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Posted by ブクログ 2022年12月12日
今までで一番好きな巻になりました。
こう、相互理解の難しさが色んな角度から切り取られているように思います。
表に出てくるものが全てではないのに、わたしたちはそれを元に判断することしかできないというか。
『夫』の思いがわからない海里も、奈津さんと一憲兄ちゃんの葛藤もそこにある。
だからこそ、思っている...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月28日
久しぶりの「最後の晩ごはん」シリーズ。
朗読劇の登場人物に感情移入できない海里。
その朗読劇の原作を作った淡海の死んだ妹の気配が消えて。
加えて一憲と奈津の夫婦にも悩みと新たな決断もあったりで。
今回も内容の濃い物語でした。
それぞれが決断の後新たな未来へ進む。
これらを経て海里もまたどのような影響...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月17日
このシリーズもいったい何冊読んだことだろう。今回のお話は、新しい幽霊こそ出てこなかったけど、夏神さんは古き良き日本の味を再現して発信することに日々努力し、海里は朗読という分野で試行錯誤しながらも奮闘し、それぞれが暗中模索だったシリーズ初期のころを思うと、自分のやりたいことに向かって進んでいる感じがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月19日
シリーズ第15弾。
今回もすごく良かったです。
しっかり、幽霊さんの思い出ご飯のお話しもあります。
このシリーズに於いて大事なキャラクターである、小説家の淡海先生の妹が、この幽霊。
大好きな兄の為に、ある決心をする。
主人公、五十嵐海里の兄夫婦のお話しも、本当に心に響いて泣ける。
色々あるけど、一...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月05日
最後の晩ごはんシリーズ、第15弾。
元タレント・五十嵐海里(いがらしかいり)は、定食屋で働く一方、演技のレッスンをしてくれる倉持悠子(くらもち ゆうこ)と共に、朗読劇に取り組んでいる。
「ばんめし屋」の常連客でもある作家・淡海五朗(おうみ ごろう)による脚本だが、海里は自分の役である登場人物に共感で...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月30日
生意気なことを言います。
今回のストーリーは本当に
よく練られたもののように感じました。
海里の抱える問題を軸に、彼に関わる人々の
それぞれの苦悩や課題が海里を触媒として
化学反応を起こしていく。
今回、私は海里という存在に、
何か特別なものを感じた。
海里がそこにいる。そのことで救われた人が...続きを読む
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