平石さなぎの作品一覧
「平石さなぎ」の「ギアをあげて、風を鳴らして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平石さなぎ」の「ギアをあげて、風を鳴らして」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
新興宗教の教祖が死んだのち〈生まれ変わり〉として全国で7人の少年少女が降り子(おりこ)として定められた。そのうちの一人、吉沢癒知は現在小学4年生。施設のすぐそばに父親の仕事の都合で転校を頻繁にする渡来クミが越して来た。癒知は最初、他の同級生と同じように拒絶し常識外の反応(他の同級生とも、絡むと揉める)をしたが二人はやがて親しくなっていく。クミの母は建築士としてキャリアを積んでいたが夫と度重なる移転をする中で職を失い自分をも見失っていた。そして精神的に支えるべき夫との心の距離もできていて、癒知の母の誘いはクミの母の心に染みていく。そんな中、たかが10歳の二人はお互いの運命に逆らう手段がなく… 。
Posted by ブクログ
未来は、自分たちの手で掴め!
初めての平石さなぎさん。SNSのインフルエンサーで紹介されていました。
新興宗教団体・荻堂創流会の降り子(創父さまの魂が宿ってる子ども)である癒知(ゆち)とクミの友情物語。
新興宗教に関わる子どもの物語は何冊か読んでいるが、晴れた気持ちのいい終わり方をした物語は初めて。
いや「まだ続くでしょ?」と思ったし。
他の家族が感じる「しあわせ」とは何かを、常に探しているように感じた。
特に癒知は、ただただ狭い空間の中でしか生きていなかった。
「ずっとこのままで良いのか」そう感じた時に出会う人は一生モン。
クミに出会わなければ、ずっと大人たちの成すがまま利用されていた