さいごの毛布

さいごの毛布

825円 (税込)

4pt

年老いた犬を飼い主の代わりに看取る「老犬ホーム」に勤めることになった智美。ホームでの出来事を通じ、苦手だった人付き合いや疎遠な家族との関係を改めて考え直し始める――。
世知辛い世の中に光を灯す、心温まる成長物語。

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さいごの毛布 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    期待通り。
    犬という生き物について
    人間について
    けっこう盛りだくさん。
    特に犬好きにはたまんない。
    家族とうまく行っていない思いをずっと抱えている智美。
    不倫相手との関係を切れないままの碧。
    仕事にのめり込み過ぎて、息子を置いて離婚した過去のあるオーナー麻耶子。
    その教え子の灰原。
    抱えるものはい

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    老人ホーム?労研ホーム(市役所にありそう的な)?流浪に剣ホーム(剣心ファン的な)?
    いや!老犬ホーム!!!

    主人公は、求職中に友達から老犬ホームの職員を紹介される。そこは、飼い主がそれぞれの事情により、飼えなくなった犬たちを預けて、最後まで看取るための施設だった。
    そこで働く二人の女性職員と主人公

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    以前に「たまごの旅人」を読んだことがあったのと、わたしが犬好きなのがあって、購入。

    読んでみて、わたしたちは犬とそんなに変わらない部分もあるし、犬のようになりたい一面もあるのかなって思った。
    人間だから、自分が信じたいものを信じて、傷つくことがあるってわかってても、それでも愚直に信じ続けるところは

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    自分も犬を飼っているから、どうしても重ねてしまう部分があり、
    お別れのシーンはさらっと書かれていたけれど涙があふれてしまった。
    この作品を読んで、少しでも我が家の子が幸せに過ごせるように
    一緒に入れる時間は目いっぱい可愛がってあげようと思った。

    こういうペットの老人ホームとかが増えて、少しでも保健

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    近藤史恵さんの本、どれも好きだけど、犬が出てくる話は特に好き。近藤さん自身が犬を飼っているからか、犬の描写が、犬好きの心をわしづかみにする。主人公が犬たちとすごすことで、少しずつ成長する様が良かった。

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    犬の本好きとしては、とても楽しく読めた本でした。

    心が痛むシーンもありますが、号泣するほどではありません。(帯には「号泣」と書いてありましたが、涙もろい私でも泣きはしなかったです。)

    犬を飼っている方なら誰でも考える「犬の老後」について、小説を通して向き合ってみるのはいかがですか?

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    老犬ホームの犬たちや人々との毎日の中で智美が変化、成長していく姿が良かった。生きづらさを抱える智美の心理状態の描写が良かったです。

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    とても面白いお話でした。
    人づきあいが苦手で超ネガティブな主人公の智美が、犬たちや老犬ホーム「ブランケット」の麻耶子と碧とのかかわりの中でだんだん頼もしくなっていく様子が、大げさでなくちょうどいい傾斜の坂道を上るような感じで描かれていてよかったです。碧の謎めいた行動や、ブランケットに出入りする便利屋

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった。最初から最後までずっと夢中で読んでしまった!犬たちそれぞれの犬種、個性も細かく描かれていて想像しやすくて良かった。私情で犬が飼えなくなってしまった飼い主が、老犬ホームという選択肢を選ぶのもひとつの愛情でもあるのかな…。と納得させられた。ただララの元飼い主だけは許さん( ・᷄ὢ・᷅

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    本だから、姿は見えてないのに
    犬が可愛くてしかたありませんでした。
    皆それぞれ何か抱えて生きている。
    人間も動物も一緒。

    0
    2023年12月17日

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