サイレント・ブラッド

サイレント・ブラッド

814円 (税込)

4pt

失踪した父の車が、長野県大町市で見つかった。その発見現場で息子の一成は深雪という地元女性と出会う。ある理由で一緒に父親の足取りを追う2人だったが、何者かにより妨害される。父にはこの地に秘密があったのだ。手がかりは「タケル」という名前と「カクネ里」という地名のみ。果たして、父は何者だったのか? 早世後刊行された、大ヒットデビュー作『ファントム・ピークス』の著者が遺した、珠玉のサスペンス・ミステリ。

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サイレント・ブラッド のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    2021年07月16日

    同じ著者様ということで『ファントム・ピークス』に続き読ませていただきました。相変わらずの山の描写には舌を巻くばかりです。最後まで通して読んでしまいました。

    #ドキドキハラハラ

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    Posted by ブクログ 2021年03月22日

    ミステリーだけどオカルト的な要素もあり、ホラーのようなゾクッとする部分もあり。。。
    後半の謎解きの展開がすごかった!
    前半はちょっとダレる部分もあるけど、半分過ぎたらあっという間な感じ。

    森というか自然の持つ凄さみたいなのも感じたし、他の作品も読んでみよっと。

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    Posted by ブクログ 2017年02月11日

    面白かった!!
    ほぼほぼ一気読みと言ってもいいくらいの勢いで読みきりましたw
    突然失踪した父の行方を探し、自ら真相を突き詰めていくサスペンス-ミステリー。
    ミステリーとしての展開や伏線の張り方など、文句の付け所は(自分の視点では)ありませんでした。

    時代は繰り返す
    因果応報など、
    かっこいい言い方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月23日

    ファントムピークスで第12回松本清張賞最終選考に残ったのですが、癌のため45歳の若さでお亡くなりになられた北村一光氏の作品。

    行方不明になった父親を探すというストーリーですが、情景を非常にうまく表現されていて、山というものの美しさと怖さの両面から伝えられます。
    前作同様に自然との共存と言うようなこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月18日

    失踪した父親の車が、信州の大町で発見される。
    その地を訪ねた息子の一成は、父親の足取りを追い始める。

    山の描写がとても良く、信州の山に行ってみたくなる。
    山岳ミステリーと、少しオカルト的なものもあり、引き込まれて一気読み。
    一成と共に行動し始める女性、深雪がもう少し共感できるキャラクターだと、もっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月06日

    突然失踪した父親の手掛かりを探して奮闘する息子の物語。(実質的には親父の物語)

    オチとしては、父親の秘密の核心を追って秘境に入り、そこで哀しい父親の過去に出会うという、形式的にはよくあるパターンの一つなんじゃないかなと思うが、思ってたよりは面白く読めた。

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    Posted by ブクログ 2012年10月18日

    父の失踪を追い、父の出生を辿る物語。山好きな私としては、人が容易に入り込めない桃源郷適地に話が進んでいくところは楽しく読めた。主人公の成長を物語のなかで感じられるのもよい。精神世界的要素が濃いところは、私には少し合わないかなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2012年10月03日

    最初の数頁で「あ、これは久しぶりの一気読みだ」と思った。丁寧な描写、気弱だけど常識ある主人公、超常現象的な場面も読者を置いてきぼりにしない展開。派手な物語ではないのに、いつの間にか夢中で登場人物達と過去を遡り山に登っていた。「ファントム・ピークス」も面白かったなあ。先日、類似事件が起こったのは怖かっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月29日

    山登りの描写は迫力があると思います。
    『ファントム・ピークス』 に比べると人間関係が複雑でわかりにくかったと思います。

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    Posted by ブクログ 2012年07月16日

    やっぱり文にチカラがある。
    透視能力とかは全く持って信じていないのだが…
    この世界ではすぅーっと入ってくる。

    最近ちょいちょい山系の小説を読んでいるがやはり山にはロマンがある。

    後半はテンポ良くいけました。

    ただただ作者がすでに亡くなられているのが残念です。

    0

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