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Posted by ブクログ
昔京王井ノ頭線の『三鷹台』という駅の側で私は生活をしていました。
この本はその三鷹台を離れ、高円寺に在住の頃購入しました。この作品のシンボルは、おっぱい、ゴミ焼却場、男性器、、、ちょっとびっくりするけど本谷有希子さんならではだと思います。
取り分け、私達に取り憑いている、ダイオキシンをだしている(と、主人公達が思っている)高井戸のゴミ処理場は通勤でいつも見ていたので、なんとなく彼女達がぼんやりと空想にふける様が想像できたのですいすい読めました。しかもなんら抵抗もなく。
内容はざっくりいえば、痛い(かもしれない)女子の思い込みとか、不安や妄想を表出しあったり、日々の様を斜に構えて見ていたとしたら、斜に構えたまんま書かれています。なんか、自分も随分と斜に構えた人間なので、正直この妄想解らないでもないって思いました。
あとは2人のやりとり、なんだかんだ結束していく様や最後に二人でダイオキシンを探しにいく下りは爽快感があってよかったです。すいすい読んでいける感が当時はありました。
といいますのも、私がこの本を読んだのは世間知らずだった二十代の頃で、いざ久しぶりに読んだら何が何やら分からなくなっていました。
感受性によって、味わいって変わるんですよね。取り分け文学の世界はそうなのかも、、と感じます。自意識過剰で、なんか色んなものが気になる20代なうちにこの本を読んでいたことは良かったなって感じました。
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小説・文芸
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