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Posted by ブクログ 2009年10月04日
「サウダージ」とは「孤愁」というような意味らしい。
島国日本の言葉には訳せないコンセプトだとか。
国際色が豊かな登場人物たちそれぞれが日本で色々と考える。
日本で生活して、不満もないけど、何かが足りてない感じ。分かる気がする。
「うすのらな生活をいつまでも拒んでいると、しまいにはつまらない夢を追...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月27日
【本の内容】
「サウダージ」、それは、失われたものを懐かしむ、さみしい、やるせない想い―。
日本人の父とインド人の母の血をひく裕一。
若いパキスタン人労働者シカンデル。
日系四世のルイーズ。
裕一の行きつけのバーの雇われママ、フィリピン人女性ミルナ。
それぞれが癒しがたい喪失感を抱きながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月30日
心にトラウマめいたものを抱えながら淡々と生きているものの、何故か女性を惹きつける魅力がある青年が主人公の物語。誰かの作品に似ていると思いながら読んでいましたが、最後になって樋口有介氏だと気付きました。全ての事柄に決着を付けてしまわないで、何となく曖昧に終わらせてしまうところも共通項です。
今日は仕事...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月06日
【あらすじ】
「サウダージ」、それは、失われたものを懐かしむ、さみしい、やるせない想い―。日本人の父とインド人の母の血をひく裕一。若いパキスタン人労働者シカンデル。日系四世のルイーズ。裕一の行きつけのバーの雇われママ、フィリピン人女性ミルナ。それぞれが癒しがたい喪失感を抱きながら、東京に流れ着き、出...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
登場人物の寂しさ、人間の弱さ、そしてそこから描く混沌とした現実社会…。あっという間に全部読んでしまいました。
この「サウダージ」というコトバはポルトガル語なんですが、日本語ではどうも訳しにくい言葉なんだそうです。言葉を学ぶことって、もちろんコミュニケーションができるメリットもありますが、そのコトバそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
人材派遣会社に勤める主人公が、裏で密入国などのビジネスにも関わる一方で、多様に揺れ動く20代後半の生活を過ごしつつ己が人生を見直していく。
主人公は男なんですけど、作中では一貫して女性に振り回されています。それは主人公に止まらず、友人や父親、といった主要な男性陣はことごとく女性に振り回されている...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月10日
盛田さんの二作目読み終わりましたー。なんだか題名のサウダージっていう言葉の意味「それは、失われたものを懐かしむ、さみしい、やるせない想い」からも登場してくる人達が心の中に虚しくて、やるせない想いを抱えながら人と出逢いまた別れていく。って感じのお話でした。なんか悲しいけどリアルってこんな感じだよなぁ。...続きを読む
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