平石さなぎの作品一覧
「平石さなぎ」の「ギアをあげて、風を鳴らして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平石さなぎ」の「ギアをあげて、風を鳴らして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
未来は、自分たちの手で掴め!
初めての平石さなぎさん。SNSのインフルエンサーで紹介されていました。
新興宗教団体・荻堂創流会の降り子(創父さまの魂が宿ってる子ども)である癒知(ゆち)とクミの友情物語。
新興宗教に関わる子どもの物語は何冊か読んでいるが、晴れた気持ちのいい終わり方をした物語は初めて。
いや「まだ続くでしょ?」と思ったし。
他の家族が感じる「しあわせ」とは何かを、常に探しているように感じた。
特に癒知は、ただただ狭い空間の中でしか生きていなかった。
「ずっとこのままで良いのか」そう感じた時に出会う人は一生モン。
クミに出会わなければ、ずっと大人たちの成すがまま利用されていた
Posted by ブクログ
主人公は小学4年生の二人の女の子。
クミの母は一級建築士として働き充実していたが、夫の転勤で仕事を辞めて転勤生活になることをきっかけにうつ状態になったのか部屋で引きこもり生活を送っている。
癒知は新興宗教の「降り子」として、教祖のような役割をさせられている。
そんな二人が出会って・・という話。
湊かなえの「暁星」も宗教2世のことをテーマとする話題作だったが、この小説も宗教に巻き込まれる子どもたちという視点では「暁星」にも劣らない小説だったのではないか。
文体はやさしいが、臨場感に富み、ラストシーンはハラハラした。
「(大人は)つよいくせに。なんでも持っているくせに。いざとなれば、自分の足
Posted by ブクログ
すごい!!すごい!!すごい!!!
こんな素晴らしい小説に出会えたのはいつ以来?
いや、初めてかもしれない!
青春?てほど成熟してないけど確かに誰の中にも存在してた(ような)幼く甘く熱い(!)時代を思わせ、憧れさせるような見事な文章とストーリーでした!
面白い物語って、読み終わるのがもったいないなあと感じながら読み進めるのがいつもの私なのですが、かこの小説はとにかくぐいぐいとペダルを漕ぐように、先へ、先へ、と気持ちが先走りました。
癒知とクミの行動や会話もとっても良いのですが、この小説はとにかくセリフ以外の部分がすごく魅力的です。隅から隅まで、その表現がめちゃくちゃ良い!
「夏に狂ってし
Posted by ブクログ
『第三十八回小説すばる新人賞受賞作』
めっっちゃよかった!!
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小学4年生の吉沢癒知は、所謂 「宗教二世」。創夫の生まれ変わりとされる『降り子』として信徒から崇拝されている。癒知は神聖な身体を持つ者として、日々の生活に厳しい制限を課せられている。
そんな癒知の前に現れたのは、家庭の事情で何度も転校を繰り返している渡来クミ。
二人はある日、学校のトイレで遭遇し 癒知の勘違いから取っ組み合いの喧嘩になるが、その日を境に親交を深めることに。
教戒に縛られた生活(口に入れるものも、喋る相手も決められてる!)を送る癒知は「しあわせ」がわからない。 「子どもは甘い物を