本谷有希子の作品一覧
「本谷有希子」の「変愛小説集 日本作家編」「嵐のピクニック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
「本谷有希子」の「変愛小説集 日本作家編」「嵐のピクニック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。
Posted by ブクログ
リンデという一人の女性の、16歳・28歳・34歳・47歳・3歳・63歳のとある一日が連作形式で描かれている。
十年ほど前に読んだときから好きな小説なのだけど、ふと思い出して書棚から取り出したら、現在の年齢と一致していたので久しぶりに読んでみた。読んでいる期間、思いがけず28歳・63歳の女性とも会う機会があり、それはちょっと興味深いことだなと啓示のように感じた。
自分に関して言えば、リンデ的な一日というのはたしかにこれまでもいくつかあった。なにげない日常から浮かび上がる、その後の人生を決定づけていくような出来事。
最終章で、年老いたリンデは必死ともいえる様子で不器用に日常をこなしていく。
いくつかの用事をリストアップし、「もしこれらを今日中に済ませてしまえたら、自分のことが好きになるだろう」と彼女は思う。そのささやかだけども大きすぎる期待、あるいは願いのようなものに胸が締め付けられた。
たとえ何歳になっても、そういうことで自分を好きになったり、嫌になったり、そのくりかえしでしか生きてゆかれないのだと悟った。