「本谷有希子」おすすめ作品一覧

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文藝春秋2017年10月号

作品一覧

2017/09/08更新

ユーザーレビュー

  • ぬるい毒
    人間の自意識が存分にえぐられていて、読んでいて居心地が悪い。でもそれがヒトの本当の姿なのだと思う。

    主人公の女の完全に独りよがりな目線で語られるがゆえ、多くの解釈の仕方がある。それを読み手に委ねる余裕を持たせた作品。

    真実は分からないし気分が悪くなる作品なので好き嫌いが大きくわかれそうだけれど、...続きを読む
  • 異類婚姻譚
    これは、あれかな、気持ち悪いのに、気持ちいいかんじの。
    体に悪いのにおいしいものを食べるような。
    恍惚感というか。
    なにか異形のものをみた気がしたあとで、それがよく知っているような気になるような。
    とにかく収められていたどの話もおもしろい。
    一作ずつが面白いから、味わいを続かせたくなるけど、雰囲気を...続きを読む
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
    異常な自尊心とそうではないものとの境界はどこなんだろう。人に必要とされたい要求、特別だと思われたい要求は、人間の普通の感情な訳で、でもそこがあまりにも高いとその人にも周りの人にも悲劇を生む結果になる。自尊心は大切だ。誰のものも。ただ相手を大事にすることが行き過ぎると、自分を粗末にし汚してしまうことも...続きを読む
  • 自分を好きになる方法
    リンデはおそらく多くの女性の映し出す鏡のような存在だろうなと読みながら思った。だから、嫌悪もするし、こうなりたくないとも思う。でも、この日本には多くのリンデがいるのだと思う。おそらく私もその一人。まだ私はリンデのすべての年齢を超えていないけれど、年齢をとるということは孤独にも近くなるのだと思った。
  • 嵐のピクニック
    シュールなユーモアが光る短編集。
    日常の風景の中に絶妙な違和感を埋め込んだ世界観に、ぐいぐい引き込まれた。
    著者の想像力に脱帽。
    「マゴッチギャオの夜、いつも通り」、「亡霊病」がとくに印象に残った。
    「Q&A」の畳み掛けていく語り口調も面白かった。

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