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芦屋の定食屋「ばんめし屋」に節分の時期が。 巻き寿司の提供で盛り上がる中、海里の後輩・李英が店を訪れる。 体を壊し役者を休業中の彼は、海里が通う朗読のレッスンに参加したいと言う。 海里は快諾するが、師匠で女優の悠子と李英のやりとりを聞いて、 李英のほうが才能があるのではと愕然とする。 それを機に仲違いしてしまうが、 店長の夏神のはからいで、有馬温泉に2人きりで旅行することに……。 友情と親子愛に涙溢れる第17弾!
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Posted by ブクログ
前巻で生霊になった李英くんと海里くんがケンカをして温泉で仲直りする巻。 生きてケンカができてよかったね。 「あなたに嫉妬しています」なんて、きっと隠したい感情だろうにそれを誠実に真正面から伝えて謝る海里くんは根性あるな。 今回の幽霊は朗読の師匠の息子さん。 突然別れてしまった親子の間を取り持ちま...続きを読むす。 親子の感動ものに弱いのでまんまと涙ぐみました。 それからやっぱりロイドの自己肯定感高めユーモアにほっこりし、夏神さんのツッコミに笑いました。
このシリーズも17冊目になり、なんだか味わいが深まってきたなあと思った。夏神と海里とロイド、海里と李英、倉持夫妻と海里、それぞれの人間関係の深まりを感じた。海里と李英は先輩後輩という少し距離のある関係から、お互いの嫌な部分も含めて理解が深まり、いいライバルのような関係になった。倉持夫妻と海里は、倉持...続きを読む夫妻が息子を亡くしているという悲しい過去に今まで触れることができないでいたけれど、今回の出来事を通して、息子さんの死による痛みをずっと抱えて生きていかなければいけない二人の傷口にそっと手を添えることができた。苦しい、くやしい、悲しい、腹立たしいといった負の感情を見せられる相手ってなかなかいないものだから、海里は李英にとっても倉持夫妻にとっても、大事な存在になったのだと感じた。そして倉持さんの海里に対する師匠としての愛情にぐぐっときた。
花火をタップしつつ読んだ。今回も面白かったなあ。まさか悠子さんもここまで掘り下げるとはさすが。最後のシーンはもちろん半泣きで読みました 面白かったー!
そう言えば大切な人を失った者達の集まりなんですよね『最後の晩ごはん』。 でもやっぱり若い人が亡くなるのはツライ…しかも結構えげつない亡くなり方をしていてホント辛い…と思いながら読みました今巻。 ああでも最後は毎回ちゃんとほっこり笑えて終われるので読後感は良いです。 ちゃんと話せる時に話しておかないと...続きを読む、後悔は先に立ちませんね本当に。
小説を読んで感極まって泣くのは久しぶりだった。 弟分の李英と喧嘩して不穏な展開で始まったが、有馬温泉で仲直り。 初めて存在を知った炭酸せんべいは美味しそう。 そして話は、朗読の師匠である悠子さん家族の悲しい思い出に…。 優しい登場人物、美味しそうな料理に心が満たされた。
李英が無事退院した。李英の母が若年性痴呆のため、実家に帰られないので、ばんめし屋でしばらく世話をして、近くに1人暮らしをして、毎晩、ばんめし屋に夕飯を食べに来る。 ある日、李英が行きたがっていた、倉持悠子の朗読劇のレッスンを海里と一緒に受けに行くことに。ある物語を朗読し内容の解釈をそれぞれがした。...続きを読む悠子のその評価によって、海里は、李英に、挫折を感じ嫉妬もして、帰り道、喧嘩をした。 その後、一週間近く2人の仲はギクシャクする。 それに気が付いた夏神は、2人で温泉に行って来るように指示した。 イヤイヤ行った2人だが、お互いへの思い、自分の現状と将来について、各々じっくり考え、話し合い、仲直りする。 倉持悠子ほ、持病の喘息が悪化して、レッスンを休む。 お見舞いに行った海里は、そこに、悠子の息子の幽霊を見つける。 悠子は、息子が亡くなって以来、玉子焼が食べられない。グアムに行く前に、寝坊しているのに、玉子焼作ってよと言う息子を怒って、追い出し、そのまま帰らぬ人となり後悔している。 悠子の喘息は、まだ良くならず、朗読劇を休む事になる。代理として、海里と李英の2人にその間の朗読劇を依頼したいと。 そこで、悠子の海里に対する本当の思いを聞いて、頑張っていく決意を新たにした海里。 今までのお礼もこめて、悠子の家へ出張料理をする事に。 料理は、悠子たち家族が昔よく行っていて、もう閉業した洋食店のグラタンやトマトサラダ。 テーブルには、息子の席もあった。 そこで、悠子夫婦に、眼鏡のロイドをかけささて、息子の存在を明かす。悠子は、玉子焼を急いで作り、息子に食べさせる。 仲直りして、成仏していく息子。
「ばんめし屋」シリーズ17 海里と李英 喧嘩して仲直りして。 朗読の師匠の病気でふたりでピンチヒッターに! 今回の幽霊は倉持夫妻の亡き息子 旅先で突然の死。食べさせてあげられなかった卵焼き 前作で死の淵まで行った李英だけど、少しずつ前へ進み始めていてよかった!
最後の晩ごはん17巻目。 病み上がりの李英を軽い気持ちで悠子先生の朗読のお稽古に連れて行ったら李英が悠子先生にめちゃくちゃ絶賛されてて海里嫉妬でモヤモヤ…李英には非はないってわかってるし、自分が腐ってる間も地道に努力を続けて、病気にも負けずに頑張ってる…でもその完璧いい子ちゃんなところも腹立つんだよ...続きを読むな…わかる。それで格の違い見せつけられて、自分が今まで築いてきた地位が足元から崩れるような絶望感と嫉妬心…わかるわかる!と海里に肩入れしまくって読んでしまった。でもその気持ちをちゃんと李英に伝えた上でぶつかり合って、仲直りしててえらい。最初はいけすかない奴だと思ってたのに、いつの間にか海里のこと好きになってました。 今回は、亡くなった悠子先生の息子の幽霊が現れて、思い出の料理を食べて成仏するという、久々に正しい(?)最後の晩ごはん出張編(悠子先生の自宅)でした。悠子先生の、亡くなった息子と海里への深い愛情が感じられてじーんと来てしまった。海里は夏神さんと悠子先生という良い師匠に恵まれていて幸せだな。 続きも楽しみです。
シリーズ第17弾 前作を読んでから少し時間が経ってしまったけど、すぐ物語の中に入り込めた。 今回は、海里が修行中の朗読にまつわる事件と、その師匠である倉持悠子が中心のお話。 倉持夫妻は三年前に息子さんを事故で亡くしている。 母と息子の、お弁当と卵焼きの思い出が涙を誘う。 誘うどころか、ちょっと読ん...続きを読むだだけで涙が溢れて字が見えない…… 亡き息子の好物だった卵焼きを作るシーン……(TT) そしてこの物語の舞台である「ばんめし屋」。 今回美味しそうだったお料理は、スコッチエッグ。 作ったことありますか? 巻末にレシピも掲載されているんだけど、不器用な私には出来そうもありません(^.^; 手順は簡単なんだけど、黄身トロトロのやわやわゆで卵を優しく肉だねで包み、パン粉を付けて揚げる…… あぁ、きっと崩れてしまう(TT) でも食べたい。
有馬温泉はちと唐突だった感が。 卵焼きと親子愛については、ジンとくる。 日々の積み重ねの中のありきたりな料理が一番ささるよね。
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最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン
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