人間標本

人間標本

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな――。ひどく損壊された6人の少年の遺体が発見されると、社会はその事件の異様さに衝撃を受けた。大学の生物学科で蝶の研究をする榊史朗は、蝶の世界を渇望するあまり、息子を含む6人の少年たちを手にかけたと独白する。蝶に魅せられ、禁断の「標本」を作り上げたという男の手記には、理解しがたい欲求が記されていた……。耽美と狂おしさが激しく入り乱れる、慟哭のミステリ。

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人間標本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    手記形式が後半をより引き立てていると感じた作品
    静から動へ
    無感情から有感情へ
    美しく悲しい愛の話
    中盤から「まさか?!」が止まらなくなり一気読み
    最後の3行が特に切ない

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    蝶に魅せられた大学教授がなぜ凶行に至ったのか?の流れかと思ったが、二転三転するところは、さすがと言いたい。最後の榊史朗の心情が1番読んでいて辛かった。人の感情を読み解く事、周りに左右され身近な存在を信じることの難しさについて再認識した。次が知りたく一気に読んだが、どの立場でも救いがなく読んでいて辛か

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    個人的には結構好きなタイプのお話だった
    蝶の視覚の話とかも面白くて自分の見えてる世界とどんなふうに違うのか興味が湧いた
    最後のオチは結構辛かったけど
    どんな気持ちで犯行に及んだのとか
    父親大好きっ子の身としては読んでてかなりしんどかったかなあ
    これは数年後また読み直したい

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    まさにイヤミス。

    芸術性が高く、想像力より現物がみたくなるような書き方である一方、その奥にある真実の最後のどんでん返しが辛さを増幅させてる。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    文章構成が独特ですごく楽しめました。タイトルそのまんまの話ですが、序盤淡々としてるので、そこまでグロさは感じませんでした。
    イヤミスの部類だとは思いますが、あまり後味の悪さは感じませんでした。
    ドラマ化してるみたいですが、そちらもぜひ観てみようと思います。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    少し前に話題になっていたので読んでみました。
    内容のわりにはすごく読みやすかった!
    時間も忘れて読んでいました。
    タイトルにある通り人が標本にされるのですが、なぜか美しいなと思ってしまいました。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    序盤で犯人も事件の概要も動機も分かってしまうのでこの先楽しめるのかと少し不安になりつつ読み進めていくと、クライマックスで二転三転して面白かった。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    慄き、没入する最強の読書体験
    絵で、写真で、見られないこその美しさと恐怖
    想像した結末を二転三転させられる快感

    覚書と前日譚で史郎が興奮してのめり込む感じ、
    手先が震えて視線が集中し周りの音がぼやんと聞こえなくなるような感覚が、文章でこれだけ表現できることに驚いた

    至の人間標本
    独房での史郎の思

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで結末がわからずハラハラさせられた。蝶の世界に魅せられた人物たちが人間を標本にしたらと考え実行したが、蝶と登場人物をリンクさせていたのが印象的だった。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    ドラマを観たあとに読んだので、それぞれのシーンが頭の中でドラマの映像とリンクして、なんとも言えない読書体験だった。
    登場人物の心情がより細かく描かれていて、誰一人として気持ちを理解することはできなかったけれど、他に道はなかったのかなと切ない気持ちになった。
    それぞれの心の中にある歪みが、他者の歪みに

    0
    2026年08月08日

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