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数多くの縄文遺跡がある長野県諏訪地方。若き天才発掘師・無量はその中の1つ、御座遺跡で発掘を行うことに。だがそこで、過去に祖父が起こした遺物捏造事件の関係者・理恵と再会してしまう。さらに、不気味な文様のついた土器片を発見するが、その文様を見た理恵は“呪いのカエルだ”と激しく動揺し……!?
一方、縄文フェスティバルの準備を手伝っていた萌絵は諏訪大社で、古代神を祀る新興宗教の一団と遭遇し、不穏なものを感じていた。その新興宗教には無量の幼なじみ・忍の、鳳雛学院時代の同級生も関わっているらしく──。
今度の舞台は信州、諏訪! 文庫書き下ろし、遺跡発掘ミステリ第9弾!
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Posted by ブクログ
西原無量シリーズ、9作目。
今作のテーマは縄文土器・土偶及び諏訪信仰。
ちょうどBSの番組で縄文土器の特集をしているのを観た後だったので、私的には超タイムリーなテーマでした。私が子供の時の常識では狩猟・採取文化が中心だった縄文時代ですが、今は縄文時代にも農耕文化が多少はあったというのが通説になっているのですね。祭器として用いられていた土偶の話もテレビ番組と被っていて、新しい歴史知識に私の知的好奇心が大いに擽られました。
今作では更に諏訪信仰に、埋蔵金、とてんこ盛りの内容。途中までは不穏な雰囲気でハラハラだったけど、後半は皆でお宝探しになっていてなかなか楽しかったです。無量の行動はいつもながらに危なっかしいところがあるけど、萌絵ちゃんは期待に違わず面白くて流石です。ミステリと歴史薀蓄の両方をバランス良く楽しめました。
縄文時代の遺跡発掘が、振興宗教や、過去(30年前)の小学生の失踪も絡み、またもや、ハードボイルド系の話になる。いつものパターンに、笑ってしまう。
Posted by ブクログ
縄文時代の土偶や土器に諏訪信仰も絡めて、個人的には好みの内容でした。
ミシャグジの話とか興味深かったですし。
無量の初恋の人が登場とのことで、萌絵がさぞやきもきするかなと思っていたら、そこは案外そうでもなかったけど(ラストに少しだけあったくらい)
さらっとデートらしきものはしたのに、今回も無量と萌絵に進展はなしか……とほほ。
無量の初恋の人も複雑な立場の人だったから、無量が初恋に浸る余裕はなかった点は安心できたかな。
以前は敵だからなとピリピリしながら読んでいたJ Kが今回も役に立ってくれて、最近は彼がいる方が安心して読めるようになった気がする。
無量はすぐ誘拐されるから……(今回もそう)
終盤の教祖様展開は爆笑しましたけど。
あの場面は完全にコメディでした。
ただ忍ちゃんは半ば本気で崇めていた気がしないでもない。
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