【感想・ネタバレ】世界でいちばん透きとおった物語2(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

新人作家の藤阪燈真の元に奇妙な依頼が舞い込む。コンビ作家・翠川双輔のプロット担当が死去したため、ミステリ専門雑誌『アメジスト』で連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探ってほしいというものだ。担当編集の霧子の力を借りて調べるうちに、小説に残された故人の想いが明らかになり――。各種メディアで話題沸騰の新人作家と敏腕編集によるビブリオ・ミステリ第2弾!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1作目が天才的で素晴らしく、この続きなんて一体どんな物語になるのか?と惹かれた。また、単純に同じ作者の他の作品を読んでみたくなり手に取った。
1のような構成はすでに種明かしされ面白さに欠けている中で、上がりすぎたハードルをどう超えてくれるのかの期待が大きかった。
読み終わった感想としては、これもまた不思議な感情で、こんな物語今までなかった!と感じると共に、
作品名を改めて振り返ると少し的外れに感じた。ただ、期待を裏切らない面白さであったことは間違いない。
2ではなく、単なる登場人物が同じなだけの全く別作品と思えば、すんなり腑に落ちた。この先の人生を彼らがどう過ごすのか?まだしばらくの間見ていたい。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

続編なんて無理じゃない?って思ってたら、前作のような仕掛けではなくシンプルに脚本の面白さで勝負してきたの凄すぎる。よくその選択ができたな。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

とにかく面白かった。
確かに、この前作である「世界でいちばん透きとおった物語」のギミックといったら、超えるものはないと思うけれど、この作品もまた素晴らしかった。
何気ないところから始まったこの話は最後はだいぶ騒々しい感じになる。
作中で霧子さんが言った「謎だと思っていたことはそもそも謎ではないことがある」という技法。
私はミステリを読む人間ではないからこの手の技法とやらはよく知らないけれど、この技法がまさにここで使われていたんじゃないか?とも思った。
情報を整理しながら読むのに少し苦労することはあるけれど、終盤での霧子さんの語りは非常に爽快だった。
作中に何度も前作のことを登場させてくるから、もう一度前作を読みたくなった。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんな続編になるのか予想がつかなかったが、
今回も体験型の推理小説となっていておもしろかった。
途中から展開が読めてしまったが、
「殺導線の少女」第四作はとてもまとまっていて、
納得と驚嘆が共存していると思った。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ギミック上絶対続編来ないなと思っていた小説の、まさかの続編作。前作のような読み終えた時の驚きはないが、今作も読みやすくあっという間に読み終えてしまった。

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2026年07月18日

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1作目とは打って変わって本自体仕掛けはなく、話自体も主人公は同じだが別のコンビ作家の話。一人が亡くなって、連載が終わってしまったことで始まる物語。1作目のような驚きはないが、人のために行ったミステリという部分は同じで、1作目は何も出来なかった息子に対しての作品であれば、こちらは唯一共に時間を共有してくれていた姪に対しての優しさの為に嘘を共犯した人達の作品。
1作目と同じく心温まるけどもう故人が残したことという少しやりきれない切なさが残る作品だなと感じた。どうかこの嘘に姪が気づかないように、それに主人公も加担するという形で締めくくる綺麗な終わり方だと思う。霧子さんとの関係はまだまだ気になるものの、作品としてのメインの部分は変えずにあの作品に続編を書くのはすごいなと感動した。お気に入りの作品。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

いや、霧子さんすごい…

前作も思ったけど
今作も…

物語の中に物語が描かれている
その物語がまた興味深い

面白さ二倍
切なさ二倍
そして感じる人の温かさ

未完の作品に残された謎
優しくて切なく暖かな気持ちになる

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

まずは前作の仕掛けがないか確認!
作中作も何が仕掛けられているのか楽しみながら読めましたし、本編との関わりも素敵でした。
他にもミステリーとはなんぞやの部分が興味深かった!!
自分はミステリーって伸ばすし、発音もサントリーです。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

「2」っていうから、手に取ってみた。今回は、透明では無かったけど、ホームズ役とワトソン役は、おんなじ。
作品のなかに、もう一個作品が入ってて、作家さんて、やっぱ、すごいなぁと。偉そうな感想だな。笑

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2026年06月28日

Posted by ブクログ


1は表紙買いをしたけど、とても面白く買ってよかったので、書店へ行っては2を探してました。
今回も面白く、空き時間に読み進めてましたが、思ったよりも早く読み終えてしまいました!
次回作も楽しみにしています!

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

続けて2も読んじゃったよ〜、!
移動時間とかにゆっくり読んでたけど
すっごく面白かった(;;)♡

私が、読んでみたいなあと思っていた
物語構成ですっごくワクワクしたし
ドキハラ、安心……みたいな繰り返しだった
文章構成も読みやすいし、例え話も上手いし
好きになってしまったよ……!!

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

前作とはテイストがずいぶん違うと感じたが、導入から興味を惹かれ、あっという間に面白く読んだ。
シリーズ化されるのかな?

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2026年06月24日

Posted by ブクログ

一作目、1がインパクトあり過ぎたので、二作目2は何を仕掛けてくるのか期待大!
本来のかけられた魔法の意味がわかったからからこそのその魔法を解かれないようにかけた次なる魔法、って感じ、優しかった、ネタバレしないのはこれがギリ

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

あいかわらずこの人の描く本は不思議な感じがした。
物語を観ている人をさらに自分が観ているような。
上から眺めているような。
物語に入り込むのではなく、空の上から眺めているような不思議な感覚がする。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ


シリーズ2作品目というよりは別物のミステリ作品
何故同じタイトルで出すのか疑問だったが、
1とは違った意味の世界でいちばん透きとおった物語だった。
【嘘】がこんなにも優しくて綺麗で温かい
1とは違う意味で好き
内容は違ったテイストだが、また霧子さんと燈真の変わらないやり取りが心地良いかわいい。

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

とてつもない衝撃を受けた前作に続いて、非常に面白い内容。当然ながら、前作と同じトリックを使えないなかで、どういう内容なのかと期待と不安が入り混じった気持ちで読み始めますが、間違いなく面白い。「通常」のミステリーとして、非常に面白いです。
ただ、タイトルが強すぎるので、2ではなく、別のシリーズとして出した方が良かったのでは?と思う

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

個人的には前作より面白い、というのが正直な感想です。
小説の中で別の小説が進行する、しかもその小説も面白いので、それで一冊読んでみたいという気持ちにもなりました。
だから、ある意味で惜しい作品とも言えます。
ミステリ好き以外にもおすすめできる作品でした。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

2冊の本を一冊で読めるなんて、なんて贅沢なミステリなのだ!前作とはまた違ったトリックを使って物語は進み、物語をもらう側から送る側になった燈真くんの成長も見れて、とても楽しく読ませてもらいましたよ。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

第1作がとても良かったので、すぐにこの第2作を手に取ったのだけど、あの素晴らしいトリックを用いた作品の第2弾って、普通は期待外れになりがちだし…。と、期待と不安がない交ぜになって、1年ほど積ん読してました。

結論:もっと早く読んでおけば良かった!

第1作のような奇想天外(?)なトリックはありませんが、ひねりのよく利いたミステリー小説として普通に大変素晴らしい作品でした。最後に主人公藤阪燈真の優しさが心に染みます!

第3作はあるのかな?藤阪燈真と編集の霧子コンビの今後の活躍を読んでみたいし、それとは別に、氏の新たなミステリー作品も読んでみたいです。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

前作とは違って、ミステリを同時に二冊読んでいる感じが楽しい。一旦読んだらもう一周したくなる。僕と霧子さんの関係に進展が無いのか気になる。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

1と同様、とても爽やかな読後感でした。

高校生くらいの若い方が読んだら良いんじゃないかなと思います!

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2026年04月29日

購入済み

アクロバティックな前作の続きはどうなるのか?…という期待で読んだ。
面白かったです。
ミステリとしてはこちらが上だと思う。
前作は文章がライトノベルっぽくて読みづらいと思った表現もあったが(後から真相というか作者の真意・目的を知って読むと必要だったんでしょうね)、今作はそういう部分もなく(多分…)、作中作もまとまっていて良かった。
相変わらずの主人公の童貞臭が気になるが、担当編集者とのコンビもいいのでシリーズ化を期待します。

なお、電子書籍化不可能と言われた前作のレビューです↓
京極夏彦とか泡坂妻夫とか倉阪鬼一郎とかの、「うわー、細かいなーよくやるなー」的なのが好きな人おすすめです。

#切ない #深い

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

 前作の仕掛けのインパクトが大きすぎて、本作についても仕掛けにばかり気がいってしまったが、期待したほどの仕掛けはなかった。印象に残った場面としては、ミステリーとは何かを論じる場面でのミステリー論に納得させられた。ストーリーの中に織り込まれたストーリーはそれなりに面白かったが、全体としてどこを見せたいのかがいまいち見通せなかった。良くも悪くも前作の仕掛けのインパクトが強すぎて、ストーリーにあまり入り込めなかった。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

「世界でいちばん透きとおった物語」の衝撃と感動、これをどう2に繋げるのか楽しみに読み始めました。

コンビ作家のプロット担当が亡くなり、連載中の小説は未完のまま途切れてしまう。
何か聞いたことのあるような…と思ったら、やっぱり岡嶋二人さんがモデルなんですね。
参考文献に「おかしな二人 岡嶋二人盛衰記」があります。
岡嶋二人さんの小説もいつか読んでみたいです!

この作中作ミステリー小説「殺導線の少女」ですが、ちょっと暴力描写が多く引き気味で読みました。第3回まで読み終え、普通に違和感というか、気づいたことがあり、それはそのまま当たっていたのですが、その目的には気づけませんでした。

主人公が小説の解決編を執筆するのですが、なるほど〜と唸らされました。

うーん、続編というより、また違う物語だと思って読んだほうが楽しめるかもしれません。
個人的には、これで本当によかったのかな…いやよかったんだよね?…と考えこんでしまいました。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回と比べてキャラに焦点を当てている気がした。
ずっと主人公と霧子がイチャイチャしている。自分は何を見せられているのか。。
二人の絡みがありながら執筆を介して展開が進むという枠組みが読みやすいので、3以降もそのうち出ると思う。

内容に移るが、今回のテーマは個人的には「優しい嘘」と考えている。
菊谷の死の真相を姪から隠そうとした宇津木が、連載小説にそのための嘘を練りこんだ。
しかし小説そのものをあまり深堀されたくないことや、宇津木がプロット担当ではなく執筆担当であったこともあり、未完の推理小説となるところであった。
しかしそれを霧子が読み解き、燈真が小説の続きを書くことで、宇津木の嘘を完成させたのだ。

ここからは邪推になるが、姪である琴莉はミステリを読む才能を持っていた。であれば、燈真が完成させた小説の全容まで気づく可能性はないだろうか。
もちろんそれは当人にとってつらい展開になるかもしれないが、なぜこのトリックを宇津木・燈真が仕掛けたのかすらもわかれば、その悲しみも乗り越えられるのではないか。
まだ若い琴莉をかばいながら、作家としての菊谷のアイデアを世に出すための優しい嘘。
この行いが正しいかどうかわからないが、宇津木も燈真も祈るような気持ちで小説を執筆したに違いない。

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

前作が衝撃だ続きが気になり急いで本屋に行き続編を購入
前作のような仕掛けがあるわけではないけれど、優しさと温かさを感じるストーリーだった

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作を読んだ人なら絶対に確認するであろうことから始めるために、ページをパラパラめくってみる。
特に謎はなさそうなので普通に読み始めるが、どんな謎が隠されているのかとワクワクして読んだ。
少女を守るために重ねられた噓の真相を知ると、前作を読んだ時のように驚きと物語の優しさに感動した。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5 
1とはまた雰囲気違う

小説というのは 読者との性交渉なのだと 著者は普通なら絶対に人に見せられないような自分の一部を開いてみせ 読者も同じように心を開いて 受け入れる 秘め事 なのだそうです
だから 作家は娼婦であり そう考えると 他の作家や アシスタントを仕事の場に立ち入らせたくないのもよくわかります

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

小説の中で小説を読んでいる感じの本
小説の中には大切な1ページがあるという一文がある
確かに著者の想いが込められた部分を考えながら読むのは大切なことだと思った

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

『世界でいちばん透きとおった物語』の続編。
とはいえ、さすがに前作のような仕掛けはない。
そのため、全体的によくまとまった作品だと思うが、前作ほどの衝撃はない。

なんというか、そこまで特筆すべきもののない、普通な作品だったように感じた。悪くはないのだけどね。
あとこれ、タイトルはどうにかできなかっただろうか。『世界でいちばん透きとおった物語』の続編だけど、だからといって、前作のような仕掛けもなしにそのまんま『2』で出すってのは安直じゃないだろうか。
少なくとも『2』を冠するのなら何かしら透きとおった要素は欲しかった。

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

p193叙述トリックの中では常套手段のひとつといってよかった。出来事を起きた順番に画かず、しかし読者に文中の順番通りに起きたことだと錯覚させる。

p226十八歳は少年法上の«少年»ではあるが、民法上の«成人»であり、改正少年によって«特定少年»と位置づけられて保護処遇が減らされる。十八歳未満との最大のちがいは、起訴後に実名報道が解禁される点である。

p232もうひとつ勝手に故人の代弁をささてもられえれば、菊谷はこの最終回を大いに気に入ると思う。菊さん、あんたこういうトリック大好物だったよな。では、素敵な締めくくりを用意してくれた藤阪先生と、今まで支えてくれた読者の皆さまに無上の感謝を捧げ、これにて翠川双輔を終わらせていただく。
ほんとうにありがとう。最終回、楽しんでください。
(翠川双輔 宇津木静夫)

p237「嘘を完成させたんですね。掲載順の時系列のままで、矛盾が起きないように、それでいて理路と驚愕が両立して!」


姪っ子がトリックに気付かぬように書いた藤阪燈真先生。優しい。宇津木と菊さんもほんとはなかよかったんだろうな。あと燈真さんと霧子さんの関係性はどうなるのか。

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2026年03月20日

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