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Posted by ブクログ
シリーズ最新作。
久しぶりにシリーズの設定らしい、幽霊が登場する話となった。
海里と兄・一憲の関係がずいぶんと柔らかになってきてホッとする。
違いの性格や考え方の違いからすれ違いや誤解があった二人だが、そこを理解し合い互いにリスペクトしている感が出てきて、長らくシリーズを読んできた身としても感慨深い。
今回はロイドの思わぬ事故から「入院」「復帰」が描かれる。
〈ばんめし屋〉は夏神が始めた店ではあるが、やはり海里とロイドの三人?がいてのお店なんだなと実感できた。海里の慌てぶりと戻って来るまでの不安な日々が、海里とロイドの絆を感じられる。
本編としては、一憲の職場の後輩・佐藤の家に現れる幽霊の話。
シングルマザーとして自分を育ててくれた母を亡くし、体調を崩した佐藤を世話してくれた目に見えない存在はまさかの…見知らぬオジサン。
だがホンワカしていい話だった。
そしてロイドが無事退院後にはパワーアップしているような。これからまた幽霊絡みの話が増えるかも知れない。
一憲・奈津夫妻と一憲の母の家族にさらなる家族が増えるのかと思ったが、まだ先になりそうだ。
週末里子の愛生(みう)がしっかりした子で好感持てる。この子と五十嵐家の関係も見守りたい。
ロイド(眼鏡の)の修復が叶って、本当に良かった。今では、ロイドは、海里だけでなく、夏神や、ばんめし屋にも、なくてはならない存在に、なっているんだから。母親を亡くした佐藤さんの、側で世話をやいていたのが、母親ではなくて、その部屋に住んでいて、亡くなった鈴木さんという、おっさんだったっていうのは、ちょっと笑えたけれど、ほのぼのとした話で、良かった。
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