ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
宅配所に流れる箱を仕分ける安(あん)。ある箱の中身を見た瞬間から次々に箱が消えていって――顔なき作業員たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。第62回文藝賞受賞。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
好き嫌いが分かれる作品かもしれないが、自分はとても面白い作品、好きな作品だと思った。 単純労働に従事していると、自分がロボットや機械の歯車の一つに過ぎないのではないかという思いに高確率で駆られることになると思う。 時間が流れるスピードが遅く、体が惰性で動き続ける中で、意識はあちらこちらに浮遊していく...続きを読む。 労働はお金を得るためという目的が一番大きいのは間違いないが、そこに思いを振り切らせるには、あまりにも拘束されている時間が長い。 この作品に登場する人間たちも、様々な鬱屈した思いを抱えて業務に向き合っている。 そんな中で魔が差してしまうのも、気持ちは分からなくはない。 さすが、芥川賞にノミネートされるだけあって、心の揺れ動きや行動描写などが非常に巧みだと感じた。 次作以降も、ぜひ読んでみたいと思う作家でした。
宅配便の裏側に、こんなドラマがあったとは ECの現場にも、あるんでしょうね どんな仕事にもあるかな、やっぱり。
一昨日、実家の小物を整理(捨てる??)するという単純作業をしながらAudibleで。 宅配所でベルトコンベアーを流れる箱を相手にする4人のお話。 アンは箱の中身を想像することに楽しみを覚えていたが有ることがきっかけで箱の中を確認するときに盗みを働く。イナモリは派遣職を得るまでのつなぎに働いている。斎...続きを読む藤は妻が病気で酒を飲みながら働く。神代は非正規を管理する非正規職員で煩わしい事は避けたい・・そして頭痛に悩まれ続けている。理不尽な労働、霧に立ちこめる宅配所。危うい危うい。 そんな中で4人が少しだけお互いを知る。その中であの忌々しい放送係の社員が自慰をするところを見て爆笑する。 そうこうするうち、盗みが常態化する宅配所に警察が介入する。その時神代が倒れて・・・。話は4人のその後が描かれる。読むだけで相当きつそうな仕事だ。入るんなら労基じゃない?かと思ったりする。心の置き所が大切なんだろうな。霧とかやるせなさとか、私も忙しいとずっと頭の中にそれがある。。 短かったけどなかなか考えこむようなお話でした。
濃霧に閉ざされた視界、絶えず蠢くベルトコンベア。 本作には「霧」「荷物」「薄暗がり」といった記号が執拗に配置され、 全編にわたって湿り気を帯びた陰鬱な空気が立ち込めている。 「箱」を運び続ける物流のサイクルは、さながら脱出不能な円環(ループ)のメタファーだ。 一貫して描写される無機質な労働の反復が...続きを読む、 読者の内面に底知れぬ閉塞感を堆積させていく。 合理的であるはずのシステムの中で、 摩耗し、揺らぎ、崩壊していく人間の精神。 その危うい均衡を描ききった、静かな狂気に満ちた一冊である。
労働小説!おもしろかった。文章が上手い。 よく宅配物のロストから着想して物語が書けるものだ。 労働と身体性、心と体の不一致(性別ではなくて)、ルーティンと刺激、そのようなことが徐々に強まったり弱まったりしていた。
何だ、このジメジメ感は!?その上、何かものの腐ったような匂いまで感じさせる文章。 なんか期待させる作家ではあるけど、閉じ方が惜しい
眉間のシワが取れない読後感… それぞれが色んな方面から蝕まれていく ブラック企業のメタファーなのか…? いや、人生か?
宅配センターの派遣社員やアルバイトの心情を描いた作品 短いため一気に読むことができる 私からはこの作品が主張したいことが読み取ることができなかった
全体量は多くないため、サッと読めたのは良いところ。 内容については終始疑問を感じさせる。 ほとんどの場面で【濃霧】による視覚的な曖昧さが背景にあるが、実際の荷物出荷所は建物内にある?と思うので、この濃霧は周りが見えてない登場人物の心象風景?なのかなとも思う。 濃霧によって視野が狭まった登場人物達が、...続きを読む派遣社員やバイトとして単純作業の低賃金でこき使われる。登場人物達は上昇志向など持ち合わせてないのでそれを受け入れている。 現実には濃霧に包まれた宅配所など存在しないが、その手の工場で働く人々の心の中は濃霧の中ということを主張したかったのかなと考えている。
第62回文藝賞受賞作品。 こちらは、文芸誌で読ませてもらいました。 独特な雰囲気の作品。 場面は、配達荷物の仕分けのベルトコンベアーでの職場。 それぞれの登場人物は、生きていく上で、ひたらす同じ作業の仕事をこなしてる。 ただ同じ作業をするわけではなく、流れ作業の中でそれぞれ妄想しながら費やす。 少...続きを読むしでも、嫌な仕事を楽観的を味わうものからくるものなのか。 私も、妄想するのが好きなので面白かった。最近は、こういうストーリーも増えてきたなぁ。 今村夏子さんの書く小説寄りかと思いました。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
BOXBOXBOXBOX
新刊情報をお知らせします。
坂本湾
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲BOXBOXBOXBOX ページトップヘ