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15年前、大物歌舞伎役者の跡取り息子として将来を期待されていた少年・音也が死亡した。それ以降、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す悪夢を見るようになる。自分が兄を殺したのではないだろうか? 誰にも言えない疑惑を抱えて成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・中村銀京が現れた。2人は音也の死の真相を探ろうと決意するが――。封印された過去の記憶をめぐる、痛切な恋愛ミステリ。
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Posted by ブクログ
小菊さんシリーズの3冊目です。 このキャラクター、いいです。 登場人物の「役者」って、人間である前に役者、みたいな設定の人が圧倒的に多い中、この人は「まず人間」なのがとても好感持てます。 またこの話、最後の最後があああっと思わせます。 これがなくても十分ミステリなのに、まだやるか。 世の母親って。...続きを読む。。。頭があがりません。 近藤史恵の文体が好きですー 薄い本が多いのに中身がみっちりあるのは密度が高いのかな。 さほど豪華絢爛な言葉を並べ立てるわけでもないのに 濃度があるところ、ちょこっと皆川博子に近いかな。
二人道成寺から遡って読んだ二冊目。とても良かった。またひとりお気に入り作家さんが増えて、嬉しい悲鳴。明日は本屋巡りしないとw
小乃原笙子(おのはら しょうこ)は歌舞伎の家の娘。 母と兄を失い、大物歌舞伎役者の父とは折り合いが悪く、家を出ている。 笙子は、15年前に10歳で死亡した兄の音也(おとや)を絞め殺す夢を何度も見る。 ある日、子供の頃、音也とよく遊んだ、という若手歌舞伎役者・中村銀京(なかむら ぎんけい)が笙子の前に...続きを読む現れ、音也の死に疑問を抱いている、と言った。 “その子”が歌舞伎にかかわらなかったら、または歌舞伎の家に生まれなかったら、こんな悲劇は起こらなかったのかもしれない。 離婚をした母親に新しい恋人が出来た“その子”も、生物学的(?)医学的(?)に少し特殊なケースで生まれた“その子”も、話し合いや周囲の理解を得て、幸せに(あるいは普通に)成長して行くこともできたはずだが… 謎が解けて、意外な理由に驚いたが、笙子視点で読んできて、彼女に冷たく当たっていたように見えていた人たちの秘めてきた苦しみと戸惑いにも気づく。 笙子と京介が少しでも理解し合い、新しい関係を築けたらいいなと思う。
これ、シリーズものだったんですね。知らなかった。 クライマックスで一気に答えが出て、本当に短い説明だったのに物足りない感じはせず。それまでの謎がするっと解けておもしろい。 銀京をはじめ、登場人物が皆魅力的。
歌舞伎シリーズ三作目。 今までで一番おもしろかった。 子どもの頃、兄を殺したかもしれないという疑惑、真相が明かされるまでわからなかった。
ちょっとんーってとこもあったけど、フリの長さとオチには満足。この短さでこのクオリティーはやっぱりすごいと思う。 でもこの人の本は『サクリファイス』の方が断然にオススメです(笑)
シリーズ物と知らずに買ってしまった・・・ 薄いし読みやすいかと思って買ったら 短い割に結構詰まってました 途中の歌舞伎のセリフが書いてあるところは 理系の私には読みづらく、というか 読み飛ばしてしまったのですが; んーーーなんともいえない感じ! 悪くはないし、面白いと思ったし だけど後に残るもの...続きを読むがあんまりないかなー って感じ!いや、でも、面白かった!
やはり近藤さんは心理描写が秀逸。 笙子の苦しみ、切なさが痛いぐらい伝わってくる。 ラストが優しくて良かった。 でも、子役のくだりは・・・ただ痛々しさだけ残して、あれは、必要だったのだろうか・・と思わないでもなかったな。 子供や動物が辛いのはダメだorz
歌舞伎シリーズ第三作だそうです。 大物歌舞伎役者の娘・笙子と若手女形役者・中村銀京(ぎんけい)は 十五年前に死んだ笙子の兄・音也の死について疑問を持ち、 調べようと動き出すが、父や一門の者が執拗に阻止しようとする。 一方、舞台で子役を務めた少年が大道具部屋で死んでいた。 2つの死の真相を究明するべ...続きを読むく依頼を受けた今泉文吾が たどり着いた結論とは? 歌舞伎の狭い世界ならではのミステリーって感じです。 音也の死の真相には驚愕しましたけど、 久しぶりにドキドキキュンキュンしました。
笙子は大物歌舞伎役者の娘。 15年前に跡取り息子として期待されていた音也がなくなった後に引き取られたが、女の子では役者にはなれない。 音也の首を絞めようとする悪夢を見る笙子は何があったのか不審に思っていた。 子供時代に別荘で音也と仲良くしていたという中村銀京という大部屋役者に出会い、奇妙な点のある音...続きを読む也の死について調べ始める。 おりしも子役の少年が劇場でなくなるという事件が起きる。 女形・瀬川小菊の知り合いの探偵・今泉文吾に調査を依頼することになるが… 桜姫東文章の舞台をからめながら展開する〜封印された過去を巡る切ない恋の物語。 平成14年単行本化された物の文庫。 2007年の大ブレイクについてファンの嬉しい悲鳴?の後書きが詳しいです。
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