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世界史上の英雄たちの虚飾に満ちた正体を見破り、たちまち滑稽なピエロにしてしまう寺山修司の眼力。コロンブス、エジソン、聖徳太子、ゲーテ、毛沢東、キリスト、紫式部……。卑近な話題を調味料に、強烈な風刺と卓抜なユーモアでどんな大人物も見事に料理してみせる、ユニークな英雄伝。
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Posted by ブクログ
この人の博識ぶりは「ポケットに名言を」で思い知らされたのだが、この本でもそれが如何なく発揮されている。 誰でも知ってる著名人を独自の機知と切り口で論じた一冊。 ユーモアがあって非常に読みやすい(政治家の評伝は少し辛かったけど・・・。政治に全く興味が無いので・・・)。 偉人とはいえ探すと結構突っ...続きを読む込みどころがある。 街へでよ、というのは正解だね。 偉人も包茎だの童貞だのと散々な言われようで、北方某ではないが「ソープへ行け」みたいな論調も多い。 そして寺山の初体験が人妻であることに感動。 自分も人妻だったのでね。 より彼にシンパシーを感じてしまった。 とりあえず風俗行きます!!(何このまとめw)
タイトルにさかさまを付けたがるこの人。偉人を認めているからこそ、あえて皮肉りたくなる、かわいい人間心理のあらわれ。月光仮面が太陽仮面でないところに注意せよとか言ってるけど、そういうことが悩みのうちは、人生楽しいのだろう。
この作者の本を最初に読んだのは 書を捨てよ、町へ出よう でした。 とりあえず圧巻されました。 自分はあまりエッセイ読まないのですが最後までするする~と大変興味深く読みました。 寺山修司、なる人を自分はあまり(と言うより全然)知らなかったのですが折り返しの人物紹介を見ると大変な方だったのだなあ...続きを読む、と。 この本を読んで思ったのはとりあえず読んでいる本の読書量が半端ではないことと書物に書かれていることを具体的に自分のレベルまで持ってくるのが非常に上手だなあ、と言う2点でした。 断定されているセンテンスはキツイ表現が多いのですがなぜかどこか物悲しく感じるのは彼の生い立ちがそれとなく語られているからなのか。 47歳で逝去とは。早すぎですね。
毒舌の私も舌を巻くぐらい痛烈な風刺。 今頃、あの世でビシビシ痛がっていることでしょう。 ユニークたっぷりの言い回しで振り下ろされる言葉のムチ。 寺山修司にかかれば、エジソンだってキリストだって一撃です。 さかさまから眺めると、世界史はこんなにもおもしろいのだ。
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