作品一覧

  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇
    3.7
    1~2巻715~737円 (税込)
    デビュー作『さらば国分寺書店のオババ』から、青春小説の金字塔『哀愁の町に霧が降るのだ』、SF小説の傑作『アド・バード』『武装島田倉庫』など、94年までに発表した78作品の創作の裏事情に、盟友の文芸評論家・目黒考二がスルドク切り込むおもしろすぎる対談集。コワモテ高校生時代、敏腕商業誌編集長時代に書いた小説や秘蔵写真など、おまけ収録も盛り沢山。椎名誠全著作検証シリーズ第1弾。
  • 本の雑誌風雲録
    4.0
    1巻572円 (税込)
    大学を卒業し、就職はしたものの、“本を読む時間がない”という理由から三日目退職を繰り返す目黒考二。たわいもない話を延々と続ける不思議なイラスト描き・沢野ひとし。そして、若き編集長で激務の最中でも本を手離さない椎名誠。70年代初め、彼らは新宿に定期的に集い、彼らの理想とする幻の新雑誌を肴に、夜を徹して飲み明かしていた。そして七六年四月、彼らの夢であった『本の雑誌』は創刊された。いわば贅沢な遊びだった……。始めたのは良いけれど書籍流通のイロハも知らない彼らが、如何にして今日に至ったのか。多くの仲間とともに奮闘を続けた、本を愛する人間たちの物語!
  • 昭和残影 父のこと
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    「本の雑誌」の創刊者であり、北上次郎名義で書評家として活躍する目黒考二。ある一冊の本がきっかけで、寡黙な父・亀治郎の意外な過去を知る……。活字や俳句を愛し、自分の信念を貫き、運動家として活動した亀治郎。その足跡を辿りながら、激動の時代と家族の姿を圧倒的な熱量で描きあげる。逝きし世と亡き父に捧げる傑作評伝。
  • 酒と家庭は読書の敵だ。
    3.0
    1巻594円 (税込)
    心にじいんとしみいる大人の恋、子供の頃に読んだ忘れられない場面、まぼろしの文庫についてなど、多彩な読書エッセイ集。 ※本書は、平成九年七月、小社より刊行された単行本『活字浪漫』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 一人が三人 吾輩は目黒考二・藤代三郎・北上次郎である。
    -
    1巻616円 (税込)
    『本の雑誌』発行人には、三つの顔があった。目黒考二、さすらいのギャンブラー藤代三郎、ミステリー評論家の北上次郎だ。最初は、目黒考二、私小説風エッセイだ。雑誌創刊二十周年を迎え、創刊当時の苦労に思いをはせる。身も心も活字三昧のこの“三人の男”がギュッとつまった、活字愛読者、必読の書!
  • 活字学級
    4.0
    1巻616円 (税込)
    本はエサ。本がなければ生きられない活字中毒者でありながら、父の死に際して本が何の救済にもならなかったことを吐露する筆者。読書の達人たちが真の姿を明かす! ※本書は94年8月、小社より刊行した単行本を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    3.9
    1巻726円 (税込)
    椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二の4人が集って、「無人島にもっていく本は何か?」「茶わん蒸しはおつゆかおかずか?」などテーマを決めてとことん語り合う企画ものエッセイ。ゲストとして野田知佑、佐藤秀明も登場。 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。

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ユーザーレビュー

  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    Posted by ブクログ

    本当は単行本しか持ってませんが画像有りの誘惑に負けて…。
    なんて楽しい大人がいるんだ!と中学生時嬉しくなったものです。注釈含めて愛しすぎる本。

    0
    2012年09月17日
  • 発作的座談会(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)

    Posted by ブクログ

    今だと文庫本になってるんだなぁ。

    もともと本の雑誌を読んでいましたから、毎月の連載で読んでいた部分もあるのです。
    あるのですが、やはりまとまって一気に読むと、腹がよじれます。

    4人とも(椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二)かなりいい大人だと思うんですけど、若い時からの知り合いってお互いを知っているだけに手順をふまない会話をしますよね? あんな感じです。
    おまけに座談会のテーマも「○○と△△どっちがエライか」というあまり深刻じゃない感じが良いのです。

    0
    2011年06月22日
  • 本の雑誌風雲録

    Posted by ブクログ

    前に古本屋で買った一冊をようやく読み終えた。すんなりと読めて読み応えもあった。

    本の雑誌の創生期を配本部隊から見て書いている。さすが椎名ファミリー(勝手に自分が名づけている)椎名自身が良く使う「やさしい良い時代」のフレーズの頃に採算度外視で雑誌を立ち上げた時の話。

    ある意味、昭和を感じさせる。

    0
    2009年10月04日
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇

    Posted by ブクログ

    サイトで連載していた時から愛読していたのですが、椎名目黒コンビが椎名誠の全著作を語るとか最高に決まってんだろうという前提で読ませて頂ければ最高としか言いようがない最高の本です。
    そもそも200数十冊著作あるそうですが、自分が50冊しか読んでいない事に衝撃を受けました。まさか四分の一しか読んでいなかったとは。自分の不明を恥じるばかりであります。
    さて、本書はほとんど目黒さんが椎名さんを尋問する形式で進んでいきます。椎名さんは著作を読み返すことは無いそうなので、ほぼほぼ覚えていません。その為全部読んで臨む目黒さんの尋問にはほとんど答えられないのです。逆にそれがいいんです。
    殆ど目黒さんが滔々と喋っ

    0
    2020年07月27日
  • 本人に訊く <壱> よろしく懐旧篇

    Posted by ブクログ

    デビューから現在まで、作家シーナの創作の秘密、裏事情に書評家メグロがスルドク切り込む、爆笑対談集ここに誕生。

    0
    2019年10月01日

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