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Posted by ブクログ 2013年08月01日
たまたま手にとってみたけれど本当に読んで良かった。
心がなんとも言えない温かいような涙が出そうになるような寂しいような気持ちになった。
何の気なしに普段話している「ことば」だけど人を救ったりむしろ傷つけたり・・・色んな面があって、その言葉の使い方は十人十色なわけで・・・私も上手に言葉を使いたいなぁ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「動物の仔のように身を寄せ合って眠る・・・」
「このひとはあたしだ」
この二つのフレーズが頭から離れない。
ろうそくの光のようなゆらゆらとした語り口が心地よく、また、どこか心許ない。
愛するものが別の生きものであるということのせつなさ、それゆえの愛しさ。
複雑に絡み合うルーツがもたらす、軋轢...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月27日
【本の内容】
「―この男は、あたしだ…」美亜がはじめて朴さんと会ったのは、所属していた劇団が潰れたのを機に、新橋の飲み屋『スタア』で働きはじめて一週間経つか経たないかの頃だった。
三日にあげずに店に顔を出す朴さんに、美亜はやがて「あたしと同じものを持っている」と、強くひかれていくのだった…。
家...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月21日
人物としては多分友達になれないと感じるのに、作品にはどうしようもなく惹かれてしまう作家やアーティストがいる。鷺沢萠 はその一人である。いろいろな評伝を読むかぎりでは、きっと仲良くなれない人なのだが、彼女が描く物語はとても深く僕の世界に入り込んでくる。
表題作である「さいはての二人」、若さゆえに人生...続きを読む
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