人間標本

人間標本

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな――。ひどく損壊された6人の少年の遺体が発見されると、社会はその事件の異様さに衝撃を受けた。大学の生物学科で蝶の研究をする榊史朗は、蝶の世界を渇望するあまり、息子を含む6人の少年たちを手にかけたと独白する。蝶に魅せられ、禁断の「標本」を作り上げたという男の手記には、理解しがたい欲求が記されていた……。耽美と狂おしさが激しく入り乱れる、慟哭のミステリ。

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人間標本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文章構成が独特ですごく楽しめました。タイトルそのまんまの話ですが、序盤淡々としてるので、そこまでグロさは感じませんでした。
    イヤミスの部類だとは思いますが、あまり後味の悪さは感じませんでした。
    ドラマ化してるみたいですが、そちらもぜひ観てみようと思います。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    少し前に話題になっていたので読んでみました。
    内容のわりにはすごく読みやすかった!
    時間も忘れて読んでいました。
    タイトルにある通り人が標本にされるのですが、なぜか美しいなと思ってしまいました。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    序盤で犯人も事件の概要も動機も分かってしまうのでこの先楽しめるのかと少し不安になりつつ読み進めていくと、クライマックスで二転三転して面白かった。

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    慄き、没入する最強の読書体験
    絵で、写真で、見られないこその美しさと恐怖
    想像した結末を二転三転させられる快感

    覚書と前日譚で史郎が興奮してのめり込む感じ、
    手先が震えて視線が集中し周りの音がぼやんと聞こえなくなるような感覚が、文章でこれだけ表現できることに驚いた

    至の人間標本
    独房での史郎の思

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで結末がわからずハラハラさせられた。蝶の世界に魅せられた人物たちが人間を標本にしたらと考え実行したが、蝶と登場人物をリンクさせていたのが印象的だった。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    面白くて一晩で読み終わった!まんまと作者の思惑にはまって読み進めてしまった、、

    単なるミステリーとしての面白さだけに留まらず、表現者の野望や嫉妬が入り混じり、最悪の重奏が生まれる、、もう一度読むのを躊躇う怖さがあるが、再び覗き込んでみたい気もする耽美で妖しい小説でした

    0
    2026年05月31日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの快作。告白以来求めていた湊かなえ作品だった。ページをめくるに連れて明らかになる真実。おもしろかった。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    淡々と紡がれる描写に手が震えました。
    小説を読んで現実に吐き気を催したのは初めての経験です。
    先が気になりながらも、一つ一つの蝶々を調べながら読み進めました。そのような現実の行動まで誘導されているようで、結果、より小説の中身をリアルに感じ、余計に胸がざわざわしました。

    思い込みや勘違い、事実と真正

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    最初は静かに物語が進むのに、ページをめくるたびに少しずつ不穏な空気が濃くなっていく感覚が印象的だった。

    「好き」という気持ちや憧れ、こだわりがどこまで膨らむのかを考えさせられる作品。派手な展開というより、じわじわ心に入り込んでくるタイプで、読み終えたあともしばらく余韻が残った。

    美しくて少し怖い

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    史郎は人を殺す前の至を美しいまま残しておきたかったのかもしれない

    それぞれが誰かのために擬態して罪を犯してしまったのはエゴなのか愛なのか、とりあえず最後の方は涙が止まらなかった

    0
    2026年06月17日

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