小泉八雲集(新潮文庫)
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小泉八雲集(新潮文庫)

935円 (税込)

4pt

日常の生活、風俗習慣から、民話、伝説にいたるまで、近代国家への途上にある日本の忘れられた側面を掘り起して、古い、美しい、霊的なものを求めつづけた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。彼は、来日後、帰化して骨を埋めるまで、鋭い洞察力と情緒ゆたかな才筆とで、日本を広く世界に紹介した。本書には、「影」「骨董」「怪談」などの作品集より、代表作を新編集、新訳で収録した。

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小泉八雲集(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    朝ドラばけばけ、楽しんでいます。

    八雲の怪談はとても切なく、そして、日本人らしく、もしくはそれ以上に日本の情緒を細やかに表現されており、とても美しいと感じました。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    小泉八雲が外国人だったと最近になって知った。
    内容は日本なのに文体が訳書なところが、「外国人が日本を舞台にして作ったゲームに感じる違和感」に似て趣があるというか、独特で面白い。

    私は「茶碗の中」が特に好き。
    ミステリー的な面白さがありながら、丁度続きが気になるところで尻切れ蜻蛉…前につんのめるよう

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    何度読み返しても素晴らしい。上田和夫の訳も好きだ。「影」「日本雑記」「怪談」などの短編集から選ばれた作品集である。英国人だった八雲は妻の節子から怪談話を聞き、それを英文の本にまとめた。その意味で彼は小説家ではなく翻訳家であって、ほとんどの話に出典があり、他の作家も文章に書き起こしているものも多い。有

    0
    2021年03月10日

    Posted by ブクログ

    怪談だけではなく、外国人から見た日本人についての考察も書かれており興味深かった。〝日本人の微笑〟を読み、現在の日本人を見て彼は何を思うだろうか?と…。

    0
    2021年03月03日

    Posted by ブクログ

    怪談話と日本論、48の話しをまとめた1冊。

    怪談話では「耳なし芳一」、「雪女」など1度は聞いたことのある話が多数存在。
    日本論では作者の古き日本に対する鋭い考察と共に良し悪し含め、日本への深い愛情を感じられる。

    現代の日本が昔に置いてきてしまった古き日本への哀愁を掻き立てられる。

    0
    2020年10月04日

    Posted by ブクログ

    古き良き日本を記録した八雲の業績の素晴らしさを実感した。江戸の人々は狐狸妖怪と隣り合って生きていた。そして、八百万の神々とも生きていた。前半は、不可思議な出来事に畏敬の念を抱いて語り継がれた話。有名な「耳なし芳一」が八雲によって保存されたことを再認識した。『日本人の微笑』の中で引用された鳥尾子爵の論

    0
    2017年09月06日

    Posted by ブクログ

    雪女、耳なし芳一・・・。松江に住んだラフカディオ・ハーン、馴染むまでに時間のかかる排他的な町(一旦、親しくなると家族的)で、人々が妖怪のように見えたのではないかと・・・。w

    0
    2015年11月05日

    Posted by ブクログ

    今年読んだ本、イサム・ノグチの評伝や、『坊っちゃん』の時代シリーズなどいくつかに、ちらちらとその気配やうしろ姿を垣間見せていた小泉八雲。
    これはどうやら呼ばれているらしいぞということで、この夏の課題図書に個人的に選定し、お盆の時期を狙って読みました。

    小泉八雲には多数の著作がありますが、この本はそ

    0
    2015年08月17日

    Posted by ブクログ

    小泉八雲文学忌、八雲忌

    さてと、今年の新潮文庫の100冊に何故か
    小泉八雲集。
    きちんと分類された短編集で、久しぶり再読の短編もあり、全くの未読も多々あり。
    印象的な作品は、日本人の微笑について書かれたもの。決して、日本人の微笑を卑下することなく
    悲しみも微笑で表す繊細な状況を理解している。
    せっ

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    【一言感想】
    曖昧なモノゴトに対して目を向けていくと
    感性が成長していく

    恐怖の裏にある日本古来の道徳観や教訓、文化、情念などが含まれる怪談に興味を持ったギリシア人から帰化して日本人となった小泉八雲氏が記録・世界に紹介したものの中の代表作を収録された一冊

    小泉八雲氏は西洋の利己的な側面が強いこと

    0
    2025年09月21日

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