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  • さあ、きょうからマジメになるぞ!
    5.0
    ロープで手足をくくられては岸和田港に捨てられて、足にコンクリートのゲタを履かせてもらっては岸壁から投げ捨てられる。はたまた、初めての東京で夜の新宿を睨みつけたと思ったら、アトランタではブラジル人をしばきたおし、そして三十二年ぶりの父親との再会に、遠くを見つめてしまったおのれを反省する。そんな、ときにはゴキブリとも会話をしちゃったりする、死ぬまで現役ゴンタクレ。女よりもツレが大事な岸和田少年愚連隊、中場利一の涙と笑いのエッセイ集!
  • さあ、地獄へ堕ちよう
    4.1
    SMバーでM嬢として働くミチは、偶然再会した幼なじみから《地獄へ堕ちよう》というWebサイトの存在を教えられる。そのサイトに登録し、指定された相手を殺害すると報酬が与えられるというのだが……。
  • 斎王の葬列
    3.5
    帝の名代として伊勢神宮に仕えた皇女たちの生涯は、儚い哀しみの歴史に包まれている。その斎王伝説を題材に、滋賀県土山町で映画のロケが行われていた。ところが現場付近のダムで、男性の水死体が発見され、容疑がロケ隊のメンバーにかかってしまう。監督の白井は高校時代の旧友、浅見光彦に嫌疑を晴らして欲しいと依頼するが、その直後に第二の殺人が発生した。真相を追う浅見は、やがて34年前の皇太子御成婚前夜に起きた惨劇に辿りつくが――。 長編本格ミステリー。
  • 再会のシンガポール・スリング
    3.0
    ハワイ大を卒業し、いっしょに暮らし始めたケンと良子。サーフボード作りというケンの仕事が軌道に乗り始めたとき、二人の関係はすれ違っていき・・・。大人になりきれない男女を描いたすがすがしく切ない短編集。
  • 最強の毒 本草学者の事件帖
    3.4
    江戸は浅草の札差店で、10人もの奉公人が同時に亡くなった。同心見習いの紺之介は、夕食の味噌汁に一匹の虫が入り込んでいるのを発見。毒と思しき昆虫の正体を突き止めるため、「天才」と名高い本草学者(科学者)を頼ることにした。日暮里に佇む屋敷を尋ねると、現れたのは美麗な変人学者・香西朝槿。口を開けば悪態が出てくる偏屈ものと協力して、事件に挑むことになる。本草学の知識で謎を解く、全く新しい捕り物帖!
  • 最近、空を見上げていない
    3.9
    その書店員は、なぜ涙を流していたのだろう―。ときにうつむきがちになる日常から一歩ふみ出す勇気をくれる。本を愛する人へ贈る、珠玉の連作短編集。(単行本『赤いカンナではじまる』を再構成の上、改題)
  • 采月宮の入れ替わり妃
    4.0
    下級門兵の青年・梓春(ししゅん)は、勤務帰りに刺客に襲われ意識を失う。 目を覚ますと、後宮の妃・采妃(さいひ)になっていた!  どうやら毒によって倒れた采妃と、魂が入れ替わったらしい。 戸惑いつつも、元の体が気になる梓春は宮を抜け出す。 そして後宮の庭で出会ったのは、見目麗しい青年・桜煌(おうこう)。 彼に気に入られるものの、なんと彼は皇帝だった。 彼の助けも借りつつ、梓春は自分と采妃を狙った犯人の調査を始め……。 入れ替わり後宮謎解き物語!
  • 再婚
    3.0
    1巻462円 (税込)
    男が人生の階段を上っていく。どの段でなにが起こるのか、だれにもわからない――。なんとなく再婚してもいいかと思っている男が、昔あこがれていた女に会いながら、違和感を感じてしまう。男の複雑な気持ちを描いた表題作。定年退職した男の家出と死を綴った「男の家出」、ネオン製作会社が崩壊していく中での男たちの姿を描いた「夜の饗宴」など8編を収録した珠玉の短編小説集。
  • 最後の隠密
    3.0
    ある日、わが家の風呂桶からひとりの老人が突然浮かび上がった。秘密を守り、見聞したことは一生口をつぐんで、さびしく死んでいく幕府の隠密だったという。いわば、100年をとびこえてきた過去からの漂流者、生きた江戸資料だ。その老人が、ぽつりぽつりと打ち明けはじめた、意外なことは……。「犬」と呼ばれながらも「隠密」に魂を燃やし、昭和の現代の「忠義」のなさをなげく初老の武士を描いた「最後の隠密」ほか、バラエティーに富んだ傑作短編8編を収録。小松左京ライブラリによる書き下ろし解説つき。
  • 最後の鑑定人
    4.1
    かつて科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめ、「最後の鑑定人」として名を轟かせた土門誠。しかしとある事件をきっかけに、科捜研を辞職。新たに民間鑑定所を立ち上げた土門のもとに次々と不可解な事件が持ち込まれる。いつも同じ服、要件しか話さないという一風変わった合理主義者でありながら、その類まれなる能力で、難事件を次々と解決に導いていく――「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」。孤高の天才鑑定人・土門誠の華麗なる事件簿。
  • 最後の記憶
    3.5
    脳の病を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。彼女に残されたのは、幼い頃に経験したというすさまじい恐怖の記憶だけだった。死に瀕した彼女を今なお苦しめる、「最後の記憶」の正体とは?
  • 最後の矜持 森村誠一傑作選
    -
    警視庁捜査一課・棟居の後輩刑事が殺された。非番中コンビニ強盗に遭遇し、店員を守るため凶刃に倒れたのだ。彼の死は世間の同情を集め一般市民も通夜に訪れる中、滂沱の涙を流す女性がいた。彼女の正体を追った棟居は、事件の悲しい顛末を知る(「後朝の通夜」)。 ある者は魔が差したせいで、ある者は確固たる信念によって、追いつめられた人々の心情に迫るミステリーに、書籍初収録の幻の短編「青春の遺骨」を加えた珠玉の6編。
  • 最後の相場師 新装版
    4.0
    1巻638円 (税込)
    オイルショック後の低迷市況の中で世間を驚かせた大仕手戦に挑んだのは、79歳の佐久間平蔵だった。史上最大にして最後の相場師、是川銀蔵氏をモデルに、証券界を震撼させた株式投資の駆け引きを描く経済小説。
  • 最後の忠臣蔵
    4.1
    吉良邸討入りから引揚げる途次、足軽・寺坂吉右衛門は大石内蔵助に、生き延びて戦さの生き証人となるよう命じられた。義に殉じる事も出来ず、世間の視線に耐えて生きる吉右衛門は、十六年の後、討入前夜に脱盟した瀬尾孫左衛門と再会する。同じ境遇にある旧友にも、実は内蔵助から密かに託された後事があった。苛酷な半生を選んだ二人の武士の信義と哀歓を描いた表題作など、連作四篇「仕舞始」「飛蛾の日」「命なりけり」「最後の忠臣蔵」を収録。
  • 最後のドン
    -
    鬼頭組はドンと呼ばれる鬼頭竜夫が組長として君臨し、大阪を本拠とする日本最大最強の暴力団である。ある日、鬼頭組若頭である大江常安が交通事故で突然の死を遂げる。衝撃は組全体に走り、裏切り、駆け引き、殺しが横行、抗争にまで発展していくことになる。はたして傘下397団体、構成員1万2000人を呼号する鬼頭組はこのまま分裂してしまうのか、それともドンは義を再興できるのか?塗り変えられる暴力団地図を描き人間心理をえぐる迫真の力作!
  • 最後の忍者
    -
    音もなく忍び入り、電光のごとく跳躍し、雨のように手裏剣を投げる……。一見華々しく見えるが、忍者たちの訓練は厳しく、常に死と表裏の関係にあった。武術をはじめ、読心、変相、暗号、速歩、薬物、そして道具の作成と使用――。彼らはこれらの技を身につけたときから、人間としての幸福を求めることも許されず、忍びの者の掟に縛られて、謀報と敵の攪乱に生きたのであった。だが、彼らの胸の中には、秘かに人間としての喜びも哀しみも生きていた……。様々な忍者たちの活躍と「生」を描き、その強靭で孤独な魂を浮き彫りにする異色の連作短編。
  • 最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス
    3.8
    芦屋の定食屋・ばんめし屋で働く元俳優の海里は、 休みの日に作家・淡海五朗の家で朗読の練習に励んでいる。 演じることの楽しさに気付き、淡海の創る物語を表現するため懸命だ。 しかしその帰り、淡海と屋敷の前で大きな黒い犬に出会う。 犬はまるで海里たちを導くようにある家へと向かい、 海里たちはそこで悲しい現実に直面する。 そして「マヤ」と名付けられた犬の周りで不思議な出来事が……。 犬も主役の記念すべき第20弾!
  • 最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き
    3.7
    元俳優の海里は、小説家の淡海が書き下ろした作品の朗読に挑むことに。しかし自分の演じる役柄に感情移入できずに悩み、淡海の小説の取材に同行することに。「演技」に真正面に取り組む海里の答えとは……。
  • 最後の晩ごはん 後輩とあんかけ焼きそば
    3.9
    芦屋の定食屋、ばんめし屋で働く海里のもとに、俳優時代の後輩・李英がやってきた。俳優修業で滞在していた関西から、東京に帰ることになったという。しかしばんめし屋での送別会の当日、李英は現れず……
  • 最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン
    4.0
    芦屋の定食屋「ばんめし屋」に節分の時期が。 巻き寿司の提供で盛り上がる中、海里の後輩・李英が店を訪れる。 体を壊し役者を休業中の彼は、海里が通う朗読のレッスンに参加したいと言う。 海里は快諾するが、師匠で女優の悠子と李英のやりとりを聞いて、 李英のほうが才能があるのではと愕然とする。 それを機に仲違いしてしまうが、 店長の夏神のはからいで、有馬温泉に2人きりで旅行することに……。 友情と親子愛に涙溢れる第17弾!
  • 最後の晩ごはん ゲン担ぎと鯛そうめん
    4.0
    「芦屋さくらまつり」の季節がやってきた。 定食屋「ばんめし屋」はその機会にランチ営業をしてみることに。 初めての客から歓迎されるが、深夜営業にポリシーを持つ夏神は、複雑な気持ちになる。 そんなある晩、大学時代に救えなかった彼女の香苗が霊となって現れ、 夏神は衝撃のあまり気絶してしまう。 一方海里は、後輩・李英と二人で朗読の舞台に上がるため、懸命に練習に励み……。 夏神も海里も大きな一歩を踏み出す第18弾!
  • 最後の晩ごはん 兄弟とプリンアラモード
    3.7
    芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く海里は、 呼ばれて実家に帰ることに。 しかし実家には見知らぬ少女がいた。 「この子は一体!?」と海里は驚くが、 一憲は別件で、海里に話があるという。 一憲とその親友・仁木とともに、 喫茶店を訪れた海里は、一憲から、 海里が幼い頃に起きた衝撃の出来事を聞かされる。 それは一憲の「罪」の告白だった。 長年分かり合えなかった兄の、 苦しい胸中を知った海里は……。 家族の絆に涙が溢れる第19弾!
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ
    3.4
    ロイドがひょんな事故から「検査入院」し、 海里と夏神はふたりで「ばんめし屋」を回すことに。 そんな中、海里の兄の一憲が、同僚の佐藤を連れてやって来る。 最近母を亡くしたという彼には何か事情がありそうだった。 やがてロイドが復帰した後、佐藤が再び店を訪れ、 部屋に母親らしき霊がいるかもしれない、と言う。 彼の部屋に赴いた海里とロイドが出会った霊とは……。 美味しい料理と優しい人々が織りなす大人気シリーズ、第21弾!
  • 最後の晩ごはん 海の花火とかき氷
    3.8
    夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。お客さんは人間だけではなく、時に幽霊も……。しかし夏のある日、元芸能人で店員の海里は、「人違い」で幽霊に襲われて!? 泣けて笑って満腹になれるお料理青春小説!
  • 最後の晩ごはん かけだし俳優とピザトースト
    3.8
    兵庫県芦屋市。夜から朝まで営業の定食屋「ばんめし屋」で働く元俳優の海里は、後輩の役者、李英に頼まれて芝居の読み合わせに付き合うことに。ところが練習場所に「名も無き役者の幽霊」が現れて……!?
  • 最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり
    3.8
    「ばんめし屋」で料理修業に励む元俳優の海里のもとに、刑事の仁木がやってきた。住人から、誰もいないはずの部屋で人の気配がするという相談がきたという。仁木と一緒に問題の家に向かった海里は……。
  • 最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ
    3.8
    兵庫県芦屋市。夜から朝まで営業中の定食屋「ばんめし屋」は、 元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで元気に営業中。 急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は三人での京都旅行を提案する。 京都では、海里の俳優時代の後輩・李英(りえい)も合流。 彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。 後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり……。 じんわり泣けるお料理青春小説第7弾! いつものレシピに加え、ロイド目線のショートストーリーも収録。お得感満載です!
  • 最後の晩ごはん【5冊 合本版】 『ふるさととだし巻き卵』~『師匠と弟子のオムライス』
    4.5
    1巻2,398円 (税込)
    若手イケメン俳優の五十嵐海里(いがらし かいり)は、ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれてしまう。 全てを失い、故郷の神戸に戻るが、家族の助けも借りられず……。 行くあてもなく絶望する中、彼は定食屋の夏神留二(なつがみ りゅうじ)に拾われる。 夏神の定食屋「ばんめし屋」は夜に開店し、始発が走るころに閉店する不思議な店。 そこで働くことになった海里だが、とんでもない客が現れて……。 幽霊すらも常連客な不思議なお店で、海里が出会ういろんな人々、そしておいしいごはんの数々。 美味しく切なくほっこりと、「ばんめし屋」開店! ※本電子書籍は「最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵」「最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華」「最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ」「最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ」「最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス」を5冊にまとめた合本版です。
  • 最後の晩ごはん 聖なる夜のロールキャベツ
    3.7
    ばんめし屋を訪れた中学生の少女。その目的は「幽霊に会うこと」。店員の海里たちは困惑し、幽霊など出ないと嘘をつく。一方作家の淡海が海里をモデルにした小説が完成。しかし彼は驚きの行動に出て……。
  • 最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵
    3.7
    ねつ造スキャンダルで活動休止に追い込まれた、若手俳優の五十嵐海里。全てを失い、郷里の芦屋に戻った彼は、定食屋の夏神留二に救われる。彼の店で働くことになった海里だが、とんでもない客が現れ……
  • 最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス
    3.9
    夜だけ営業の定食屋、「ばんめし屋」店長、夏神のもとに入った一報。それは夏神の師匠が営む洋食屋が、近々閉店するという報せだった。元俳優で店員の海里は、夏神と共に師匠の店へ行くことになるが・・・・・・。
  • 最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ
    3.9
    夜のみ営業の定食屋で働く、元イケメン俳優の海里のもとに、ある女性がやってきた。獣医だという彼女は、なんと海里の兄・一憲の婚約者。しかし海里と一憲はケンカ別れをしたきりで……。
  • 最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華
    3.9
    真夜中営業の不思議な定食屋、ばんめし屋で働き始めた、元イケメン俳優の五十嵐海里。常連客の作家・淡海先生とも仲良くなり、順風満帆のはずが、後輩の若手俳優が店を 訪れたことで、またもや嵐が巻き起こり……。
  • 最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ
    3.9
    元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。兄と涼彦は20年ぶりの再会だという。しかし海里は涼彦に巻き付く「マフラーの霊」をみてしまい……。
  • 最後の晩ごはん 地下アイドルと筑前煮
    3.6
    夜だけ開店中の芦屋の定食屋「ばんめし屋」に現れた、迷惑な酔客。カラフルな髪色をした彼女はなんと地下アイドル。人生に疲れ、昔ファンだった海里に会いに店に来たというが、酔いのあまりに大暴走で……
  • 最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ
    3.7
    芦屋の定食屋で働く海里には、憧れの人と新たな舞台に立つ夢ができた。そんなある日、彼は事故で視力を失った女性、瞳と出会う。一方店長の夏神には、昭和のレシピ再現にまつわる取材依頼が舞い込み……。
  • 最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ
    3.5
    節分。恵方巻きを振る舞う「ばんめし屋」を、作家の淡海が訪れた。彼は店員の海里に、彼を小説のモデルだと発表したことを謝る。そして罪滅ぼしのように、彼に小さなステージへのオーディションを提案し……
  • 最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ
    3.9
    兵庫県芦屋市。 雨の夜、定食屋「ばんめし屋」を訪れた珍客は、青年の幽霊・塚本だった。 元俳優で店員の海里は、店長の夏神たちと事情を聞くことに。 なぜか今までのどの幽霊よりも意思疎通できるものの、 塚本は「この世に未練などない」と言い切る。 けれど成仏できなければ、悪霊になってしまいかねない。 困惑する海里たちだが、彼ら自身にも、 過去と向き合う瞬間が訪れて……。 優しい涙がとまらない、お料理青春小説第8弾!
  • さいごの毛布
    4.2
    年老いた犬を飼い主の代わりに看取る「老犬ホーム」に勤めることになった智美。ホームでの出来事を通じ、苦手だった人付き合いや疎遠な家族との関係を改めて考え直し始める――。 世知辛い世の中に光を灯す、心温まる成長物語。
  • 最後の恋愛論
    3.0
    「女はいつも好きになった人は運命の人」だと信じ、「男の恋は普通の糸から始まる」のだとしたら、男と女の間にどうやったってうまくゆく恋など無いことがおわかりだろう。しかし、人は恋をする。嫉妬の感情を知り、愛を知る。自分を知り、恋人のことを考える。その全てが恋愛というドラマの中にある。恋愛を語らせたら右に出る者はいない、柴門ふみ+秋元康の両氏が、行き止まりの恋に風穴をあける、最高の恋愛指南書。
  • サイゴン・タンゴ・カフェ
    4.1
    インドシナ半島の片隅の吹きだまりのような廃墟のような一画にそのカフェはあった。主人はタンゴに取り憑かれた国籍も年齢も不詳の老嬢。しかし彼女の正体は、もう20年も前に失踪して行方知れずとなった伝説の作家・津田穂波だった。南国のスコールの下、彼女の重い口から、長い長い恋の話が語られる……。東京、ブエノスアイレス、サイゴン。ラテンの光と哀愁に満ちた、神秘と狂熱の恋愛小説集。
  • 最終増補版 餃子の王将社長射殺事件
    3.4
    2013年12月19日早朝、王将フードサービスの社長・大東隆行氏が本社前で何者かに射殺された。1年経っても捕まらない真犯人とその黒幕を、関係者への極秘取材から明らかに! 文庫化にあたり最終章を追加!
  • 再生
    3.8
    妻を自殺で亡くしたシングルファーザー、恋人から突然別れを切り出されたOL、不況に苦しみ、鉛のような心と身体をもてあます会社員……思うようにいかない人生に、苛立ち絶望しながら、それでも新たな一歩を踏み出そうとする勇気。苦しんでも、傷ついても、人は夢見ることをやめられない──。平凡な日常に舞い降りたささやかな奇蹟の瞬間を鮮やかに切り取り、かじかんだ心に血を通わせる感動の短篇集。
  • 埼玉おいしい出張レシピ
    4.0
    1巻880円 (税込)
    26歳の春、根岸は6年間勤めていた料理店を辞めた。長年お世話になったオーナー夫妻と板長、そして同僚たち。その全員の顔を根岸は未だに覚えられない。人の顔を認識できない脳機能障害の一種、相貌失認を抱える根岸は、もっと自分に向いている働き方を探し続けていた。そんな根岸が次の道として選んだのは「出張料理人」。出張料理人は依頼人の元へ出向いて料理をするため、不特定多数の客を迎える機会はなくなるからだ。幸運にも埼玉・与野でぴったりな物件にめぐり逢い、新しいスタートを切った根岸。そんな根岸の元へ、結婚記念日のサプライズメニューのオーダーが入る。張り切る根岸だったが、物件が地元で愛された名店の跡地だったことから、その名店の跡継ぎだと誤解されていて――。依頼人の心に寄り添いながら供されるおいしい料理たちと、駆け出し出張料理人の奮闘記!
  • 最低。
    3.5
    元AV女優の母親を憎む少女・あやこ。家族に黙って活動を続ける人気AV女優・彩乃。愛する男とともに上京したススキノの女・桃子。夫のAVを見て応募した妻・美穂。四人の女優を巡る連作短編小説。
  • サイドシートに君がいた
    -
    ときに楽しく、ときに切なく、恋愛を引き立てるクルマたち。そんなクルマがさらりと存在感を漂わせる、恋愛小説集。ロスの郊外で、思い出のフォルクスワーゲンを見つめながら、十代の失恋を、痛みとともに懐かしむ「あの頃、フォルクスワーゲン」、大きな体で、なぜか小さいクルマに乗っている青年との恋を描いた「コスモスが泣くかもしれない」。ほかに「シャンパンを、雪で冷やして」「マンハッタンの片すみで」「ロードスターの逃亡者」。ほろ苦さの中にも、愛おしさあふれる、大人のための5つの愛の物語。
  • サイドストーリーズ
    3.8
    『天地明察』『探偵はバーにいる』『鍵のかかった部屋』『さよならドビュッシー』『百瀬、こっちを向いて。』『ストロベリーナイト』『まほろ駅前多田便利軒』など、人気作のサイドストーリーが読めるアンソロジー。
  • サイド バイ サイド
    4.3
    「好きなひとに好きになってもらえることは、奇跡みたいなものなのだろう」誰よりもはやく中学校に来ている同級生の冬馬くんと秘かな時間を共有するため、早朝の登校をはじめた美々。だが、冬馬くんは百瀬亜子ちゃんに想いを寄せているらしい。とても魅力的な亜子に美々は嫉妬を覚えつつも、やがてふたりに友情が芽生えていく。同居していた不思議な青年・未山が不在の家で、美々のみずみずしい成長を描いた映画のその後の物語。
  • さいはての二人
    3.8
    1巻440円 (税込)
    あなたはあたし、あたしは、あなた。どこにでもいそうな中年男と、日本人離れしている容貌の二十六歳の女。寄り添い、抱き合い、慈しみあい、二人はごく自然に求めあっていった――。
  • サイバラ式
    3.6
    今や誰も止めることも出来ない暴走ダンプカーと化し、全てをなぎ倒して前進を続けるサイバラ先生。しかし、その過去は「むかし太ってた」「友だちが少ない」「マズしい食卓」など思わず目を覆いたくなる苦難のエピソードの連続だった…。デビューから印税生活までの苦闘、そしてギャンブルにまみれていくまでのりえぞうを描くパーソナル・エッセイ&コミック集。メルヘン的リアリズムのコミックは西原画の原点!
  • 遺跡発掘師は笑わない マルロの刀剣
    3.9
    愛知県名古屋の繁華街大須にある寺院で、天才発掘師・西原無量たちは謎の陶製の巨大な筒を発見する。 名古屋大空襲時の不発弾の可能性があり、現場は一時騒然とするも、調査の結果、陶管の中身は刀剣であることが判明する。 胸をなで下ろしつつも、その刀剣に首をかしげる無量たちだったが、その後しばらくして陶管の所有権を主張する「板垣辰五郎」なる人物から連絡が入る。 不審な男の主張に疑念を深める無量たち。そこへ「板垣少佐は所有者じゃない。嘘をついている」と告げる別人からの電話が舞い込んだ。 謎の陶管とそれをめぐる人々に違和感を抱いた無量たちは、名古屋で出会った作業員の韓国人・ソンジュと陶管の調査をすることに。 しかし、そんな矢先、陶管を保管している作業所に、陶管を持ち去ろうと試みる侵入者が現れる。 出くわした作業員を見て侵入者は逃げ出し、陶管は無事であったが、目撃者によると侵入者は軍服を着ており、逃げ出すと煙のように消えてしまったというのだ。 謎の刀剣とそれを追う亡霊、そしてそれを狙う者たちの影。 いったいこの陶管に封印された刀剣に、何があるというのか――。 大人気発掘ミステリシリーズ第19弾は愛知編!
  • 遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶
    3.9
    師匠の鍛冶に誘われて、青森県新郷村にある発掘現場に向かった天才発掘師・無量たち。 東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。 だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父が、イタコの口寄せで予言したというのだ。 さらにベテラン作業員の手倉森も、「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せる。 一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。 無量とは犬猿の仲のはずなのに、藤枝は「その古文書の真偽を暴いてやる」と、忍と一緒に青森に行くと言い出して……!?  大人気発掘ミステリ、青森編!
  • 遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪
    3.5
    湯けむりの街、別府。無量は依頼を受け、古墳時代の遺構の学術発掘に赴いた。 人材育成を兼ねた発掘らしく、若い参加者も多い。 別府温泉は「地獄」とも呼ばれると知った無量は、やっと力を取り戻した〈鬼の手〉の本領発揮と張り切るが――。
  • 遺跡発掘師は笑わない 榛名山の眠れる神
    3.8
    榛名山の噴火で埋もれた災害遺構から出土した千両箱が行方不明に。 独自に調査していた萌絵は「強心隊」と名乗る集団に行きつくが、なんと根城に軟禁されてしまう。 彼らの目的は一体――? 一方〈鬼の手〉を失った無量は、遺物の声を聞くこともできず、無力さを噛みしめていた。 さくらとミゲル、建設会社棟方組の面々も揃って千両箱の捜索にあたるが、「高屋敷」という男をリーダーとする謎の集団に阻まれてしまう。 頼りの忍も、千両箱盗難の参考人として警察に連行されてしまい……。 天才発掘師は、このピンチをどう切り抜ける? 「開ければ山が噴火する」という千両箱を奪取せよ! 神の眠る火山をめぐる、壮大な歴史大河ミステリ。 イラスト/睦月ムンク
  • 遺跡発掘師は笑わない 榛名山の荒ぶる神
    3.8
    宮内庁職員の降旗から、海外で新たに起ち上げる発掘派遣事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。 学術調査が目的だが、依頼人は無量の〈鬼の手〉に期待し、わざわざ指名してきたのだという。 発掘現場である、榛名山の噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し、大騒ぎに。 なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも取材に押し寄せる。 しかし無量は、宝を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚えていた。 これほどのものが埋まっているというのに、右手は全く熱くならなかったのだ。 能力を失った自分は、いったい何者なのか――。 しかも無量を狙う民間軍事会社GRMの動きも怪しく……!? 日本中を発掘する大人気ミステリ、待望の第15弾!
  • 遺跡発掘師は笑わない 三体月の呪い
    4.0
    「天才発掘師」の噂を聞きつけた地権者から依頼を受け、和歌山へ赴いた無量。平家の落人伝説が残る、風光明媚な町だ。 しかし、意気込んで向かった発掘現場で、無量の身に立て続けに不穏なことが起こる。 聞こえるはずのない声が聞こえたり、誰かに腕を掴まれたような気がしたりするのだ……。 不穏な気配を感じながら発掘作業を進めると、現場からは経筒(きょうづつ)が出土した。経巻を保護するための筒形容器だ。 経筒から出てきたのはなんと、人形の頭(かしら)。 それを知った発掘現場の同僚で元舞台俳優の佐分利亮平は、無量を家に招く。 佐分利家には、「道成寺雛」という内裏雛が代々伝わっていた。 その雛人形を見た無量はぞっとする。女雛には頭がなかったのだ……。 経筒の中に入っていた頭はその女雛のものなのでは、と疑う亮平に、 カメケンチームは結託して、この内裏雛の謎を解こうとするが、そんな最中に亮平が事故に遭う。 背後には「安珍清姫」伝説や、佐分利家に伝わる「三体月の呪い」の言い伝えも絡んでいそうで……?
  • 遺跡発掘師は笑わない 九頭竜のさかずき
    4.0
    山深い集落にある未確認の遺構を調査してほしい、という依頼を受けた無量は、カメケン一行と共に福井へ。同じ頃、萌絵は一乗谷の復元を手伝っており……。恐竜と朝倉氏の伝説が絡み合う壮大な大河ミステリ!
  • 遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空
    4.1
    奥多摩キャンプ場の傍の「森の縄文博物館」を訪れたカメケン一行。所蔵品の素晴らしさに驚嘆するが、若い館長から経営が困難で品を手放さねばならないと相談され――忍が考えた起死回生の一手とは!?
  • 遺跡発掘師は笑わない 鬼ヶ島の証明
    3.9
    戸川海運会長・戸川孝之助に依頼され、瀬戸内海に点在する塩飽諸島のうちのひとつ、 香川県丸亀市本島に向かった天才発掘師・西原無量。 ギャラは破格で羽振りのよさが窺えるその現場には、無量の他に 犬飼、鳥海、猿渡という3人の発掘師も呼ばれていた。 発掘調査が始まった日、無量の元に鬼を名乗る人物からの嘆願書が届く。   どうかお願いです。   桃太郎が鬼の宝を狙っています。   やつらを退治してください。私たちの宝を守ってください。   あなただけが頼みです。 「桃太郎伝説」の真実とは――。桃太郎とはいったい誰なのか――。 大人気文庫書き下ろし、シリーズ第11弾!
  • 遺跡発掘師は笑わない 勤王の秘印
    4.2
    天才・西原無量が所属する亀石発掘派遣事務所の所長・亀石の元に「庭から銅印が出た」と相談の連絡が入る。 どうやら「出ては困るもの」らしく、無量と萌絵が極秘で高知へ向かうこととなった。 銅印を確認すると、なんとそこには「天皇御璽」と施されていて──。 果たして御璽は本物なのか、それとも偽者なのか……。因縁の渦に巻き込まれていく。 歴史に秘められた真実がまた一つ明らかになる、文庫書き下ろし、シリーズ第10弾!
  • 遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ
    4.1
    数多くの縄文遺跡がある長野県諏訪地方。若き天才発掘師・無量はその中の1つ、御座遺跡で発掘を行うことに。だがそこで、過去に祖父が起こした遺物捏造事件の関係者・理恵と再会してしまう。さらに、不気味な文様のついた土器片を発見するが、その文様を見た理恵は“呪いのカエルだ”と激しく動揺し……!? 一方、縄文フェスティバルの準備を手伝っていた萌絵は諏訪大社で、古代神を祀る新興宗教の一団と遭遇し、不穏なものを感じていた。その新興宗教には無量の幼なじみ・忍の、鳳雛学院時代の同級生も関わっているらしく──。 今度の舞台は信州、諏訪! 文庫書き下ろし、遺跡発掘ミステリ第9弾!
  • サイボーグ009 完結編 2012 009 conclusion GOD’S WAR I first
    3.2
    天才・石ノ森章太郎の傑作SFコミックとして、今なお熱狂的なファンを擁している『サイボーグ009』シリーズ。その中で未完のままで終わった「天使編」と「神々との闘い編」が、42年の歳月を経て、今よみがえる! 戦士として闘うべくサイボーグに改造された9人。本書ではそのうち、001から004までの4人のサイボーグ達のエピソードが語られる。故・石ノ森章太郎の遺稿と創作ノートをもとに小説化したシリーズ第1弾!
  • サイボーグ009VSデビルマン トゥレチェリイズ~裏切り者たち~
    3.0
    天才・石ノ森章太郎が遺した傑作SFコミック『サイボーグ009』と巨匠・永井豪の代表作『デビルマン』。日本漫画界が生みだした2大ヒーローの競演が実現!!『サイボーグ009』の島村ジョーと『デビルマン』の不動明が、それぞれの敵《ブラック・ゴースト》《デーモン》と戦い続けるなかで出会ったら――。アニメ『サイボーグ009vsデビルマン』につながる前日譚として描かれる公式ノベライズ!!
  • 催眠 完全版
    3.7
    インチキ催眠術師の前に現れた不気味な女性。突然大声で笑い出しては、自分は宇宙人だと叫ぶ彼女が見せる予知能力は話題となり、日本中のメディアが殺到した。その頃、2億円もの横領事件の捜査線上には、ある女性が浮かび上がっていた。臨床心理士・嵯峨敏也が、催眠療法を駆使して見抜いた真実とは?衝撃のどんでん返しの後に感動が押し寄せる、松岡ワールドの原点が、最新の科学理論を盛り込んで完全版となって登場!
  • 災厄
    3.6
    原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが――。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖! 未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!
  • 採薬使佐平次 吉祥の誘惑
    4.0
    吉原で続く不審死。佐平次は、死因が阿片だと突き止め、密輸入していた者を捜すことに! 日本最古のアダルトショップとされる四ツ目屋や津軽藩、宗春など犯人と目される者たちが次々に現れ、佐平次の行く手を阻む!
  • 採薬使佐平次
    4.0
    大川で惨死体が上がった。吉宗配下の御庭番にして、採薬使の佐平次は探索を命じられる。その死体が握りしめていたのは、昇降図。一方、西の方でも蝗害の被害が報告されており……亨保の大飢饉の謎に迫る!!
  • 採薬使佐平次 将軍の象
    3.0
    清国の商人は将軍・吉宗が欲しがっている象を2頭、長崎へ輸入した。しかし献上する前に、1頭の象が死亡。報せを受け不審に思った吉宗は、佐平次を使い、象を死なせた犯人を探り始める。新解釈の時代ミステリ。
  • 天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記
    3.9
    新米巫女の貞彩蓮(ていさいれん)は、 景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに 霊力は未熟で、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえず、 言いつけられるのは街で起きた霊的な事件の調査ばかり。 その日も護衛の皇甫珪(こうほけい)と宦官殺人事件を調べていると、 美貌の第三公子・騎遼と出会う。 なぜか騎遼に気に入られた彩蓮は、 宮廷の後継者争いに巻き込まれていき……!?
  • サイレント・ブラッド
    3.6
    失踪した父の車が、長野県大町市で見つかった。その発見現場で息子の一成は深雪という地元女性と出会う。ある理由で一緒に父親の足取りを追う2人だったが、何者かにより妨害される。父にはこの地に秘密があったのだ。手がかりは「タケル」という名前と「カクネ里」という地名のみ。果たして、父は何者だったのか? 早世後刊行された、大ヒットデビュー作『ファントム・ピークス』の著者が遺した、珠玉のサスペンス・ミステリ。
  • 幸荘物語
    3.5
    築三十三年、六畳一間、家賃は三万三千円也。吉祥寺幸荘には極貧ながらも明日を信じる若き芸術家たちが暮らしている。小説家志望の吉岡は二十四歳にして童貞。女性経験の無さからくる劣等感に苛まれ、悶々とした日々を過ごしている。ある日、知人から佐和子さんという女性を紹介される。どこか儚さを感じさせる彼女の美貌に、吉岡は一目惚れしてしまい……。行き場の無い熱情と、空回りする自意識。誰もが通過してきたあのほろ苦き日々。夢を信じ、走り続ける若者たちの熱き想いを綴った青春群像。
  • サウダージ
    3.7
    「サウダージ」、それは、失われたものを懐かしむ、さみしいせつない想い――。日本人の父とインド人の母の血をひく裕一。若いパキスタン人労働者シカンデル。日系四世のルイーズ。裕一の行きつけのバーの雇われママ、フィリピン人女性ミルナ。それぞれが癒しがたい喪失感を抱きながら、東京に流れ着き、出会い、そして別れていく。人々の胸に去来する、やるせない想いを描く傑作長編。
  • さかさま映画論 地球をしばらく止めてくれ ぼくはゆっくり映画を観たい
    -
    たくみに時代感情を反映し、刺激的な作品を発表しつづけている同時代の映画作家たち――ゴダール、フェリーニ、トリュフォー、パゾリーニ、黒沢明など。彼らの作品のテーマを、現代における愛と救済、破壊と創造、自由と束縛を模索する著者が、映像に即して、あるいは心象風景に重ねて縦横に論じた映画エッセー。“さかさまシリーズ”第6弾!!
  • さかさま世界史 怪物伝
    3.5
    ほんものの人間を見つめる寺山修司の目には、偉人、天才も欠陥だらけに見える。母親のエゴイズムにあやつられ、暴君への道を歩んだネロに幼時の自分を感じて共鳴。一方、大気汚染のためにのびる都会人の鼻毛は進化か? とダーウィンを皮肉る。体験と今日的問題に例を取りながら、世界史上の大人物を真っ向うから斬ってみせる。ユニークな筆が冴えるやぶにらみ怪物伝!
  • さかさま世界史 英雄伝
    3.8
    世界史上の英雄たちの虚飾に満ちた正体を見破り、たちまち滑稽なピエロにしてしまう寺山修司の眼力。コロンブス、エジソン、聖徳太子、ゲーテ、毛沢東、キリスト、紫式部……。卑近な話題を調味料に、強烈な風刺と卓抜なユーモアでどんな大人物も見事に料理してみせる、ユニークな英雄伝。
  • さかさま文学史 黒髪篇
    4.5
    天才詩人中原中也と女優長谷川泰子のロマンスの実相、近代文豪島崎藤村と姪こま子の恋の後日譚、彫刻詩人高村光太郎と妻智恵子の愛情物語の虚構など。――文学史上に燦然と輝く文豪たちの波乱に満ちた一生を陰に陽に彩る女たち。彼らの創作の秘密をときあかす鍵としてさまざまな位置にあった女たちにスポットをあて、著者自らの文学的体験を織りまぜながら語る、ユニークな、女のためのもう一つの文学史。
  • さかさま博物誌 青蛾館
    3.0
    奇人、奇声、奇癖、奇書珍書、珍品、そして少年の日の憧憬、想い出など、詩人の想像力で蒐集した、ありとあらゆる「私有財産」を、物語というオブラートにくるんで披露する。寺山ファン待望の、不思議に謎めいてバラエティに富んだ幻想博物誌。好評“さかさま”シリーズ、第4弾!
  • さかしま
    4.0
    高級クラブのボーイ・福光信輔は、銀座の狭い路地で、美咲が首から血を流して死んでいるのを発見する。数日前まで信輔のいる店で働いていた美咲は、手練手管を駆使して男に貢がせる、やり手のホステス。人間関係も複雑だった。信輔の犯人捜しが空転するなか、またしても同じ店にいたホステスが殺害されて……。大人の保育園ともいうべき夜の銀座の狂躁を通して、虚飾の下に潜む性愛の呪縛を色濃く映し出した長編ミステリー。
  • 魚は水に女は家に
    5.0
    舅・姑・小姑のいる大家族に嫁ぎ、「どっちでもいいの、私」方式で我を押しころし、さしたる波風もたてず、二十年。やっと、親子夫婦だけの生活がはじまった時、舟子は、せせこましい仕事にからめとられ、世の中の回転から全くそれている夫を啓蒙したい、と思った。共に楽しい人生を送るために。魚は水に、女は家にいるもの、と思っている世の男たちに、そして、すべての女たちに贈る、自立への出発(たびだち)の物語。
  • 酒場での十夜 私がそこで見たこと
    3.5
    19世紀禁酒小説を代表するベストセラー、初の文庫化 ラランド ニシダ氏推薦! ソバーキュリアス時代に名著復活! 酒が原因で人間関係、家庭、やがて村全体が崩壊していく10年を描いた怪作。 1800年代アメリカ。小さな村シーダヴィルを訪れた語り手は、居酒屋兼宿屋「鎌と麦束亭」を定宿とする。 村を訪れるたびに、酒によって人々が蝕まれていく様子を目撃し、やがては殺人事件に遭遇。自分の身すらも危険にさらされる。 禁酒法制定前のアメリカの文化を伝える貴重な作品。
  • サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する
    3.5
    各紙誌で絶賛された新たな「宮沢賢治論」 (『産経新聞』評者・江上剛氏、『河北新報』評者・土方正志氏、『毎日新聞』評者・池澤夏樹氏)ほか 「『廃線紀行』に代表される鉄道紀行と『狂うひと』に代表される作家研究が融合しあい、比類のない作品が生まれたことを心から喜びたい」原武史氏(『カドブン』) かつて、この国には“国境線観光”があった。樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。 大日本帝国時代には、陸の“国境線“を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残す。 他にチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。何が彼らを惹きつけたのか? 多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。 文学、歴史、鉄道、そして作家の業。全てを盛り込んだ新たな紀行作品! 【目次】 第一部 寝台急行、北へ 一 歴史の地層の上を走る 二 林芙美子の樺太 三 ツンドラ饅頭とロシアパン 四 国境を越えた恋人たち 五 北緯50度線のむこう 六 廃線探索と鉱山王 七 ニブフの口琴に揺られて 第二部 「賢治の樺太」をゆく 一 「ヒロヒト岬」から廃工場へ 二 賢治が乗った泊栄線 三 「青森挽歌」の謎 四 移動する文学 五 大日本帝国、最果ての駅へ 六 オホーツクの浜辺で 七 チェーホフのサハリン、賢治の樺太 八 白鳥湖の謎 九 光の中を走る汽車 十 すきとおったサガレンの夏 おわりに 文庫版のための長めのあとがき 主要参考文献一覧 解説 池澤夏樹 ※本書は小社より2020年4月に刊行した作品を文庫化したものです。
  • サギサワ@オフィスめめ
    4.0
    ウチ、東京高田馬場、横浜某所、新潟瀬波温泉、沖縄北中城村、奈良、大阪羽曳野、韓国ソウル、ロンドン、プラハ……、日本はもとよりワールドワイドに縦横無尽、がんばる俺、えらい俺、へこむ俺、温泉で飲み過ぎてゲロな俺、沖縄で「くじくじ~!!」と叫ぶ俺、海外でも食ってばかりいる俺、でもちゃんと仕事もしてるぞ俺……、18歳でデビューした古の美人作家“めめ”こと鷺沢萠の、バクチ、酒、男、女、仕事、そしてまたバクチ、酒!エネルギーありあまる天真爛漫(笑)な毎日を、自らが赤裸々に大公開。
  • サギサワ@オフィスめめ 方言バトル編 ウチにいないぞ、俺!
    -
    鷺沢萠公式サイトOFFICE MEIMEI のなか、唯一毎日更新していた日記コーナーを、掲載時に書けなかったあれやこれをたくさん加え、長完全版として、1冊に!
  • サギサワ@オフィスめめ 建国編 でんでん虫国創立!
    3.5
    18歳でデビューした古の美人作家のなれのはて? エネルギーありあまる天真爛漫な(笑)、毎日を自らが赤裸々に綴る!
  • 作者消失
    3.6
    榎本悦子は23歳の新米編集者。入社してすぐの初仕事が作家・赤川次郎の連載小説担当だった。いよいよ最終回の締め切り日、一体誰が犯人なのか見当もつかない作品が、ついに完結する。「真犯人」を最初に知ることができるのは担当編集者の特権というもの。心躍らせて赤川邸に向かった悦子だが、なんと赤川先生が行方不明に――!? 三毛猫ホームズや『天使と悪魔』のマリとポチなど、赤川作品の人気キャラクターたちが総出演。さらに作者「赤川次郎」自身も登場する、超豪華な一冊!
  • 作戦NACL
    5.0
    大爆発によって、死傷者1000名をこす大惨事になった渋谷。つづいて、各地でも同じように奇妙な大爆発があいついで起こった。いずれも原因は不明。だが、爆発の直前、中学生の団体のバスが通過したという情報がもたらされた――このニュースを聞いた中学生の明夫は、思わず叫んだ“修学旅行中に車中で出会った、不気味な雰囲気をもった、あいつらだ”明夫は早速、同級生の尚に不思議な中学生たちを追跡しようともちかけたのだった……。光瀬龍が贈るSFジュブナイル。
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている
    3.7
    1~18巻616~726円 (税込)
    平凡な高校生の僕は、お屋敷に住む美人なお嬢様、櫻子さんと知り合いだ。けれど彼女は普通じゃない。なんと骨が大好きで、骨と死体の状態から、真実を導くことが出来るのだ。そして僕まで事件に巻き込まれ……。
  • 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」シリーズ17冊合本版 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』~『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 櫻花の葬送』
    -
    北海道、旭川。町一番のお屋敷に住む櫻子さんは、一見楚々とした美人だ。だけど彼女は普通じゃない。三度の飯より骨が好きで、骨と死体の状態から、真実を導くことが出来るのだ。平凡な高校生の僕、正太郎は彼女と知り合いなばっかりに、いつも事件に巻き込まれる。骨や遺体や、一番恐ろしい人間の悪意や、普段の生活では目にすることもないことに直面し、時には落ち込むこともあるけれど。でもそれ以上に、彼女と謎の真相を追う時間は、僕にとってかけがえのないものだった……。 旭川、札幌、函館……北海道の美しい街と美味しいグルメ、そして自然をバックに繰り広げられる、法医学×青春成長ライトミステリ決定版! ※本電子書籍は『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ全17冊を収録しています。
  • サクラダリセット(角川文庫)【全7冊 合本版】
    4.9
    「リセット」、たった一言。それだけで世界は三日分巻き戻る。その力で、二年前に死んだ彼女を生き返らせたら、それは本当に彼女なのだろうか?――見聞きしたことを絶対に忘れない能力を持つ高校生・浅井ケイ。世界を最大三日分元に戻す能力「リセット」を持つ少女・春埼美空。ふたりの能力を合わせれば、失敗した過去をやり直し、現在(いま)を思い通りに変えることができる。ふたりはその力を使い、人々の悲しみを取り除く奉仕作業をしていた。しかし、その能力が原因で、二年前にひとりの少女が命を落としていた。少年は、いつしか、その少女を、能力を使って再生させることを考え始めるが……。能力者が集う街・咲良田(さくらだ)で青春を生きる若者たちの奇跡の物語。 ※本電子書籍は角川文庫「猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1」「魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2」「機械仕掛けの選択 サクラダリセット3」「さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4」「片手の楽園 サクラダリセット5」「少年と少女と、 サクラダリセット6」「少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7」を1冊にまとめた合本版です。
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1
    3.9
    「リセット」という一言で、世界は、三日分死ぬ――能力者が集う街、咲良田(さくらだ)に生きる時間を巻き戻す少女・美空と、記憶を保持する少年・ケイ。繰り返す日常は、若者たちに何をもたらすのか!? ※本書は、二〇〇九年六月に角川スニーカー文庫より刊行された『サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY』を加筆・修正し、改題したものが底本です。
  • 桜姫
    3.5
    15年前、大物歌舞伎役者の跡取り息子として将来を期待されていた少年・音也が死亡した。それ以降、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す悪夢を見るようになる。自分が兄を殺したのではないだろうか? 誰にも言えない疑惑を抱えて成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・中村銀京が現れた。2人は音也の死の真相を探ろうと決意するが――。封印された過去の記憶をめぐる、痛切な恋愛ミステリ。
  • 酒と家庭は読書の敵だ。
    3.0
    心にじいんとしみいる大人の恋、子供の頃に読んだ忘れられない場面、まぼろしの文庫についてなど、多彩な読書エッセイ集。 ※本書は、平成九年七月、小社より刊行された単行本『活字浪漫』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 酒は涙か溜息か 古賀政男の人生とメロディ
    -
    北原白秋から美空ひばりまで、多くの出会いの中で古賀政男は哀しみを歌へと結晶させていった。演歌の代名詞「古賀メロディ」の底流に秘められていたもの、戦前・戦後に庶民を追い詰めていったものの真実に迫る評伝。 ※本書は二〇〇五年八月、毎日新聞社から刊行された単行本『悲歌 古賀政男の人生とメロディ』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • さくら、うるわし 左近の桜
    4.0
    小旅館「左近(さこん)」の長男・桜蔵(さくら)は、母と弟が暮らす家を離れ、父・柾(まさき)の元から大学に通っている。柾の庶子ではあるが特に不自由はなく、柾の本妻である遠子(とおこ)とは、気軽に連れ立って出かけられるほどだ。複雑な家族関係に不満はないが、誰からか継いだ、不可思議な体質は困りものだ。見えないはずのものを見てしまうだけでなく、その者たちに魅入られ、身体をほしいままにされてしまう。それも、集まってくる者たちはいずれも桜蔵を「いい女」と呼んではばからないのだ。 耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン――この世ならぬものたちが桜蔵の身体を求め……。生と性、死の気配が絡み合う珠玉の連作幻想譚。
  • 左近の桜
    4.0
    武蔵野にたたずむ料理屋「左近」。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。宿の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが。
  • 咲くや、この花 左近の桜
    3.8
    春の名残が漂う頃、隠れ宿「左近」の桜蔵に怪しげな男が現れ手渡した「黒面を駆除いたします」というちらし。桜蔵は現ではないどこかへ迷い込む……匂いたつかぐわしさにほろ酔う、大人のための連作奇譚集。
  • ささやかな永遠のはじまり
    3.2
    園田花織は出版社で編集総務を担当する25歳。新雑誌の創刊準備に迫われながらも、大手電機メーカーに勤める岡島との結婚を控え、公私ともに充実の毎日を過ごしていた。しかし、挙式直前に岡島の女性問題が発覚、絶望のなか花織は別れを決断する。悲しみを忘れるべく仕事に打ち込むなか、花織は新雑誌の編集長、白石の優しさに癒され、そして恋に堕ちていく―。ベストセラー『夜の果てまで』の著者が描く、切なく狂おしい“純愛”傑作長編。 ※本作品は、二〇〇七年十月に小社より刊行された単行本『幸福日和』を改題し文庫化されたものが底本です。
  • さしすせその女たち
    3.6
    39歳の多香実は、年子の子どもを抱えるワーママ。マーケティング会社での仕事と子育ての両立に悩みながらも毎日を懸命にこなしていた。しかしある出来事をきっかけに、夫への思わぬ感情が生じ始める――。
  • 砂上
    3.7
    守るものなんて、初めからなかった――。人生のどん詰まりにぶちあたった女は、 すべてを捨てて書くことを選んだ。母が墓場へと持っていったあの秘密さえも――。直木賞作家の新たな到達点!
  • サタミシュウ「SM青春小説」作品集【全10冊合本版】
    -
    官能小説界に革命を起こしたサタミシュウの「SM青春小説」クロニクル。 『私の奴隷になりなさい』 ある日、彼女の家で不審な10本のビデオを発見する……。僕は「奴隷」に恋してしまった。 『ご主人様と呼ばせてください』 妻が若い男と浮気していることを知った私は、浮気相手を脅して妻との関係を続けさせた。 『おまえ次第』 「調教癖」を持つ目黒が一見地味な繭子に出会うが、繭子は目黒の想像を超えていく。 『はやくいって』 奴隷になるのは、窮屈な自分から自由になること。わたしたちの恋は、せつなくて、いやらしい。 『恋するおもちゃ』 「おまえをおもちゃのように扱う」「嬉しいです」わたしはここまでいやらしくなれるんだ。 『彼女はいいなり』 男子高校2年生の美樹は、美術教師にあらゆる性行為を教わることに……。 『かわいい躾』 高校教師・美樹は生徒の澄美を見て衝撃を受ける。美樹の性癖は徐々に覚醒してしまい……。 『SでもMでもなくこれは恋とか愛』 鷺坂美樹は三回目の恋に落ちる。これは運命なのか、呪いなのか――。 『私はただセックスをしてきただけ』 奴隷としての調教を施された妻は、己の一生を捧げるご主人様に出会う。想像を絶する告白。 『彼女が望むものを与えよ』 8人の「彼女」が思わぬところで絡み合う。サタミシュウ、ついに最終章! ※本作品は『サタミシュウ「SM青春小説」作品集』シリーズ全10巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。

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