桜姫

桜姫

550円 (税込)

2pt

15年前、大物歌舞伎役者の跡取り息子として将来を期待されていた少年・音也が死亡した。それ以降、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す悪夢を見るようになる。自分が兄を殺したのではないだろうか? 誰にも言えない疑惑を抱えて成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・中村銀京が現れた。2人は音也の死の真相を探ろうと決意するが――。封印された過去の記憶をめぐる、痛切な恋愛ミステリ。

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    Posted by ブクログ

    小菊さんシリーズの3冊目です。
    このキャラクター、いいです。
    登場人物の「役者」って、人間である前に役者、みたいな設定の人が圧倒的に多い中、この人は「まず人間」なのがとても好感持てます。

    またこの話、最後の最後があああっと思わせます。
    これがなくても十分ミステリなのに、まだやるか。
    世の母親って。

    0
    2014年11月04日

    Posted by ブクログ

    二人道成寺から遡って読んだ二冊目。とても良かった。またひとりお気に入り作家さんが増えて、嬉しい悲鳴。明日は本屋巡りしないとw

    0
    2010年05月14日

    Posted by ブクログ

    小乃原笙子(おのはら しょうこ)は歌舞伎の家の娘。
    母と兄を失い、大物歌舞伎役者の父とは折り合いが悪く、家を出ている。
    笙子は、15年前に10歳で死亡した兄の音也(おとや)を絞め殺す夢を何度も見る。
    ある日、子供の頃、音也とよく遊んだ、という若手歌舞伎役者・中村銀京(なかむら ぎんけい)が笙子の前に

    0
    2020年04月22日

    Posted by ブクログ

    これ、シリーズものだったんですね。知らなかった。
    クライマックスで一気に答えが出て、本当に短い説明だったのに物足りない感じはせず。それまでの謎がするっと解けておもしろい。
    銀京をはじめ、登場人物が皆魅力的。

    0
    2013年07月24日

    Posted by ブクログ

    歌舞伎シリーズ三作目。
    今までで一番おもしろかった。
    子どもの頃、兄を殺したかもしれないという疑惑、真相が明かされるまでわからなかった。

    0
    2013年06月21日

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