ
面白かった!
前作とは違う驚きとともに物語を読み終えた。
色んな人が積み上げた優しい嘘の城壁。
連載の最終回、そうなるんだって驚きとともにそのまえがきにグッときた。
ミステリに詳しいわけではないので、こういう作品をビブリオミステリと呼ぶことを知る。
そういうテーマで読む本を選んでいくのも楽しそうだ。
Posted by ブクログ
全体的に終始面白かった!
ストーリーが上手くまとまっていて、とても読みやすく、燈真と霧子さんの関係が相変わらず良い!
そして、うまーくミスリードされてしまっていたので最後は騙されたなぁと言った感じでした。
私的には前作よりこちらの方が好きかな!
岡島二人さんの作品や井上夢人さんの小説も結構好きで読むので、参考文献になっている作品も一度読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
前作のタイトル回収が感嘆すぎて、今回はそのトリックは使えないと分かっていても、何かこの本の構成自体にまたタイトルに関連付けたトリックがあるのではないかと期待してしまった…。
が、続編がためのタイトル。そりゃ、そうだ…。
物語自体はミステリーが得意でない私でも、楽しく読め、優しさ溢れる、好きだと思えるミステリー。
そんなミステリーのカテゴリーもあるのだと、気づかせてくれたお話。
だけどやっぱり前作の衝撃が強すぎて、一物語に終わってしまった残念感をどうしても感じてしまう。
それでも、また燈真と霧子の続編があるなら、読みたいと思い、前作の『いちばん大切な場面の中のいちばん大切な一ページ』を確かめてみたいと思わせる本書は…すごい…と感想を書きながら気づきました。
Posted by ブクログ
前作ほど驚きとかはなかったけど月刊雑誌の小説のミステリーの相方が亡くなってそれをすき焼きの肉で殺した!
最初は死ぬとは思っておらずまた元気に復帰すると思ってたが全然違った、、
そしてどんでん返し第一話が最後の話になるなんて思ってなかった、最初はおかしいと思ってたが、、
最終的に燈真と共同作品を作って終わりになった、、
ちょっと驚きが欲しかった所だけどこれはこれでよかった!
Posted by ブクログ
霧子さん相変わらずかっこよかったです!
1冊目みたいに、他では見たことない!とかはなかったんだけど、小説内小説が面白くて一気読みでした。
というか、
《ミステリー》って《サントリー》と同じイントネーションじゃないんですか!?読書家さんは《エスプリ》と同じ発音するって本当?
ここが一番の衝撃でした。普段、本を読んでも誰かと会話することなんてないから……
Posted by ブクログ
ミステリとしては、前作よりも個人的には好みでした!
さすがに仕掛けによる驚きは前作に上回りませんでしたが、
そういうことだったのか、、、という真実を知った時のなんとも言えない気持ちが忘れられません。
全体を通してすごく読みやすかったので、一気読みできました!
Posted by ブクログ
ほかの方のレビュー同様、ギミック的な要素を期待していた部分があるので星−1だが、シリーズ2作目としては上出来だと思う。
私はあまりミステリー(サントリーと同じ発音)が得意ではないので、作中作で読むくらいがちょうどいい。前回同様、全然関係なさそうな人物たちの言動や行動がつながりあって、霧子さんによって真実に導かれる流れは面白かった。
ギミックとしてではなく、存在していない物語の続き(透明な物語)を生み出すということと、琴莉の菊谷に対する曇りない善意とその思いを守ろうとする宇津木をはじめとする周囲の人々の純粋な嘘がどちらも透きとおっていることが、今回2作目としてとても納得感があった。
Posted by ブクログ
今回も、やさしい物語でした。
燈真がどんな物語の続きを書くのだろう?と
あまり予測が立てられないまま読み進めて
いたけれど、琴莉を思う気持ちと
菊谷さんの願いを守りたかった気持ちが
伝わってくるラストでした。
個人的には、「ミステリー」を「サントリー」と
同じように発音していたのでギクリとしました。
燈真と霧子さんの間に流れる空気感が
好きだなあと改めて思わされました。
Posted by ブクログ
一作目は、作品を最後まで読んで、タイトルの意味がわかった時、衝撃で鳥肌がたった。
今回は、逆にこれ以上どんな謎が隠されているんだろうかという期待と興味で手に取った。
前回のような、紙媒体だからこそできたトリックではなく、内容そのものが、途中から見方を変えることで、違ったストーリーになってくるといったこれも違う意味で予想を裏切られ、面白く読めた。
コンビのミステリィ作家のアイディアを担当する方の人物が、雑誌での連載中に亡くなってしまった。それがきっかけでその連載を読んだ新人作家、藤阪燈馬は、結末がどうしても気になる。内容からも、何かヒントになるようなものはないかと読み返すうちに、そのストーリーそのものにも、色々な疑問な点が浮かんでくる。ミステリー作家仲間もあれこれと想像しては、結末がやはりどうしても気になる。
今までの連載された内容から湧き上がってくる違和感、これは意図的なものなのか、それとも考えすぎなのか。その疑問を彼の編集担当の霧子さんと相談するうちに、何かヒントにならないものがメモや何かで残っていないだろうかと調べ始める。
そして、彼が亡くなった原因とそこに隠された真実がわかった時、このタイトルにおいて前回とは違った印象で受け止めた。
Posted by ブクログ
第1作目程の驚きはなかったが『殺導線の少女』の謎解きは凄く良かった。
1人の少女を守る為に周囲の大人達が賢明になって作り上げた優しい偽り。そして皆の思いを踏襲しながら作品を完成させた燈真の優しさ。ミステリーでありながら終始、穏やかな空気が流れている作品であった。時間を空けてストーリーにあった方法で再読してみようと思う。
霧子さんの洞察力は1作目同様冴え渡っており、燈真とも息が合っているので続編にも期待したい
Posted by ブクログ
前作「世界でいちばん透きとおった物語」の主人公、藤阪と深町のコンビが再び登場するわけだけど、深町霧子が相変わらず冴えまくってて気持ちがいい。
この物語の核になる作中作の「殺導線の少女」の、時系列の入れ替えについてはちょっと気が付いたというか、入れ替えても成立するんじゃ?とは思いながら読んだけど、その理由は全くわからなかった。
宇津木の菊谷に対する思いやりだとか、菊谷の琴莉に対する愛情の深さに感激した。
とはいえ、やはり前作を読んだ時の衝撃に比べるとどうしても見劣りしてしまうなぁというところ。藤阪は誰かが書いたものを編集してさらによいものに仕上げる才能が凄まじいが、やはり0から1を作り出すステップがまだまだ難しそうだ。今後も彼の成長を見守りたくなった。
Posted by ブクログ
1の驚きを知っているからこそ、本の構成に少し期待した部分はあった。違うと分かっていても、読みはじめに、文の構成を確認してしまった。
今回の作品には作中作が出てくる。3話の中に違和感がたくさん散りばめていたが、ちゃんと騙されてしまった。読み返すと、気持ちがいいくらいに話の内容が変わってる。
藤阪のような、いつも何かに巻き込まれる主人公が好き。作品の続編を考える理由を知った時に、藤阪の優しさがじーんっと伝わってきた。2の方がちゃんと物語に入り込めた気がする。
Posted by ブクログ
推理小説として普通に面白いけど、タイトル踏まえて読んでいたので少し混乱したかも。
でも面白かった、キャラがいいので最初から最後まで楽しく読めた
人間だけどちょっと残酷な描写あった
Posted by ブクログ
話題の作品ということで「セカスキ」を読んだ時、上手に考えられた構成だな、と思いつつ若い男性のデビュー作だけあって、ちょっと独りよがりな文章なのかなと思ってました
しかし先日、杉井光さんが40代後半のそれなりにキャリアもある作家さんだということを知りました
それでもなぜか今回も読み終わった後に同じような感想を抱いてしまいました
んー、、、なんでだろう?
あと「おかしな二人」を知っている身としてはあれをほぼあのまま使われると混乱を招きます
Posted by ブクログ
前作がそんなにハマらなかったので、2は読まなくていいかなぁと思ってたんですが、どうやら前作は読み込みが足りなかったことが判明。2を読むことに。こっちも誰かのための物語(ミステリー?!)でした。
小説内の小説が、上手い感じにまとまって、完結し、色んな謎もスッキリ解決。ミステリーは好きだけど、理不尽に人が殺される推理小説はイヤ(明らかに空想なら良し)な読者にとっては、とても読みすくて良い。
主人公の藤阪は、まわりにミステリーが存在しないと小説かけないんじゃない?と、心配になりますが、きっと、またなんかに巻き込まれ、続編出そう。
Posted by ブクログ
前作を読んだついでに、2も読むことにした。
コンビ作家の一方が亡くなったことで、連載が途中でストップしてしまったミステリの続きを、ひょんなことから主人公が考えることに。明かされるのは、作家の死の真相という予測通りの展開であったが、前作ほどの衝撃はなかった。作中に「ミステリに求められているのは驚きと納得の両立」とあるが、少し驚きに欠けるかなという印象。
《論理のアクロバット》、なるべく高く、なるべく遠く、読者の想像力を超えたなるか彼方に跳躍しながら、着地して見せるのがミステリの真髄。
ミステリ好きとして、ミステリを論じる主人公と霧子さんのやり取りが面白かった。
Posted by ブクログ
純粋に面白かった。色んな人の愛があった。
殺導線の少女、主人公はよくあんなに面白く書き上げたな〜と。ページをめくる手が止まりませんでした。
霧子さんの嫉妬が可愛かった。
私はこれからミステリーをミステリと言いたくなるな!と思いました( ´•ᴗ•ก )
Posted by ブクログ
透きとおった、、、の続編なのはそうだけど、タイトルは変えてもよかったかなと。なるほど、そうきたか〜の展開に一気読みしたが、ミステリーあまり読まない私にはハードル高かったかも。
Posted by ブクログ
話はすごくよかった。ミステリも好きだし。
この作品はただストーリーを進めるというよりかは話の中でトリック的なものを扱うのかこの話の主題ならまあ続編ということでいいのかも?
ただ
Posted by ブクログ
作中作という構成が個人的に珍しくて面白かった。
本筋よりもそっちの物語の方が気になるくらい惹き込まれた。
内容はすごく好きだったし面白いのだけど、前作のトリックが凄すぎたことと、タイトルが2なので今回も何かしらのすごいトリックがあるのでは?!と期待しすぎて、少し肩透かしはくらった。
あとは、そこまでがっつり話が出てくるわけではないけど、前作の内容をうっすらとしか覚えてなかったので再読すればよかったな〜という後悔。
Posted by ブクログ
おもしろかったけど、1作目のようなプラスアルファを期待してしまうのだな。
と言うか、タイトル!
ただ、1作目のプラスアルファはストーリーを超越してしまっていているので、良し悪しだな、と。
シリーズをこれから読む人は必ず「1」「2」の順番で読むことをおすすめします。
Posted by ブクログ
本屋で続編をみかけて。
本当、新刊情報がなかなか追いつけない。。
前作の特徴的な仕様とは違うけれど、主人公と編集者のこれからの話をまた読みたい、と今作を読んで思った。
面白い、と評されるミステリ短編を書くのって、凄い。実際、どうなるのだろう、と面白かったし
主人公が書いたとされる終章もなるほど、と。
伏線を全て回収できず、とあったけれど、部屋に足りないものが何だったのか、それは原作者のみ知るものなのだろうなぁ。。
『テロリストのパラソル』題名からして気になる。
孤独を愛する事、と耐える事、の違いになるほど。
『「求められているのは驚かせるのと同時に納得させることです。これはほんとうに難しいんです。驚きと納得は本来両立しないものだからです。…なるべく高く、なるべく遠く、読者の想像力を超えたはるか彼方に跳躍しながら、着地してみせるのがミステリです。着地できなければそれはただの無謀な身投げで、蛮勇を笑われるだけです。見事に着地するアクロバットだからこそ読者はそこに美しさを見出すんです。」』
『「本を読んで感じたり想ったりすることなんて『面白あった』『つまらなかった』以外にあるわけがないんです。それで原稿用紙一枚二枚を埋めるなんて不可能ですから、どうしても感想ではないことを書くか想ってもいないことを考え出して書くかになります。」』
『「…ていうか面白い本ほど『面白かった』以外出てこないですよね。いちいち細かく考えちゃうのはつまんなかった本のときだけで。」』
『「お料理もそうですよね。『美味しかった』以外の、たとえば『しょっぱかった』『甘かった』なんて感想が出てくる料理は失敗です…。」』
『考えてみれば僕にとっても高校時代はそう遠い昔ではない。ほんの四、五年前だ。記憶は、手でこすった黒板みたいにかすれているけれど。』
『…顔から、なにかがするっと抜け落ちたのが分かった。なんなのかを説明するのは難しい。…ただ、彼の心を思考を仮縫いで留めていた糸が、音もなく引き抜かれた。そんな風に見えたのだ。』
『…透明なカプセルに入れられた…だった。でも、…くるくるとカプセルを回していろんな角度から詳細に観察できるようにしてくれていると見せかけて、…は常に…の陰に隠れていて、結局ほとんど見えなかった。そういう印象しかない。』
Posted by ブクログ
前作がとっても良く引き込まれて読んだので期待してたのですが⋯なかなか読み進められなかったです。ですが結末近くなりそう来たか〜と思いましたし、結果主人公の優しさがありました。
Posted by ブクログ
前作同様に物語外のところでの仕掛けにも期待していたが本作品にはなかったので少しがっかりした。
それでも内容は申し分なく面白かった。
"世界でいちばん透き通った物語"としてはもちろん個人的には"殺導線の少女"の物語が面白かった。
殺導線の少女はイヤミスとして、世界でいちばん透き通った物語はミステリーながらも最後は琴莉を思う暖かさがあり良かった。
どちらの物語でもまんまと叙述トリックに引っかかった。
いつも通りの霧子の洞察力にも脱帽したが、ラストでいつもとは反対に燈真の考えで霧子がハッと気づくシーンは新鮮で良かった。
霧子さんのミステリーに対する考え方が凄く分かりやすかった。
菊谷と宇津木は仲が良くないのかと思っていたが、結局長年一緒に仕事をしていただけあって信頼しあっているんだなと感じた。