最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き

最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き

660円 (税込)

3pt

元俳優の海里は、小説家の淡海が書き下ろした作品の朗読に挑むことに。しかし自分の演じる役柄に感情移入できずに悩み、淡海の小説の取材に同行することに。「演技」に真正面に取り組む海里の答えとは……。

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最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月12日

    今までで一番好きな巻になりました。
    こう、相互理解の難しさが色んな角度から切り取られているように思います。
    表に出てくるものが全てではないのに、わたしたちはそれを元に判断することしかできないというか。
    『夫』の思いがわからない海里も、奈津さんと一憲兄ちゃんの葛藤もそこにある。
    だからこそ、思っている...続きを読む

    0
    購入済み

    ひんやりとしてあたたかい

    2021年06月24日

    海里を応援しながら読んでいる。読んでいて淡海先生の言葉が石田彰さんの声で聞こえていたんだけど、今回、その理由が分かった気がする。ホラーじゃない方面で冷んやりとした。寂しさもあるだろうけどそっちに行かなくてよかったな、と。

    #泣ける #切ない #感動する

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    Posted by ブクログ 2023年10月20日

    先生と妹との別れが寂しさもあり温かくもあった。
    最後を朗読と料理でサポートする3人もまた良い。

    このシリーズは割とどこから読んでもいいタイプかなと思っていたけど、このお話はやっぱり前作なりを読んでからの方がいいなと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年07月28日

    久しぶりの「最後の晩ごはん」シリーズ。
    朗読劇の登場人物に感情移入できない海里。
    その朗読劇の原作を作った淡海の死んだ妹の気配が消えて。
    加えて一憲と奈津の夫婦にも悩みと新たな決断もあったりで。
    今回も内容の濃い物語でした。
    それぞれが決断の後新たな未来へ進む。
    これらを経て海里もまたどのような影響...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月17日

    このシリーズもいったい何冊読んだことだろう。今回のお話は、新しい幽霊こそ出てこなかったけど、夏神さんは古き良き日本の味を再現して発信することに日々努力し、海里は朗読という分野で試行錯誤しながらも奮闘し、それぞれが暗中模索だったシリーズ初期のころを思うと、自分のやりたいことに向かって進んでいる感じがあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月19日

    シリーズ第15弾。
    今回もすごく良かったです。
    しっかり、幽霊さんの思い出ご飯のお話しもあります。
    このシリーズに於いて大事なキャラクターである、小説家の淡海先生の妹が、この幽霊。
    大好きな兄の為に、ある決心をする。

    主人公、五十嵐海里の兄夫婦のお話しも、本当に心に響いて泣ける。
    色々あるけど、一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月09日

    決して長くはないこの一冊の物語の中に、毎回必ず旬の、今現在の、考えるべきテーマを盛り込んでくる手法がすごいなって思う。

    0
    購入済み

    純佳さんなるほどねー

    2021年06月11日

    純佳さんがいることで、淡海先生が無敵になっちゃって、周りの人に対して雑になる…っていうのは、なるほどっていうか、鋭い観察眼。アドリブの演技の利かせ方といい、彼女ただ者じゃないね!!

    確かに、何冊か前に淡海先生が海里くんにやったことはホントに許しがたかったから、それで純佳さんが「兄貴このままじゃヤベ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月05日

    最後の晩ごはんシリーズ、第15弾。
    元タレント・五十嵐海里(いがらしかいり)は、定食屋で働く一方、演技のレッスンをしてくれる倉持悠子(くらもち ゆうこ)と共に、朗読劇に取り組んでいる。
    「ばんめし屋」の常連客でもある作家・淡海五朗(おうみ ごろう)による脚本だが、海里は自分の役である登場人物に共感で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月30日

    生意気なことを言います。
    今回のストーリーは本当に
    よく練られたもののように感じました。

    海里の抱える問題を軸に、彼に関わる人々の
    それぞれの苦悩や課題が海里を触媒として
    化学反応を起こしていく。

    今回、私は海里という存在に、
    何か特別なものを感じた。

    海里がそこにいる。そのことで救われた人が...続きを読む

    0

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